新たな融合世界2   作:真宮寺さくら

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忘れていた設定

「よし終わったわね。わがまま女の迷惑行為を止めるクエストが」

 

「え、まさか僕達の人探し行為がこの世界の迷惑行為だなんて知らなかった」

 

もう1人の直哉がそう言う。

 

「貴方達の事は聞いているけど、貴方達が行動を許されてるのは融合世界の中だけでしょう?」

 

「「ええーー」」

 

「「ここ融合世界の中じゃないの?」」

 

「違うわよ」

 

「「ええーー本当にごめんなさい」」

 

「成程2人はここを融合世界の中だと思ってたんですね、ここは融合世界との友好世界と言う複数あるうちの1つの世界です」

 

「友好世界?」

 

「ええ、そうですよ。基本友好世界に指定できるのは、世界丸ごと融合世界と接触した場合ですね」

 

「それってつまり、僕達の世界で言えば時空管理局や7人世界との行き来が出来るような感じかな?」

 

「ええ、そうですね」

 

「ただ違うのは、貴女達の幼馴染世界と7人世界の場合はどちらかの世界のイベントとかが進まないと言う事がありませんでしたか?」

 

「それは・・・」

 

もう1人の直哉が思い出す。

 

 

上野公園・・・

 

「ねえ直哉君どうして、上野公園に来たの?」

 

「それはね、この手紙の差出人に会う為さ、さくらちゃん」

 

「そろそろ出てきて良いよ、ご希望の人を連れて来たから」

 

「さくらお姉ちゃん探したよ」

 

少年がいきなりさくらに抱きついた。

 

「きゃあ何この子!!直哉君見てないで助けて」

 

「落ち着いて、僕名前は、なんて言うの?」

 

「ごめんなさい僕の名前は、真宮寺直哉18才です。巴里から日本に戻る途中に、僕の持つこのリングが光りだして気がついたらここに来てたんです」

 

「なるほどね、君は並行世界から来たと認識して良いのかな?」

 

「はいその認識で良いと思います。それで貴方の名前はなんでしょう」

 

「僕は紫藤直哉、この世界で、帝国華撃団の総司令をしてるよ」

 

「ええーー米田さんいないんですか?」

 

「いるのはいるけど、帝劇にいないんだ」

 

「そうなんですか?」

 

「ところで直哉君、君帝劇に来ないか?君のお姉さんも探してあげるよ」

 

「え、でも・・・」

 

「直哉君だっけ一緒に行こうよ、君のお姉さんが見つかるまで、私が一緒にいてあげるから」

 

「わかりました・・・」

 

「確かに真宮寺直哉君が来てから黒之巣会との戦いの合間に別の異世界の敵とも戦う事が多かったな」

 

「その顔は思い当たる節があるようですね」

 

「そして融合世界を改めて作った神達は幼馴染世界と7人世界のような事が無いよう融合世界周辺に転移した世界を調査し、それで合格したら友好世界に認定され、それ以降はどんなに接触しても互いのイベントが不具合を出す事はありませんから」

 

「え、どういう事だい?」

 

「僕達が用事でこちらに来る場合融合世界の時間は止まるので」

 

!!

 

「何だって――」

 

もう1人の直哉が驚いていた。

 

「ああいう事があって友好世界と言うのが消えていました」

 

「まあ確かに、忘れても仕方がないわだってゼムリア大陸だけとするなら・・・」

 

「いえ、そう言う訳には行きませんよ。エステルさん」

 

「もし異形の怪物が人間だった場合彼は特殊遊撃部隊が保護しなければなりませんし」

 

「ああ、確かにそう言う規定が出来たのよね和実ゆい達のような現在のゼムリア大陸にこういう形では存在しない筈の人間だからと言う事ね」

 

「ええ、和実ゆいさん達のおかげで未来人の保護と対応策に関しての強化が出来たので」

 

「あの異形の怪物に変身をしている人をどうやって保護するの?」

 

「そこは響さんの十八番でしょう」

 

「確かにね」

 

「ええ――」

 

「ですが異形の怪物に変身をしている人の仲間か知っている人がこの時代にいれば、異形の怪物に変身している人の事を知れるんですけど・・・」

 

「そうだよねならここで捜索する?」

 

のどかが直哉に聞く。

 

「それは駄目よのどか、あくまでも異形の怪物の事はこの時代の人間には秘密なのよ・・・まあ、そこにいるダメ親父と同じ気配を持つ2人には言っても良いわよ」

 

「「「「ええ――」」」」

 

エステルの言葉によって姿を見せたアニエスとシズナを見て響とのどか達が驚いていた。

 

暫くして・・・

 

「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」

 

直哉がアニエスに確認する。

 

「それで間違いありません」

 

「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」

 

「はい」

 

「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」

 

「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」

 

「対処ってヴァンさんを・・・」

 

「ええ、実際それも考えていました」

 

「そんな・・・」

 

「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」

 

「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」

 

「ゲネシスや零の巫女などの影響でIF世界が複数出来てるしゼムリア大陸に関しては干渉しても無理だしね」

 

「さてそろそろ僕は戻りますね」

 

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