偽りの立場にする目的1
「僕としてもメルクの希望で来てくれた彼女達の世界を混乱させる原因にはなりたくないですよ」
「ああ、それは大丈夫よ」
「後から融合世界の管理者に連絡しておくから」
「・・・それなら良いですけど融合世界にどう行けばいいのでしょう?」
「それはこれを使うのよ」
そう言ってメルクは融合世界で使われている簡易ゲートを出した。
「そう言う訳で家の直哉と紫藤なのはを送ったからよろしくね」
「なっちょっと待ちなさいメルク」
「貴女これが目的で直哉達の戦いに対して手をだすなと言ったの」
「あの時の紫藤直哉さんの言った管理者は紫藤直哉さんと帝国華撃団に接触するなと言ってたので、少なくともメガビョーゲンとヤラネーダを知らないと明確にそう言う事は言えないと思うのですが」
「そうよ、トワちゃんが勝手に私達の世界に特殊遊撃部隊を送って来るからよ」
「それはこちらでも確認しないといけない事があって」
「何があったの?」
そしてトワが話す。
「「ああ、思い出したわ」」
「それでメルクさん今回19歳のなのはさんと紫藤直哉さんを融合世界の中心世界に送った理由は、以前こちら側の要請した事に対するお返しですか?」
直哉がメルクに聞く。
「そうよ私の命もわずかだし幼馴染世界の直哉を通して私達の上司が作りたかった世界を見たいのよ」
「成程・・・トワどうします?」
「そうね直哉はのどか達だけを連れて、メルクが送り出した2人と中心世界で合流して」
「君達少しいいかな?」
「「「「はい」」」」
「それは知ってますが今回は僕達があちらの立場ですよね?」
「そうねだけどそれはあくまでも立場だけね」
「今回の異界事変によって巻き込まれた側なのは変わらないし、プレイヤーになったさくらの要請も無視するわけにもいかないし、その辺は言わなくてもわかるわよね?」
「ええ、そうしなければ悪落ちした飛鳥達の世界が消去される条件を満たす事になりますからね、例えその条件がイベントの途中でなったとしても適応されるからですよね?」
「そうよ世界の消去の条件は同時に管理者と調停者の立場の人間がいなくなる事で適応されるの」
「つまり・・・」
「まさか今のが私を夜叉にする物なの?」
「さあな、どのみち真宮寺さくらよ。お前の負けだ」
「きゃああああ」
朧は、さくらに一撃を与え気絶させた後魔空空間を解除し、さくらに向けこう言った。
「誰がお前を夜叉にするかよ。あいつがいなくなってせいせいしてるんだからよ。まあこれで京極が最後の偽りの魔神器を守れなくても、大神一郎を復活させる可能性は無くなったからな。まあ仮に出たとしても、俺の妖気を飲んだ真宮寺さくらに襲わせたらいいか」
「あのお方とワイズマンのおかげでこちらに来れたからな」
「少し遊んでもいいな」
朧はそう言いその場を離れると、魔空空間も消滅したのだった。
「飛鳥ちゃんはあの時の朧と同じ事をして夜叉を復活させようとしてるの?」
「飛鳥どういう事本来の私の姿って?」
「あれお母さん知らないの?お母さんって人間じゃないんだよお母さんは降魔人間なんだよ」
「え、何を言ってるの?私が降魔人間だなんて・・・」
「さくらさんがこのタイミングで管理者からプレイヤーになった事で管理者が不在になったので僕が調停者の立場の人間になる事で異界事変を起こした中心世界は崩壊を防ぐ事が出来るんですね」
「そういう事よただ・・・これにも調停者の経験している人物でしか適応されないのよ」
「つまりここに僕がいなければ詰んでいたんですか?」
「簡単に言えばそう言う事よ」