「そして、直哉君に、渡したほうは、その当時の破邪の力の継承者が、最も大切にしている者にしか装着できないのです」
「つまり継承者のさくらが、最も大切にしている者、それが直哉と言うことですか」
「ええ、ですが私には、このリングにどんな効果があるのかは、知らないです」
「ねえ、直哉君私ねこのリングしてから言いたいことあるんだけど聞いてくれる?」
「うんいいよ」
「じゃ行くわよ、我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて・・・アタッ何するの直哉君」
「お姉ちゃんそれ以上言ったら駄目だよ」
直哉は、何処から持って来たのか、ハリセンでさくらの頭を叩いた。
「うう、直哉君怖いよごめんね」
さくらは怒った直哉に恐怖し、すぐに謝っていた。
そんなやり取りをしながら、東京駅をでて、さくらたちは、若菜を大帝国劇場に案内した。
そして直哉は、若菜に会ってからずっと若菜に抱っこしてもらっていた。
そんな状況を、大帝国劇場でモギリをしていた大神は羨ましそうに見ていた。
そして、大帝国劇場を去る時間が来た若菜を見送る為、さくらと直哉は、ロビーに来ていた。
「それではお母様、明日直哉君と一緒に駅まで行きますね」
「若菜お母さん僕も、行くね」
「わかったわ。それじゃ二人共、また明日ね」
「あの時のお母様が貴女だなんて信じない」
「信じなくても良いわ死ぬんだから貴女は」
「ぐうっはあはあ直哉君」
そして真宮寺さくらはヒミコにより人生の幕を閉じたのだった。
「これで良い後はあおぞら市に現れた裏直哉の記憶を操作すれば今の役千明と前鬼は融合世界に永住出来るようになる」
「だがレイやイヨから聞いた時は驚いたが・・・」
「うっ何だこの映像は?これはもしかすると・・・」
「そうですよこれは僕の記憶ですよ、直哉さん」
!!
「何故お前が存在している?佐谷直哉、お前は兄さんに吸収された筈だ」
「あれ、聞いてないんですか?貴方は健二さんに捨てられたんですよ、姉弟揃ってね」
「何だと!!馬鹿な」
「嘘をつくなよ、佐谷直哉?」
「いえいえ嘘じゃないですよ、現にあなた達の現状を見てください」
そう言って、佐谷直哉は裏直哉に自分の状況を確認させた。
!!
「何なんだ?この姿はーーーー」
「俺とさくらの魂が何か機械的な物に作り替えられている」
「どういう事だ?佐谷直哉ーーー」
「ふふ、そんな大声を出さなくても聞こえますよ」
「これが終焉弐式の仕様ですよ」
「何だと!!」
「終焉弐式を起動させるには、強烈な闇の力を持つ魂を二つほど生贄にしないといけないんですよ」
!!
「つまり裏直哉さんが、地底王国であんな事をしなければ健二さんは終焉弐式を使う事をしなかったんですよ」
「何だと、それじゃあ兄さんは?・・・」
「・・・ええ、貴方の想像通り裏直哉お前が捨てた真宮寺直哉が受けた痛みすらを超える罰を受けるんですよ、今からね」
「うぎゃああああああああああああ」
[本来ならここで消える筈の裏直哉の自我が・・・」
「何故お前がここにいる?」
「そんな事はどうでもいいだろう?ブル―お前も幼馴染世界が復活したからこそいるんだろ」
「・・・ああ」
「成る程こいつは、融合世界に近い所で何故か復活した世界の者か」
「それでお前は表なのか?裏なのか?」
「ああ、今は裏だな。裏直哉だ」
「真宮寺直哉お前はヒミコについているのか?」
「米田健二と違いヒミコとつるむ気はないが、どうなるかわからんが、俺は新生帝国華撃団のメンバーを追いかけてここに来たんだよ」
「そうなのか?」
「ああ、俺達の世界が復活した時に、新生帝国華撃団のメンバーを見つけて暫く見ていたら、新生帝国華撃団のメンバーが全員消えていたからな」
「成る程な、なら裏直哉よ俺の手伝いをしないか?」
「何お前の手伝いをか?」
「ああ、今俺は新生帝国華撃団のメンバーとあるゲームをしててな」
「ゲームだと!!」
「ああ」
そしてブル-は話し出す。
「新たな世界に復活するとはな」