東方超龍革~Duel Masters Phantasm 作:フウ@東方二次創作
幻想郷の異変を解決するために紅魔館へと進入した霊夢、魔理沙、勝平。
博麗霊夢は異変の元凶にして紅魔館の主―レミリア・スカーレットと対峙。
激戦の中最後は革命ゼロトリガーからの全力の反撃を浴びせた霊夢が勝利した!
―が、そんな中一人の少女が現れ―。
紅魔館:3階
ハア…ハア…広すぎんだろこの館!
2階の階段から3階の階段まで距離離れすぎだっつーの!そして主の間はその奥って…!
おかげで迷いまくったぜこんちきしょうめ!
「でも…やっと着きそうだ…」
明らかに雰囲気の違う廊下。
目的地が近いと言う事だろう。
―と、
「ん…誰か倒れてるな…。」
霊夢辺りが倒した相手か…?と思い、倒れてる人に近づくと…。
「おいおい…!」
そこには、メイド服を着た銀髪の少女が気を失って倒れていた。
「うーん…霊夢か魔理沙辺りがやったのかね…?おーい、大丈夫か?」
「う…うう…。」
「メイドさんかな?取り敢えず救護出来る場所まで連れてくから…」
「逃げて…ください…。」
―えっ…?
「なあ…逃げてって…」
「霊夢が…お嬢様が…危ない…!」
「えっ…?」
メイドの服をした少女の発言に戸惑う俺―と、
突然奥の部屋に爆発音が響いた。直後…
「うああああああああああっ!」
「あああああああああああっ!」
―霊夢と魔理沙の叫び声―。
「霊夢!?魔理沙!?」
「はあ…はあ…」
足を震わせながらも立ち上がるメイド服を着た少女。
「大丈夫か…?えーっと…メイドさん…。」
「十六夜咲夜です…それよりも…お嬢様が!貴方は逃げてください!」
メイド…咲夜は爆発音の響いた奥の部屋へと飛び立つ。
それを追いかけるように俺も奥の部屋へと走った。
「お嬢様!」
「霊夢!魔理沙!」
ドアを開ける咲夜。
―そこには…。
「…!!」
ボロボロの姿で倒れている霊夢と魔理沙の姿。部屋の奥で表情を歪める羽を生やした青髪の少女の姿。
そして、その手前に立っている羽を生やした金髪の少女の姿があった。
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遡ること数分前―
霊夢と魔理沙はフランを相手に苦戦を強いられていた。
「2軽減して3マナで召喚!『
「3マナ…!?」
「コスト5以上のコマンドが出たから、『封印』がまた1枚外れるよー!」
封印という謎のワードに困惑する霊夢。
それに、フランの場に最初からあるあのカードーアレは一体…。
「そしてアルカディアが出た時の効果ー!デッキの上から4枚を墓地に送って、墓地から進化クリーチャーを出すよ!アルカディアス・モモキングをバトルゾーンに!」
「あのカードは…!不味いわね…。」
霊夢のデッキ―速攻で相手に攻撃を仕掛けるタイプのデッキに対してかなりの痛手となるクリーチャー。
「アルカディアスモモキング…それにあのカード…時間稼ぎでもしているつもりなのかしら…?」
子供のように笑うフラン。霊夢は嫌な予感を感じていた。
その頃魔理沙は…
「ルドルフ・アルカディアの効果で…『
「デス・ザ・ロストだと!?」
「デス・ザ・ロストの登場時効果!魔理沙は手札をすべて捨てるよ!」
「おいまた全ハンデスかよぉ!」
魔理沙のデッキにはかなりの痛手となる全ハンデス、
魔理沙はいきなり窮地に立たされていた。
「チャラ・ルピアから革命チェンジ!ボルシャック・サイバーエクスで、アルカディアス・モモキングを手札に戻すわ!」
「いいダシがとれそうだ発動!カードを2枚引いて1枚捨てるぜ!」
それでもあきらめずに必死の抵抗を見せる2人―
「シールドトリガー!『
「手札を1枚捨てて『
フランも着々と何かの準備を整えているようだ。
だが、そうはさせじと霊夢と魔理沙が動き出した。
「サイバーエクスでシールドを攻撃よ!」
「呪文!キリモミ・ヤマアラシ!墓地の呪文と併せて7軽減!」
そして、二人は同時に自身の切り札の名前を宣言した。
「革命チェンジ!『蒼き守護神 ドギラゴン閃』!」
「2マナで召喚!『水晶の王 ゴスペル』!」
「す…凄い…!」
霊夢と魔理沙が出した切り札に眼を輝かせるフラン。
「ドギラゴン閃のファイナル革命の効果で、デッキから来なさい!『鳳翔竜機 ワルキューレ・ルピア』!」
