東方超龍革~Duel Masters Phantasm 作:フウ@東方二次創作
DMPである遊崎 勝平は、幻想郷の異変を解決して欲しいと、謎の美女―八雲 紫から頼まれた。その頼みに乗った勝平は、「スキマ」を通って「幻想郷」の大地へと降り立った。
この世界で起こっている異変とは、そしてこの先、どんな強敵との出会いがあるのか…。
目的地に向かう道中、俺は霊夢と魔理沙から改めてこの世界についての事を聞いた。
そして俺が効いててちょっとビックリした事が一つ。
「能力…?」
「そう。この世界には能力の概念があるの。私は『空を飛ぶ程度の能力』―って所ね。」
「そして私が『魔法を使う程度の能力』って感じだな。」
「なるほど…。そういやルーミアも…」
俺はルーミアに追い回されている時に急に視界が真っ暗になっていた事を思い出した。
「…んで、この霧は異変なのか?」
「そうね。ある夏の日、幻想郷全体に紅い霧が発生したのよ。霧のせいで太陽の陽が届かないし、何なら霧に妖気が含まれてるせいで体調を崩す人も居る始末よ。」
「割と洒落にならない異変だな…。」
太陽の光を届かせないようにするために紅い霧を出す…どういう目的なんだろうか…。
そう思いながら俺達が大きな湖の周りを歩いていた時である―。
「ちょおーーーーっと待った!!」
突然響き渡る声。
いきなりの声に振り向くとそこには…
「あたいはチルノ!ここを通りたければ、さいきょーのあたいを倒してからにしろ!」
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チルノは両腕を胸の前で組む立ち姿―いわゆるガイナ立ちをしながら俺達を睨む。
―こっちを威圧してるつもりなのか…?
「ふーん…アンタが"最強"…ねえ…?」
「そうだ!あたいはさいきょーなんだぞ!」
「最強って…何が最強なんだ?」
「ふふーん、とにかくさいきょーなところだ!」
「…んんん?」
どういう解答なんだ…?
「とにかくさいきょーって、お前の何が最強なんだ…?」
「だから!とにかくさいきょーなの!」
「…どういうこと…?」
駄目だ理解不能な解答しか飛んでこなくて頭が…
「理解したわ。つまりバカさ加減が最強って事ね。」
「あー納得したんだぜ。こ~んなバカな妖精が居るとはねぇ…」
「バカとは何だバカとはー! バカって言う方がバカなんだー!」
バカて…ほら涙目になりながらチルノ抗議してんじゃん…。
っというか魔理沙が言ってたけど…
「チルノって妖精なんだな…。」
「ええ、こいつは妖精。危険性はそこまでないわよ。」
改めて思う。幻想郷すげえ。
妖怪や妖精、さらに魔法といった一般的には空想のものと言われるものがここにはある。
それ系統が大好きな人にとってはワクワクものだろう。
「あたいを無視するなー!もう良い!デュエマで勝負しろ―!!!」
バカと言われ無視されブチギレるチルノは陰陽柄のカードを突き出す。
―と、
「チルノちゃーん!待ってー!」
もう一つの声。と同時に緑髪の妖精と思われる少女が現れた。
「何だ…?」
「もうチルノちゃん!駄目だよ通りすがりに戦いを挑んじゃ!」
「大ちゃん下がって!これはアタイとアイツらとの真剣勝負なのよ!」
「そういう事じゃなくて!」
チルノを必死に止める緑髪の少女。
「…アンタ、誰なの?」
「大妖精です!それよりもチルノちゃん落ち着いて!」
「落ち着いているぞ!というわけでデュエマよ!」
「チルノちゃん!!」
大妖精と名乗った緑髪の少女がなおもチルノを制止するが、チルノは止まらないようだ。
「…しゃーない…私がやってやるんだぜ。」
そんなチルノの宣戦布告に、魔理沙が名乗り出た。
「え?」
「魔理沙、放っておいた方が良いと思うけど?」
「丁度新型デッキのウォーミングアップがしたかったから、丁度いい相手だぜ!」
「…まあ、好きにしたらいいんじゃない?」
「それじゃあ…行くぜ!」
魔理沙はポケットから陰陽柄のカードを取り出す。
光の幕が2人を包み、デュエマの舞台が出来上がった。
「さあ行くぞ!…えーっと…」
「霧雨魔理沙だぜ!」
「行くぞマリッサ!」
「名前ミスってるぞおい!」
「「デュエマ、スタート!」」
「アタイからだ!『チアスペース・アカネ』をチャージしてターン終了!」
「私のターン!ドローして『S・S・S』をチャージ!ターン終了だぜ。」
どうやらチルノはジャイアントデッキ、魔理沙は…何かしらの
ジャイアントデッキは耐久力が高いから気を付けろよ魔理沙…!
