新たな融合世界2   作:真宮寺さくら

1830 / 1904
トワの響に対する不安後編

「でもいつまでここにいるの?」

 

「もう少し待ってください。夜になるまで」

 

「「「ええーー」」」

 

直哉の言葉にグレースとフォンテーヌとスパークルが声をあげた。

 

「成程こちらの世界なら、夜に動き出す方がいいですね」

 

「そうだニャン。おいら達は死んでる設定だしニャン」

 

「そうペン。夜の方が怪しまれなくて済むペン」

 

「あの時みたいな無茶をしたとしてもレベルアップに貢献すると思うけどね」

 

「やはり厳しいですかね」

 

「うん厳しいと思うわよ直哉のサポート無しででしょう?」

 

「はいと言っても響さんが着いている筈なので・・・」

 

「響ね・・・今不安が高まったわ」

 

トワがそう言う。

 

「確かにトワの言う不安もわかりますがね」

 

「でも響さんだって・・・・」

 

「ええ、ですが意味もなくしているわけではありませんよ」

 

「こちらの地球人を自分達の駒として使おうとしている異星人がいるんですよ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「ふむそう言う理由ならシュウさんを信じて見てもいいでしょうね」

 

「直哉君いいの?

 

「良いですよ。シュウさん確認したい事もあるので」

 

「なんでしょうか?」

 

「僕達は融合世界ではない世界でヴォルクルスと戦ったので」

 

「何ですって!!」

 

シュウが直哉の言葉に驚いていた。

 

「その時に聞きました」

 

「そうか異世界の人間として私は悪に見えるか?」

 

「それは見えませんよ。ただDCを手に入れたいと考えている人間がDC内部にいますが」

 

「でもビアン博士はそれすらもわかった上で好きにさせているように感じますが」

 

「フッ君にもそう見えるか?」

 

「はい、実際にお年寄りの博士に絡まれる可能性があったので」

 

「ああ、アードラ博士か」

 

「確かに彼等の研究はそう遠くない未来にDCの理念を忘れ暴走するだろうな」

 

「そんな彼等の野望ごとDCを止める者が現れる事をワシは期待している」

 

「成程ビアン博士は自分が悪になる事で異星人に負けない地球人の軍隊を作り出そうとしているんですね、そして地球の内乱として見せれば異星人側が早急に地球に手を出さないだろうと考えての事なんですね」

 

「君みたいに察しが良い人間だけならどれだけ楽か・・・」

 

「いやいやそんな人ばかりだと個性が無くて面白くないですよ」

 

「シュウさんもそう思いませんか?」

 

「そうですね私としたらマサキのような相手はしたくないですね」

 

「光武があれば」

 

「二人とも、諦めなければこんな状況は平気へっちゃらさ」 

 

「響さんだって今まで行った所での経験で成長をしてますので信用してあげて下さいよ」

 

直哉がそう言う。

 

「直哉の言う事もわかるけど・・・」

 

「ちょっ奏やめてよ。私はまだ認めてないんだから」

 

「ああ、成程こちらの風鳴翼さんには、私の説明がされてないんですね」

 

「ああ、すまない響君翼は、君達が私達の世界を救ってくれた後に目覚めて、まだ紫藤直哉君や、響君について話せていないんだ」

 

「わかりました。風鳴翼さん私は、この世界の人間ではありません。簡単に言えば、並行世界の人間です」

 

 

!!

 

「私の世界では、2年前にコンサート事件により天羽奏さんのギアの欠片が心臓に刺さり、私はガングニールを纏う事になりました。ですが、私は生存者狩りにあい、そこで、弦十郎さんも言っていた。紫藤直哉さんに会い、私は死ぬ事をやめる事になりました」

 

「本来なら生存者を助けるように動いてもいい筈の貴女達は全く動いてくれませんでしたが」

 

!!

 

「そんな叔父様が」

 

「私としては響のその部分も狙われると考えているの」

 

「成程・・・」

 

「響さんがそう言う事態になれば・・・」

 

「そんな可哀想」

 

「ありがとう心配してくれてのどかちゃん」

 

「零あんたも苦労しているのね」

 

その頃花寺直哉とレンは・・・

 

「ちょっと零って子まさか・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「これはまさかタイムスリップをしてきた人がいますの?」

 

「うん」

 

「そのせいであの人達も来た可能性があるって」

 

「念の為にエステルさん達を通じてキーアちゃんとマリアベルさんにはアルマータについて少し伝えてるので」

 

「成程そう言う改変が起きても私以外の策はあったんだね」

 

「ええ、一応アルマータ側が・・・」

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「この事を知っていたらシズナさんが動く時警戒されると思うので」

 

「成程ね・・・直哉彼等が動いたようだよ」

 

「貴方達何者ですか」

 

「キーアをどうする気だ?」

 

ロイドとティオが乱入して来た男達に聞く。

 

「我等の神に触れる事は許さん。そしてそこの女には死んで貰う」

 

「ベルは殺させないわ」

 

エリィがそう言う。

 

「四海零君と出会った場合同じ手段で操れる可能性があると言う事ですね」

 

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