新たな融合世界2   作:真宮寺さくら

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間章35 零の成長を促す為に・・・
エムの改めての依頼前編


「貴方も過去からの干渉によく対応出来たわね」

 

「対応したと言うちょりはさせられたと言う方が正しいと思いますが・・・勿論」

「普通は幼馴染世界のバランスを考えたら一度なのはを時空管理局に渡す約束をしてれば、プレシア・テスタロッサの事件後に帰還させて幼馴染世界のバランスを保つ事が出来たんじゃないの?」

 

「う、それは・・・」

 

「人間だから感情的になるのは仕方ないけど貴方や真宮寺直哉がかき回した事でメルクが過労死して飛鳥と薫の住む世界が誕生した事を忘れないでね」

 

「いやいや世界のバランスを僕が考えるなんてありえないよ。そういう事はメルクの仕事じゃないか?」

 

「そうかしらね?これを見てもそう言えるかしら?」

 

そう言ってトワは映像を再生した。

 

 

「直哉さん。あんなに脅していいんですか?」

 

クローゼが直哉に聞く。

 

「クローゼさん。別に脅してませんよそれにあの2人が今回のような事をすると思ってましたから」

 

「そうなんです?」

 

「ええ」

 

そして直哉は話し出す。

 

「僕としては直哉さん達の認識を正したいんですよ」

 

「7人世界と幼馴染世界は介入されて助けてくれてありがとうだったかもしれませんけど、融合世界にとってはただの余計なお世話で、余計な事はしないで欲しいんですよ」

 

「成程」

 

「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」

 

「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」

 

「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」

 

「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」

 

「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」

 

「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」

 

「はあ、耳が痛いわ」

 

「こういう件では管理者に任せていますがね」

 

「それでも凄いですよ直哉さん」

 

「決めたわ零を貴方の融合世界に連れて行って欲しいわ」

 

「ええーー」

 

「それは・・・」

 

「ええ、今回の異世界からの敵は、かつて真宮寺直哉君の世界で戦った敵達とくらべても異常です。まるで未知の世界との遭遇のような感じです」

 

「「「未知の世界」」」

 

「ええ、僕達の世界は真宮寺直哉君がいる7人世界をアレンジした世界だと僕達の世界の管理者が教えてくれたのです」

 

「ですから7人世界との交流は出来たのですが、今回はその交流は駄目と言われたので帝国華撃団としては動く事はしません」

 

「あ、謎の怪物消滅しました」

 

「椿さん月組に花やしき遊園地の調査を依頼して下さい」

 

「了解です」

 

「あの時はメルクの依頼で彼女達に任せましたけど」

 

「ええ、それで良いわよ。ねえ直哉貴方融合世界に行きたくない?」

 

「ええ――融合世界にですか?」

 

「そうよ」

 

「でもあの世界は、以前あった時に・・・」

 

「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」

 

「その声はメルク」

 

「あの過去の世界と同様に遊び感覚で行くと言う事ですか?」

 

「違うわ零の成長を促す為に必要だと感じたからよ」

 

「僕の成長の為ですか?」

 

「そうよ零」

 

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