「アタイのターン!『怒流牙サイゾウミスト』をチャージして終了!」
「私のターン!『「必然」の頂 リュウセイ』をチャージして2コスト!『「いいダシがとれそうだ」』を発動!カードを2枚引き、自分の手札を1枚捨てる!ターン終了だ!」
あのカードとあのマナの埋まり方……もしかして「あの」デッキか…?
「アタイのターン!『五番龍 レイクポーチャー ParZero』をチャージして3マナ!『
「あら、割とプレーはしっかりしてるのね。」
「一緒に何度も練習してましたので!」
まあ確かに最速ムーブは出来てるし単なるバカとは言えないだろう。
大妖精の使うデッキが気になるところだが、次は魔理沙のターンである。
「私のターン!『戦攻のシダン アカダシ』をチャージして3マナ!『
「おお出たパーフェクト呪文!」
「パーフェクト呪文…決断系呪文の事そう呼んでるのね。」
パーフェクト呪文、または決断系呪文とは超天篇第二弾から登場した呪文サイクルであり、共通して3つのモードから能力を2回選べるという呪文である。
有名なのが
「こいつは相手のクリーチャーの攻撃を止めるか、1枚捨てて2枚ドローするか、2コスト以下のエレメントを出すかの3つの効果の内どれかを2回使えるんだぜ!」
「ま…まるで意味が分からないわ…」
「まあ今回は、1枚捨てて2枚ドローを2回行うぜ。」
これで2捨て4ドロー。3コストで実質6枚アドは流石に強い。
「ターン終了だぜ。」
「アタイのターン!5マナをタップして『チアスカーレット・アカネ』を召喚!」
チルノの目の前にチアリーダーの服装を来た少女の妖精が現れた。
「早速来たか…!」
「これでターン終了!」
「…さて…私のターン…ドロー!」
カードを引く魔理沙。現在の魔理沙の墓地の枚数は…5枚。ここであのカードを引けていれば良いが…!
「うーんマジか…!勇愛の天秤をチャージして4コスト!『歓喜の歌』を発動!」
引けてないか…となるとまずいぞ?
