ガンダムSEED DESTINY 優しくて、暖かい世界   作:^U^

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こう言う感じの描写が書きたいなって言う脳内から実際に出力するのが本当に難しいと思う今日この頃の初投稿です

後もっとシンステを書きたい


7話

 

 

あの合体野郎、マジでムカつくなぁ!

ステラステラとわけわかんねーこと言いやがるのも腹立つし、何でそれがムカつくのかもわかんないのも腹が立つ!

 

どうしてくれようかと海上にいる合体野郎に目を向けるとあの割り込み野郎にミサイルを撃ち込んでるのが見えた

そのミサイルは即座に撃ち落とされ今度は羽根野郎が猛スピードで斬りかかりに向かう

 

「チッ…あーあ、僕が殺るより先に合体野郎やられちゃうな〜……!?」

 

避けた!?

あの羽根野郎の攻撃を!?

 

振り下ろされたビームサーベルを倒れるように避け、そのまま羽根野郎と並走するように水面を滑り反撃を繰り出していた。

その攻撃が当たる事はなかったが、誰も手出しできなかったあの羽根野郎の攻撃を回避し、

反撃まで繰り出した海中から見える合体野郎の姿に酷く腹が立った。

 

「っっざけんなよアイツ!さっきのと言い手ェ抜いてやがったな!?あったま来た!絶対僕の手で落としてやる!!」

 

手傷を負ったとはいえ盾が一つやられただけだ。僕はまだ負けてない!

余所見してる今がチャンスだ

浮上と同時にに残った盾とカリドゥスを使い一斉発射。

羽根野郎に気を取られてた合体野郎は反応が遅れバックパックが破壊された。

 

「余所見してんじゃねえよ!!」

 

装備を壊され浮力を失った合体野郎は海に落ちた。

それを追いこっちも海へ潜る。

盾が破損したとは言え水中はこっちのフィールド、負けるわけがない!

水中で使える武器のないアイツをエネルギーが切れるまで甚振った後コックピットをそのままアビスの槍で貫いて僕の勝ちだ!!

 

「舐めた真似しやがって!!情けをかけたつもりかよ!!」

『くぅぅ!!』

 

本気で戦おうとしないからこうなるんだ、

そうやって僕を舐めた結果死ぬんだからザマァないなあ合体野郎!!

 

「僕らは戦わなきゃ生きてけないんだ!負けるなんざ許されないんだ!!

ネオも、スティングも!アイツだって───」

『…っ!』

 

激情に身を任せ武器を振るい、やつは棒切れと化した槍の柄でしぶとく防ぐ。

幾度かそれが続き、遂にアビスの槍が奴の棒切れを切り裂き、丸腰になったコイツにトドメを刺してしまおうとしたが自身の言葉に思わず思考が止まってしまう。

 

アイツ、僕が今口走った言葉。

アイツって誰だ?なんでこんな時にそんな事を?

なんだ?何を忘れてる?

何か凄く大事なことな気がする。

それを、僕は───

 

 

大丈夫。

 

 

「───あ」

 

思い出した。

そうだ、そうだった

ずっと目の前にいる奴に呼ばれてたじゃないか

鈍臭いくせに僕の頭なでて、落ち着かせようなんかして

母さんを助けようとしてくれたんじゃないか。

 

 

お母さん、ステラが、守る

 

 

(───ステラ)

 

 

『ッッッ!!こンのおおお!!』

「はっ……!」

 

僕が動きを止めてしまったことで大きな隙を晒してしまったアビス

合体野郎はすかさずアビスに組み付きその腰から対装甲ナイフを取り出しコックピットの装甲の隙間を狙い、突く。

絶対に逃がさないとばかりに片方のマニピュレーターでアビスのカメラを塞ぎながら、力任せにコックピットの隙間に捩じ込む様に力が加えられるのが伝わりエネルギー残量が急速に減少していく

 

「こいつ無理矢理!?」

『やあァァァァァァ!!!』

 

通常、PS装甲に物理的な攻撃でダメージは受けないが無敵という訳じゃない。

ダメージは無くとも被弾による衝撃は伝わるし、PS装甲の効果が及ばない機体のフレームを狙えば破損する。

更に装甲に電圧を通すエネルギーが無くなればその効果自体が消失する。コイツが狙っているのはそれだ

 

そしてその時は

 

「エネルギーがっ……ガァ!?」

 

そうして装甲の効果が切れ捩じ込まれた刃は

内部の機器を巻き込みコックピット内にいる僕を刺し貫いた。

 

「そ…ん……ぼく、負け……?」

 

忘れてた大事な事をようやく思い出せたのに

こんな所で死ぬのかよ僕は……?

 

ああ……でも、

 

(そっか……生きてんだな、ステラ………」

 

貫かれた装甲から浸水する

水圧により機体は次第に押し潰されてゆく。

もうまも無く機体の傷口を起点に水圧で押し潰されるだろう。

 

(悪りぃスティング、先逝くわ。)

 

次第に薄れて行く意識のなか、ぼんやりと思ったのは、仲間が生きていた事の安堵と残される仲間への詫び

 

それから…

 

(ステラの事、泣かせたタダじゃおかねーかんなこの野郎)

 

自分を負かし、ボケーっとした少女を変えたあんちくしょうへのせめてもの捨て台詞染みた思考を最後に、限界が来た機体の爆破と共に僕の意識は永遠に失われた

 

 

 

───

 

 

 

ステラの友達を、 殺した。

シルエットを失ったインパルスに残された武器であるナイフを使い、アビスのコックピットを、貫いて殺した

 

無力化に留めるつもりだった。

忘れているとしても、ステラに合わせてやりたいと思った。

 

