兎は炉神に想いを捧ぐ   作:自堕落無力

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百二十九話

 

 ベルはヘルメスと共に『男どうしの付き合い』として、【イシュタル・ファミリア】が支配している歓楽街へとやって来たのだが、そこで【タケミカヅチ・ファミリア】の命と千草を見かけた。

 

 人探しをしていたところ、客として来ていた神々に絡まれて困っていた二人をベルとヘルメスは助けた。

 

 二人が探していたのは極東出身の狐人の女性だという。しかし、客として娼婦を買うのでもなく、ただ、人を探すというのは下手をすれば【イシュタル・ファミリア】の気を損ねる恐れがあるのでベルとヘルメスが人探しをするのを代わった。

 

 そうして歓楽街内を歩きつつ、ベルはアイシャを探して彼女に話を聞こうとしていた。

 

 幸先良く、アイシャに出会い、命達が探していた人物の情報を聞いてみると遊郭に連れていかれ、命達が探していた狐人の娼婦でサンジョウノ・春姫に会わせられた。

 

 更にその春姫を娼婦として相手する事にもなってしまった。

 

 なんでも春姫は娼婦として数年務めてはいるが、男の首筋やら服を上げて晒した腹筋や背中とそうした男の部分を見るだけで気持ちが高ぶり、気絶してしまうために未だ、娼婦としての仕事は出来ておらず、処女なのだとか……。

 

 別にアイシャとなら、既に何度か男女としての交流をしているし、娼婦への礼儀として相手をする気だったが、流石に戸惑ったし命達にも申し訳が立たない。

 

 とはいえ、アイシャも春姫も娼婦ではある。更にアイシャからどうしてもと頼まれ、更に今後、娼婦として相手をした男が気絶した春姫に乱暴をする可能性が無いとは言えない。

 

 なら、幸せのままに娼婦としての務めを果たさせるの悪くはないとベルは考え、そうして……。

 

 

 

「ふむ、くひゅ、ん……ああ、こ、これ……変な気分にぃぃ」

 

「そのまま、ベル・クラネルに任せな。あんたは快楽に身を委ねれば良いのさ」

 

「そうです、春姫さん。任せてください。優しく愛しますので」

 

「はぅ、アイシャ様……ベル・クラネル様ぁ……」

 

 普通にやれば春姫は気絶してしまうので春姫の目を布で覆い、そうして彼女の耳を舐めたり、尻尾を撫で、首筋にキスし、口に深く口づけし、身体を愛撫し、秘所もしっかりと刺激し、アイシャも加わる事で春姫に快楽を叩き込んだ。

 

 春姫は艶やかな声を出し、身を捩らせていく。

 

 

 

「ああ、も、もう駄目ですぅ!!」

 

 そうして、春姫は一度、快楽の絶頂に達した。

 

 

 

「それじゃあ、いきますよっ!!」

 

「ああああっ!!」

 

 その後、ベルは春姫と真の男女としての交流をし、布を取りながら口づけする。

 

 

「春姫さん、娼婦では無く、僕は貴女の事を一人の女性として愛します」

 

「わ、私も愛していますぅぅ」

 

「それじゃ、そろそろ私も加わらせてもらうよ。良いかい、春姫。私を参考にしてベル・クラネルを満足させな」

 

「はい、アイシャ様」

 

 こうしてベルは春姫とアイシャの二人と激しい情事に及んだのであった……。

 

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