「効果で山札の上から9枚を見て、その中の9コスト以下のカードを1枚手札に加える!『
魔理沙のデッキの切り札、「
そう、魔理沙のデッキは通称「ラッカゴスペル」。最速4ターン目にフィニッシュを決めるデッキなのだが…この遅れは青緑ジャイアント相手だと致命的だ。
何故ならそのデッキは…
「それじゃあアタイのターン!何をしようとしてるか分からないが…ここからやってやるわ!ドロー!マナチャージ!」
このターンから本領を発揮し、誰にも止められなくなってしまうからである。
「まずは2マナで『同期の妖精』を召喚!3マナで『マーチングドラム ミドリ』を召喚!効果で山札の上から2枚見てその中の1枚をマナゾーンに!そしてチアスカーレット・アカネでシールドを攻撃する時!」
チルノが手札のカードの1枚に手をかけた。
「『
革命チェンジ。それは特定のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこの能力を持つクリーチャーを入れ替えることができるといった能力である。
手札から出た第三のゴルファンタジスタ…「
「来たか…!ゴルファンタジスタ!」
「まずはアカネが攻撃する時の効果!自分の他のジャイアント、ミドリをマナゾーンに置く事で、『ジャイアント・メクレイド8』、発動!」
メクレイドとは、山札の上から3枚を見て、その中から指定された種族かつ指定されたコスト以下のカードを1枚コストを支払わずに使うことができるという能力である。
今回の場合だと、種族ジャイアントのコスト8以下のカードを使うことが出来ると言う事である。
「行くぞおおお!」
デッキの上から3枚をチェックするチルノ。
「来た!『
「マジかよ…!」
第二のゴルファンタジスタ、「
「これで魔理沙のクリーチャーは出たターン、えーっと…私のターンのはじめまで攻撃もブロックもできない…ぞ!」
「それはキツイな…!」
テキストを確認しながら宣言するチルノ。言わなくていい気もするが…まあ良いだろう。
「そして超重竜の効果発動!コスト6以下のジャイアントをマナからバトルゾーンに!と言う事でさっきマナゾーンに置いたチアスカーレット・アカネを出す!」
先程のミドリの効果でマナに置かれたアカネがバトルゾーンに出て来た。
これで次のメクレイドの準備も出来たと言う事になる。
「オラー!T・ブレイク!」
超重竜が手に持つゴルフクラブでエネルギー弾を打ち、シールドを破壊する。
「く…シールドチェック!…ノートリガーだぜ。」
「ターン終了!」
「く…銀河竜が邪魔だな…!」
「どういう事…?」
霊夢が尋ねて来る。
「銀河竜のせいでスピードアタッカーが使えないから、魔理沙のデッキが動かないんだ…普通に出してもマッハファイターで処理されるしな。」
「あー…と言う事は魔理沙のデッキ殴る事で力を発揮するデッキなのね…。」
「っというか…魔理沙のデッキ知らなかったんだな…」
「魔理沙の使うデッキ、ビックマナ系統しか知らなかったから新鮮なのよ。」
前までビッグマナデッキ使ってたんだな魔理沙…今回のデッキもデカいクリーチャーが大量出現するようなデッキなので、魔理沙はそういうデッキが好きなんだな…と納得できた。
「…私のターン、ドロー!呪文『オレの勝利だオフコース!』相手にクリーチャーが5体居るため5軽減で1マナで詠唱可能!パワー4000以下のクリーチャー全て破壊!『同期の妖精』と『氷駆の妖精』を破壊だ!」
オレの勝利だオフコース!は相手のクリーチャー1体につきコストが1軽減され、パワー4000以下のクリーチャーがすべて破壊されるといった呪文。これで厄介なクリーチャーを2体どかせたが…未だピンチな事には変わらない。
「メガラストバースト、『ド浮きの動悸』で1枚ドロー!」
「そして3マナ!コールドフレイム発動!今回使うのは止める効果二回!アカネと銀河竜は次の私のターンの初めまで攻撃もブロックも出来ない!」
「よし、これで次のターン耐えられる!」
「ターン終了だ!」
コールドフレイムにより次のターン、チルノの殴れるクリーチャーは超重竜ゴルファンタジスタだけになった。
これで次のターンチルノはトドメを刺せない。
「…フフフ…アタイのターン!ターン開始時、超重竜ゴルファンタジスタの『
『
超重竜の終極宣言はこれまた豪快なものであり―
「自分の手札と同じ枚数のカードを引き、その後自分のマナと同じ枚数のカードを山札からマナゾーンに!」
「手札とマナの数が倍に…!」
「凄いよチルノちゃん!」
「へへーん!大ちゃんのおかげでいまのあたいはさいきょーを超えてさいきょー!」
言っている意味がよく分からないが、とにかく今のチルノは優勢な事には変わりない。
「そして魔理沙…今トドメまではないと言ったな…?」
「…それが何なんだぜ?」
「ふふふ…甘い甘い!これがラストターンよ!」
「「「!?」」」
この状況でラストターン宣言…?
