新たな融合世界2   作:真宮寺さくら

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災厄の目覚め中編

「初めまして僕は君の世界融合世界の為に犠牲になった元人間だよ」

 

そう言って漆黒の闇が話し出す。

 

「お前は、米田健二の一部になった者佐谷直哉なのか?」

 

「へえ、君は僕の存在していた事を知っているんだね」

 

「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」

 

!!

 

「何だと!!」

 

「何ですって」

 

直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。

 

「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」

 

「何故体が欲しいのですか?」

 

「それは恐らく、米田健二を佐谷直哉が乗っ取る為ですよ。アスミさんとバテデモーダ」

 

「成程宿主さんのプリキュアの力が目的ですか」

 

「そうさ、僕は君の体に宿る未知の力が目的さ。記憶の持たない米田健二の中にいても退屈だからね。こうして出て来たのさ」

 

「成程なら、真宮寺直哉も米田健二の中で、治療中か?」

 

「「「直哉君大丈夫?」」」

 

紫藤直哉が佐谷直哉に問いかけた時、グレースとフォンテーヌとスパークルがやって来た。

 

「うええ、何あれ気持ち悪いんだけど」

 

「皆さんあれは、米田健二によって殺された人間佐谷直哉の魂です」

 

「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」

 

グレースが融合世界の直哉に聞く。

 

「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」

 

「それで貴方の目的は何?」

 

「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」

 

!!

 

佐谷直哉の目的を知るとグレースとフォンテーヌとスパークルが警戒を強める。

 

「ああ、慌てないでよ。僕も漸く自由になる順番が来たのだから遊びたいからね」

 

「それじゃあね融合世界の紫藤直哉君」

 

そう言って魂状態の佐谷直哉は転移をした。

 

「こういう風に複数の魂が共存する事はないんだね?」

 

「それはありません。その行為自体が禁忌とされているので」

 

「成程こちらは・・・・」

「そろそろ話してくれない?コクリコ、桜花それにそこにいる二人」

 

直哉がそう言うと、コクリコたちの背後から、健二たちが出てきた。

 

「え、嘘私がもう一人いるーー」

 

直哉と一緒にいたさくらは、もう一人の自分を見た時驚いていた。

 

「さくらお姉ちゃんこの人たちにあったことは秘密にしたほうが、いいみたいだよ」

 

「ええ、わかったわ」

 

「話が早くて、助かるぜ、直哉ここは太正12年だよな」

 

「ええ、ですけど、ここは貴方達の世界ではないと思いますよ」

 

 

「どういう事だ?」

 

「ここは、サクラ大戦7人目の隊員と言う作品の世界ですから」

 

「「「「何だってーー」」」」

 

「多分この世界で、アンタ達のことを、認識できるのは君達が、探してるジェミニと、僕たちと、君達の追っている邪神巫女と言う奴だけだろう」

 

「直哉君は何故、邪神巫女の事を知っている?」

 

「ごめんなさい健二さん。それはこのリングの力なんです」

 

「そのリングの力?」

 

「ええ、この護法リングによって、自分がどういうことに、関わるかが、見えるんですよ」

 

「成る程な、要するに直哉君君は、俺に似た力があるんだな。それでそのリングが制御装置の変わりかなんかだろ?」

 

 

健二がそう言うと、さくらが不満そうな表情をしていた。

 

「でも、直哉君、本当に凄いよ。僕と桜花は名前しか言ってないのに」

 

コクリコはかなり驚いていた。

 

「そんなにいいものじゃないよ、確かに僕には、健二さんが言ったような力が、あります。この力のせいで、実の両親から、怖がられて、その上、捨てられたんだ」

 

「そんなの酷い」

 

「そうです余りに酷すぎます」

 

コクリコと.桜花が怒りを顕にするが、直哉は、話を続けた。

 

「でもいいんだ今は、さくらお姉ちゃんや、若菜お母さんや、みんながいてくれるからね」

 

「ちなみに僕と、さくら姉ちゃんは、もうすぐ健二さんと、さくらさんと同じ関係になるから」

 

「「えーーー」」

 

直哉の言葉に、コクリコと桜花が驚いていた。

 

「そんな話は終わって、ジェミニちゃんのところに、行きますか?」

 

「ああ、そうしたいが、すまない直哉君とさくら君、君達の安全の為、空中戦艦ヤマトへ来てもらう」

 

「こういう事態を極力避ける事に力を入れているんだね」

 

「そうですね」

 

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