兎は炉神に想いを捧ぐ   作:自堕落無力

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四十六話

 

 

 【ロキ・ファミリア】によるダンジョンの遠征が近づいている中……。

 

「やあっ!!」

 

 ベル・クラネルはダンジョンの中層域である『大樹の迷宮』の層域にて縦横無尽に駆け跳ねながら≪神のサーベル≫と短剣の二刀で変幻自在な軌跡を空間に刻みながら、踊らせていく。

 

 

 

「【ファイアボルト】!!」

 

 時折、威力を調節した炎雷を放って機先を制して壁から生まれるモンスターを焼く。

 

「さて、回収回収」

 

「やっぱり、お前がいると早くて良いなぁ」

 

「ドロップアイテムもいっぱい出ますしね」

 

 久しぶりにベルはヴェルフとリリルカの三人でダンジョン探索をしているベルは魔石や『ドロップアイテム』を回収していく。

 

 

 

 更に……。

 

「わぁ、薬草が今まで見た時よりいっぱい生えてる」

 

「ベルの幸運すげぇ」

 

「ふふふ、良い感じです」

 

 今回のダンジョン探索の主な目的は【ミアハ・ファミリア】のナァーザと【ディアンケヒト・ファミリア】のアミッドのために様々な薬草を収穫しにきたのだ。

 

 

 

 そして……。

 

「ベルは相変わらず、良い子だね……【ロキ・ファミリア】のところに泊まっていても来てくれるんだから。薬草もいっぱい持ってきてくれて、本当に嬉しいよ。ありがとう」

 

「はう、んん……ど、どういたしまして……んひゃああっ!!」

 

 ナァーザはベルが『大樹の迷宮』で収穫した沢山の薬草を提供してくれた事に対して喜び、自分の部屋へと連れて行くと久しぶりなのもあって、愛撫や性的な奉仕でベルに愛と快楽を与え始める。

 

 

 

 

「ふぁ、ん……んん……」

 

「ふふ、本当にいつも可愛いよね。ベルは……ふむ、んちゅ」

 

「あむ、く、うゆ、は……あ……」

 

 ベルが蕩けていくのを楽しみながら、ナァーザはベルを押し倒すようにして獣が獲物を貪るが如く、ベルという存在を味わい始めたのであった……。

 

 

 

 

【ミアハ・ファミリア】の次に【ディアンケヒト・ファミリア】の治療院へと行き……。

 

「はく、ぅあ、ふ、ああ……んん、あ、アミッドさ……っか、あ……」

 

「また大分、無理なんかしてませんかベルさん? 疲れが溜まっているようですけど」

 

「んく、あ、ああ……」

 

 薬草を提供したベルはアミッドの部屋に連れていかれると寝台の上へとうつ伏せで寝かせられ、そうして彼女の手による按摩を受け、ベルは気持ち良さに声を上げてしまう。

 

「たっぷりと癒してあげますからね。ふちゅ、んちゅ……」

 

「うあぁ……と、溶けちゃうう」

 

「ええ、溶けてください」

 

 アミッドはベルの身体を仰向けにしながら口づけし、そうして愛撫に性的な奉仕も行ってひたすらに快楽と自分の愛でベルの身も心も溶かしていったのだった……。

 

 

 

 

 

 

 

 ダンジョン探索に行った翌日は頼まれた『豊穣の女主人』の手伝いへと向かう。

 

「ベルさんの女装はやっぱり最高ですね」

 

「飽きないしね」

 

「まあ、なんか良い肌持ってたり、男なのに女子力高いのは思うところが無いわけでもないけどね」

 

「素晴らしいですよ、ベル」

 

「さあ、今回もいっぱい客を呼び込むのニャ」

 

「は、はい……」

 

 ベルは女装させられると撫で回されたして、シルにクロエ、ルノアにリューとアーニャ達に愛でられていく。

 

 

 

 そうして、働いていると……。

 

 

 

「……本当に女装が似合うんだな。凄いし、可愛いぞ」

 

「ですよね」

 

 偶々、オラリオ内を二人で歩いていて、昼食をとるために『豊穣の女主人』へフィルヴィスとレフィーヤが訪れ、ベルの女装姿を愛でたのだった……。

 

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