「残念だけどその子達の言葉は事実よ直哉」
「その声はメルク」
紫藤直哉がそう言うと、メルクが現れた。
「あ、メルクさん」
「久しぶりね花寺のどかとラビリンそして融合世界の紫藤直哉君」
!!
「メルクさんまさか記憶があるんですか?」
「ええ、あるわよと言うより貴女達の世界の彼女から連絡があってここに来たのよ」
「ええ――じゃあ彼女は知ってるんですね?」
「ええ管轄外だから動いてないだけよ。それにしても紫藤直哉君出て来てよ」
「はいわかりました。メルクさん」
そう言って、融合世界の紫藤直哉12歳が何もない所から現れる。
!!
「僕より小さいけど、僕に似ている」
「お久しぶりですねメルクさん僕はあちらの幼馴染世界かと思ってましたけど違いましたね?」
「実はね今君達がいる時代は、私が少し手を加えたの」
「「え、どういう事ですか?」」
直哉とのどかがメルクに聞く。
「確かにそうね昔は今ほど協力していなかったわね」
「まあねあの当時は今ほど世界は小さいもので、自分達が最終ボスをするような感じで終えようと考えてたから」
「そうなのね」
「うんそうよ後のどか達から連絡が来たわ。エステルと一旦合流するそうよ」
「わかったわ」
その後エステルはトワとの通信を切りのどか達と合流した。
「お疲れ様のどかどうだったユウナ達とエレポニア帝国は」
「はい変化はやはりパンサークローの介入による変化が強く見れました」
「ただゲネシスの影響と言う面では・・・」
「以前ゲートが開いたのでこの塔の変化を見たくて」
「ああ、以前私達が後処理したゲートの事ね」
「はいゲネシスの巻き戻し効果によってそのゲートが予期せぬ軌道をしてないかが、少し気になるので」
「でも普通に考えればそこまでゲネシスの巻き戻し効果で時間が戻ってないから大丈夫じゃない?」
レンがのどかに聞く。
「ああ、それは・・・」
「直哉君が星見の塔に惹かれていて」
「成程ね確かに・・・」
皆さんお疲れ様でした。それにレンさんとアリオスさんご助力ありがとうございました」
「フフ、気にしなくて良いわよ。私も新たな世界から来た人間を見たかったし」
「私の方も気にしなくていい通商会議よりこちらを優先して欲しいとミシェルが言ったからな
レンとアリオスが直哉に向け言う。
「「「「はあ、はあ」」」」
「何とかキメラ魔獣を通常の魔獣に戻せましたね」
キュアアースが言う。
「ねえ白銀今回のあれやたら頑丈だっだけどどうして?」
「ああ、それは・・・ゼムリア大陸と言う異世界と霊的な力を増幅させるこの塔が何らかの影響が出たと推測している俺の中ではな」
「そうなの?」
「そうねそこのお兄さんが言ったのが正解かも知れないわね。ここに来る前に直哉からあいつの能力を聞いたけど本当にナノビョーゲンに似てるわよね」
「ああ、ここは上位三属性が働いているからな」
「つまりここにいた俺達の世界の敵を上位三属性とやらの力で強化されたと考えていいのか?」
白銀がレンに聞く。
「ええ、そう言う風に考えて良いと思うわ。少なくとも上位三属性が発現する時は必ず厄介な事が起きるから」
「そうなのか?」
「ああ、そう言う時の方が多い。さて直哉一旦出ないか?星見の塔から」
「あ、そうですねアリオスさん」
そして直哉達は星見の塔を出てクロスベル市の東通りにある宿泊施設に向かい、途中でアリオスとは遊撃手協会で別れていた。
「直哉君私達はこれからどうするの?」
「以前こんな事があったとレンから聞いたわ」
「はいそうです。そして直哉君も私と融合している状況になってるので霊的な力に反応している可能性があるのでここに来ました」
「あの時レンちゃんとエステルさんと行った星見の塔の最上階で起きたタイムスリップのみでしたね」
「成程ねゲネシスの影響は星見の塔の最上階のみしか出てないのね」
「そうですね。でもエレポニア帝国で違う箇所があったのはノヴァの介入記録がゲネシスの影響で消されていました」
「何ですってーー」
のどかの説明に驚いたエステルだった。