ベルは次の満月の日に【イシュタル・ファミリア】の本拠で行われる儀式から春姫を【フレイヤ・ファミリア】の協力を得ながら助ける事を決めている。
だが、それはそれとしてベルは『歓楽街』に行って、娼婦を抱いた事でお仕置きされて骨抜きにされてしまった。
そんな事がありながらもベルは儀式の日までは冒険者としての生活をする必要があるのでそうする。
ヴェルフに告げられた武器と防具の整備が終わる日なので彼の工房へと向かった。因みにダンジョン探索を一緒にするためにパーティを組むためでもある。
「うん、ばっちりだ……流石だね、ヴェルフ。いつもありがとう」
「こっちこそ、俺と契約してくれてありがとうよ」
整備が終わった武器と防具の様子を見てベルはヴェルフの仕事ぶりを賞賛しながら礼を告げるとヴェルフも礼を返した。
そうして、ベルは回復薬の調達をするために『青の薬舗』へと向かう。
「随分と多くの女性に愛されているみたいだね」
「今はフレイヤ様と【フレイヤ・ファミリア】の人たちと新しい本拠の方で過ごしてて……」
「ふーん、そうなんだ」
ナァーザに問いかけられたので質問に答えると彼女の部屋に連れて行かれて……。
「うひゅあああっ!!」
ベルはナァーザによって、彼女の部屋に連れて行かれて貪られてしまった。
その後、【ディアンケヒト・ファミリア】の治療院に行き、高等回復薬と精神力回復薬を買った。
「無茶しないように気を付けてくださいね」
「ひゃう、くひゅううっ!!」
回復薬の購入を担当したアミッドはベルの頭を撫で、頭や顔を揉んだり、撫でたりしてベルを蕩けさせていくのであった。
その後、ギルド本部に向かい……。
「これをやりますね」
「うん、分かったよ。頑張ってね」
ベルは中層域を対象としたモンスター討伐系の『冒険者依頼』を受ける事にし、エイナに手続きをしてもらった。その後、ベルはエイナに頭を撫で回されながら送り出されたのである。
そうして、中央広場に向かうと……。
「ベルー、行きましょうか」
「はい、ヘイズさん」
【フレイヤ・ファミリア】のヘイズやヴァンにラスク達がいた。勿論、一緒にダンジョン探索するからである。
「随分と大所帯になったもんだな」
ベルから新しい本拠で【フレイヤ・ファミリア】と一緒に暮らしている事を聞いていたヴェルフは【フレイヤ・ファミリア】の団員達がいるのを見て呟く。
「ダンジョンは皆で行った方が安全だしね」
そうして十五人くらいの一党でダンジョン探索を始め、モンスターを蹴散らしながら25階層までを探索しつつ、ベルは依頼をもすぐにこなすなどしてダンジョンから本拠の方へと帰還したのであった……。