何をする気だ…!
「ドロー!マナチャージ!チアスカーレット・アカネの効果!マナゾーンからコイツを召喚する!『
最初のゴルファンタジスタにして、間違いなく最も有名なゴルファンタジスタ、「
「ファーが来たぞファーが!」
「ファーが来たって何だよファーが来たって!」
俺の小ボケに軽快にツッコむ魔理沙。
「…ファー!甘い甘いって事?」
「何よそれ。」
しれっと元ネタに到達しているチルノとCMを見ていないのかピンと来ていない他3人。
というか何でチルノはしれっと元ネタに到達してるんだよ!?
「…それにしても…この状況…。」
「ああ…すげえぜ…!ゴルファンタジスタが勢揃いしてやがる!」
「これが揃えば強いって大ちゃんも言ってたよ!」
まさかゴルファンタジスタを全員採用したデッキだとは…。
「だがなおもトドメは無いぜ?」
「まだだ!マナゾーンの氷駆の妖精を進化元に、『大神秘イダ』をマナ進化でバトルゾーンへ!」
「大神秘イダだとぉ!?」
古のマナ進化クリーチャー、大神秘イダの登場により、チルノが一気にトドメまで刺せる状況になった。
「そしてゴルファンタジスタの効果で、次の自分のターンのはじめまで、自分はこのクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーに攻撃されない!つまり25000以下のクリーチャーは攻撃が出来ない!」
「く…厄介な…!」
「さあ超重竜 ゴルファンタジスタで残りのシールドをブレイク!」
ゴルファンタジスタがエネルギー弾を創り出し、二枚のシールドを砕いた。
「さあとどめ!大神秘イダでダイレクトアタックよ!」
魔理沙へと迫るイダ。
―が、魔理沙は笑っていた。
「やるな…と言いたいところだが…甘いのはお前だチルノ!S・トリガー!『ジ・エンド・オブ・エックス』と『
「ジ・エンド・オブ・エックスですって!?」
「まずは『ジ・エンド・オブ・エックス』!相手のクリーチャーを1体を封印できる!ゴルファンタジスタを封印だ!」
封印とは、バトルゾーンのカードの上に裏向きでカードを置かれることであり、置かれたカードは能力も文明もパワーも存在しないクリーチャーとなり存在が無視される。
だがまさか『ジ・エンド・オブ・エックス』がラッカゴスペルに入ってるとは…
「そしてもう一枚!『
S・S・Sは相手のクリーチャーを全てタップし、相手のパワーが一番大きいクリーチャー1体をバウンス、パワーが一番小さいクリーチャー1体を破壊するというS・トリガー呪文の中でも最強格といった呪文である。
これにより相手のクリーチャーは攻撃不可になり、おまけとばかりにアカネと銀河竜が除去された。
「そんな…全員揃ったのに何で…!」
「馬鹿ね、ゴルファンタジスタで魔理沙のクリーチャーは攻撃できないんだから1ターン待つべきだったのに。」
「だってだって!急に来たんだもん!!」
冷静さを失い叫ぶチルノ。
恐らくまだ実戦経験が足りてないのだろう…
「それじゃあ私のターンだ!ようやく見せる事が出来そうだぜ!呪文!『キリモミ・ヤマアラシ』!次に召喚するクリーチャーの召喚コストを1減らし、スピードアタッカーを与える!」
「それで何を出すつもりなの?」
「ふふふ…こいつを出すぜ!」
と言い魔理沙は手札の『
「魔理沙、それコスト9よ?アンタの残りマナは4だから…」
「いや…違う!こいつの召喚コストは9じゃない!」
「え…?」
「よく知ってるな勝平。こいつの召喚コストは、墓地の呪文の枚数だけ、最低2コストまで下がる!よって2コストで召喚!!」
魔理沙の場に、身体の所々に水晶が散りばめられたクリーチャーが現れた。
