リィンの帰宅後
「「はい」」
「それじゃあ頼むよ」
リィンがそう言い、プリズム達と別れようとした時事態は急変したのだった。
「「「トリプルハートチャージ!」」」
「「届け!」」
「「癒やしの!」」
「「パワー!」」
「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」
「「ヒーリンググッパイ」」
「「「「お大事に」」」」
「特にあの時は特殊遊撃部隊としてはⅦ組を助ける為とは考えていたわけではないですから」
「結果的にそうなって行ったに過ぎないですからね。ですから特殊遊撃部隊はエレポニア帝国の指図は受けませんよ」
「わかりました。エステルさん案内ありがとうございました」
そう言ってリィンは帰ったのだった。
「でもあんな事を言って大丈夫なの?」
ちゆが直哉に聞く。
「それは大丈夫よちゆ」
エステルがちゆに言う。
「どうしてです?」
「だってこの依頼は、実害のない嘘の依頼だからよ」
「「「ええ――嘘なんですか?」」」
「そうよさっきリィンが見せた資料はあくまで・・・」
「DG教団の事については皆さんの方が詳しいのでもう言いませんが、特務支援課の皆さん。もし皆さんがキーアちゃんを助ける気があるなら私達も特務支援課に協力しますよ」
「おお、それは心強いぜ」
「そうですね。私達の所にも来てますし」
「ロイドどうするの?」
「・・・俺は」
「・・・直哉君どうしよう?ロイドさんかなり落ち込んでるよ」
「まあ、仕方ないですね。キーアちゃんの正体そしてグノーシスの背後にいたヨハヒムがキーアちゃんを誘拐され、特務支援課の活動も出来ないですからね」
「グレースさんロイドさんに勇気を与えて下さいこれから言う言葉で」
「・・・ええ――そんな事言っていいの?」
「ええ、本当は僕も言いたくありませんが・・・このままだと色々困るので」
「ロイドさん貴方にとってキーアちゃんは、その程度の繋がりで家族だと言っていたんですか?」
!!
「君に俺達の繋がりに対して何がわかるんだ?」
「正直わかりませんよ。私達はキーアちゃんに会ったことありませんし」
「だったら口出ししないでくれ」
「いえ、口出しさせていただきますよ。特務支援課の皆さんにとってキーアちゃんは家族じゃないんですか?今の皆さんはキーアちゃんの正体を知って怖がる家族のようにしか見えませんよ」
!!
「うわあ、グレースそこまでいうの?」
「違うわねこれは直哉君が言ってるわ」
「成程直哉の言葉をグレースが代弁してるんですね」
「特務支援課の皆さんがキーアちゃんの家族になると言った時キーアちゃんは喜んでいませんでしたか?」
「「「「それは・・・」」」」
「叔父様もうこんな事はやめて御爺様達を解放して下さい」
「そうだぜ独立宣言ごっこも終わりにしようぜ」
「そうです」
「そうか・・・私は特務支援課に期待していたのだがな・・・」
「どういう事だ」
「君達は直接異世界に行ったにも関わらず何にも感じなく帰って来たのか?」
「それが何だと言うんだ?特殊遊撃部隊は俺達の敵なんだろう?」」
「成程聖杯騎士のそこの男の言葉を全面的に信じるのだな?君達は・・・それでいいのだな」
「ロイド・バニングス君」
「それは・・・」
「確かに特殊遊撃部隊の皆はあれ程の戦力があるのに俺達には敵対を一切しないで俺達に協力してくれた事実は変わらない」
「・・・まさか俺達の敵である貴方にこんな大切な事を思い出させてもらうとは思いいませんでしたよ」
ロイドがそう言う。
「フフ、気にする事はない私とて1人の親だからな子供が間違いを犯す前に正すのは親の役目だからな」
「だったら何故ベルの事を考えないでこんな事したの?叔父さん」
エリィが叫ぶ。
「それは違うエリィさんこれはクロスベルが独り立ちする為に必要な事なのさ」
「「「「クロスベルが独り立ちする為に必要な事だって――」」」」
「そうだ今のクロスベルは、エレポニア帝国とカルバート共和国の2つの大国によって発展した自治州それは君達もわかるだろう?」
「「「「それは・・・」」」」
「それはクロスベルがエレポニア帝国とカルバート共和国の子供と言う認識しているのだよ。西ゼムリアにある国達がなだからこそ中立な立場を取って直接的なかかわりを持つ事を避けて来たのだよ」
「まあ、百日戦役でエレポニア帝国と戦ったリベール王国は除外するが」
「そして教会も聖杯騎士も同様にそう言う理由でクロスベルに干渉しなかったのに、今更結社や特殊遊撃部隊を敵と認定して動くなど余りに都合がいい様な気がするが?」
「あの資料は特務支援課の戦闘記録を改変した資料よ」
「「「ええ――つまり亜種型メガビョーゲンは存在しないの?」」」
「そう言う事ですね。まあ亜種型メガビョーゲンが出たらリベール王国から連絡が来るので」
「「「あ、そう言えばそうだ」」」