「おいおい穣ちゃんそれはどういうこった?」
ケンが千明に理由を聞く。
「つまりこういうことだ、ケン、があの鬼の状態になったときから二人とのシンクロが強くなり、その反動で、鬼が受けたダメージが、二人を襲っているのだろう」
「はい、その通りです。二人がそれから逃れるためには、超鬼神状態を解除しなければなりません」
「でも今解除すると、復活したカルマを倒せなくなります」
「それじゃ意味がないじゃんか?」
「いやケン意味ならあるぞ、ようは、カルマの攻撃から、俺たち全員で、鬼を守りつつ、エリカたち、サクラチームが二人を回復させるんだ」
「じゃあまだ前回の方が全然いいじゃないですか?」
「そうねそう言うルールもなかったしね悪落ちした飛鳥達の世界はもしかすると異界事変を侵略の装具として使っているのかもね?」
「え、それっていいんです?」
「別に良いわよ正義の慈善事業でもないんだしあくまで融合世界はある種の実験場なのだから」
「たまたま私達の世界だけが・・・」
「成程、僕達が行っていた異形の怪物の正体はヴァン・アークライドと言う人なんですね」
直哉がアニエスに確認する。
「それで間違いありません」
「そうですか。アニエスさんとヴァンさんシズナさんの3人だけが1208年のカルバート共和国から1204年のカルバート共和国にタイムスリップしてたんですね」
「はい」
「その通りさ私とヴァンとアニエスそれ以外のメンバーとチームを組んでいてその試合中に3人がこの時代に来ていてヴァンは暴走状態とはね」
「成程そちらの経緯はわかりました。アニエスさんそれにシズナさん僕達は異形の怪物の対処する為にクレイユ村に来たのですが・・・」
「対処ってヴァンさんを・・・」
「ええ、実際それも考えていました」
「そんな・・・」
「でもここでアニエスさんとシズナさんに会った事で、僕はヴァン・アークライドと言う人を殺さずにすみました。ありがとうございます」
「あ、こちらこそありがとうございますヴァンさんを助けてくれて」
直哉とアニエスはお互いにそう言った。
「こういう事態が多いからね」
「成程」
「僕達の世界では侵略と言う手段を取らなくても・・・」
「いや本当にありがとう君のおかげでワシの娘や息子を失わずにいられたんだから」
「よしてくださいあの幻獣をあそこまで弱らせたのは俺ではないのですから」
「そうか、あの植物は幻獣と呼ばれるのか?」
「ええ、俺達の世界の希な魔獣と思ってください」
「そう言えばゼムリア大陸とはなんだ?」
そこでリィンはエステルを見る。それに従い米田もエステルを見る。
「ちょっとそこは君が聞かれたんだから答えなさいよ」
「あー米田さん。ゼムリア大陸は融合世界の一部のような世界ではなく本当の意味での異世界という認識でいいと思いますよ。リィンさんすいませんこの場では未来のとは着けません」
「気にしないでください」
「成る程、ならシンフォギア世界と同じでいいのか?」
「ええ、大まかにはそれでいいです」
「それで、灰色の騎士君。君がこちらの世界に来た理由を教えてほしい」
「それは・・・」
「俺はイシュメルガの魂を追ってこちらの世界に来たのです」
「「「「イシュメルガ」」」」
翼と米田とエステルとあやめが言葉を揃える。
「今のイシュメルガは悪霊みたいなものです」
「ちょっと待って悪霊みたいなの私達も見たわ」
「え、本当ですか?エステルさん」
そしてエステルはその時の事を話し出す。
「お前達はこんな奇妙な墓の中で暮らしておかしいだろう?」
「東雲初穂さん。その気持ちは貴女個人の意見ですか?それとも帝国華撃団の総意ですか?」
「何だよそれは?」
「この部屋に入っての全ての発言は自動的に記録されるので発言には十分気をつけて下さいね」
「きたねえぞお前」
「汚いもありませんよ。そうやって私達異世界に信頼出来る人がいるのか調べているんですから」
「誠兄さん初穂を止めてください。このままでは話が進みませんよ」
「ああ、そうだな」
暫くして・・・
「成る程帝国華撃団として活躍停止になったから降魔やメガビョウゲーンを倒せる私達の仲間に貴女達を組み込んで欲しいとはずいぶん勝手ですね」
「そちらの司令官は本当にそう指示をしたんですね?
「ええそうです」
「・・・わかりましたそちらの提案を受けましょう」
「本当ですかありがとうございます」
「やったなみんなこれで帝都を守れるぜ」
「ああそれは出来ませんよ。私達後一時間後にこの世界を離れますので」
!!
「何だよそれは」
「私達もずっとこちらの世界にいられないんですよ。ここにいる子供達の為に定期的にそれぞれの世界に行くことで衣食の元を購入したり子供達の家族にも合わせたりしないのはまずいですからね」
「こんな感じで僕達が跳ばされるパターンでしたし侵略する必要がなかったですもんね」