「『
「遂に来たか…ゴスペル!」
「お待たせしたんだぜ!ゴスペルの登場時能力!呪文を好きな数、自分の墓地から手札に戻せる!よって私は墓地の『オレの勝利だオフコース』と、『歓喜の歌』、そして『
「水晶の祈りは手札から捨ててた呪文よね…それでどうするの?」
「こうするんだよ!ゴスペルでシールドを攻撃!」
「えっ…ゴルファンタジスタの効果で攻撃出来ないはずじゃ…」
「残念だったな。"封印"は、一味違うのさ。」
頭に?マークを浮かべるチルノ。
これはたまにしかない裁定だし、そもそも封印辺りの裁定はかなり難しいから無理もない。
「首領竜 ゴルファンタジスタが封印されると、ゴルファンタジスタのパワーが無視されて参照できなくなるから、つまり自分のどのクリーチャーでも攻撃できるようになるんだぜ。」
「え…ええ…?言ってる意味が分からない…。」
「つまりそのゴルファンタジスタ、今はもうただのカカシって事よ。」
「え…そんなぁ!酷い!反則!」
涙目で抗議しだすチルノ。だがこれが正しい裁定なので仕方ない。
「と言う事で攻撃する時、能力発動!」
「…来るぞ、霊夢!」
「え…?」
ゴスペルの身体が輝きだす。
「私は手札から好きな呪文を唱えられる!!」
「手札から好きな呪文を!?」
「唱える呪文はコイツだ!水晶の祈りの下面…『クリスタル・ドゥーム』!!」
「ツインパクトで両面呪文なのそれ!?」
デュエマで両面ツインパクトの呪文はこの水晶の祈り/クリスタル・ドゥームだけである。
そして本来11コストという超絶高コスト呪文であるクリスタル・ドゥームには、恐ろしい効果がある。
「そうだぜ!そして…クリスタル・ドゥームの効果!デッキから3枚ドローして、その後…手札のアンノウンかゼニスを好きなだけ、タダで召喚出来る!!」
「何ぃ!?」
あからさまに顔を青くするチルノ。
魔理沙は手札のカードを3枚掴み、バトルゾーンへと投げた。
「来い!『「必然」の頂 リュウセイ』2体!『
魔理沙の場に、巨大なクリーチャーが合計5体並んだ。
「必然」の頂 リュウセイ/POWER 12000
「必然」の頂 リュウセイ/POWER 12000
引き裂かれし永劫 エムラクール/POWER 15000
「パワー1万以上が5体…!」
「どうだ!デュエルマスターズはパワーだぜ!」
「凄い…!」
パワー1万以上が並び立つ状況。
実際に見て見るとこれまた壮観である。
「エムラクールの登場時効果…今は何も起こらないが発動してと、ゴスペル!Wブレイクだ!」
ゴスペルがチルノのシールドを二枚砕く。
「…よし!S・トリガー!『
「無駄だぜ!」
と、トリガーで発動された輝跡の大地が光と共に墓地に送られた。
「な…何で!?」
「ナンバーナインの効果で、チルノは呪文を使えないんだぜ!」
「嘘でしょ!?」
「そして、必然の頂リュウセイは自分のクリーチャー全てにスピードアタッカーを与える!リュウセイでT・ブレイク!」
リュウセイのブレスがチルノのシールドを破壊する。
「く…シールドチェック!よし!『チアスペース・アカネ』の『
G・ストライクとは、シールドゾーンから手札に加える時に、相手に見せることで相手のアタッカーを1体を攻撃できない状態にするという効果である。
「もう遅い!ナンバーナインで、ダイレクトアタック!」
「諦めない…アタイは…」
チルノは手札のカードを1枚手に取る。
「さいきょーだ!『ニンジャストライク』!『
「おっとここでサイゾウミストか!」
