新たな融合世界2   作:真宮寺さくら

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もう1人のエム前編

「どういう事かしら?」

 

「あくまでも私達はねだけど・・・」

 

「そうだけど、同じ遺伝子を持つから大丈夫と思うけどな」

 

「それは違うぞ桜花この子に俺達の因子は入ってないぞ」

 

そう言いながら直哉を抱っこした健二が来た。

 

「ええ――お父さんどういう事?」

 

「つまりな俺の遺伝子を入れる事で・・・2次災害が起きるならそれを防ぐにはどうしたらいい?」

 

「それはその遺伝子を使わないようにするかな」

 

「その通りだこの子には俺の遺伝子とは別の遺伝子が使われている」

 

「「「その遺伝子ってもしかして」」」

 

「私が直哉にすこやか市に留まらせたのはあの子に子供らしい生活を体験してほしいからなのに」

 

「そうか、ノヴァと言う子が来たことでトワさんの目的とは違う方向に直哉君が向くことにより中心世界の他の世界同様世界安定に向けての仕事をするからですか?」

 

「そんな、そんな事をしてるの?」

 

桜花は驚きを隠せないでいた。

 

「ですが私達の世界では調停者の親族に米田健二さんの魂の一部が引き継がれています」

 

「成程なそう言う理由なのか?彼が力を欲しがっていた理由は」

 

「こうして僕達の世界に憑依の実がまかれたんです」

 

「成程君達は憑依の実に対する対抗策を手に入れる為に来たのか?」

 

「はいここでなら僕の能力を追加できると言われたので」

 

「確かに君の強化は出来るがいいのかい?」

 

米田健二が直哉に聞く。

 

「憑依獣を浄化出来る人物達が君達の世界に召喚されているのに、そこまで君が追い込むんだい自分を?」

 

「確かに僕達が千明さん達を頼ればいい問題かもしれません」

 

「でも自分達の世界なので出来れば自分達の力でしたいんです」

 

「成程君は最初から他力本願ではなく出来る事はしたいのか?」

 

「そうですねどうしても駄目なら素直に協力を要請します」

 

「そうか・・・」

 

「どうやら米田健二にも伝わったから大丈夫と思いたいわよ」

 

「そうだと良いがな」

 

「少なくとも直哉が起きるのを待つしかないわよ」

 

「今はだと何か今後起きるのか?」

 

「それは確実になるとはわからないけどそんな気がするの」

 

「貴方は以前如月直哉の世界を転移した時僕達に殺してと言いましたよね」

 

!!

 

「貴方覚えているの?」

 

「ええ、あの時は死にゆく世界があったのであの子達をお願いとしか聞いてませんがエムと同じ気配なので・・・」

 

「エムさんもしかして・・・」

 

「はい、帝都のようにノイズやメガビョーゲンが巴里に出るのなら何も考えないで特殊遊撃部隊を動かせるんですけどね」

 

「成程な、帝国華撃団の場合は俺とかかえで君が特殊遊撃部隊の存在理由を知ってるが巴里華撃団や迫水には最低限必要な情報しか渡してないのか?」

 

「ええ、その他の理由もありますが特殊遊撃部隊の存在理由が原因で大神さんと巴里華撃団隊員達の関係を悪化させたくないと言う理由もありますが、米田さんの危惧している事を考えてみると特殊遊撃部隊の出撃事案が起きるかも知れませんね」

 

「どういう事だ直哉」

 

「この映像を見てください。米田さん」

 

そして直哉は映像を再生した。

 

 

「つまり私が、朧を倒せばいいのね」

 

「ふっ倒せればいいがな。俺が勝てば真宮寺さくらお前を俺の部下の夜叉にしてるぜ」

 

「行くわよ。破邪剣征・桜花放神」

 

さくらが先手で、破邪剣征・桜花放神を放つ。

 

ぎゃああ。右足が」

 

「どんどん行くわよ破邪剣征・桜花放神」

 

「ぎゃああ。今度は俺様の両腕を切断しやがったな」

 

「朧貴方弱いじゃない」

 

「よくその強さで上級降魔と名乗れるわね」

 

「ふっ俺様が、お前斬られただけと本気で思ってるのか?」

 

!!

 

「何ですって」

 

「よく見ろ俺様の切断された殻を」

 

朧がそう言うと、朧の切断された部分が妖気の塊となり、さくらの口から体内に入って行った。

 

「がっおえええ」

 

「朧私に何を入れたの?」

 

「さあな、少し考えればわかるんだろ?真宮寺さくらよ」

 

!!

 

「まさか今のが私を夜叉にする物なの?」

 

「さあな、どのみち真宮寺さくらよ。お前の負けだ」

 

「きゃああああ」

 

朧は、さくらに一撃を与え気絶させた後魔空空間を解除し、さくらに向けこう言った。

 

映像停止・・・

 

「何なんだよあの朧という奴は?」

 

「私が本格的に調停者の仕事を手伝いし始めたのはこの頃だったな」

 

「あの頃は私と薫の存在がどう影響を与えるかわからなかったか手伝いだったけど」

 

「この頃から飛鳥ちゃんを通して僕達の融合世界を見ていましたよね」

 

直哉がエムに聞く。

 

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