でも結局、殺してしまった

でなきゃ自分が死ぬからと、結局その命を奪ってしまった。ステラの、友達を───

 

「……クソッ!」

 

思考が冴え渡るぶん余計に自分が何をしたのかを理解してしまう。

だが今は戦闘中で自分達は今危機に瀕しているのだ。

 

迷いを押し殺し海面に出るとすぐにメイリンへ通信を繋げた

 

「メイリン!状況は!?」

『シン!!』

「早く!状況はどうなってる!?」

『う、うん……相変わらずこっちが不利!でもカオスはアスランさんとフリーダムが撤退させて、そのフリーダムは今アスランさんが抑えてくれてる!』

「了解!!ならそっちへ救援に行く!フォースシルエットとデュートリオンビームを!!」

 

指示を出しスラスターを吹かし上昇するとすぐに換装と補給を完了させると

辺りを飛ぶウィンダムを落としながらミネルバに群がるオーブの機体、ムラサメを撃墜に向かう

 

メイリンの言う通り、ミネルバはオーブのムラサメや艦隊による爆撃によりじわじわと負傷を増して相変わらずこちらが危機だ

 

「お前ら……!」

 

思考を切り替え

全速でミネルバへ向かい敵に狙いを定める

これ以上ミネルバを傷つけさせてたまるか!

 

仲間を、あそこで俺を待つステラを!

殺させるもんか!!!!

 

「ミネルバに!!手を出すなァァァァァァ!!!」

「おのれ!!」

 

ライフルで数機落とし、サーベルを抜き放ち

隊長機らしき機体へ向かい、

向こうも迎撃すべく腰からサーベルを抜き放ちこちらへ切り掛かった。

 

『止めろおおおお!!!』

 

2機がぶつかり合う直接、アスハの機体、ストライクに割り込まれる。

 

『オーブにあの船を討つ理由がどこにあると言うのだ!!』

『カガリ様……!』

『撃ってはならない!!』

「…………ッ」

 

まただ、またこいつは綺麗事を吐いて…!

 

『そこを退け!これは命令なのだ!今の国の指導者ユウナ・ロマ・セイランの!

ならばそれが国の意思!!なれば我らオーブの軍人はそれに従うのが務め!!』

『お前っ!』

『たとえその道、如何に違おうとも難くとも!我らそれだけは守らねばならんッ!お解りかぁ!!』

『だがそれでは!!』

『下がらぬと言うなら実力を持って排除する!!』

 

 

綺麗事を吐き散らすアスハ

綺麗事を捨てた国の軍人として動くムラサメの男

こいつらの口論に付き合ってる暇はない

 

「お前らオーブの勝手にさせるかァ!!」

 

サーベルをアスハの機体に振り下ろす

しかしその一撃はムラサメがストライクの腕を引かれた事で空振った。

 

『お下がりください!そして、とくとご覧あれ!我らの涙と意地を!!お前達!続けぇ!!』

「やらせないと言ったろ!!」

 

機体を変形させミネルバへ一直線に向かうムラサメの群れを追い機体を動かす

 

(これ以上ミネルバを傷つけさせてたまるか!!)

 

ライフルから放たれるビーム、ミネルバからの砲撃、がムラサメを1機、2機と徐々に撃墜して行く

その数は遂に隊長機のみとなった

 

「あとはお前だけだあああ!!!」

「えぃやあああぁあああああ!!!」

 

隊長機のムラサメはミサイルを射出すると共に更に機体を加速させる。

放たれたミサイルは迎撃していたガナーザクを巻き込み爆発した

 

『お姉ちゃん!!』

「ルナ!?こんのぉ!!」

 

被弾したザクは大破。

ミネルバからの攻撃など知ったことかとばかりに真っ直ぐ突っ込むムラサメ。

 

(このまま特効する気か!!)

 

ただでさえ被害が大きいのにMSの特攻まで受ければどうなるかわからない

絶対に阻止しなければならない!

 

(それに、真っ直ぐ向かってるってんなら逆に狙い易い!)

 

機体を静止させ、

ライフルを構えターゲットスコープを起動し狙いを定める。

 

「……そこだ!」

「ぬぁ!?……む、無念!!ぬおぉお!!」

 

放たれたビームは吸い込まれる様にムラサメに着弾。

捨て身の特攻は叶うことなくムラサメは爆散した。

 

「ミネルバ!ソードシルエットを!!残りのやつら全部叩っ斬ってやる!!」

『は、はい!』

 

戦艦に囲まれてるならその艦全部片付けてやる!!

 

フォースシルエットを分離させソードに換装する。

そのまま近くにいる艦を目掛け落下し、エクスカリバーを振るい撃沈させる。そして次の艦へ乗り移り、更に次の艦へ───

 

そうして敵艦を切り裂き、防衛しているウィンダム、ムラサメも纏めて次々と撃墜し、残る敵は最後に前線に出てきた空母のみとなった

 

「満身創痍のミネルバにトドメでも刺そうってかよ!」

 

MSに護衛すらさせず真正面から突っ込んで来てミネルバからの攻撃を受け被弾した敵空母を撃沈させるべくインパルスを動かした。

 

降り立った空母は至る所から火が上がり、被弾により既に沈みかけの死に体と化した艦だがブリッジを落とせば完全に終わる。

ブリッジまで足を進め、エクスカリバーを構え、吠えた

 

「うおぉおおおおおぉぉおおお!!!!」

 

咆哮と共に振り下ろされた剣は空母のブリッジを切り裂き、

遂に空母は完全に爆散し、消滅した

 

 

この激戦は、なんとか俺達の勝利で終える事ができた

 

 

 

 

 

 

 




種割してても迷ってるシンとブチギレアウルのパワーバランス考えるのこれでいいかな…って一生考えてます
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