「何度も無自覚で直哉君を、追い詰めたのは、本当のことですし、特に私が許せないのは、浅草での一件ですよ。大神さんが無計画で、放った必殺技が、敵が直哉君の盾にならなければ、直哉君に直撃でしたよ」
「馬鹿な俺は、さくら君を襲う敵に放ったんだ、仲間に向けて撃ってない」
「大神さんあの時敵が私に、近づいたのは、大神さんのせいで召還された直哉君を双武改に乗せる為だったんですよ」
「そんな馬鹿な!!」
信じられませんよね。私も、すみれさん達も、直哉君も唖然としましたし」
「直哉君はどっちが敵なのかが判らないて悩んでましたよ」
「そうですよね、味方だと思ってた人に、殺されかけて、敵と思われた人物に助けられその人物が、自分の目の前で、爆死するのを見た、直哉君の心にどれだけショックを与えたか、大神さんには、わかりませんよね」
「それは・・・」
「何かこちらの大神さん好きになれないかも」
「まあ、仕方ないですね。こちらの大神さんも初めて知ったみたいですし」
「ああ、私融合世界の時代で良かった」
「静かに」
プリキュア達とワイズマンがそれぞれ言う。
「大神さんにとっての敵とは、自分の意見に従わない者全てじゃないんですか?それが黒乃巣会だろうが、私たち、帝国華撃団であろうが」
「それは、断じて違う違うんださくらくん・・」
「違うなら何で直哉君に死ねと言えるんですか?」
「それは直哉君が、俺に伝える事を伝えなかった事と、さくら君に依存しているのをやめさせたかったからだ」
「はあ、たががその程度のことで、直哉君に死ねと言ったんですか」
「だが俺は、君の負担を減らしてあげようと・・・」バシーン
「へ・・・?」
「さくら姉ちゃん何もそこまでしなくても」
裏ナオヤがさくらに声をかける。
「いいですか、大神さん私が常に直哉君に一緒にいるのは、裏直哉君の実体化をさせない為に私の力で封印していたんですよ」
裏直哉君が、後数回表に出てきたら、大変な事になるんですよ世界中で、大神さんはその貴重な1回をこんなくだらない事で使ってくれましたよ」
「いいそんなに重要な存在だったのか直哉君は?」
「今更気がついてももう遅いんですよ、大神さん」
そう言ってさくらがナオヤを連れて地上に上がろうとした時、黒乃巣会の奇襲のせいで、大神、直哉、さくらの三人は、地下に閉じ込められた。
「お父さんの過去の世界でもいた裏人格を持つ如月直哉君の人格が消滅し裏人格が完全復活してしまいますね」
「成程ここでは・・・」
「成程・・・この力は」
「どうやら来たみたいですよ。宿主の命を狙う者が」
「何なのですかあれは?」
「まさか彼が、自分の意思で米田健二とは別の行動を取るとは・・・」
「初めまして僕は君の世界融合世界の為に犠牲になった元人間だよ」
そう言って漆黒の闇が話し出す。
「お前は、米田健二の一部になった者佐谷直哉なのか?」
「へえ、君は僕の存在していた事を知っているんだね」
「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」
!!
「何だと!!」
「何ですって」
直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。
「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」
「何故体が欲しいのですか?」
「それは恐らく、米田健二を佐谷直哉が乗っ取る為ですよ。アスミさんとバテデモーダ」
「成程宿主さんのプリキュアの力が目的ですか」
「そうさ、僕は君の体に宿る未知の力が目的さ。記憶の持たない米田健二の中にいても退屈だからね。こうして出て来たのさ」
「成程なら、真宮寺直哉も米田健二の中で、治療中か?」
「「「直哉君大丈夫?」」」
紫藤直哉が佐谷直哉に問いかけた時、グレースとフォンテーヌとスパークルがやって来た。
「うええ、何あれ気持ち悪いんだけど」
「皆さんあれは、米田健二によって殺された人間佐谷直哉の魂です」
「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」
「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」
グレースが融合世界の直哉に聞く。
「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」
「それで貴方の目的は何?」
「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」
!!
佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。
「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」
「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」
そう言って魂状態の佐谷直哉は転移をした。
「こういう風に複数の魂が共存する事はないんだね?」
「それはありません。その行為自体が禁忌とされているので」