兎は炉神に想いを捧ぐ   作:自堕落無力

123 / 128
百二十二話

 

 【フレイヤ・ファミリア】とダンジョンでの遠征を終えたベルは『戦いの野』に戻り、ヘスティアにアルテミスとフレイヤにヘルンから愛に快楽を与えられて蕩かされていった。

 

 そうして太陽が昇った朝の時間帯から少しして……【フレイヤ・ファミリア】と共にダンジョンにて収穫した魔石と『ドロップアイテム』、資源を換金しに本拠を出た。

 

 そして、遠征成功の報告は同行したベルと彼のサポーターであるリリルカ、【フレイヤ・ファミリア】側においてはヘイズがギルド本部でする事になった。

 

 こうして、担当したエイナと手続きを終えると……。

 

 

 

「それにしても本当に凄いよ、ベル君は……【ロキ・ファミリア】だけじゃなく、あの【フレイヤ・ファミリア】ともダンジョンで遠征出来るくらい、交流が深いなんて」

 

 面談室にてエイナはベルに対し、賞賛の言葉を送った。

 

 

 【フレイヤ・ファミリア】は特に他派閥の関係においては排他的で有名である。

 

 

「色々、お世話にはなってますけどね……【フレイヤ・ファミリア】の皆さん、遠征中もそうでない時も色々と僕に良くしてくれて、良い人たちですよ。勿論、フレイヤ様も」

 

「それはベル君が良い子だからなだけだと思うけどね。ともかく、遠征、お疲れ様」

 

「ひゃう、ふぅ……ありがとうございます」

 

「んふふ、どういたしまして……やっぱり、ベル君の抱き心地は良いね」

 

「はふ」

 

 エイナはベルを胸の中へと抱き締めながら誘い、彼の頭を指で掻くようにしながら、撫でつつ、久しぶりのベルの抱き心地を堪能するのであった。

 

 

 

 魔石の換金も終えるとベルは【ミアハ・ファミリア】の本拠である『青の薬舗』にダンジョンから帰還の報告に行き……。

 

 

「ベル、来るの待ってたよ」

 

「ふむ、くひゅ、は、うあぁ……」

 

 ナァーザが早速、ベルを自室に連れて行くとたっぷりと可愛がり、甘やかして愛する事で蕩かせていった。

 

「ベルがいない間に色々と良い回復薬を用意したからまた買ってね」

 

「はい、ナァーザさん」

 

 そうして、満たされたナァーザはベルに口づけしながら、商品の事について言及する。

 

 その後、『豊穣の女主人』にも帰還の報告へと向かう。

 

 

 

「遠征から昨日、帰ってきました」

 

「お疲れ様です、ベル。良い遠征になりましたか?」

 

「はい、【フレイヤ・ファミリア】の皆さんとも仲良くなれたんですよ」

 

「流石はベルね、やるじゃない」

 

「ベルは愛され兎だものね。無事に帰って来てくれてなにより」

 

「兄様達と仲良くできる時点で凄いニャ」

 

 ベルの帰還の報告に今日は『戦いの野』内にいるシルの同僚である店員、リューとクロエ、ルノア達が頭を撫で回したり、抱き締めたりして彼を軽く蕩かせる。

 

 アーニャも驚愕しつつ、ベルの頭を撫でた。近いうちに『豊穣の女主人』を利用する事を告げてその場を去ると……。

 

「ふふふ、ベル坊……あの【フレイヤ・ファミリア】と遠征に向かったそうだな。そういう事が出来るのはお前くらいのものだ」

 

 武器の整備のためにヴェルフの工房に行けば、女の勘でそこにいた椿に思いっきり抱き締められた。

 

 

「だから、人の工房で乳繰り合うなっての」

 

 ともかく、ヴェルフにベルは自分の二刀の片手剣の整備を任せるのであった。

 

 その後……。

 

 

 

『乾杯』

 

 『戦いの野』内にて【フレイヤ・ファミリア】と【ヘスティア・ファミリア】による遠征成功を祝う『宴』を行うのであった……。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。