ホシノ「私で童貞捨てたくせに……」「童貞ですけど!?」 作:群缶
※注意!!
・この物語はVol.1エピローグおよび、EX-1よりも少し先のお話です。
・内容はかなーーり、あっち(えっち)よりの話。
・タイトルが100%。
・読む時は部屋を暗くして、周りに誰もいないかを確認してからスクロールしましょう。
・ぶっちゃけ、R-17.9
作者のひと言:趣味全開、妄想200%の気合いを入れて、えっちくした。……しすぎたかも。
死ぬ。
死んでしまう。
すでに3度のコトを終え、クタクタになった体を大の字にして仰向けで寝転んでいた。
ぜぇぜぇと呼吸するたびに自分のベッドが軋む音が響く。
こんなにも、こっちは満身創痍で疲れているというのに、一方のホシノは……。
どこにそんな体力があるのか、まだ足りないとばかりに俺の下半身を夢中になってホールドして、頭を埋めていた。
「——ん……んぐ……れぇ……ちゅ」
「ま、まって……。もうムリっ、ほんとに無理だから……!」
「……む……ちゅ〜〜……ぷはっ」
すでに干からびたようになっているモノを、ぐにぐにと口で遊ぶホシノの顔を両手で止める。
俺が相当焦った顔をしていたのか、不機嫌そうながらも、ようやく口を離してくれる。
けれど、顔は不満の2文字が書かれていて、彼女のアホ毛がそれを主張するように、ぶんぶんと跳ねている。
膝立ちのままで、足と手を猫のように使い、四足歩行で移動してながら、俺の胸元まで寄ってきて、ごろんと腕の上に寝転がる。
長く伸びた彼女の髪が腕に広がり、柔らかな感触が伝わる。
……ぷくーっと膨れたほっぺとシワを寄せた眉がなければ、このまま意識を落としていたところだが。
「そんな顔しても俺、限界だって……」
「え〜……もう終わりなの?」
「3回も絞り取られたんだけど……!?」
「シュウくん、もっといけるでしょ」
「俺をなんだと思ってるの??」
俺のことのはずなのに、なぜかホシノの方が自信満々にそう言ってきたものだから、ハテナを複数つけてしまう。
ホシノの中にある俺はそんなに絶倫なの?
毎回これだと、本当に腹上死とかありえるんじゃないかな……なんて、冗談抜きに思うくらいには、ホシノは求めてくる。
頻度は高くない……低くもないけど、1度の行為での回数が多いのだ。
初めてのときは6回。次も6回。
あくまでそれは、長いこと溜め込んでいたものがあったから。
けれど、流石にこのペースでは頑張っても3回が限度でしてね? というか。
むすっとしたまま、すりすりと頬を擦り付けるホシノに、思ったことをそのまま言ってしまう。
「そんなにえっちだったか? ホシノって」
「うへっ!? な、何をいってるんですか!」
普段はなるべく“いつものホシノ”でいるようにしているみたいだが、俺がいる時に驚いたり、酷く動じると口調が後輩モードになる。
つまり、それだけ動揺したってこと。
ちょっとだけ顔を赤くして、撫でるような優しいパンチが俺の胸あたりに当たる。
「さいてーです、女の子に言うセリフじゃありませんよ……」
「普段はおじさんのくせに?」
「むぅ……」
不満げにむくれるが、何せホシノ自身が自称しているものだから言い返せないのだろう。
初めてホシノに言葉で勝った気がする。それでバカな俺は少し調子に乗ってしまう。
「珍しく言い返せないホシノは可愛いなぁ」
「……」
「こうして大人しいと、ちっちゃいのも合わせて本当に——」
「…………。………!」
「子どもみた……ぅあっ……」
下半身に刺激。まだ敏感なままのデリケートなところを強めに握られたり、擦られる。
目の前がチカチカと点滅し、ドッと冷や汗。
この刺激を与えてきているのは、もちろんホシノ。
「あれ、辛そうな顔してどうしたの〜?」
「急に……ぅ……触るのは、卑怯だろっ……ぁ、ぐ……」
流し目で意地悪な笑みとともに、彼女の手が俺の下半身を怪しく撫で回している。
直接ではないが、薄いタオルケットの上からそれが見える。
「……ふふ。ん……ちゅる……」
「ひゃ……っ! ちょ、耳は……!」
「可愛い声だねぇ〜。れぇ……ちゅ、ちゅぅ……」
一転攻勢とはこのことか。
本当におじさんみたいなセクハラ口調で、耳を舐められる。
脳を溶かされるような甘い吐息と、熱くて柔らかなホシノの舌。
下半身は激しく、優しく緩急のある刺激。
いくら限界でナヨナヨになっていても、ホシノからこんな風に責められたら……。
「あ……えへへ。固くなった、ね?」
「………」
「ん……。つづき、しよっか?」
「……………………」
期待した上目遣いのまま、そっとキスされては、NOと言えるはずもなく。俺はただ、頷いた。
……やっぱりキミ、えっちじゃない?
