東方超龍革~Duel Masters Phantasm   作:フウ@東方二次創作

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番外編
東方超龍革 時空を超えしアツかりし決闘:プロローグ【時真カイ様コラボ】


 決闘の歴史を駆け抜けた切り札たち―

 時代を駆け抜けた英雄の力受け継ぎし少女たち―

 

 今、その歴史たちが時空を超えて、今相まみえる―

 

「さあ…ぶちかますぜ!!」

「デュエルマスターズは…パワーだぜ!」

 

「行くわよ。覚悟しなさい。」

「博麗の巫女を…舐めないで!」

 

「私はここで、アンタに勝つ!」

「ひっくり返してやるよ。俺がこの手で。」

 

「「「デュエマ・スタート!!」」」

 

――――――――――

 

「これが…」

「そう、俺が持ってるカード達だ。」

 

 博麗神社にて―机の上に置かれたストレージボックスと、その中に大量に入っているカード。

 それを見た霊夢たちは驚きの表情を見せていた。

 

「いやー…スゲーよな本当…こんなにカードを持ってるなんて…。」

「アンタ、本当にデュエマが大好きなのね。」

「まあな…」

 

 霊夢に言われて少し照れる勝平。

 と、霊夢が1枚のカードに目をつける。

 

「…?このカード…。」

「ああ、それは新弾のドリームレアカードだな。」

「ドリームレア…?」

 

 謎の単語に首を傾げる霊夢。

 

「デュエマの歴史を代表するクリーチャーがリメイクされたカードだな。因みに、俺のドギラゴン超もドリームレアだ。」

「へぇ…そしてこれが…。」

 

 霊夢は手に持ったカードを眺める。

 そのカードは光の加減でキラキラと輝いていた。

 

「"精霊超王 H・アルカディアス"…ねえ勝平、このカード私も使ってみていいかしら?」

「良いけど…恐らく霊夢の赤白閃デッキだとこのカード合わないぞ?」

「あー…デッキを新調しないといけない訳ね。…協力してくれないかしら?」

「もちろん!任せとけ!」

 

 サムズアップする勝平。

 「良いなぁ~」とうらやましがる魔理沙。

 

「そう言えば勝平、新弾出たって話だったが…」

「ああ、何なら、それ使ったデッキも組んであるぜ。」

「へぇ…ちょっと見せて頂戴?」

 

 「オッケー。」と言い鞄からストレージボックスを取り出す勝平。

 

「はいこれ。」

 

 ストレージボックスからデッキを取り出し霊夢たちに手渡した。

 

「ありがとう。」

「どれどれ~?」

 

 受け取ったデッキのカードを見る霊夢と魔理沙。

 

「見た感じ…ハイパーモードのカードが大量にあるわね…」

「お、ドギラゴン超も勿論入ってんな。」

「今日はこのデッキを回しながら調整してみようかなって。」

「良いじゃない。早速付き合うわ。」

 

 霊夢がデッキを取り出した。

 

「よーし!やるぞー!」

 

 互いにデッキの準備をして二人のデュエマが始まる―

 ―そんな時であった。

 

 

 

「「「うわああああああああああああああああああっ!」」」

 

 突然、3人分の叫び声が響き渡る。

 ―直後、何かが落ちたような音が響いた。

 

「なっ…!」

「えっ!?」

「何…今の音!?」

 

 ただ事ではないと感じデッキを片付けて外へと出る霊夢たち。

 ―そこで見たのは…

 

「な…」

「…おいおい…」

「…人?」

 

 3人の少女が、地面にのびていた。

 

―――――――――――――――

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―――――――――――――――

 

「痛たたたたたた…」

 

 腰をさすりながら起き上がる白髪ツインテールの少女。

 

 

「痛っててて…全く、何だってんだ…」

「ここは…博麗神社…?」

 

 白髪の少女の連れと思われる黒髪ツインテールの少女は白髪の少女同様強打したと思われる箇所をさすり、赤髪の少女は立ち上がり冷静に今の状況を分析する。

 

「博麗神社…と言う事はここって…」

 

 何かを察した様子の白髪ツインテールの少女。

 

「な…なあ、大丈夫か?」

「え…?あ、う…うん、何とか…。」

 

 心配し手を差し伸べる勝平の手を戸惑いながらも握り立ち上がる少女。

 と、白髪の少女は奥に見えた二人を見て、

 

