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ニーズヘッグから……そして他のシャドウミラーの戦力の中でも、フレイヤとS-11ミサイルを撃てる者は全てが撃ち……それらは維持軍に向かって進む。
そんな中で真っ先に爆発したのは、S-11ミサイルだった。
命中したのは、こっちがフレイヤとS-11ミサイルを放つからという事で、前線で戦っていた者達が撤退した後、それを追撃にきた維持軍のMS隊。
退いた味方のフォローとして、メギロートとバッタがそれぞれ前に出て戦っていたのだが、その足止めによって、一時的に退いたこちらの戦力がS-11ミサイルの爆発にき込まれるような事はなかった。
S-11ミサイルだけが爆破したのは、マリューやコーネリアによってそのようになるようにタイミングを合わせて発射されたからだろう。
それによって、メギロートやバッタ諸共に維持軍のMS隊のかなりの割合……ぱっと見、半分以上はS-11ミサイルによる爆発によって巻き込まれた。
ナノラミネートアーマーは物理攻撃とかにも大きな耐性を持つのだが、今回は相手が悪かった。
S-11ミサイルというのは、マブラヴ世界で開発されたS-11を、シャドウミラーが改良したものだ。
元々S-11ミサイルになる前……マブラヴ世界で開発されたS-11は、それだけで戦術核に匹敵するだけの威力を持つ。
だが、それを改良して作られたS-11ミサイルは、戦略核……とまではいかないものの、限りなくそれに近い威力を発揮するミサイルだ。
その上で、放射能による汚染もない。
そんな爆発が間近で起こったのだ。
幾らナノラミネートアーマーであっても……いや、ナノラミネートアーマーだからこそ、装甲に塗られている塗料が一瞬にして消滅し、ナノラミネートアーマーの効果は消失してしまい、S-11ミサイルの爆発を間近で受けてしまう。
そうなれば、幾らオルフェンズ世界のMSであっても、対処のしようがない。
そんなS-11ミサイルが多数発射されたのだ。
維持軍のMS隊にしてみれば、それこそ何が起きたのか分からないままに、死んでしまっただろう。
……勿論、足止めをしていたメギロートやバッタも同様に消滅したが。
ただ、それは当初の予定通りだったので、計算された損失だ。
無人機である以上、再度生産すればいいだけだし。
「こうして見ると……凄いな」
戦略核には及ばないまでも、限りなく威力の高い戦術核並の威力を持つS-11ミサイルが、数十発も同時に発射されたのだ。
……それでもまだMS隊が半数近く生き残っているのは、偶然でも、ましてやMS隊の実力でもない。
マリューやコーネリアが、そうなるように戦場をコントロールしたのだろう。
メギロートやバッタを動かして、維持軍のMS隊を引き寄せるような形で。
維持軍は今は敵だが、こちらが勝てば改革派に従う事になる。
勿論、中にはそれが面白くないと考えて、ギャラルホルンを抜けるような者もいるだろう。
だが……それでも多くの者はギャラルホルンに残る筈だ。
何しろギャラルホルンにはエリート意識のある者が多い。
そんな者達が、ギャラルホルンという金看板を捨てるか? と言われれば、正直微妙なところだろう。
あるいは最初はギャラルホルンを辞めても、世間の荒波に耐えきれず、最終的にはギャラルホルンに戻ってくる者もいるだろう。
そんな諸々の事を考えれば、維持軍のMS隊に被害を与えつつも、それでいながら本当の意味、文字通りの意味で全滅させるようなことはないように調整するのはおかしな話ではない。
もっとも……
「始まったな」
維持軍の艦隊の一部が、フレイヤによって消滅する。
放たれたフレイヤの数はS-11ミサイルよりも少ないが、威力という点ではS-11ミサイルよりも明らかに上だ。
宇宙空間諸共に消滅する軍艦。
軍艦というのはその外見に見合わず、繊細な場所も多い。
何らかの攻撃でダメージを受けたのなら、ダメージコントロールで被害を最小限にしたり出来るが、空間そのものが消滅するような攻撃を受けた場合、対処のしようがない。
そして……それ以前に、軍艦の半分が空間と共に消えれば、どうしようもなかった。
フレイヤによる維持軍の軍艦の被害は……3割といったところか?