その後のことは詳しく書かないけど……記録は5回とだけ、ここに記しておく。
▽
「助けて、大将……」
「おいおい。そんな情けのないこと、男が言っていいのか?」
バイトの休憩中。
同じ男である柴関ラーメンの大将に、情けなく涙ながらに縋り付く者がありけり。
というか、俺だ。
相談の内容が内容だけに、話せる相手は限られてくるわけで、ひとまず1番信頼できて同性であるバイト先の大将に頼った。
最初、俺からの相談にびっくりした顔をした大将。
でも、じっとこちらを見た後に近くの椅子へと座り、一服。
「ふぅー……。で、なんだって?」
「……相談、乗ってくれるんすか?」
「シュウがそんな情けない顔してたらなぁ。珍しいもんだ。おまえさん、滅多にへこたれないだろ」
「買い被りすぎですよ」
「だが、そんなシュウの悩みが男女の秘め事とはねぇ……」
「う……。す、すんません……」
「ははははっ! 気にすんな、周りは若い嬢ちゃんばっかりだからな。俺くらいにしか話せなかったんだろ?」
「た、大将……!」
明るく笑い飛ばして肩を叩かれ、感動で涙目になる。
女の子の話題関連で、なんの事情も聞かずに味方してくれたのは、大将が初めてでは?
「で、何があったんだい」
「ちょ、ちょっとばっかり言いにくいことなんですが……」
ざっくり、なるべく下品にならないように意識しながら、ホシノとの最近の夜事情についての悩みを話す。
正直に言うと、まだケツの青いガキが一丁前に何を言ってるのか、なんて思われるんじゃないかな、とか心配していた。
けど、大将はこんな内容のことなのに随時、真剣な顔で聞いてくれて、途中からは言葉に詰まることなく、だいたいのことを話すことができた。
簡単に要約すれば……男女の夜に満足がいっていていない。(主にホシノが)
一言にまとめると“このままだとホシノに絞り殺される……!”ということです、はい。
そんな恥ずかしい俺の相談を、最後まで黙って聞いてくれた大将は、なんとも難しい顔で腕を組んで悩んでいた。
その姿に、なぜか少し緊張する。
「ふーむ……その、なんだ」
「は、はい」
「随分と淫らな青春を過ごしてんだな、シュウは?」
「……ごもっともです」
「はは、ジョーダンだ。つっても、俺もそう言うのは詳しくないからなぁ」
「そうですか……」
「たまに聞く精力剤とかは試したのか?」
「……はい」
「で、結果は」
「…………4回が限度でした」
俺の答えを聞いて、不思議そうな顔をする大将。うん、俺もこれで満足してくれると思ってたんだけどね。
「そりゃ充分なんじゃ……? って、待て。もしかして、満足してないのはシュウじゃなくて」
「そういうことです……。言葉足らずですみません……」
「あー、そりゃまた……」
流石に苦笑いをこぼされてしまう。
たぶん、大将は俺が気持ち的に満足できていないのに、勃たない……みたいな悩みだと捉えていたようだった。
けど、蓋を開けてみれば。
「まさか、あのちっこい嬢ちゃんがなぁ……。意外だぜ、てっきりシュウのほうかと思った」
「普通は……そう、なんでしょうけどね」
「なんだ、ワケありかい?」
ぐむ、と言い淀む。
心当たりがないわけでは無い。ホシノがあんなにも、その……性欲が強くなった理由のひとつは自分にも責任がある。
“1回じゃ満足できない身体にしたの、シュウくんじゃん……”
そんなことを現代に帰ってきた夜に、しがみつかれて言われた。
あまりの衝撃に生唾を呑んだし、めちゃくちゃ興奮して、暴走した結果が……。
「はぁ……学ばないなぁ、俺」
「そう気を落とすなって。……だが」