「あ!霊夢に魔理沙!」

「「…えっ…?」」

 

 白髪ツインテールの少女に名前を呼ばれたことに驚く霊夢と魔理沙。

 

「…なあ、霊夢と魔理沙ってあの子たちのこと知ってるのか?」

「「いや、知らないわよ(けど)。」」

 

 勝平の問いに首を振る二人。

 

「えっ…?でも…」

 

 と言いかける白髪ツインテールの少女だったが、

 

「あーちょっと待った!」

 

 赤髪の少女が口を塞いでそれを止めた。

 

「ヘ、ヒョット(え、ちょっと)!!」

「えーっと…あの…実は2人の事は知ってまして…そうよね闇?」

「あ…ああそうだそうだ!」

 

 黒羽と黒髪ツインテールの少女は目を泳がせながら話す。

 疑惑の目を向ける霊夢。

 

「…まあ良いわ。後でちゃんと説明してもらうわよ。」

「ありがとうございます…。」

 

 これ以上の追求が無かったことに胸をなでおろす赤髪の少女。

 白の口から手が離された。

 

「プハァ…はあ…はあ…どういう事…」

 

 何が何だか分からないような白髪ツインテールの少女に赤髪の少女は周囲に聞こえないような小声で言う。

 

「若葉…今回は慎重に行動したほうが良いと思うわ。何かがおかしい。」

「はあ…そうみたいだね黒羽ちゃん。」

 

 『黒羽ちゃん』と呼ばれた赤髪の少女の忠告に『若葉』と呼ばれた白髪ツインテールの少女は小声で返した。

 

「…白、お前また面倒事に突っ込んだな…?さては。」

「いや私のせい…?」

 

 黒髪ツインテールの少女は『白』と呼ぶ白髪ツインテールの少女をジト目で睨む。

 白髪ツインテールの少女はそれに「ええ…」と言った感じで返すのだった。

 

※ ※ ※

 

「へえ…アンタたちの世界に私や幻想郷が架空のキャラクターとして居たのね…。」

「勝平、知ってた?」

「いや…知らない…。」

 

 黒羽の説明を聞いて驚く霊夢たち。

 怪しい部分はちょくちょくあるが、これ以上の追及を霊夢はしなかった。

 

「…と言うわけで、私たちは、私たちの世界から別の世界に移動してしまったようで…。」

「…そうか。それは災難だったな…」

 

 黒羽の説明を聞いた後、勝平はそう言い同情した。

 

「それで、私たち…これからどうしたら…。」

 

 白髪ツインテールの少女は困った顔で尋ねる。

 ―霊夢はため息を一つついて、

 

「分かったわ。アンタ達、帰れるまでここでゆっくいしていきなさい。」

「えっ…良いんですか!?」

 

 白が驚いて聞く。

 

「霊夢…良いのか?」

 

 魔理沙も驚く。

 

「…仕方ないでしょ。このまま放っておくわけにもいかないし。それに、どうせしばらくは帰れないんだし、なら別に構わないわよ。」

「…ありがとうございます!」

 

 頭を下げ感謝する白。

 

「ところで…アンタたち名前は?」

「私は黒羽 赤。よろしく。」

「私の名前は若葉 白!よろしくね!」

「オレは若葉 闇。よろしくな。」

 

 赤髪の少女、白髪ツインテールの少女、黒髪ツインテールの少女の順で自己紹介をする3人。

 

「へぇ…二人は姉妹なのか?」

「まあ…そういう感じだな。」

「…ところで、あなた達は?」

 

 黒羽は霊夢たちに尋ねる。

 

「ああ、そういえば名乗ってなかったわね。」

 

 霊夢が言うと魔理沙と勝平も続いて名乗る。

 

「…じゃあ改めて、私の名前は博麗 霊夢。巫女をしているわ。」

「霧雨 魔理沙だ!よろしくな!」

「俺は遊崎勝平。よろしくな。」

「八雲紫よ~。覚えて帰ってね♪」

「よろしく…って…。」

 

 違和感に気付く一同。

 人数が明らかに、一人多い。

 

「…ゆ…紫!?アンタいつの間に居たの!?」

「ずっと居たわよ~」

 

 「ええ…」とドン引きする霊夢。

 そんな霊夢を他所に紫は説明を始めた。

 

「改めまして…幻想郷の創造主、八雲紫よ。初めまして、外来人の皆さん。」

「ああ…よろしくお願いします。」

 