これもまた、マリューやコーネリアによる考えからだろう。
俺個人としては、ここでラスタルを殺してしまった方がいいと思うんだが。
ただ、そうすれば向こうが降伏するのに、率いる人物がいなくなる。
その辺の判断からの行動だろう。
ちなみに俺の放ったフレイヤによって上がった撃墜数は、4。
軍艦……に限らず、乗り物の類は撃破しても、それに乗っていた人数ではなく、その乗り物の数で決まる。
つまり、ニーズヘッグの放ったフレイヤは4隻の軍艦を沈めた事になる。
正確には、現時点で撃破したのが4隻であって、小破、中破、大破といったダメージを負いながらも、まだ沈んでいない軍艦の数は含まれない。
……にしても、軍艦の周囲には護衛のMSがいてもいいと思うんだが。
もしかしたら、増えた撃墜数の中にはMSも入っていたのかもしれないな。
そう思うが、俺のフレイヤだけではなく、他にもフレイヤを放ったので、その辺についてはしっかりとは分からない。
とはいえ、今はもうそこまで深く考える必要もないから、構わないが。
「さて、これからどうなるかだな」
呟きつつ、ニーズヘッグに乗って何かがあってもすぐ対応出来るように準備しておく。
普通に考えれば、もう維持軍に……ラスタルに勝ち目はない。
自分達が使える訳ではない、圧倒的な威力を持つ攻撃。
しかも向こうはそれを理解しているのかどうかは分からないが、こっちが攻撃に使ったのは、S-11ミサイルとフレイヤの2つある。
ダインスレイヴが1種類しか圧倒的な戦力を持っている維持軍にしてみれば、その点でも負けているのだ。
……そもそも、ダインスレイヴは言ってみれば弾丸が特殊なレールガンだ。
その威力は非常に強力なのは間違いないが、命中性についても決して優れている訳ではない。
だからこそ、1発で命中するかどうか分からないので、多数のダインスレイヴを一気に放つ訳だ。
そういう意味では使用を躊躇う兵器であっても、その種類というか、属性? そういうのが明らかに違う。
ラスタルにとって致命的だったのは、やはり自分の認識で戦いを始めたという事だろう。
俺達の技術力がどのくらいのものなのかというのを理解出来なかったのは、ラスタルにとって痛かった。
もっとも、シャドウミラーが異世界から来たというのを分かっている以上、高い技術力を持っていると想像出来そうなものだが。
そんな風に思っていると、不意にオープンチャンネルで通信が行われる。
『ラスタル・エリオンよ、既に勝負はついた。ここで大人しく降伏をするのなら、寛大な処置を約束しよう。だが……これでもまだ戦うというのであれば……一切の容赦はしない。腐敗の蔓延る現在のギャラルホルンをそのまま維持しようなどという腐った者達は必要ない。バエルの名において……アグニカ・カイエルの意思を継ぐ者として、断固たる処置を下す! 返答は10分待とう。勿論、その間にこちらに攻撃をしてくる事があれば、それが返答だと判断しよう』
マクギリスはそこまで口にしてから、再度口を開く。
『そして私の志に賛同し、腐敗と汚職に塗れた現在のギャラルホルンを改革しようという者達よ。幾ら腐敗した者達であるとはいえ、降伏をするというのなら、自らの既得権益を守るという理由で革命に反対し、その結果として敗者となった者達に対しても寛大な心で許しを与える事が必要だろう。ラスタル・エリオンが己が間違いを認め、頭を下げてくるかどうかだ。今は、ラスタル・エリオンやその仲間……己が欲望の為に他人を踏みつけてもいいと思っている者達にも、慈悲を持って攻撃をするのを止めて欲しい』
おい、これ……いいのか?
内容としては、降伏勧告をラスタル達が受け入れるかどうか、それを考える為の時間を与える為に、戦闘を一時的に停止して欲しいと、そう言っている。
だが、そこには余計な……余計すぎる言葉が多数ある。
これは味方に攻撃をしないようにと要請する為の通信……ではなく、挑発でしかない。
何しろ今の言葉は味方だけに流された訳ではなく、オープンチャンネルで……つまり、維持軍にも流されているのだ。
そんな中で、腐敗だ汚職だと貶され、その上で自分達の方が圧倒的に上だから、その力もあって許してやるという心が必要だとか言われたら、どう思うか。
どこからどう見ても挑発にしか思えないだろう。
ましてや、自分達が不正や汚職をしているという認識のある者なら、図星を突かれて怒る。
そのような認識がない者なら、事実無根の言い掛かりに怒る。
そんな諸々を考えれば、今のマクギリスの通信は挑発でしかない。
マクギリス的には、ここで維持軍には暴発して貰って、全滅……あるいはそこまでいかなくても、今以上に数を減らす理由にしたいとか、そんな感じなのか?
