兎は炉神に想いを捧ぐ   作:自堕落無力

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八十話

 

 ベル・クラネルにリリルカ、ヘスティアにアルテミス、ヘグニとヘルメスと【ヘルメス・ファミリア】の団員達、リューはエルソスの遺跡にて下界に脅威を齎そうとしていた『アンタレス』を討伐した。

 

 エルソスの遺跡の下でアンタレスにやられてしまった【アルテミス・ファミリア】の供養なども済ませて一同はオラリオへと帰還する。

 

 そしてアルテミスだが、彼女は今後においてベル達、【ヘスティア・ファミリア】と行動を共にする事が決まった。

 

「すまない、オリオン、リリルカ、ヘスティア」

 

「いえ、事情も事情ですから構いませんよ」

 

「困った時はお互い様と言いますし、今のアルテミス様の状態も何かあるかもしれませんしね」

 

「そうだよ……それにアルテミスには天界でいつも世話になっていたんだから、こういう時はボクが世話する番だ」

 

 なにせ、アルテミスは本来、アンタレスに吸収されてそのまま力を奪われて殺されるところであった。その最後の直前にアルテミスは『オリオンの矢』を召喚してみせたのである。

 

 故に『オリオンの矢』でアンタレスを倒せば本来、アルテミスは死ぬ事となっていたのである。

 

 ベル・クラネルがその運命を打破したが、それが故にアルテミスが今後において何らかの異常を起こす可能性もあるのでアルテミスはベルの傍にいた方が良いという判断をしたのだ。

 

 そうして、ベル達は現在、行動を共にしている【フレイヤ・ファミリア】の本拠である『戦いの野』へと帰還し、フレイヤに事情を説明した。

 

「そういう事なら、勿論良いわよ。大変だったわねアルテミス……下界のために力を尽くしてくれてありがとう。ゆっくり休んでちょうだい」

 

「ああ、ありがとう。フレイヤ」

 

 フレイヤはアルテミスを労わりながら、声をかける。そして、アルテミスは自分を受け入れたフレイヤに感謝をし、頭を下げる。

 

 そうして……。

 

「ベル、下界を救っただけでなく神さえ救うなんて貴方は本当に大英雄なのね……ありがとう、アルテミスを救ってくれて」

 

「ふふ、ベル……お疲れ様でした」

 

「今回はたっぷりと可愛がってあげますよ」

 

 

 フレイヤにヘイズ、ヘルンがベルに対し浴室に身体を洗ったり神室にて食事を食べさせるなど世話しつつ、一柱と二人はベルがいない間の分を埋めるように口づけし、抱き締め、撫で回し、擽り、甘い言葉を囁き、奉仕をしたりしてベルの心身を蕩かしていく。

 

「ふぁぅ、んく、ひゅ……あ、ああ……」

 

「ほら、もっと身を委ねて」

 

「やっぱり、ベルは甘え上手ですね」

 

「全くだらしない……」

 

 

「んなああっ!!」

 

 ベルが蕩け切っている様子を見て更にフレイヤとヘイズとヘルンはベルを蕩かせていくのであった……。

 

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