「「これは」」
「あ、大神さんにさくらさん。お二人も席に着いてください」
「あ、ちゆさん。この朝食全員が同じものではないのはどうしてですか?」
「それはですね、私達の時代では皆さんの故郷の食べ物を使い和食と洋食に変化させているんですよ。まあこれは直哉君が事前に用意をした食材で作っているので」
「「「「「「「「ええ――」」」」」」」」
「直哉君がどうして?」
「詳しい理由は私も知りませんけど、ただ美味しく食べてもらう為と思いますよ」
「後、アイリスちゃんと大神さんは、分かると思いますけど、いい意味でも悪い意味でもこちらの時代と太正での常識が違いますから」
「この食事は、大神の時みたいに直哉が準備したのか?」
「ああ、それは・・・違いますよ。米田さんのお食事は全部私達の世界の食材を使ってますよ」
「おお、そうだったのか」
「今回は観光ツアーでは無いので、そこまではしてませんが、このお部屋だけは大神さん達が使った部屋を使用しています」
「成程な」
「このお部屋の電話やテレビ等の使い方は書いているので見ておいてください」
「ああ、わかった」
「それでは失礼します」
「ああ、待ってくれ」
「はい、米田さ‥ん一体何を・・・何故土下座をしているんですか?」
「いやさせてくれ」
「ワシが直哉に提案しなければ君達の家族にここまでさせる事はなかった筈だ。」
「・・・確かに米田さんの言う通りの部分もありますけど、米田さんここは融合世界の1つの世界に過ぎないんですから、気にしないで下さい」
そう言ったちゆは米田の部屋を出て行った。
「「成程」」
「御覧の通り融合世界の過去の世界も含めて本来の流れの世界との違いが出てますよね?」
「「「「確かに」」」」
「でも私的には本来の流れの世界は寂しく感じました」
「寂しくですか?」
直哉がソラに聞く。
「そうです。そう感じるんです」
「あ、それは私も感じてます」
ましろもそう言う。
「成程翼君とあげはさんも何か感じますか?」
「僕は感じません」
「私も無いわ」
「直哉君これは一体どういう事?」
「これは僕の推測ですが・・・」
「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」
「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」
「ええ、だから気にしなくて良いわよ」
暫くして・・・
直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。
「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」
「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」
「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」
「それはそうだけど・・・」
「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」
「ええ――」
ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。
「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」
響がソラに聞く。
「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」
「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」
「どうしてですか?」
「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」
「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」
「でもヒーローならその賭けにかけます」
「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」
「ソラさんとましろさんにはデボネアの仕掛けが作用していたんだと思ってるんです」
「「仕掛け?」」
「そうです。翼君とあげはさんにはその仕掛けがないのから感じないのでしょうね」