新たな融合世界2   作:真宮寺さくら

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トワの響に対する不安前編

「僕としては・・・この異界事変がレベルアップに繋げれば良いと考えていますが・・・」

 

「今の状況だったら厳しいでしょうね」

 

「まだ直哉がいる状態だったら・・・」

 

「皆大丈夫」

 

「ええ」

 

「何とか生きてるよ」

 

「こちらも大丈夫です」

 

「まさか直哉っちが私達に言った言葉の意味がこういう事なの?」

 

 

「ええ、皆さん。正直言って賭けでしたけどあのまま爆発する前に逃げるのは無理でしたからね」

 

「「それは確かに」」

 

直哉の言葉にグレースとフォンテーヌが、納得する。

 

「それに今回の件が蘇った京極圭吾の仕業かも知れませんが、少し気になったのでこういう手段で行こうと思いました」

 

「京極の言葉を聞いて」

 

 

「確かにそうかもしれない。人間の共通している敵がいなければ、地球を人間の手によって星を破壊するかもしれない世界を私達は知ってる」

 

 

「ならば、君達もわかるだろう?」

 

「ですが、京極圭吾貴方の目的は、私達特殊遊撃部隊が必ず止めて見せます」

 

「そうか、それは残念だ。君達には死んでもらおう」

 

 

そう言って、京極圭吾が消えると同時に旧黒鬼会本拠地は爆発したのだった。

 

 

「「「「きゃあああ」」」」

 

その爆発によりキュアグレース達はどこかに吹き飛ばされたのだった。

 

 

「「「「成程」」」」

 

「京極の背後にいる者が、私達や特殊遊撃部隊の皆に何らかの因縁がある相手だとすれば、ここで僕達が死ねば何らかの形で動き出すかも知れませんし」

 

「でもいつまでここにいるの?」

 

「もう少し待ってください。夜になるまで」

 

「「「ええーー」」」

 

直哉の言葉にグレースとフォンテーヌとスパークルが声をあげた。

 

「成程こちらの世界なら、夜に動き出す方がいいですね」

 

「そうだニャン。おいら達は死んでる設定だしニャン」

 

「そうペン。夜の方が怪しまれなくて済むペン」

 

「あの時みたいな無茶をしたとしてもレベルアップに貢献すると思うけどね」

 

「やはり厳しいですかね」

 

「うん厳しいと思うわよ直哉のサポート無しででしょう?」

 

「はいと言っても響さんが着いている筈なので・・・」

 

「響ね・・・今不安が高まったわ」

 

トワがそう言う。

 

「確かにトワの言う不安もわかりますがね」

 

「でも響さんだって・・・・」

 

「ええ、ですが意味もなくしているわけではありませんよ」

 

「こちらの地球人を自分達の駒として使おうとしている異星人がいるんですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ふむそう言う理由ならシュウさんを信じて見てもいいでしょうね」

 

「直哉君いいの?

 

「良いですよ。シュウさん確認したい事もあるので」

 

「なんでしょうか?」

 

「僕達は融合世界ではない世界でヴォルクルスと戦ったので」

 

「何ですって!!」

 

シュウが直哉の言葉に驚いていた。

 

「その時に聞きました」

 

「そうか異世界の人間として私は悪に見えるか?」

 

「それは見えませんよ。ただDCを手に入れたいと考えている人間がDC内部にいますが」

 

「でもビアン博士はそれすらもわかった上で好きにさせているように感じますが」

 

「フッ君にもそう見えるか?」

 

「はい、実際にお年寄りの博士に絡まれる可能性があったので」

 

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「光武があれば」

 

「二人とも、諦めなければこんな状況は平気へっちゃらさ」 

 

「響さんだって今まで行った所での経験で成長をしてますので信用してあげて下さいよ」

 

直哉がそう言う。

 

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