「はい?」
「こう言う時に、意地を張ってでも男を魅せるのは大事だぜ。大切な子なんだろ?」
「……うす」
「ははは。さて、スタミナ付くもんでも食わせてやるよ!」
男として大切なことを言葉以上に伝えてくれた気がする。……大将、かっけぇなぁ……。
大きな声で笑い飛ばしながら、特製のラーメンを賄いに出してくれた大将。
バイト上がりの時に。
「頑張れよ? 困ったらまた相談くらい乗ってやるから」
「大将……!」
グッジョブと親指を立てて応援してくれた大将の言葉。
ならば、飲むしか無い。……複数の精力剤を。
……とは言えど限界はあるし、ホシノにはそれとなく、回数を減らしてくれるようにお願いするか。
…………はぁ、情けない。
▽
「えと、ホシノ。随分と真剣に見てるけど、どうかしたの?」
「……え。あ……うへへ、なんでもないよ?」
シャーレにて。
本日の当番である私こと、小鳥遊ホシノは先生のお手伝いをしていた。
とは言ってもすでに概ねが片付いており、残り時間を潰していたところ。
この空き時間を使って、私はスマホでとあるサイトを見ていた。
あまり人に見せられるようなものではなく、咄嗟に隠したが……同性の先生なら平気かなぁ。
気になっている顔の先生に、携帯の画面を見せる。
映っているのはランジェリーや少し大胆なブラジャー、ショーツが並ぶネットショップのサイト画面。
「わ……可愛いのがいっぱい。ホシノ、こういうの興味あったんだ」
「あんまり、なかったんだけど……」
「そうなの?」
「うん。最近、見始めたんだ」
このサイトを見ている理由は、ちょっと訳あり。
別に、可愛い下着に興味がないとかじゃない。私だって、歳ごろの女の子なんだ。
好きな人……こういうのを着ている姿を見てほしい人もいる。
だけど、このサイトを最近、頻繁に見ている理由はちょっと複雑なもの。
「……シュウに関係してる?」
「うへぇ!?」
「おお、顔真っ赤」
なんて言って先生に説明しようかと悩んでいれば、ピンときたような顔で、ズバリと的中されて変な声が出た。
「え、え? 先生、なんで……?」
「んー? そりゃこんな大胆な下着を、ホシノが急に見始めたってなったらねぇ」
「う、うぅ……」
「乙女だね〜、可愛いねぇ〜」
「せ、先生。なんかおじさんみたいだよ〜……」
怪しい顔つきになった先生に少しだけ身の危機を感じる。なんか、こう……セクハラしてくる予感がした。
身を引いた私を見て、先生の目に理性が戻る。……よ、よかった。
「で、どうしたの? シュウに何か言われたの?」
「えと、特になにも……」
「なら、どうしてこんなの……うわ、猫ランジェリーだって。ほんと、すごいの見てるね」
「うへへ……。これ着たらシュウくん、喜んでくれるかなって」
ちょっぴりの期待と……不安。胸に残るものを奥に隠すように、先生と話をしたつもりだったのだけど。
一瞬だけ目を見開いて、大きなため息をはく先生。
「……なるほど」
「えと……せんせ? どしたの?」
「ね、ホシノ」
「?」
「シュウとの夜、何か不安なことある?」
確信したかのように聞かれてしまう。
すぐに否定しようとしたのだけど、胸に秘めたままの不安はより大きくなるし、悪いことに繋がるというのは、もう散々経験した。
……ほんの少し迷って。目線をなんどか先生から外して。
でも、信じられる人に相談したかったから、口が開いた。
「……。………う、ん」
「………はぁ〜〜〜」
「あの、先生?」
すごく大きなため息。あと顔がちょっと怒ってる気がする。
なんだろう、どうして急に……?
