降魔戦争2 干渉できない世界後編
「こちらにしてみればレイやトワにも余計な仕事が増えてる状態で僕としても今回の件でトワ達にお願いするのは心苦しいのですが、僕があの2人の行動に対する決定権はありませんから」
「2人は管理者同士の決め事で決まったお客さんなので」
「それにこれは僕の勘違いかも知れないのですが、紫藤なのはさんは何者かに操られているかもしれないので」
「なっ彼は僕達がトワから聞かされた可能性について知っていて黙っていたのか?」
「そうよ、この一件に関してでもそうだけどこちらの直哉は自分で考えて融合世界や友好世界のバランスを壊すような事態が起きない限り介入は最低限にしてるし」
「別にこちらの直哉の自慢をしてるつもりはないけど、貴方達の場合米田健二の闇の力と戦う使命があったのなら、もっと管理者と繋がるべきだったのではないい?」
「はあ、耳が痛いわ」
その時過去の幼馴染世界の管理者メルクが管理者の神殿にやって来た。
!!
「メルクどうしてここに?」
「どうしてって貴方達が融合世界以外に行ったからに決まってるじゃん」
「まさか・・・あの子に呼ばれて?」
「僕達がそういう立場にあったと言う事ですよ」
「そんなのって酷いよ」
「でもそういう理由なら納得も出来ます」
「翼君までそんな事言うなんて」
「でもねソラちゃん達3人は助けようとしたよね」
あげはがそう言う。
「「「それはでも・・・」」」
「正直そう言う干渉が嫌だからそういう縛りがあるんでしょう」
「そうですね僕達もそういう対策をしてましたからこちらの原作世界を見守る方のやり方に、いちゃもんをつける気はないですよ」
「最低限皆さんが変身出来ない状況なら変わっていますけどね対応が」
「とりあえず皆さんはここがいつの時代の帝都なのかわかりました?」
「いえわかりません」
「それではこれを見て下さい」
映像開始・・・
「良いですかさくらさん。今回来られるお客様はさくらさんが相手するのです良いですね」
「ええ私がですか?お客様を相手している間に直哉君が起きたらどうするんですお母様」
「そうなれば権爺やエステルさんたちに助けてもらうので貴女はお客様の相手をしておきなさい。真宮寺家の当主として」
「わかりましたお母様」
「間もなくお客様の見える時間ですよ」
そして米田一基が真宮寺家に着いた。
「いらっしゃいませ」
「よう久しぶりだなさくら」
「ええ、米田のおじ様どうしてここに?・・・まさか私が当主として相手するのは米田のおじ様なの?」
「そう言うこったよろしくなさくら」
さくらは驚いていた。自分の相手が父親のような存在の人物だったことに。
「それでは米田さん今回当家に来られた理由を聞かせてください」
「ああ、破邪の血統である真宮寺家の力を帝都防衛の中核を担う帝国華撃団に貸して欲しい」
「しかし米田さんも知っているように我が一族は紫藤家の当主の許可がないと魔を刈る力を行使できないのは知っていますよね」
「ああ、知っているだからお前をスカウトする前に紫藤直哉にも協力を打診したんだが、直哉が3年も行方不明なんだよ」
「そうですか?それならばお帰りください米田一基中将閣下」
!!
その頃別室にいる人達は・・・
「あちゃやっぱり断るのかなさくらさん」
「いやいや諦めたら試合は終わりですよ」
「やはり父親の事がネックになったようですね」
「さくらには一馬さんの事は死んでいると伝えたのがまずかったかも」
「それがし紫藤家の当主に忠実になると言う方向に向いたのかもね」
「でもそれって直哉君としてはどうなんなんだろう?」
別室ではエステル、若菜、響がさくら達の部屋をモニターリンクをしていた。
「でもこんなモニターがエステルさん達の世界にあるなんて凄いですね」
「はは、若菜さん余り褒めないでください天才一家が調子に乗るのでこの世界のバランスをすぐ壊す可能性がありますから」
「あ、米田さんが正気に戻りましたよ」
「お引き取りとはどういう意味ですか?まだ答えを聞いてませんが」
「帝国華撃団に入団の件はお受けします」
映像終了・・・