夜叉がいなくなった直後、融合世界全ての世界で大地震が起こりその地震により、偽りの魔神器による封印の影響を受けた大神一郎を乗せた船と16番目のプリキュアの世界が、もう一つのすこやか市に隣接する形で出現したのだった。
その後大神一郎は、真宮寺さくらによって封印を解除され、さくらの希望により何事もなく。特殊遊撃部隊により大神と船は中心世界に戻り、中心世界の巴里に向かう航海を続けるのだった
そしてこの地震は、融合世界の内部の世界にも新たな変化をもたらす事になる事を、トワ達もそして特殊遊撃部隊も知る事は現時点では無かった。
「こういう事態が起きて融合したの?」
「いえそうではなく、最初からそう言う作りにしているみたいですね」
「そうなんだ」
「確かに・・・」
「うーんどう見ても普通の街ですよね?」
「そうだね海ちゃん」
「あ、あれを見て下さい海さん」
「あ、あの現象は私達をセフィーロに召喚した現象だわ」
「何だって――」
「つまりここは光さん達の過去にあたる東京なんですね」
「今起こった事がセフィーロに行って帰るまでそのままだったの?」
「そうです。私達が魔法騎士の使命を終えるまでずっと時が止まっていたのは間違いありません」
「じゃあ直哉君今回はやはりゲネシスが原因かな?」
「うーんまだ断定は出来ませんね仮に、ゲネシスが原因だとしても魔法騎士の世界にゲネシスが・・・」
「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」
直哉がアニエスに確認する。
「それで間違いありません」
「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」
「はい」
「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」
「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」
「対処ってヴァンさんを・・・」
「ええ、実際それも考えていました」
「そんな・・・」
「前の地区でもそれぞれの世界の境界線はしっかりしていたので複数のプリキュア達の交流と言うのはないかも知れないですね」
「それとこちらの中心となる世界はやはり複数のプリキュア世界のようですね」
「ただ・・・違いがあるとすれば」
「どうして結社の一員のお前がこの世界にいるんだ?シャーリィー・オルランド」
「はあ、また結社なの?あんたも馬鹿なの?」
「俺は事実を言っているだけだ」
「それはそうだなリィン・シュバルツァーよ」
「誰だ?お前は」
リィンは突然現れた。車椅子の少年に警戒をする。
「お兄ちゃん。危ないよ出てきたら」
!!
「お兄ちゃんだと!!お前は誰だ?」
「俺の名前は、ナオヤ・ブライトだ、異世界のゼムリア大陸のリィン・シュバルツァーくん」
「馬鹿なエステルさんに実の兄妹がいるなんて聞いたことがないぞ」
「それはそうだろう。リィン君達が知る歴史は、本来俺達のゼムリア大陸の歴史なのだから。だがリィン君達が中心世界と交流を持った歴史を知ったときどう感じたかい」
「それは・・・あり得ないと思った。俺達の知るあの村の惨劇がノイズのせいとは・・・」
「ああハーメル村か、だがそれも俺達のゼムリア大陸にとっては事実であることに代わりはない。当然お前達が知るシャーリィー・オルランドは結社の使徒になってるのだろうがはっきり言うが、それはシャーリー自身が決めた事だろう?そして俺達はお前たちからすれば過去のシャーリーだったとしても結社の使徒にならない可能性を考えずに決めつけるのか?」
「リィン・シュバルツァーお前は俺達のゼムリア大陸の全てを否定すると言うのか?」
「俺としてもなぜエステルの双子の兄として産まれたのかも知らないのに、リィン・シュバルツァー先程のエステルの実の兄妹が存在するわけがないと言ったよなそれはエステルに実の兄や弟や妹がいたらいけないのか?」
!!
「俺はそんなつもりで言ったつもりは・・・」
だが、リィンはナオヤ・ブライトの言葉を完全に否定出来ずにいた。
「だが、リィン・シュバルツァー、お前は自分が見たもしくは経験した未来が変わったらどうする?」
「そんなことあるわけないだろ」
「何故そう言える?」
「俺は自分の記憶がはっきりしているからな」
「そうか、なら・・・」
「お前達が本来消滅した幼馴染世界の異変を調査することがお前達が本来すべきことではないのか?
「僕達の世界のようにそれぞれの世界の行き来すら外から来る場合の制限をかけているようですね」
「融合世界内部で一般人で暮らしている場合はそれは無いようですが」