「クリスタル・ドゥーム発動!3枚ドローして手札から来い!『終末縫合王 ミカドレオ』と『引き裂かれし永劫 エムラクール』!ミカドレオの効果でさらにリュウセイとナンバーナインを呼び出すぜ!」
霊夢はドギラゴン閃からフィニッシュに十分な打点を、魔理沙はゴスペルからミカドレオのEXウィンの体勢を構築した。
「行きなさいT・ブレイク!」
「ゴスペルでW・ブレイクだぜ!」
砕け散るシールド。
「これで終わりよ…ワルキューレ・ルピアで、ダイレクトアタック!」
「ターン終了!そして、エムラクールで追加ターンゲットだぜ!」
目前に迫る二人の勝利。
―が、目の前の破壊者―フランドールは、その希望を粉々に打ち砕く。
「『ニンジャ・ストライク』発動!『終断
「マリサのターン終了時『
互いに逆転の一手となるクリーチャーをバトルゾーンへと出すフランたち。
―この瞬間、"最後の封印"が外される。
…瞬間、紅魔館の主の間が揺れ始める。
「な…何よ…!」
「一体何が起こるっていうんだぜ…?」
―フランは両腕を広げ、宣言した。
「「"
―瞬間、二人のフランの背後に現れる1体の巨大なクリーチャー。
「嘘…こんなのって…!」
「マジかよ…!」
そして…
「「ダイレクトアタックー!」」
二人に迫る巨大なクリーチャー。
「うああああああああああっ!」
「あああああああああああっ!」
そして―二人は敗北を迎えた。
「ハア…ッッ…!」
「はあ…クッソ…!」
ボロボロの姿、息も絶え絶えな状態で倒れる二人。
「もう壊れちゃったの~?二人とも…。」
分身を消し狂気的な笑みを浮かべるフランドール・スカーレット。
そのままフランはレミリアのもとへと近づいていく。
「ねえお姉さま…どうして私だけ仲間はずれなの…?」
「…部屋で待っておきなさいって、言ったでしょう?」
レミリアはフランとは対照的に真剣な表情でフランに相対する。
―と、
「お嬢様!」
叫びとともに、咲夜がレミリアの傍へと現れた。
「あれ…?咲夜…さっき壊したはずなのに…」
「…ハア…ハア…妹様…まだ私は…」
「それじゃあ…また遊んであげる…」
レミリアを庇う咲夜へと近づくフラン。―と、
「そこまでだ!」
「?」
一人の男の声があがった。
「どうして…?」
「え…?」
「ハア…遅えよ全く…!」
「来てくれて助かったわ…」
「「勝平!」」
勝平の登場に大いに喜ぶ霊夢と魔理沙。
「あなた!どうしてここまで来たんですか!逃げてと言ったはずです!」
「悪いな…どうしても逃げる訳にはいかない状況だったもんでね…。」
毅然とした表情の勝平。―やがて勝平は、陰陽柄のカードを構えた。
「んで、何が起こったかはちょっと理解できた。どうやら…あの金髪の子を止めないといけないらしいな…。」
勝平はポケットから陰陽柄のカードを取り出し、構えた。
「お前を止められるのは只一人、俺だ。」
※ ※ ※
「私と遊んでくれるの?」
「まあ、そんな感じだな。」
俺は目の前の金髪の少女と話す。
見た感じは…奥に居る青髪の少女と似ているが、彼女もおそらく人間ではないのだろう。
その証拠に、羽根のようなものが背中から生えているのだから。
「駄目よ…人間…!」
青髪の少女が叫ぶように言う。
「貴方…幻想郷に来たばっかりの人間でしょう…!今のあなたがフランに負けたら…!」
「大丈夫よレミリア…。」
レミリア…そう呼ばれた青髪の少女の言葉を遮るように霊夢が言う。
「アイツは強いわ…貴方が思っている人間以上に。」
「そうだそうだ!」
何か大事な事を聞き逃した気はするが―まあ良いだろう。
俺は態度を崩さず言う―
「そうだな…それに…今俺が負けてどうなったところでどうだって良い…。何故なら…。」
俺は目の前でボロボロになっている霊夢、そして魔理沙を一瞥して言う。
「目の前で起こってる事を、放っておくわけにはいかねえからな。」
「いいよ!久しぶりに楽しくなってきた…今度はあなたと遊んであげる!」
金髪の少女は眼を見開いて言った。
―さっきから金髪の子が怖いが…やるしかねえ。
「ところで…あなたはだぁれ?」
「俺は遊崎勝平。ただのDMPだ。」
「私はフラン…フランドール・スカーレット。人間の男の人って初めて見た…。」
じろじろとフランドール…フランが俺の事を見て来る。
―その後、どこまでも無邪気な表情で言った。
「あなたは…どんなふうに壊れるのかな…?」
…やっぱむちゃくちゃ怖え…負ける訳にはいかなそうだ!
