ガンダムSEED DESTINY 優しくて、暖かい世界   作:^U^

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フリーダム介入はシンステが絡みようが無いと思い省いたので初投稿です
原作を見直しながらそれっぽい何かを書いてる戦闘描写が難しい…


ブクマ登録、評価、ありがとうございます


3話

 

シンとまた会える日が来る事を支えに、お仕事として私たちが追いかけてる『わるいやつら』がのってる艦と戦ってる最中、突然現れた意味わかんない羽根のついたやつ(フリーダム)に滅茶苦茶にされ、私のガイアやアウルとスティングのも戦うどころじゃなくなった。

 

私たちはみんなでお家(連合の基地)に帰って来て、機体の怪我(損傷)を治すお手伝いをしてた。

 

そんな時、ネオといっしょにいた兵隊の人がこっそりお話ししてたのが聞こえて来た。

 

「……ロドニアのラボって、なに?」

 

それが、ロドニアのラボ。

それが何のことか気になったから、お部屋に帰る途中でスティング達に聞いてみることにした。

 

アクシデントでどうとか、自分たちにとってよくないことが起きてる、って

 

「ロドニアって、そりゃ」

「俺らが前に居たトコじゃん?」

 

何でもない事のようにスティングとアウルが答えて廊下を歩いてく。

ロドニアのラボが何か、それはわかった。

でもまだ気になる事がある。

 

「わるいことに、ザフトが、って……」

「はっ!?」「何ィ!?」

 

ザフト、私達がやっつける『わるいやつ』

その単語に、なにかが引っかかるけど

そいつらがロドニアにいるらしい

スティング達の驚く様子から、悪い事なのは確かなようだった

 

「ふざけんなよ!?何でザフトがあそこに!!」

「落ち着け!ネオがなんとか……」

「落ち着いてられっか!!」

 

スティング達が喧嘩してる

やっぱりわるいこと、起きてるんだ

 

「早くしないと母さんが──────!!!??!?

「オイ馬鹿ッ……!」

 

かあさん、そう口にした瞬間アウルの様子が変わった。

声も、体も震えて、何かに怯えてる

 

ぁ……!かぁ……さ…ん……が……!

「オイ!アウル!!」

「母さんが!!死んじゃうじゃないかああああああ!!!!」

 

「─────────」

 

「アウル!!!」

 

「しぬ……死ぬの……嫌………」

 

体が震える。

死への恐怖が溢れ出す。

 

怖さで何も考えられなくなりそうだったその時

あの日に目覚めてからお守りとして肩に巻いたあのハンカチに触れる。

そして、思い出す。

私に掛けてくれた優しい声を。

昨日をくれたあの言葉を。

大好きな、彼を

 

『大丈夫』

「───!」

『君は死なない』

 

死への恐怖を希望に変えた、彼の声。

 

『君は俺が』

『「守るから」』

 

震えが止まった。怖くなくなった。

アウルの側に立ち、震えてるアウルの頭を撫でた。

スティングが私を見てくる。

 

「……ステラ?」

「大丈夫。」

「ぁ…?」

 

守る。シンが私にくれた希望。

ステラを変えてくれた魔法の言葉。

 

「おかあさん、ステラが、守る」

 

それだけを告げ、アウルをスティングに任せ走る。

向かう先は格納庫、目的は、ガイア。

 

「おい、ステラ!?」

 

私を呼ぶスティングの声を無視し、ひたすらに走った。

ロドニア、おかあさん。

アウルの大事な物をステラが守る為に。

そして、ザフト。

コレに感じる変な感じを、確かめる為に。

 

 

───

 

「ロアノーク大佐!ステラ・ルーシェがガイアを!!」

「何!?」

 

アウルがブロックワードを発し錯乱したという報告を受け、現場へ向かっていた俺に更なるトラブルが舞い込んだ

ガイアを勝手に出撃させた、だと!?

ありえない、俺の言う事をよく聞いていた、

あのステラが、勝手に…!?

 

報告を聞き、アウルは近くにいる部下に任せ

俺は完成室へと向かった。

 

「馬鹿者!!何故出させた!?」

「た、大佐…アレを……」

 

管制室に到着するなり担当していた管制官を叱責していると、控えていた部下が外を指差した。

そこにはガイアが破壊したと思われるハッチの残骸と、それに巻き込まれ、倒れている機体という惨状が広がっていた。

 

「ステラ………!」

 

これを彼女が引き起こしたというのか?自分の意思で?

