「それとオイシーナタウンに存在する憑依の実だけ何故か時間だけが止められてるのよ」
「ええーー」
「何でそんな事に?」
「ああ、それは・・・」
「つまり以前直哉君とアニエスさん達の調査が原因で本来のアニエスさん達の世界にパンサークローが現れたと言う事です?」
のどかがトワに聞く。
「その可能性はあるわね少なくとも並行世界の融合世界では互いの世界の存在も知らない世界同士だったけどね」
「仮にそうではなくてもパンサークローの技術があれば・・・」
「こちらは真宮寺直哉君の記録と千明さんの未来の記録です」
「ちょっと待って何で貴女達が私の未来を知ってるの?」
「あ、そう言えばそうだった」
暫くして千明達は元凶のいる部屋に入るとそこにいたのは・・・
「ええ――何で直哉君がこの世界に?」
「嘘だろ直哉お前が元凶なのかよ」
「やはり元凶は予測通りでしたか」
「現実に行動してるし」
「恐らくゲネシスの意思が干渉していると思うわ」
「そこまで干渉できるんですか?」
「そうみたいねある種のキーアちゃんと似た能力だからキーアちゃんに聞けたら直哉達を救えるかも知れないわ」
トワがそう言う。
「ならゼムリア大陸に行けば・・・」
「そう上手く行きそうにないみたいよ」
「「「でもなんか可哀想だよ」」」
「しかしこれは本来の流れなんですよね?」
「ええ、そうですね」
「トワの懸念も理解できるな。直哉トワの懸念に関してはどう考えている?」
「そうですねとりあえずエレポニア帝国側のイベントの変化があるかを見てみないと何とも言えませんが・・・少なくともイシュメルガやデボネアが突然現れた魔王に対して即動くとは思えませんね」
「その理由は何だ?」
「それは・・・アニエスさんの持っているゲネシスと言う物がイシュメルガやデボネアにとって異質なものとして見えているからと思います」
「ヴァン・アークライドさんとアニエスさん達とシズナさんはこちらのゼムリア大陸の暦で4年後なので、そしてイシュメルガとの対決は2年後の1206年ですからね」
「本来なら知らない物を知った場合慎重になると思うので」
「成程知らないからこそ余計な事をしないと思っているのか?」
「そうです」
「イシュメルガやデボネアは、ああ見えて状況が有利になるような感じなら静観すると思いますよ」
「もし本来の流れでなければもっと酷い状況になる可能性がありましたよイシュメルガやデボネアとノヴァによって」
「「「それは・・・」」」
「のどかは以前エレポニア帝国に取り込まれたクロスベルを見てるわね?」
「はいそれがどうしたんです?」
「その流れが消えたの今回真宮寺直哉とうちの直哉が異変を起こしてね」
「ええーー」
「じゃあ流れはどうなってるんです?」
「エレポニア帝国側は内戦まではすんでいて帝国がクロスベル併合をしていたけどその併合は失敗したのよパンサークローがクロスベルについてしまったから」
「ええーー」
のどかがトワの説目を聞いて驚いていた。
「まさかそんな事が起きるなんて」