ChanGe 作:名無しのR
思うことは一つです。こいつだけで歴代ボス倒せない?というか崩壊しても生きてそうだし何なら聞かなそうだよね。個性も奪われないどころか侵食して自滅までいきそうな感じがします。
駄文はここまで。2人の英雄編スタートです。
I・アイランドに降りたたった出久。人だかりを躱し、約束の場所に着いた。
少し待っていると、後ろから抱き着かれる。振り向くことなく話し出す。
「何年ぶりだ?」
「1年くらいじゃない?そ・れ・よ・り・も何か言うことは?」
「いい大人だろ?生活能力は改善したか?」
「料理はカンストしたわ!!」
出久の顔を覗きながら目を合わせてきた。
特徴的な目と明るい茶色のショートに癖毛が所々見える
「さあ、私を担いで!」
「はいはい」
出久は少し悪戯心が芽生えた。
振り向きながらそのままお姫様抱っこした。
「これでいいか?」
「ああ!君にしては気が利くじゃないか!」
少し頬を赤くなっているが、喜んでいるようだ。どうやら出久の目論見は失敗に終わった。
研究所へ歩いているところへあるアトラクションが目についた。
「気になっているのか?」
「まあ、少しやっても?」
「いいさ。ここで君のデータを取るから」
どこに隠していたのかわからないカメラを取り出し、最善席に陣とった。
「受付の人、飛び入りだけど受けてもいいか?」
「はい!では、チャレンジャーそこに立ってください」
右手に刀、左腕には腕甲と斧を個性で作成した。
「ヴィランアタックレディゴー!!」
目に入ったロボットへ斬撃を飛ばし、それの勢いで上に跳び、最奥にいるロボットには投擲した斧で、近くにいる2体のロボットにも斬撃を飛ばした。
帰ってきた斧を回収して地上へ降りたった。
「しゅ、終了!?タイムは……7秒!?こ、これは新記録です!そして、前代未聞の1ケタ台です!」
物を戻しながら、八乙女のところへ戻った。
「君の個性には惚れ惚れするよ」
「じゃあ行きますか」
再度抱き上げて研究所へ向かった。
研究所に行くまでに色々と建物を教えてもらいながら歩いた。
「ここでいいか?」
「ああ。よっしょ」
胸に挟まっている電子カードを取り出して、自動ロックを解除する。中に入ると床に散らばっている研究資料、所々に散乱している下着や服、何十個に積み重なったゴミ袋の塊、なぜかキッチンだけ奇麗だった。
「ほっんとうに料理だけかよ」
「ああ、これでも改善しているほうだからな」
I・アイランドに引っ越す前はあまりにも部屋が汚かった。
彼女の母親も手を焼いていた。
「さあ、さっそくだがこれを着けてくれ」
渡された赤いマントを装着する。少し横幅が大きく人2人分包み込めるほどある。軽く動くが動きには阻害がないどころがマントが動きに合わせて小さくなった。
「ふふふ、どうだい。私が作成した発・明、バトルマントの性能は!」
「まあ、問題ないがこれだけじゃないだろ?」
「そこに立ったままで、今からこれで撃つから」
火炎放射器を構えている八乙女がいた。
「まて!?ここでそれは問題だろ!」
「大丈夫だ。火災報知機は切っている」
「そこじゃない!引火するだろ!」
「……そうか。確かに急ぎすぎたな。それでは実験室が別にある。そこで行おう」
出久は八乙女のことをこのような突拍子のないことを行う女だったのを思い出していた。
八乙女に連れられて実験室に向かった。
実験室に入ると体育館ほどの広さに天井が高くなっている一室。
「どこからでも」
「では、発射!!」
それは火炎放射器というにはあまりにも高火力。明らかに青い炎がビームのようにまっすぐにこちらに向かってくる。青い炎とマントが接触するがこちらに熱が全く来ない。なんなら衝撃すらも来ていない。
「どうだい。バトルマントの性能は?」
「ああ、こいつはすげえよ!軽量かつ防具としても安心だな。つまりだこういうこともできるんだな!」
バトルマントの端を持つと八乙女の方に投げると同時に伸びたのだ。
八乙女を包み込むと同時に引っ張って出久のほうに引き寄せた。
「君の個性も織り込んでいるからね。そういった芸当ができるのは当り前さ」
包んでいた八乙女を解く。
バトルマントさらに小さくし、バンダナに変わった。
実験室を出ていこうとしたところで誰かが入ってきた。
「あれメリッサどうしたの?」
「ミチルもどうしたのよ?」
メリッサと呼ばれる女性の後ろに見たことがる女性がいた。
「み、緑谷さん!?」
「青海お前ここにいる!?」
「知り合い?」
「はい。職場体験でお世話になった他校の先輩です」
玖璃がメリッサに紹介する。
それに合わせて出久も入る。
「緑谷出久だ。まあそこにいる八乙女の幼馴染であいつにお願いしていたアイテムの実験付き合っていた」
「はじめましてメリッサ・シールドです。ミチルとは同じクラスメイトです」
腕には赤いサポートアイテム、足には青いソールを着用している玖璃。
「今からサポートアイテムの運用してみようと思いまして。メリッサさんにお願いしました」
「なんか無理聞いてもらって」
「いいのよ。私も実際のことをききたかったし、それにあなたにも会いたかったから」
「へ?」
「ミチルがね「おっとメリッサその話はやめてくれ。私が持たない」はーい。あなたの個性にあったサポートアイテム作りたいといってパパにお願いしていたみたいなのよ」
「へえ、そっか。ありがとうなミチル」
久しぶりに下の名前でお礼を言ったら後ろを向いたままの八乙女。
「ふ、ふふ。気に入ってくれてよかったよ」
何か察しているメリッサと玖璃。
そろそろ退室しようと実験室を後にした。