と困惑している私の肩にそっと先生が触れて。すごく優しい顔と声でなぜか慰められる。
「そうだよね。ホシノこんなにちっちゃいのに、シュウとの情事は大変だよね」
「……」
「でもね? あの歳頃の男の子は、どうしてもそう言うことがしたくて堪らないんだよ」
「……え、あれ?」
「きっと、凄くがっついてくると思うんだ。あの子、シャーレでも私に隠れて、こそこそエッチな本とか読んでたし」
うんうん、と頷きながら理解を示すようなことを言う先生に違和感を感じる。
何かがすれ違っているというか、認識の違いがあるというか。
……あと、すごく聞き逃しちゃいけない言葉が先生の口から出てきた気がする。
でもまずは、確認から。
「先生?」
「イヤな時はイヤっていうのも大事だよ?」
「えっとね」
「ん? 話しづらかったら言わなくてもいいよ?」
あまりにも慈悲深くて優しい声音。
……この感じ、先生のもってるシュウくんのイメージは相当、ヤンチャなものなのだろう。
「たぶん、先生は勘違いしてるというか……」
「へ?」
「せんせ、シュウくんが私に……その、たくさん求めてきてるから、困ってるって思ってるよね?」
「うん。……ちがうの?」
きょとん。そんな顔をしている先生を見て、少し躊躇してしまう。
恥ずかしい、けど。でもひとりじゃ解決できる気がしないこと。
後輩たちには、とてもじゃ無いが言えない内容。
少しの覚悟を持って先生に相談する。
「その、ね?」
「うん」
「ぎゃ……逆、というか」
「逆。……逆?」
どう言うこと? と意味がわかっていない顔をしていた先生。
でも、少しずつ表情が驚愕に染まるのと同時に、私の方の顔は赤くなる。
「あ、あー。うん、うん……」
「……う、うへへ」
「なんというか……言葉が思いつかないから、直接的に言っちゃうけどね?」
「……うん」
「ホシノが、物足りない……ってこと?」
「……………有り体に言うとね」
つい、頬を掻いて目線をずらした私。それを見た先生の反応は。
「……うひゃー」
まんまるに目を開いて、どこか古い感じのリアクションをしていた。
……。
…………。
………………。
「——いや、それはシュウが悪いね」
「う、うへへ……。けどね、たくさん頑張ってくれるんだよ?」
「でも、ホシノは満足できてないんでしょ?」
ソファーに座って、お茶を片手に先生とガールズトーク。
内容はちょっとばかりアダルトだけど、胸の奥に隠してた悩みを話せるのは、とてもありがたくて。
「にしても。シュウもホシノも若いからか、すごいねぇ」
「そうなの、かな?」
「私は経験がないからね。詳しくはわからないけど……周りの子たちから話だけ聞いてたんだ」
「へー……」
「多くても2回とかってイメージだなぁ」
ついつい、ぽろぽろと私とシュウくんの性事情を相談してしまった。
最近、あまり私に興奮してくれないこと。
1度にする回数が減ってきていること。
そのほかにも色々と、本当にいろいろと話した。
……本当に、とてもじゃないがシロコちゃんたちには聞かせられないな、と内心で苦笑いが溢れる。
「いっぱい愛されてると私は思うけど」
「でも、最初は6回してくれて、それでも元気だったのに……。この前は4回目でへとへとだったんだよ〜?」
「……う、うーん。……シュウ、大丈夫かな……」
「え?」
「な、なんでもないよ!? えっと、それで結局のところ、ホシノの悩んでいることって」
「その……シュウくん、私のこと飽きちゃったのかな……? って」
きっと私の勘違いだし、悪い思い込みだとは思っている。
けど、一度その考えが過ぎってから、不安になってしまうことが増えた。
シュウくんがもし、私に飽きてしまったら。どこかに行ってしまったら。
そう思うだけで、とても辛くなる。
「こらこら、そんな顔しないの」
「ん……せんせ」
よしよしと撫でられて、慰めてくれる先生。
困ったように笑う顔に、よほど自分が酷い顔をしていたのだと思い、つい苦笑いが出る。
「うへへ……やさしーね、先生は」
「ホシノのほうが私よりずっと優しいよ? そんな子を不安にさせるシュウは悪い子だね」
ウィンクして、ちょっとふざける先生。つられてつい笑ってしまう。
まだ不安な気持ちは残ったままだけど、でもすごくマシになっている。
けれど、大元の悩みは消えていない。先生もなんと解決策はないかと考えてくれている。
「んー。こういう男女のことはなぁ……」
「やっぱり、思いつかないよね」
「うん。シュウとのことがあって……それでホシノはさっきのランジェリーを見てたんだね」
「安直、かなとは自分でもおもうんだけど」
「そんなことないよ! それこそ、長年連れ添った夫婦だって……あ」
突然、言葉を区切った先生に自然と視線が行く。
何かを思いついたような顔をして、ちょっと悪い表情をしているように見えるのは、気のせいかな?