「いくよー!『
フランがそう宣言した瞬間、紅魔館の天井付近に『X』の刻印が入った黒い星が現れた。
FORBIDDEN STAR…フランが使うのはドルマゲデッキかよ…!えげつねえデッキ使うな…。
それなら俺も、GPで使ったデッキの改良版を使うだけだ。
「…それならこっちも全力で行かせて貰うぜフラン!『禁断 ~封印されし
俺の背後に現れる石像―その周囲には、文字のようなものが漂っていた。
「勝平も禁断を…!?」
「でも、フランのとは全然違う…!」
「行くぜ…フラン!」
「アハハハハ!面白そう!!」
「俺の先攻!熱血の物語をチャージしてターン終了!」
「私のターン、ドロー!マナチャージしてターン終了だよ!」
「俺のターン、ドロー。『闘争類喧嘩目 ステゴロカイザー』をチャージしてターンエンドだ。」
2ターン目でメンデルスゾーンが引けずに足踏みしてしまった。
ちょっと痛いかもなこれ…
「私のターン、ドロー!マナチャージ!2マナタップ!」
この段階で動き出すって事は…アレが出て来るか…!
「『
FORBIDDEN STARの傍に、岩でできた黒い球のようなものが現れた。
「そのカード…」
「私たちも使われたな…。」
フランの場に現れたカードに反応する霊夢と魔理沙。
確かにあのカードはヤバい。アレが有るだけであのデッキが数段凶悪になると言っても過言ではない。
「それで、封印を4つこのカードに貼り付けるよー!」
FORBIDDEN SUNRISEの上に裏向きのカードが4枚貼り付けられる。
「…俺のターン、ドロー。3マナをタップして、『ボルシャック・栄光・ルピア』召喚!効果で1枚ブースト!ドラゴンなのでもう一枚!」
これで3→6の動きが出来る。「あの」クリーチャーにも繋がるしで、流石はドラゴンデッキに革命を起こしたクリーチャーである。
「アイツのデッキ…前は禁断使ってなかったのに…。」
「恐らく、複数個デッキを持っているんでしょう。まだデッキ内容はつかめて無いけど…。」
霊夢が言った通り、俺はデッキを複数個作っている。
―まあ、どのデッキにも"あの"カードは入っているが…
「私のターン、ドロー!それじゃあ…いくよー!」
フランのマナに手札からカードが置かれる。
この感じ…動いて来そうだな。
「FORBIDDEN SUNRISEの効果で、闇のコマンドの召喚コストが2少なくなるから、3マナで『魔光神官ルドルフ・アルカディア』召喚!」
早速来たか…ドルマゲドンデッキのキーカード!
「出た時に山札の上から4枚を墓地へ!その後、このクリーチャーから進化出来るクリーチャーを出せるよー!」
デッキの上から4枚が墓地に送られる―"居る"な…!
