新たな融合世界2   作:真宮寺さくら

1808 / 1903
さくらの依頼を受ける許可を出すトワ中編

「仮に言うとここの融合世界の処置をした事の意味も無くなるしその上で一方通行かも知れないけど時間移動を出来る物があると知ればいろんな意味でただでさえ異界事変の影響が起きている状況で話すべきとは思わないわ」

 

「それもそうか」

 

「それを知るとある意味で・・・」

 

「いたた、まさか私の魔法が全然効かないなんて・・・」

 

「ふん、これに懲りたらさっさと自分の世界に帰る事ね」

 

「ひっすみませんでした」

 

「よし終わったわね。わがまま女の迷惑行為を止めるクエストが」

 

「え、まさか僕達の人探し行為がこの世界の迷惑行為だなんて知らなかった」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「貴方達の事は聞いているけど、貴方達が行動を許されてるのは融合世界の中だけでしょう?」

 

「「ええーー」」

 

「「ここ融合世界の中じゃないの?」」

 

「違うわよ」

 

「「ええーー本当にごめんなさい」」

 

「成程2人はここを融合世界の中だと思ってたんですね、ここは融合世界との友好世界と言う複数あるうちの1つの世界です」

 

「友好世界?」

 

「ええ、そうですよ。基本友好世界に指定できるのは、世界丸ごと融合世界と接触した場合ですね」

 

「それってつまり、僕達の世界で言えば時空管理局や7人世界との行き来が出来るような感じかな?」

 

「ええ、そうですね」

 

「ただ違うのは、貴女達の幼馴染世界と7人世界の場合はどちらかの世界のイベントとかが進まないと言う事がありませんでしたか?」

 

「それは・・・」

 

「こういう動きをする人が出てくるとここの融合世界にも迷惑かける事になるでしょう?」

 

「確かにね」

 

「ねえ貴方なら飛鳥を救えない?」

 

「どういう意味です飛鳥さんを助けるとは?」

 

「あの子は悪落ちする前から調停者の仕事を頑張っていたの」

 

「こちらのルールで調停者の立場になる人物は孤独じゃないといけなくて」

 

「成程そのルールが適応する前提でそういう状況に飛鳥さんは追いやられているんですね?」

 

「でも僕達が飛鳥さんを助けるとこちらの融合世界のルールを破る事になりますが、その辺は大丈夫なんでしょうか?」

 

「その辺りは異界事変の影響と言う風にするから出来ないかしら?」

 

「・・・それは無理ですね」

 

「どうして貴方も調停者の立場の筈よね?」

 

「確かに僕は調停者の立場の経験しているですがそれはあくまで前調停者なんですよ今は」

 

「ええ――じゃあ貴方も死んでるの?」

 

「死んでませんよさくらさん」

 

「あくまでも融合世界の問題以外の仕事をするようになっただけですよ」

 

「あの依頼を受けて良いんですか?後で絶対面倒な事になりますよ?」

 

直哉がトワにそう言う。

 

「確かにそうかも知れないけどよく考えてみて・・・」

 

「悪落ちした飛鳥達が自分達を殺した後あの子達が私達の世界の調停者の立場になるのよ」

 

「ええーーそんなのありですか?」

 

「ありなのよ紫藤飛鳥だからねどちらもね」

 

「成程つまり融合世界はどちらの飛鳥でも紫藤飛鳥なら受け入れてしまうのですね」

 

「そういう事よ。ただ」

「それでトワ紫藤なのはさんの件どうしますか?」

 

「そうねまさかこんな事を考えてるとは思わなかったわ」

 

「ええ、僕もですよ」

 

「仕方ない。直哉融合世界ツアーをやる前に庭園に紫藤直哉と紫藤なのはを連れて行きなさい」

 

「「ええーー」」

 

トワの言葉に驚く響と直哉だった。

 

「本気ですか?あそこは封印したんじゃないですか」

 

「いえ、封印はしてないわ」

 

「では私達は」

 

「ああ、それは・・・プレシア・テスタロッサの動き次第ね」

 

「やっぱりそうですか」

 

「ええ、プレシア・テスタロッサの陣営に本来いない筈の人物がいた場合の為に待機していて欲しいのよ」

 

「「わかりました」」

 

「あ、それともう1つ貴女達に頼みたい事があるのよ」

 

「「何ですか?」」

 

「飛鳥と薫だけで、獅童光と魔神レイアースを復活させてきて」

 

「「ええーー」」

 

「どういう事よトワ?」

 

薫がトワに聞く。

 

「あの時はイシュメルガとデボネアの邪魔で獅童光と魔神レイアースを救出するどころか過去の7人世界の事件に巻き込まれる事になったじゃない」

 

「「確かに」」

 

もしかするとだけど、個人単位ならイシュメルガとデボネアは、動かない可能性にかけてみようと思うの」

 

「でもトワ、確か獅童光と魔神レイアースを復活させるには兄さんと正式な守護者でなければいけないんじゃなかったの?」

 

「ああ、それは・・・今回は緊急事態として、そこは省くわ」

 

「「ええーー」」

 

「それで良いのかな?そう言うの大事な設定の筈じゃ無いの?」

 

薫がトワに聞く。

 

「あれ以降庭園をバージョンアップさせていたのよ実は」

 

「「何の為に?」」

 

「それは特殊遊撃部隊のレベルアップの為によ」

 

「最近の融合世界の周辺の事件や来訪者関連の事件に対するね」

 

「ああ確かにそう言う事例が多いですね」

 

「その為にあの庭園を使うとは」

 

直哉と響がそう言う。

 

「あらでもあれは便利よ。貴女達も経験済みじゃない?」

 

トワがその時の事を話し出す。

 

「直哉の場合は事前にヒーリングアニマル達の要素を入れてたからね」

 

 

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