 紫に対して丁寧にお辞儀する黒羽。

 「あらあら、礼儀正しい子ね。」と微笑む紫。

 

「それで…どうして私たちはここに…?」

 

 白が紫に質問する。

 

「…。」

 

 紫は白をじっと見つめる。

 何故見つめられているのか戸惑う白。

 ―やがて紫は、

 

「さあ、私には分からないわね。」

「何だよ…」

 

 ため息をつく一同。

 だが白は戸惑いの表情を崩さなかった。

 

「……。」

 

 何かに勘付いているかのように紫を見つめる白。

 対する紫はというと…

 

「…?」

 

 妖艶な笑みを浮かべているのであった。

 

「それで…元の場所には戻れるんでしょうか…?」

 

 黒羽が質問するが、

 

「いや…どうやら少し面倒な事になっているみたいでね…元居た世界に帰すには時間がかかりそうよ。」

 

 困った顔をしながら言う紫。

 それを聞いて落胆する黒羽たち。

 

「だから少し待っていなさい。2時間もすれば準備が整うわ。」

「分かりました…。」

 

 紫の言葉を聞き黒羽たちも頷いた。

 

「…ごめん、私少しトイレに行きたい…。」

 

 白が手を上げた。

 

「あら、トイレなら向こうよ。」

「ありがとうございます。」

 

 白は部屋を出る。

 

「じゃあ、私もこれで失礼するわ。」

 

 と言い紫もスキマを通って行った。

 

「そう言えば…ここに来る前皆は何やってたんだ?」

「あー、ちょっとカードショップに行こうとしてたんだよな…。」

「カードショップ…もしかしてデュエル・マスターズか?」

「正解!よく分かったな勝平!」

 

 何を買いに行ったか言い当ててみせた勝平に驚く闇と黒羽。

 

「ちょうど俺達もデュエマの話をしててな…」

 

 と言い勝平はデッキを取り出した。

 それを見て目を輝かせる闇と黒羽。

 

「そうだ!折角だし一戦やらねえか?待ってる間に。」

「えっ…?でも…。」

「良いんじゃねえか?面白そうだ!」

 

 消極的な黒羽と対照的に、闇は不敵な笑みを浮かべている。

 と、そこにトイレから白が帰ってきた。

 

「あ、お帰り白。」

「ただいま…ってそれってデュエマ?」

「そうそう、今からやろうって話になったんだけど…やるか?」

「良いよ!やろうやろう!」

 

 白もやる気のようである。

 

「…はあ、仕方ないわね。」

 

 渋々ながら黒羽も了承してくれたようだ。

 ―と、勝平は霊夢の方へ向き、

 

「なあ、折角だし"アレ"使ってやろうぜ。」

「"アレ"…?」

「そうそう!どうせならな。」

 

 と言い、勝平は陰陽柄のカードを取り出した。

 

「…仕方ないわね。」

 

 溜息をつく霊夢。だが、顔は笑顔だった。

 そうして霊夢は立ち上がり、告げた。

 

「全員、今から外へ行くわよ。」

「「「…外?」」」

 

 デュエマやるのに何で外…?と3人は首を傾げた。

 

―――――――――――――――

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「…居るんでしょ…紫さん。」

「…貴方…どうして?」

「まあ、紫さんの神出鬼没っぷりは、私も知ってるから。」

「…貴方、一体何者?」

「…まあ言うとしたら…通りすがりの"仮面ライダー"って所かな?」

「…それがどうして、私たちの事を知っているの?」

「まあ、霊夢に魔理沙、紫さんとは何度か会ってるからね…。」

「…私とあなたは初対面の筈よ…?」

「…まあ…そうだね…。」

「…なら…一体どうして?」

「一つ言える事は…」

「…?」

「私はずっと、"戦ってきた"って事くらいかな?」

 

――――――――

 




皆様この小説ではお久しぶりです。フウで御座います。
今回は、この小説、「東方超龍革」と時真カイ様とのコラボ小説となっております。
時真カイ様はpixivでご活躍されており、様々なオリキャラを製作なさっている御方です!皆色々キャラが立っていて、これ程にキャラクターが立っているオリキャラを作れるのは凄いな…と思うばかりです。

時真カイ様のpixivリンク:https://www.pixiv.net/users/73143441/novels

後日、カイ様側にもコラボSSが投稿される予定ですので、是非皆様ご覧ください!
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