ニンジャストライクとは、相手が攻撃、またはブロックを宣言した時に、決められた枚数のマナが貯まっていれば、マナコストを払わずにその能力を持ったクリーチャーを召喚できる効果である。
「サイゾウミストが出た時、墓地のカードすべてシャッフルした後、シールドを1枚追加だ!」
「ならそのシールドを破壊だ!」
ナンバーナインのダイレクトアタックが、チルノの目の前に現れたシールドに阻まれる。
「シールドチェック…!やった!『チアスペース・アカネ』の『G・ストライク』発動!エムラクールを攻撃出来なくする!」
「凄いチルノちゃん!」
「ど…どうだ!耐えきったわ…!」
「へえ…やるじゃねえか…。」
―だが、魔理沙は笑っていた。
「楽しかったぜ!このデュエマ!ターン終了。そして…もう一度私のターンだ!」
「「「!?」」」
魔理沙の衝撃発言に驚く3人。
「魔理沙…お前わざとエムラクールの登場時効果言わなかっただろ?」
「バレたか…エムラクールの登場時効果は、このターンの後もう一度自分のターンを行うっていう効果だ。」
「な…何よその恐ろしい効果…。」
鬼丸「
そして現代デュエマは、追加ターンが取れればそのデュエルはほぼ勝ち―そんなゲームである。よって…
「私のターン!行けぇ!ゴスペルでダイレクトアタック!!」
ゴスペルが竜の口の様なものにエネルギーを溜める。
「あ…ああ…!」
「…チルノ…アンタは強かった。アンタの言う『最強』にも、いつかはなれる…かもな。『クリスタル・スパーク』!!」
ゴスペルの放つ極光に包まれ、チルノはダウンした。
「私の勝ちだ。」
「チルノちゃーん!」
大妖精がダウンしたチルノへと飛ぶ。
「お疲れ魔理沙。」
「アンタ、中々えぐいデッキ作ったわね…。」
「こーりんの店で買ったカードで気になるカードがあったからな…研究に研究を重ねてこのデッキを完成させたぜ。」
「…つまりこのデッキは、魔理沙の努力の結晶…って事か?」
「おお勝平、分かってくれて嬉しいぜ!」
魔理沙が肩にポンと手を置いてくれる。
俺のドギラゴン超デッキも手探りで組んでいたから共感出来るな…
「…それじゃあ、先を急ぎましょう。早く終わらせて帰るんだから。」
「はーい。」
「ったく、ドライだなぁ霊夢は…。」
湖の先へと歩き出す3人。
残されたチルノと大妖精は…
「チルノちゃん…大丈夫…?」
「…今までで一番うまくいったのに…次は絶対勝つんだから…」
という事を言っていたのである。
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イメージED JIBUN
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幻想郷を包む紅き霧の異変。それは紅き不気味な館「紅魔館」から発せられていたものであった。
辿り着いたその先で、襲い掛かる新たな刺客。
一方、館へと侵入した霊夢と魔理沙。その先へと進んだ2人に、更なる強敵が立ち塞がった。
「紅魔館へようこそ、博麗の巫女。」
「邪魔をするなら…容赦はしないわ。」
「ここからは、私達が時を支配致します。」
「
「「ファイナル革命、発動!」」
今回のデッキ
<青緑ジャイアント>
チルノの使うデッキ。チアスカーレット・アカネからマッハファイターで殴り革命チェンジし、そこからメクレイドによる超展開を狙うのがチルノの基本戦術。そのため序盤クリーチャーが全く出てこない今回の相手、ラッカゴスペルとは不利な対面だと言える。
チルノはゴルファンタジスタをすべてデッキに採用したデッキを使用し魔理沙を追い詰めたが、プレイングやデッキの内容がまだまだ未発達と言えるので、今後に期待。