「進化!『アルカディアス・モモキング』!」
ルドルフ・アルカディアから姿が変化し、アルカディアスの力を受け継いだモモキング、『アルカディアス・モモキング』となる。
これで光以外の呪文が使えなくなり、最初に出てくるクリーチャーはタップしてバトルゾーンへ出ないといけなくなってしまった。
「そしてコスト5以上のコマンドが出たから、FORBIDDEN STARの封印を1枚外すよー!」
場に現れたアルカディアス・モモキングが"X"の形状をした紋章を生み出す。
―瞬間、FORBIDDEN STARの一部が壊れ、そこから右脚のようなものが現れた。
「これで封印は残り3枚…!」
「そして右脚の封印が外れたから、アルカディアス・モモキングに『パワーアタッカー+2222』を与えるよ!」
FORBIDDEN STARは封印がはがれるたびに何かしらの効果を付与するというシステムである。
4枚全部がはがれたら―今はそれを考えずに行こう。
まずはアルモモの処理から考えなくちゃな。
「俺のターン、ドロー。マナチャージして5マナをタップ、勝太&カツキング召喚!」
「お、処理に向かうみたいだな。」
「その通りだ魔理沙。効果で5枚見て、『
「グレンモルト…ドラグナーと言う事かしら…?」
霊夢が言った通り、今使ってる俺のデッキはドラグナー。
ドラグハート・ウェポンという超次元ゾーンのカードを活用したデッキである。
「火文明のカードが手札に加わったので、アルカディアス・モモキングを手札に戻すぜ!」
「スター進化クリーチャーだから、ルドルフ・アルカディアが場に残るよー!」
「ターン終了だ。」
「それじゃあ私のターン、ドロー!マナチャージして3マナ!ギャラクシー・チャージャーを発動!効果でデッキの上から3枚を見るよー!」
そーれ!と言いながらフランが捲ったカードは、『アルカディアス・モモキング』と『
エンジェルコマンドはアルモモとゾージアなのでそれらが手札に加わる。
「ターンエンドだよ!」
このターンで封印が剥がれなかったのはかなり僥倖だ。
「俺のターン、ドロー。マナチャージして5マナ、インフェル
禁断とインフェル星樹を同時採用した時に使える有名な戦術である。
これで封印は2枚はがれ9マナ、だがまだブーストさせて貰おう。
「呪文、『メンデルスゾーン』を発動!効果でデッキの上2枚を見てドラゴンをマナへ!」
どちらもドラゴンなのでマナ行き。2コス2ブーストはやっぱり強いぜ…
「うっし、これでターン終了。」
「もう11マナ溜まったんだー!凄い凄い!それじゃあ私のターン!」
フランがどこか楽しそうにカードを引く。
「それじゃあ2マナ!『頂上接続ロッドゾージア5th』召喚だよー!」
…そんでやる事は普通にヤバいんだよなぁ…
ロッドゾージアは元々7コストだが、自分のマナゾーンに光または火のカードが合計5枚以上あれば、召喚コストが3減る。更にFORBIDDEN STARで2軽減…やっぱ強過ぎだろこいつ…
「5コスト以上が出たから、封印が1枚はがれるよー!」
FORBIDDEN STARから今度は右腕のようなものが現れた。
解除時の効果はパワー1111以下破壊なのでそこまで関係無い。
「封印が半分剝がされた…」
「勝平!」
「分かってる!」
「EXライフでシールドを追加!そして破壊効果でカツキングを破壊!これでショウヘイは次のターン1体しかクリーチャーを出せないよー!」
封印残り2枚でこの状況…厳しいなやっぱり。
「そして4マナ!アルカディアス・モモキングをルドルフ・アルカディアに重ねて進化!」
やっぱりFORBIDDEN STAR強いなおい…!
これでまた妨害効果をつけられた…。だがドルマゲドンデッキの強い所はまだある…それは…
「行くよー!ロッドゾージアでシールドを攻撃ー!」
アルモモあるからこういう時でも盾を殴りに行ける所なんだよな…!
頼むぜシールドチェック…良し!
「シールドトリガー!『
「いよーし来た!」
このカードはシールドトリガーで場に出せるドラグナーである。
ドラグナーは共通して、ドラグハートというカードを超次元から場に出す能力を持っている。
「そしてロージアが出た時の効果!俺のマナゾーンにあるカードと同じ文明のドラグハートをバトルゾーンに出せる!『
ロージアの手に禍々しい見た目の斧が装備された。
「そしてボアロアクスが出た時効果!マナからカツキングをバトルゾーンへ!カツキングの登場時効果!デッキから5枚見て、その中の1枚…ここはロッドゾージアを回収。からのアルモモをバウンスだ!」
「しっかりと除去するようね。」
「いいよ~。じゃあターンエンド!」
「お、ロージア残すのか?」
「大丈夫!だって…
次のターンには壊れてるからね…。」
眼を見開いて言うフラン。
まあ封印は残り2枚…確かにトリガー次第では次のターンで壊されかねないな…ここは耐えの体勢でいくか。
「俺のターン…ドロー!」
お、良いカードが来たな!
