「それは・・・アニエスさんの持っているゲネシスと言う物がイシュメルガやデボネアにとって異質なものとして見えているからと思います」
「ヴァン・アークライドさんとアニエスさん達とシズナさんはこちらのゼムリア大陸の暦で4年後なので、そしてイシュメルガとの対決は2年後の1206年ですからね」
「本来なら知らない物を知った場合慎重になると思うので」
「成程知らないからこそ余計な事をしないと思っているのか?」
「そうです」
「イシュメルガやデボネアは、ああ見えて状況が有利になるような感じなら静観すると思いますよ」
「もし本来の流れでなければもっと酷い状況になる可能性がありましたよイシュメルガやデボネアとノヴァによって」
「「「それは・・・」」」
「のどかは以前エレポニア帝国に取り込まれたクロスベルを見てるわね?」
「はいそれがどうしたんです?」
「その流れが消えたの今回真宮寺直哉とうちの直哉が異変を起こしてね」
「ええーー」
「じゃあ流れはどうなってるんです?」
「エレポニア帝国側は内戦まではすんでいて帝国がクロスベル併合をしていたけどその併合は失敗したのよパンサークローがクロスベルについてしまったから」
「ええーー」
のどかがトワの説明を聞いて驚いていた。
「まさかそんな事が起きるなんて」
「恐らくだけどパンサークローは・・・」
「食らいやがれカルマ、これが俺様のルドラだあああ」
ZENKIの体が光となり、カルマを貫いた。
「ぎゃああああ。またもやこの技で負けるのか?」
「こちらは真宮寺直哉君の記録と千明さんの未来の記録です」
「ちょっと待って何で貴女達が私の未来を知ってるの?」
「あ、そう言えばそうだった」
暫くして千明達は元凶のいる部屋に入るとそこにいたのは・・・
「ええ――何で直哉君がこの世界に?」
「嘘だろ直哉お前が元凶なのかよ」
「やはり元凶は予測通りでしたか」
「このタイミングで真宮寺直哉を誘拐して・・・」
「うっ何だこの映像は?これはもしかすると・・・」
「そうですよこれは僕の記憶ですよ、直哉さん」
!!
「何故お前が存在している?佐谷直哉、お前は兄さんに吸収された筈だ」
「あれ、聞いてないんですか?貴方は健二さんに捨てられたんですよ、姉弟揃ってね」
「何だと!!馬鹿な」
「嘘をつくなよ、佐谷直哉?」
「いえいえ嘘じゃないですよ、現にあなた達の現状を見てください」
そう言って、佐谷直哉は裏直哉に自分の状況を確認させた。
!!
「何なんだ?この姿はーーーー」
「俺とさくらの魂が何か機械的な物に作り替えられている」
「どういう事だ?佐谷直哉ーーー」
「ふふ、そんな大声を出さなくても聞こえますよ」
「これが終焉弐式の仕様ですよ」
「何だと!!」
「終焉弐式を起動させるには、強烈な闇の力を持つ魂を二つほど生贄にしないといけないんですよ」
!!
「つまり裏直哉さんが、地底王国であんな事をしなければ健二さんは終焉弐式を使う事をしなかったんですよ」
「何だと、それじゃあ兄さんは?・・・」
「・・・ええ、貴方の想像通り裏直哉お前が捨てた真宮寺直哉が受けた痛みすらを超える罰を受けるんですよ、今からね」
「うぎゃああああああああああああ」
「これにて終焉弐式の起動に成功を確認しました」
「ご苦労だったな佐谷直哉。これをミズキ達に渡す手配をしてくれ」
「了解です」
その後佐谷直哉は闇との同化を終え消えてしまった。
「この記憶を見て融合世界や友好世界の干渉の仕方を知ったんじゃないかしら」