「何――馬鹿な」
「「「ええ――」」」
「成程お前が母様の言っていた要注意人物のプリキュアの1人か」
「「プリキュア?」」
聖羅と直哉がそう言う。
「まあいい、プリキュアの姿を見れただけでも良しとしよう」
「逃げるのシスタージル」
「逃げるわけではない優先順位が変わったのだ」
そう言いながらシスタージルは撤退した。
「こんな形で自分達の相手と特殊遊撃部隊にばれてゼムリア大陸に逃げ込んだのを見つけたのよ」
「成程なパンサークローが逃げ込んだタイミングでこちらで起きていたのが蒼の大樹騒動に紛れ込んで侵攻して来たのか」
「しかしパンサークローの件は結社にながして良いのか」
「良いわ出来れば結社が動いてパンサークローの侵略を遅らせて欲しいのよ」
「こ、これは」
「どうやらトワ達が僕達を戻そうとしたのには、パンサークローが動いている事も関係しているみたいですね」
直哉がそう言う。
「じゃあ早く戻らないと」
グレースがそう言う。
「それは無理ですね今のグレースさんは体が動かせないんですよ。かつて・・・」
「のどかさんのどかさん」
「ううん、え直哉君ここは?」
「ここは、のどかさんの夢の中ですよ。のどかさん僕の復活の為にのどかさんが苦しむのなら僕は死んだままにしてください」
「駄目だよそんなの私は、ちゆちゃんとひなたちゃんと直哉君の4人でプリキュアなんだから。何でそんなこと言うの?」
「のどかさんは飛鳥から聞きましたよね。のどかさん達の本来の歴史を」
「「「ええーーどういう事飛鳥ちゃん」」」
「私達直哉君入れてプリキュア4人じゃないの?」
「違いますよひなたさん。パパのプリキュアはトワさんとレイさんが仕組んだ融合世界のみのプリキュアなのでカウントにはなりませんょ」
「あ、グレースさん変身解いて良いですよ」
「あ、うんわかった」
そしてグレースは変身を解いた。
「貴女達のプリキュアは本来すこやか市に現れるメガビョーゲンを浄化するのが本来の役目ですよね」
「「「「「「うん」」」ラビ」ペン」ニャン」
「ですがバテテモーダの登場後にラテがピンチになった時新たなプリキュアが誕生したのです。それが貴女達のプリキュア世界の本来の歴史なのですが、融合世界に入った事で今後4人目のプリキュアがいつ来るのかわからなくなりましたけど」
「その4人目がいないと私達はキングビョーゲンには勝てないの?」
「ええ、そうですね。あくまで融合世界のキングビョーゲンとは違うので、何とも言えませんが」
「そうなんだね」
「うん聞いたよ。それがどうしたの?」
「もしのどかさん達が望むのなら、原作世界の世界に戻せますがどうしますか?」
「まあそうしたら僕との記憶は消えますが」
「直哉君私の・・・いや私達の答えは君から絶対に離れないよ」
「それで本当にいいんですね?今融合世界ともう一つのすこやか市との融合を止める手段がのどかさん達の帰還なんですけど」
「以前こんな話をしましたよね、どうやらこの世界では僕の意識が戻るとグレースさんは動けない状態になる仕様のようですね」
「それはどうして?」
「それは恐らくソラさん達が解決しようとしている事件の影響もあるでしょうね」