翼達は映像を見て驚いていた。
「ええ、融合世界にはいない鬼が7人世界の彼等に従っていて紫藤直哉さんと共闘してたみたいです」
「成程な、頻繁に来られたら物語が進まんな」
「だから融合世界紫藤直哉も私達の世界で、自分が動かずに響をリディアンに入れたのもちゃんと物語が壊れないようにする為だったのか」
「まあそれもありますが、表のすこやか市とかも実際に融合世界に来たりしてるので、余計に原作世界のイベントには注意をしてますね」
「「「成程」」」
「まあ、ワイズマンやその他の敵がその世界のバランスを壊すならこちらも迅速に動きますよ」
「さてと、融合世界誕生前の世界についてはこれで終わりますね」
「「「ああ」」」
「確かにあの時見た映像で出ていた怪物と鬼神にそっくりだしかし何故・・・この世界に」
翼もそう言う。
その頃二課の本部でも、翼と奏が憑依の実関連の事件に巻き込まれた事に驚いていた。
「おいおいなんてこったまさかアイドルの仕事の時に・・・」
「おう、響どうしたんだこうな所で」
「あ、奏さん」
「お前どうしてここに?」
「実はですね先程このビルに謎の怪物を作り出す物が見つかり最後の1個がこのフロアに逃げ込んだので」
「「成程」」
「そう言う事なので、翼さんと奏さんも早く避難して下さいね」
「わかった奏行くわよ」
「私も手伝っても良いだろ?」
「え、」
「何言うの奏あの時とは違うのよ」
「いいのね響ちゃん?」
「ええ、構いませんよ了子さん」
響がそう言うと、了子が車を出す。
「ちょっ立花良いのか?あの子達はお前の仲間なのだろう?」
翼の乗る車も響と了子の車と同様に動き出す。
「旦那ここは私が残る。旦那は輸送任務の方を頼む」
「しかし奏」
「私には響や紫藤直哉の言う世界の流れを守ると言う意味がよくわからない事もあったが、今回流れを変えようとする者が言ったあの女と言う言葉を聞いて私達の行動の結果次第で、私達も彼女達の敵になるかもしれないと言うのがわかったよ」
「・・・そうだな」
「だけど、私達の行動が決められた事だけを、紫藤直哉は求めているわけでなく。響のギアにしろ異世界の件にしろ本当なら教える必要が無い筈だ」
「確かにな」
「だが私達3人には、教えてくれた。だから私は語られる事の出来ない戦いだから見ておきたいんだ」
「そうか・・・」
「わかってるさだけどさ目の前で武装集団フィーネ達以外の事件が起きているなら黙って見れるか?」
「それは・・・」
「私達自身が自分の意思で参加したわけじゃない。たまたま謎の怪物の襲撃場所がここで私達は巻き込まれたと言う事でどうだ?」
「確かに巻き込まれたのは事実だからそう言う体裁は取れるが・・・立花お前達はそれでも良いのか?」
「・・・仕方がないですね、本来はまだ知られたくないのですが、ここで奏さんを外した時のリスクを考えると・・・」
「まあ仕方ないか偶然の出会いとして見るか」
「でも司令どうします?2人が響ちゃんと行動すると言う事は・・・」
「しかし響ちゃんこれほどの情報をよく出しましたね」
「恐らくこれは予定通りなのだろう」
「予定通りですか?」
「ああ、憑依の実と言うのは強い欲望を求める性質があるかららしいからな」
「成程」
「しかし人の欲望を糧に育つ実があるなんて」
「まあな、開示された情報には憑依の実は呪術的要素が含まれているみたいだからな」
「呪術かあ、個人的にはあまり信じたくないですね」
「だからこういうことも出来るよ、千明お姉ちゃん超鬼神になる呪文を唱えて」
「超鬼神力、ヴァジュラマサラ、サムスカーラ」
「五大招来」
「ラジャス超鬼神ZENKIここに現臨」
「ね、出来たでしょ」
直哉は、笑顔で言う」
「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」
「馬鹿な金剛斧まで、呼び出せるとは」
「覚悟しろよ、憑依獣」
そして戦いは始まった。
「馬鹿なこの我が負けるだとーーありえん」
「そうか私的にはかっこいいと思うが・・・鬼を使役して戦うなんてな」
「そこは個人の感じ方次第ですから」
「でも司令この情報は奏者達にも秘密ですか?」
「そうだ」
「この件を知られますが?」
「うーむ困った」