この戦い……最終決戦なのだろう戦いの後で、ギャラルホルンを問題なく運営する為にはそれなりの数が必要になると思うんだが。
マクギリスには何か考えがあるのか?
もしくは……シャドウミラーから、メギロートやバッタを借りるとか?
とはいえ、厄祭戦を経験したこのオルフェンズ世界で、メギロートやバッタのような無人機が受け入れられるかはちょっと……いや、かなり微妙なような気がするんだが。
戦場を見ながら、そんな事を考える。
『アクセル、私達も一度後ろに下がるぞ。先程のような通信を流したとなると、何が起きるか分からん』
スレイのシャドウがニーズヘッグの近くに来て、そう言ってくる。
映像モニタに表示されたスレイの言葉に頷こうとし……ふと、気が付く。
「あれ? 何でまだスレイはシャドウに乗ってるんだ? 結構前に、ヴァイクルに乗るとか、そういう話を聞いた覚えがあるんだが」
ホワイトスターの製造プラントから、エアロゲイターの使っていたヴァイクルという兵器のデータを回収出来たので、それにT-LINKシステムの簡易版である、ET-LINKシステムを搭載したのをスレイの新しい乗機にするとか、聞いた覚えがあった筈だ。
あれは結構前の話だし、シャドウミラーの技術班なら……ましてや、魔法球があるのを考えると、もう完成していてもいいのでは?
そう思ったのだが、俺の言葉に映像モニタに表示されたスレイは苦々しげな表情を浮かべる。
気の強い美人といった顔立ちが不満そうな様子なのは、見る者が見れば突き刺さりそうだな。
そんな風に思っていると、スレイのシャドウがニーズヘッグを引っ張りながら映像モニタで口を開く。
『技術班の道楽……そう言えば、アクセルなら分かって貰えると思うが?』
「あー……うん。まぁ、そうだな」
俺なら分かって貰えると思うがと口にしたスレイだったが、シャドウミラーの人員なら誰でも分かると思う。
とはいえ、エアロゲイターの技術とET-LINKシステムの融合というのは、技術班にとっても興味深いものだと思うんだが。
なのにそれをしないという事は、何かもっと興味深い研究対象でもあったのか?
オーラマシンとかがそれっぽいな。
それに……シャドウミラーの実働班、ここ暫くは訓練、訓練、訓練といった日々だったし。
実戦に出る機会が少ないと思えば、スレイの機体も後回しにされてもおかしくはない……のかも?
あくまでもこれは俺の予想であって、実際にどうなのかは分からないが。
『分かって貰えたようで何よりだ。……とはいえ、一応技術班を庇うという訳ではないが、ヴァイクルの件も全く何も進んでいない訳ではない』
「なら、いいんだけどな」
そうして会話をしながら後方に下がり……そして、十分に戦場となっていた場所から離れる。
スレイのシャドウも、これだけ離れればもう十分だと判断したのか、ニーズヘッグから離れていく。
さて、それでラスタルがどう反応するのかだな。
ラスタルならマクギリスの先程の挑発を受けても、受け流すだろう。
だが……他の者達はどうか。
具体的には、事なかれ主義の2家と戯けだ。
能力はともかく、不必要にプライドの高い者達であれば、ここでどのように動くのかはなんとなく予想出来る。
だが同時に、そのように動くのは場合によっては致命傷になってもおかしくないのも事実。
そうなると問題なのは、ラスタルがそれを止めるかどうか。
普通に考えれば止めるのだが……何か俺の思いも寄らない行動をしてくるという可能性は十分にある。
それが具体的にどのような行動なのかは、生憎と俺にも分からないが、
そんな風に思っていると……
『全機、警戒せよ! 敵がダインスレイヴを撃とうとしている!』
不意にそんな通信が聞こえてくるのだった。
アクセル・アルマー
LV:45
PP:750
格闘:313
射撃:333
技量:323
防御:323
回避:353
命中:373
SP:3003
エースボーナス:SPブースト(SPを消費してスライムの性能をアップする)
成長タイプ:万能・特殊
空:S
陸:S
海:S
宇:S
精神:加速 消費SP4
努力 消費SP8
集中 消費SP16
直撃 消費SP30
覚醒 消費SP32
愛 消費SP48
スキル:EXPアップ
SPブースト(SPアップLv.9&SP回復&集中力)
念動力 LV.11
アタッカー
ガンファイト LV.9
インファイト LV.9
気力限界突破
魔法(炎)
魔法(影)
魔法(召喚)
闇の魔法
混沌精霊
鬼眼
気配遮断A+
撃墜数:2008