「ね、ホシノ」
「ん?」
「シュウの好きなもの、知ってる?」
「え。うーん」
なんだろ。耳舐め、首噛み……あとはキス、に関しては私の方がたくさんおねだりしてるしなぁ。
「す、すとっぷ。声に出さなくていいよ?」
「……え、声に出てた?」
「う、うん。……たいへんお幸せそうでなにより」
「……う、うへ……」
熱い。すっごく顔が熱い。先生の顔も少し赤くなっているのを見て、羞恥が体を駆け回る。
……あ、まずい。この場からすごく逃げたくなってきた。
「だ、大丈夫。私は大人だから理解ある! うん!」
「……ほ、ほんと?」
「うんうん! それより、シュウとのことだよ」
「あ、そか……」
「あの子の好きなもので、ホシノに付け加えれるのがあってさ。えっと……この辺に」
がさがさとダンボールが山積みになった場所をあさって、しばらく何かを探していた先生。
5分ほどして、そんなに大きくないひとつの箱を手に戻ってきた。
「それは……?」
「なんで私もあるのか疑問なんだけどね。ホシノ、これを付けてさっきのランジェリーで——」
先生から教えてもらった作戦。
すっごく、すっごく恥ずかしいもので、先生という立場で教え子にそんなことを教えていいのかな、とも思ったけど。
「——ってな感じで誘えば、もうイチコロじゃないかな」
「……やってみる」
「え、ほんとに?」
「うん」
「…………マジか。……シュウ、ごめんね」
絶対にシュウくんが……先輩が喜びそうなアイテムを手に入れた私は、変なスイッチが入ってしまっていた。
▽
とある日の真夜中。
再びシュウの家へと泊まりに来ていたホシノ。
ああ、今日もきっと搾り取られる。でも男を見せなければ。……と、普通の人が飲む数倍の量の精力剤を飲み、すでに戦闘準備を完了させていたシュウ。
「……少し待ってて」
その言葉を残し、部屋の外に出ていたホシノ。
少しの間が空いて。過剰に飲んだ精力剤の影響もあり、すでにムラつきがとんでもないことになっていた彼の前に現れたホシノは。
「……う、うへへ。どう、かな?」
「………………」
小柄な体とは裏腹に、大胆でエロチックな黒い猫ランジェリーを見に纏い、彼女の髪色とマッチしたピンクのケモ耳を装備したホシノの姿が目に入った。
体が固まる。あまりの強い刺激と衝撃で動けない。
でも視線は固定されたまま。瞬きひとつしたくない。
とんでもない熱視線。
それを浴びたホシノは恥ずかしそうに、自分の体を見回しながら、そっと俺に近いて来て。
「今日は、たくさん可愛がってほしい……にゃ?」
羞恥で真っ赤にした顔のまま、上目遣いでこんなことを言われて。
まぁ、なんだ。
人生で3回目の暴走を起こした。
記録は9回。目指せ、2桁。
「……う〜ん」
「……うへへ。いっぱい、愛してもらえた…っ」
「………すぅ」
「ふふ……えへへ………。ん……おやすみなさい。せんぱいっ」
深夜ゆえのボーナスエピソード。紳士の方はひっそり楽しんでね。