「飛鳥さんが人ではない?何を馬鹿な事を・・・!!」
「あの3人は飛鳥の闇を受け入れたよな」
「ああ、それは・・・あの3人は飛鳥の守護者だけど私達の敵ではないわ」
「どういう事だ?」
「ただいまお祖母ちゃん。あ、お客さんが来てたんだごめんなさい」
「お帰りましろさん。別に構いませんよ。ましろさん貴女が連れて来たあの子達が現れた事をこちらの方達に報告を受けていたので」
「え、お祖母ちゃん全部知ってるの?」
「ええ、だから気にしなくて良いわよ」
暫くして・・・
直哉と響はましろとソラと言う少女の話をヨヨと共に聞いていた。
「よく頑張ったわね。後赤ちゃん用品はキッチン周辺に置いてるから」
「いやいやお祖母ちゃんなんで家に赤ちゃん用品があるの?」
「何でってそんな理由より実際あって助かったでしょう?」
「それはそうだけど・・・」
「あのーすみませんお兄さんとお姉さん私と一緒で異世界の人ですよね?」
「ええ――」
ましろはソラの言葉に驚きながら直哉と響を見る。
「当たりだよソラちゃんどうしてわかったのかな?」
響がソラに聞く。
「それはお姉さんが持っている力を私が恐れているからです。未知の恐怖として」
「成程ね、確かに私達は異世界から来たけどソラちゃんと赤ちゃんの希望を叶えるのは無理だよ」
「どうしてですか?」
「だって私達事故でヨヨさん達の世界に来ただけで、ソラちゃん達の世界に行った事無いしね」
「ソラちゃんがこちら側に来た経緯を聞いたけどあれだけじゃ確実にソラちゃん達の世界に行けるとは言えないよ」
「でもヒーローならその賭けにかけます」
「そうなんだ。ソラちゃんが憧れるヒーローは赤ちゃんを危険に付き合わせるのがヒーロー何だね?」
!!
「それにましろちゃんの説明に出てた赤ちゃんを狙ってるカバまでこちらに来てるなら暫くはこちらの世界ソラちゃん達の世界に戻れるように足場を固めた方が良いんじゃないかな?」
「でも・・・」
「ほとんど響さんに言われましたけど、ソラさん貴女は1人では無いんですよ。貴女にとってここは異世界ですが、貴女は今この家にいるんですか?」
「あ、それは・・・ましろさんに連れて来られて」
「私とヒミコの間ではあの3人は花寺直哉達の仲間として認識しているからね」
「成程そう言う事ね」
「つまりあんた達の中では、旧世界の真宮寺直哉と裏直哉と紫藤直哉と米田健二の4人が敵判定なのね?」
「そうなんだけどただ・・・」
「バテデモーダ。どうしてここに」
アスミが、バテデモーダを見てそう言う。
「一応宿主との定期面談っすよ」
「本当なのですか?」
「ええ、本当ですよアスミさん。今回のバテデモーダは味方ですよ」
「ええーーおいらいつも味方ですよ。宿主」
「まあそういう事にしておいておく」
「それでアスミさん。響さん達や薫ちゃん達は、どうしてますか?」
「あの方達なら直接グレース達の戦いを見たいと言って見てます」
「成程・・・この力は」
「どうやら来たみたいですよ。宿主の命を狙う者が」
「何なのですかあれは?」
「まさか彼が、自分の意思で米田健二とは別の行動を取るとは・・・」
「初めまして僕は君の世界融合世界の為に犠牲になった元人間だよ」
そう言って漆黒の闇が話し出す。
「お前は、米田健二の一部になった者佐谷直哉なのか?」
「へえ、君は僕の存在していた事を知っているんだね」
「ああ、知っている。そしてお前がここに現れた理由も確実とは言えないがな、お前の目的は、俺の体が欲しいのだろう」
!!
「何だと!!」
「何ですって」
直哉の言葉を聞き驚くアスミとバテデモーダだった。
「・・・ああ、その通りだよ。融合世界の紫藤直哉君」
「何故体が欲しいのですか?」
「それは恐らく、米田健二を佐谷直哉が乗っ取る為ですよ。アスミさんとバテデモーダ」
「成程宿主さんのプリキュアの力が目的ですか」
「そうさ、僕は君の体に宿る未知の力が目的さ。記憶の持たない米田健二の中にいても退屈だからね。こうして出て来たのさ」
「成程なら、真宮寺直哉も米田健二の中で、治療中か?」
「「「直哉君大丈夫?」」」
紫藤直哉が佐谷直哉に問いかけた時、グレースとフォンテーヌとスパークルがやって来た。
「うええ、何あれ気持ち悪いんだけど」
「皆さんあれは、米田健二によって殺された人間佐谷直哉の魂です」
「「「「「「ええーー」」」ラビ」ペン」ニャン」
「ちょっと待って佐谷直哉君は、米田健二に吸収された筈それがどうしてこちらに来てるの?」
グレースが融合世界の直哉に聞く。
「へえ、、ピンクのお姉さんも僕の事よく知ってるね。かなり前の世界の事だけど知っていてくれて嬉しいな」
「それで貴方の目的は何?」
「僕の目的は米田健二を倒す為に、そこにいる紫藤直哉君の体と力が欲しいのさ」
「あの佐谷直哉の判定が出来てないのよ」
「ああ、それは・・・何となくわかるわね。あの子は最終的に米田健二と同化したけど元から悪人じゃなかったからね」
「そうなのよねだから敵判定が難しいのよね」
イヨがそう言う。