「ノーチャージで6マナ!『未来から来る、だからミラクル』!効果で3枚ドローして、手札からコスト5以下の呪文を発動できる!」
「手札補充と呪文詠唱を同時に…!」
「唱えるのはコイツだ!『ドラゴンズ・サイン』!と言う事でカモン!『
ドラグナーデッキの大エースにしてグレンモルトの最終形態一つ。『最終龍覇 グレンモルト』が姿を現した。
「コイツもコマンドだから、封印を1枚解除!そしてグレンモルトの効果!『
グレンモルトの手に炎のような赤き輝きを放つ大剣、ガイオウバーンが装備された。
「そしてガイオウバーンが出た時の効果!相手クリーチャー1体とバトル!ルドルフ・アルカディアとバトルだ!」
ルドルフ・アルカディアがグレンモルトの持つ剣に斬り裂かれ、破壊された。
「そしてグレンモルトでロッドゾージアに攻撃!」
「ロッドゾージアのパワーは11000!グレンモルトじゃ届かないよ?」
「それはどうかな?このクリーチャーのパワーは場のドラグハートの数×3000アップする!更にガイオウバーンが装備されているクリーチャーのパワーは+3000される!」
「合計攻撃力15000と言う事ね。」
「そういう事だ!行け!モルト!」
最終龍覇グレンモルト 15000 VS 11000 頂上接続ロッドゾージア5th
ロッドゾージアがガイオウバーンに斬り裂かれる。
EXライフで耐えたようだが…まだ終わっていない!
「これでこのターン中、バトルに2回勝利!ガイオウバーンの龍解条件成立!」
ガイオウバーンの龍解条件はバトルに2回勝利―つまり!
「俺の魂よ…!全てをペラァっと!ひっくり返したれやあああああああああ!」
ガイオウバーンがひっくり返る。
ドラグハート・ウェポンから龍解によりひっくり返り、ドラグハート・クリーチャーへと生まれ変わったそのカードの名は…!
「『勝利の覇闘 ガイラオウ』!!」
勝利の覇闘 ガイラオウ/POWER 11000
「凄い凄ーい!」
喜ぶフラン。
―この子の事が少しずつ分かってきたかもしれない。
「これでターン終了だ!」
「ロッドゾージアの妨害の中あんなに動けるのね…ドラグナー、私も使ってみようかしらね!」
「良いぞー勝平!頑張れー!」
二人の応援が聞こえる。
今の状況―フランのクリーチャーはロッドゾージア1体のみ、初めて自分が攻撃された時、攻撃したそのクリーチャーとバトルできるガイラオウも居る。
封印は残り2枚で次のターンでの開放は不可能…デスザロストが来ない限りは恐らく勝てる!
「駄目…。」
「…え…?」
レミリアが呟くように言う。
「…勝平…今すぐデュエルを中止なさい…。このままでは貴方は…
負けて死ぬ運命を辿るわ。」
「「「!?」」」
負けて死ぬ…それってどういう…
「ショウヘイのターン終了時、『侵略
「侵略ZERO!?」
「と言う事は…!」
「『
しまった…!侵略ZEROはコストを支払わずに相手がクリーチャーを出していたら、そのターンの終わりに手札からノーコストでバトルゾーンに出せる能力…!
そして、ブラックアウトはコスト6のコマンド…!ドルマゲドンの封印は侵略ZEROでも外れる…!
「アハハハハ!封印1枚解除!」
まずい…封印を外された!それも予想外の方法で!
これで残り封印は1枚…と言う事は…!
「私のターン!ドロー!マナチャージして5マナ!『最終龍覇ボロフ』を召喚!」
「コスト7のコマンド…!!」
ボロフからXの形状をした魔法陣が生み出され、最後の部位…左足がFORBIDDEN STARから飛び出て来る。
封印4つ全部外された…!
「アハハハハ…感じるよ…永い間閉じ込められてて…退屈だったんでしょう…?あなたを封じ込めてるもの…私が壊してあげる!!」
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イメージED JIBUN
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遂に解放された禁断のクリーチャー。
レミリアから語られる勝平の運命。
フランの背負いし咎―。
「そいつら全部全部!俺がこの手でひっくり返してやる!」
「こんちきしょうめえええええ!」
今回のデッキ
<デイガドルマゲドン>
フランの使うデッキ。最速2ターン目にFORBIDDEN STARを起動しコストを軽減して、最速3ターン目からルドルフ・アルカディア→アルカディアス・モモキングで相手の妨害or魔の革命 デス・ザ・ロストで全ハンデスを狙い、ロッドゾージアも絡めて時間を稼ぎ、タイミングを見てFORBIDDEN STARの封印を全て解除。禁断爆発でトドメというデッキである。
禁断のクリーチャーと禁じられし悪魔の妹―このコラボレーションは凶悪そのものであろう。