ならばやはり、あの日街に出したのは失敗だった。

部品は部品らしく人間らしさなど必要ない。

そういう事だったと言うのだろうか。

 

───

 

ロドニア、そこに廃棄され放置されていた何らかの研究施設。

俺とレイはそこへ調査を命じられ潜入した。

先行したレイはそこで何かを見つけ、普段の冷静さからは思いもよらないほど錯乱した様子を見せ、調査を中断。

艦長と副長とアスラン、そして俺が改めて再調査に向かった時、そこには

死んだ妹と同じくらいの背丈子供から俺たちと同じくらいの青年の死体。

カプセルの中に満ちた液体に漬けられた子供の死体。そして、何かの文章が書かれた夥しい数の脳味噌。

艦長が調べたPCのデータによればここは生態CPU、いわゆる強化人間を製造、出荷する施設で、この惨状は何らかのトラブルで内乱が起きた結果だろう、と言う。

 

『遺伝子操作を忌み嫌いう連合、ブルーコスモス。

我々コーディネイターへ対抗する為に薬やその他、様々な方法で作り上げた生きた兵器、戦う為の人形。

ここは、それを造り出す為の施設で、彼らはその被害者だった……ということね』

 

「ふざけるな……ッ!」

 

生態CPU!?強化人間!?

遺伝子を弄るのは駄目だと言いながら何なんだよコレは!?

人の命を弄んで、道具にするのはOKだって言うのか!?

 

「訳がわかりませんよ!!何なんですか!?ブルーコスモスってのは!?」

「……確かに、な…」

 

アスランに当たっても仕方がないのに、それでも吐き出さずにはいられない。

そんな時、連合の機体、奪われたガイアが単機でこちらに向かっているという報告があった。

俺はインパルス、アスランはセイバーに乗り迎撃のため出撃する。

 

『目的はおそらくこの施設の破壊。

アスラン、シン!施設を守るのよ、頼むわね!!』

「「了解!」」

 

スラスターを吹かせガイアの反応がある場所へ向かう

 

「見えた!」

『慎重にやれよ、シン』

 

わかってますよ!

そう伝え、MA形態で疾走するガイアを視認した俺はライフルを奴に向かって放つ。

ガイアはそれを交わしつつ、背中のビームブレードを展開、ビームを発射しながら此方へ突進してきた。

 

それらを防いでいるとアスランから通信が入る

 

『気をつけろよ。施設を破壊しにきたならば何か特殊な装備を持っているかもしれない。

爆散させず、無力化するんだ!』

 

「えぇ!?……ぐあぁ!?」

『シン!?』

 

殺さないよう手加減して倒せ。

要するにそう言う指示に驚いて気を逸らしてしまい、ガイアの突進を受けてしまい体勢を崩す。

それを見たセイバーが空中からガイアの着地の隙を狙い、ビームを撃った。

 

奴は再びMA形態へと姿を変え、ビームを回避し、再び疾走、跳躍を繰り返してくる

 

『シン、下から回り込めるか!?』

「やってますよ!!」

 

そう返しつつガイアが放ったビームを防ぎながら肉薄する

ようやく、近づけた!!

そのままMS形態になったガイアにビームサーベルを振り、上空からセイバーがビーム砲を発射し、ガイアの片腕を破壊し、体制が崩される。

 

───ここだ!!

 

「でぇぇぇぇぇぇい!!」

 

コックピットを狙い、しかし貫かないようにビームサーベルの先端だけを当て、切り裂いた

 

その衝撃でガイアは地面へと叩き落とされ、動きを止める。

無力化、成功だ。

切り裂いたコックピットの隙間からパイロットが見える。

あれは……

 

『ん…?女……?』

 

アスランも同じようにガイアのコックピット内部見ている。

そう、パイロットは女性だ

パイロットスーツでは無く、ピンク色の地球軍の軍服を纏った…───え?

 

「何で……君が、そこに……?」

 

見間違いだと思った。

確認する為に、モニターに映る映像を拡大する。

 

右肩に巻かれた、見覚えのある青い布が見える。

───彼女が怪我をしてたから、俺はそれを巻いてあげた。

ふわふわとした、金色の髪。

───あの海で、あの洞窟で、濡れたその髪を拭いてあげて、身を寄せ合い温め合った。

死ぬのはいやだと、泣いていた。

───俺は彼女を抱き締め、慰めてあげた。

 

 

 

「…………ステラ…っ」

 

 

 

争いとは無縁の暖かな世界にいるべき少女が、居るべきではない戦場にいた。

 





あんまりヤンデレかけてないからタイトル詐欺感が出て不安になります
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