「あの時のように不測の事態が起きるかも知れないので注意して入って見ましょう」
「「これは確かに今の状況に似ていますね」」
「そうですね僕達は注意しながら調査をする為に謎の塔に入りその世界がどんな世界か調査をする事が出来ましたからね」
「ですが今回は2人の考えを尊重します」
「「本当ですか?」」
「良いの直哉君?」
響が直哉に聞く。
「ええ、僕自身も今の状況に疑問を持っているんですよ」
「疑問を?」
「はいそれはこの前にある消えない扉ですよ」
「あ、そう言えば消えてないね」
「異界事変のでもこういうタイプはすぐ消えてたのに」
のどかがそう言う。
「ああ、そういう事ね」
「でもここに留まって何をするの?」
「それは海さんと風さんに考えがあるので聞いてみましょう」
「え、私そこまで考えてないわよ。どうしょう」
「直哉さん実はここの世界の入り口は偽物だと考えていてここに留まる事を言ったんです」
「成程見えている扉は偽の扉と判断した理由は?」
「それは・・・」
「ただの勘ですが、何か嫌な感じがするんです」
「ふむ危機回避能力ですか」
「風貴女凄いじゃない。そこまで考えれるなんて」
「いえ、私達は光さんに重要な場面では魔替せきりでしたから」
「確かにそうだったわね」
「でもそのやり方も間違って無いと思うよ」
「そうでしょうか?」
「うん私もね・・・」
「僕の言葉はあの子には届かないのか?」
「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」
「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」
「それってまずいんじゃ」
「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」
「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」
「おお、のどかっち言い切った」
「どうして断るんだい?このまま放置してたら君の体に害を及ぼすかもしれないんだよ」
!!
「そんなこと絶対ありません。もう付いて来ないでください」
そう言ってのどかは紫藤直哉から逃げ出した。
「結果的に巻き込まれた海さんや風さんや悪落ちした飛鳥ちゃん達の融合世界から連れて来られた人達にはその辺りは見えないですからね」
「そうね仮に見れたとしても正直わからないと思うし、割とその後に影響を受けると思うのよね」
「まあ作品によっては異界事変に似た現象で最初からツなっている世界とかで慣れているとかでなければね」
「ただいまお祖母ちゃん。あ、お客さんが来てたんだごめんなさい」
「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」
「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」
「ええ、だから気にしなくて良いわよ」
暫くして・・・
直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。
「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」
「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」
「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」
「それはそうだけど・・・」
「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」
「ええ――」
ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。
「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」
響がソラに聞く。
「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」
「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」
「どうしてですか?」
「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」
「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」
「でもヒーローならその賭けにかけます」
「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」
!!
「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」
「でも・・・」
「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」
「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」
「そうですね。普通なら・・・」
「私の名前はソラと言います」
「あ、私の名前はましろだよよろしくね」
2人の少女は互いに自己紹介をしたが、内心ではそれどころではなかった」
「何なんですかこの世界は・・・」
「ありえないよ空から女の子と赤ちゃんが降って来るなんて・・・」
「この会話後に自分の家に連れて来る事はしないですよ」
「そうですねそう言う事になれているのはソラさん達だけですしね」