ChanGe   作:名無しのR

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 コンプラはこの際無視です。
 こんな感じじゃないですかグラントリノのイメージは。
 ではどうぞ!


演説後の集まる者たち

 ステイン逮捕後、保須総合病院。

 轟と飯田が入院している病室にやってきた玖璃は頭にたん瘤を大きく1つ付けていた。

 

「あ、青海くん!?」

「どうしたその頭?」

「えっと、グラントリノの説教で」

 

 グラントリノの説教でもらったたん瘤を撫でながら二人の近くに座った。

 包帯に巻かれた右腕や左足を見て俯く飯田に気にしていないと伝えるが、そこへ出久が病室へ入ってきた。

 

「よぉ、元気か?」

「アンタは」

「ドタバタだったからな。改めて話すが、俺は緑谷出久。グラントリノ事務所でインターンに来ている。こんくらいで今回のことを話したい」

 

 今回の事件での処遇。

 

 今回の立役者をエンデヴァーと出久ということで、3人は関与していない。

 ヒーロー免許を持っていない者の個性使用の処罰を受け持ったヒーロー事務所が受ける。

 

「それくらいだ。色々あるだろうが、お前らは今回のことを心に留めてヒーローを目指せだそうだ。本来は署長が言うんだが、忙しいので俺が言った。文句あるなら俺に言え」

 

 病室を後にした出久は保須警察署へ向かっていた。

 受付に促されながら奥の部屋に向かった。

 3体の脳無が拘束されていた。片足が千切れた脳無を見たとき、足が再生されていた。

 残り2体も戦っていた傷などが綺麗に消えていたのだ。

 

「こいつらも再生持ちかよ」

「おう、遅かったな」

「爺さん、こいつらというか複数個性持ちっているのか?」

「いや、調べてもらったがいなかった。だが、こいつらの大半は個性登録がされている行方不明者と血液が一致しておる」

「きな臭いな。前回といい、今回といい」

「お前さんの話を聞いていたが奴らの狙いがわからない」

 

 隣の部屋に拘束されているステインへ向ける。

 

「起きたら聞けばいい」

 

 グラントリノとともに警察署を後にした出久。

 


 

 ヴィラン連合アジト。

 椅子に掛けながら、酒が注がれたグラスを飲む死柄木はテレビに映る人物に話しかける。

 

「ねぇ、先生。ヴィラン連合が表立って戦ったってわけじゃないわ。彼が筆頭して表立ったってことなった。これじゃあ、私たちが下にいたみたいになる」

『しかしね弔。私はこれは好機だと思うよ。彼のせいで弔たちは目立っている。これを利用しようじゃないか。ステインが所属していたヴィラン連合って箔を』

 

 先生と呼ばれる彼はひどく安心する渋い声で死柄木を諭していた。

 扉をノックする音が響く。ゆっくり開かれ入ってきたのはブローカーの義爛という男だった。

 

「邪魔するぜ」

「いつもは連絡の一本は寄越すのに珍しい。後ろの2人は?」

「お前らのところに入りたいという有望な子たちかな」

「トガです。トガヒミコです!生きにくいです!生きやすい世の中になってほしいものです!ステ様になりたいです!ステ様を殺したい!だから敵連合に入れてよ弔ちゃん!」

 

 巷でいうヤンデレようなサイコパス発言の少女トガヒミコ。

 

「荼毘だ。ヒーロー殺しの意志は俺が全うする」

 

 火傷痕と皮膚が継ぎ接ぎの男荼毘。

 

「よろしくね。だけど不採用かな?私は別にステイン信仰者じゃないのだから、消えて」

 

 両手で2人を崩壊させようと向けると同時にトガがナイフを荼毘が片手を突き出した。

 しかしその攻撃は届かなかった。

 黒霧の的確な判断で攻撃する腕を飛ばした。

 

「落ち着いてください死柄木弔。あなたが望むままを行うのなら組織の拡大は必須」

「ええ。試してごめんね2人共。目的は違わないわ」

「簡単な面接って奴か」

「殺されるかと思った!」

 

 壁に立てかけている服を羽織外へ出た。

 

「どちらへ?」

「すこし空気を吸ってくるわ」

 


 

 時は雄英が合宿するところまで流れる。

 その日はインターンが入っていない休みの時期。

 

「しかし、おっちゃんから貰ったチケットどうしたものか」

 

 そうつぶやく出久はI・エキスポのチケットについて考えていた。

 巨大人工移動都市、I・アイランドへの招待状だ。本来は育ての親のヒーローが行くことになっていたのだが生憎時間が取れないそうだ。そこで一枚だけ出久に渡した。

 高校生としての思い出をと。

 

「そこまで気ぃ使わなくてもな」

 

 持っているスマホから着信が来ていた。つかさず出ると女性の声だった。

 

『緑谷か?』

「なんだ八乙女、あんたから電話が掛けてくるのは珍しいな」

『聞いたよ、こちらに来るんだね。私がいる研究所へ寄りなよ』

 

 電話の相手は八乙女という女性。出久から3つ上の21歳で今年からI・アイランドへ入った所属することになったサポートアイテム開発者。

 

『緑谷が昔言っていたあれが完成したよ』

「昔言っていた?……あ!あれのことか!」

『ああ、君が欲しいと言っていたのがね。友人の協力で完成したよ』

「じゃあそっちに行くときに取りに行くから」

『ああ!楽しみに待っているよ!』

 

 スマホを切る。

 I・アイランドに行くことが楽しみになった出久。

 しかしここでも波乱が起きるとは知らない。




迷ったあげく新キャラを登場させてしまった。
考えてはいましたよ。どこで出すか、映画を組み込むかで、これです。
2人の英雄編次回から始めます!
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