兎は炉神に想いを捧ぐ   作:自堕落無力

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四十話

 

 24階層でのモンスターの異常な規模の群れの発生を解決に向かったベル・クラネルはその原因であった『北の食糧庫』自体とその付近周辺を呑み込んでいた緑の肉壁内へと踏み込んだ。

 

 そこで少し前に『リヴィラの街』でハシャーナという【ガネーシャ・ファミリア】の幹部を殺したり、食人花の怪物の群れを率いて大暴れし、アイズとも戦った赤髪の女と交戦しつつ、撃退すると食糧庫の石英を宿り木にし、から生み出される栄養価の高い液体を餌にして食人花の怪物や異形の雌の胎児を成長させていた超巨大な食人花、それらを操っている『闇派閥』の残党やフィルヴィスが【死妖精】と呼ばれる事になった惨劇を起こしつつも自分も死亡したが、胸に魔石を埋め込んだ形で復活していたオリヴァス・アクトらなどを全て倒したのであった。

 

 その経験と更に少し前にヘディンとヘグニの二人からダンジョン内で酷烈な訓練を受けた成果が合わさり……。

 

 

 

ベル・クラネル

 

LV.5

 

力:I0

 

耐久:I0

 

器用:I0

 

敏捷:I0

 

魔力:I0

 

幸運:F

 

耐異常:G

 

魔導:H

 

剣士:I

 

 ベル・クラネルは第1級冒険者という冒険者の中でも一番上の座へと至るLV.5に【ランクアップ】し、『剣士』の発展アビリティを獲得した。

 

 

「おめでとう、今回も【ランクアップ】だ。いやー、本当にベル君はとても早く成長するよね。それだけ過酷な戦いをしたり、厳しい鍛錬をつけられたりしたからだけど……御主に【フレイヤ・ファミリア】関係でだけど」

 

 ヘスティアはベルの背中を撫でながら、苦笑し次には微妙な表情で言った。

 

「厳しくて辛かったのもありますけど、強くなれたのは確かなのでフレイヤ様たちには感謝してますよ」

 

 ベルはそれに対し、ヘスティアへ返答する。

 

 そうして……。

 

 

 

「まさか、こんなにも早く第1級冒険者にまでなるなんてやっぱりベルは凄いね……おめでとう」

 

「くひゅ、ん……ふあぁ、ナ、ナァーザさ……」

 

 『青の薬舗』でナァーザに【ランクアップ】した事を報告すれば抱き寄せられ、彼女の自室内でたっぷり可愛がられ、甘やかされ、愛され尽くしていく。

 

 

 その後、『豊穣の女主人』では……。

 

「ベルさん、やっぱり英雄なんですね……私も誇らしいです」

 

「とうとう追い抜かれましたか……流石です」

 

「まったく、流石は私のベルね」

 

「追い抜かれたのは悔しいけど、おめでとう、ベル」

 

「大した物だから褒めてやるニャ」

 

 

「うく、ふ、む……あう、あぁ」

 

 

 シルにリュー、クロエとルノア、アーニャたちにベルはやはり、甘やかされ愛され尽くして蕩かされていく。

 

「とうとう、第一級冒険者かぁ……あまりに早すぎて感慨深いとそう言うのも無いけどね、でも、まずはおめでとう」

 

「は、はいぃ……ありがとうございますぅ」

 

 ギルド本部ではエイナに苦笑されながらもベルは彼女に抱き締められ、撫で回されたり、愛撫されたりして愛され、可愛がられ……。

 

「ベル君、ちょっと良いかな?」

 

「え、あ、はい……」

 

 エイナが今日は半休を取っているとの事でベルは一緒に行動を共にし……。

 

「安心して……ヘスティア様には許可を取っているから……愛してるよ、ベル君」

 

「ひゃ、ふあ……え、エイナさ……」

 

 ベルはそうして、エイナと愛を交え合ったのであった……。

 

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