ChanGe   作:名無しのR

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USJに遊びにいこう!

 県立九柱高校に通う俺、緑谷出久は平和で有意義な学校生活を送れている……わけはなかった。

 

「どうしてこうなった」

 

 絶賛ヴィランの個性でどこかの場所に飛ばされてしまった。大量のヴィランと共に。

 なぜこんな摩訶不思議なことになったのかは数時間前にさかのぼる。

 


 

 インターンがなくしかも学校を早く上がれる時間であった日。やることもなくただただ街を歩いていた。学生なら放課後のこの時間を遊びにあてるのだろうが、この日はただただ何もしたくなく飯も軽く済ませるだけにしていた。

 まあ、近くに銭湯があるから寄っていくかと考えていたわけだが、近くに奴がいた。

 

「ヤッホー出久くん」

 

 噂流が。あの後、学校を転向し行方を眩ませていたが、俺の目の前に現れた。

 ニヤニヤしながら袖の長い服で手を振っているのが何故か苛立つ。

 

「今暇?そこでお茶をのまない?」

 

 ナンパ師か!って言いたくなったが言ってて気持ち悪いと思った。それにコイツといると巻き込まれそうになりそうだ。なら、逃げるかと思ったが、こいつの個性が一番面倒なのを忘れるところだった。

 

「わ~った。そこでいいだろ?」

「うんうん。僕はホットのカフェオレをMで」

「ラテアートを一つ」

 

 隣で笑っていたが無視しながら注文を待つと。

 

「お待たせしました。カフェオレとラテアート『ズビュュュュン!!』になります。ごゆっくり」

「クフッ!な、なに書いてあったの?」

「さあ?」

 

 注文したてのラテアートを速攻で飲み消すのは手短にという俺なりのサインだが、コイツにはやはり聞かない。

 

「さて、君に話すことなんだけど取り合えず僕の仲間になってよ!」

「それだけか?」

「なんだ、つれないな~」

「目的は何だ?」

「ふふふ、せっかち何だから。では、行動で示そう。”黒霧さん、お願いしますね”」

 

 足元から黒い霧みたいな何かが俺を包み込んでいた。

 

「では、君の力を見せてほしい」

 

 あの時の同じセリフを言われながら抵抗できずに前の場面に戻るわけだ。

 


 

 こっちも何がしたいのか不明だが巻き込まれたのはしょうがない。今は燃え盛るここで獅子奮迅の活躍している少年の手助けをしようか。

 

「獄の呼吸 壱ノ獄 等活廻」

「な、なんだ!?」

「こいつ仲間じゃないのかよ!?」

 

 捨てセリフを吐く敵を無視し、倒れていたのを迅速に縛っていく。そんな作業を終えて、ひと段落つくとこちらに大きなしっぽが特徴的な少年が来た。

 

「あ、あのうヒーローですか?」

「ん?いや、仮免を持っている学生だがどうした?そしてここ何処だ?」

「え、学生?ここどこって雄英の敷地内ですよ」

 

 雄英の敷地内とはこれなら転弧に連絡して来てもらおう。

 携帯を取り出したのだが、圏外だった。つまり、アイツ俺を嵌めやがった。ただの悪戯とかの度合いは超えているな。

 

「よし、元凶を潰しに行くか」

 


 

 今日は救助訓練を行うハズだった。

 突然のヴィランの襲撃。

 そして、一人のヴィランの個性でバラバラになる私たちA組。

 私(青海玖璃)が飛ばされた所は水難ゾーン。そこで梅雨ちゃんに助けられて、峰田くんとの3人で脱出するために作戦を立てて、一気に捕縛することができた。

 先生に合流するために急いでセントラル広場に向かった。

 そこで見た光景はオールマイトと同じ大きさをした人に腕を折られている相澤先生。

 

「死柄木弔、生徒を一名逃げれました」

「は?はぁーーー、黒霧お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしてたよ」

 

 黒霧と呼ばれる黒い靄の体をしたバーテンダーの男へ文句を言う体の部分に手を付けている女性死柄木弔は頬強く掻きながら喋りだした。

 

「さすがに何十人ものプロには敵わないわ。今回はゲームオーバーよ、帰りましょ」

 

 帰るそうだが、怪しい。だって襲撃を企てていた相手が簡単にも諦めるの?

 そんなハズはない。ではどう来る?

 

「けれど、平和の象徴の矜持を少しでもへし折ってから帰ろうか!」

 

 一瞬だった。梅雨ちゃんの目の前に敵の手が触れていた。黒霧と呼ばれる男が個性を使ったのではなく身体能力でここまで来たっていうの!?

 この感じ悪いのは何?その手は不味い、不味い!?

 

「本当にかっこいいよイレイザーヘッド」

 

 先生の個性が敵の個性を封じていた。発動型の個性、それの人を殺せる最悪の個性。

 先生が大型の敵に地面に抑えらえるのと同時にOFAが纏った拳で敵を殴りつける!

 

「いい反応ね。だけど、脳無よくやったわ」

 

 私の拳を腹で受け止めている敵。そのまま腕を掴みへし折ろうとする。

 梅雨ちゃんが助けようと舌を伸ばすが、遅かった。

 その二人に手を近づける敵。

 この絶体絶命。死が近づいてくる。目の前にある死をさらに強い死がこちらに近づいてきた。

 

「獄の呼吸 伍ノ獄 絶大叫喚」

 

 目の前に刺突の雨が降り注ぎ、大型の敵の腕を削り落とし吹っ飛ばす。その余波で女性の敵を巻き込んでいく。

 私たち3人担ぎ上げ倒れている先生の元へ降ろしてくれた。

 

「よく頑張ったな。あとは任せろ!」

 

 学生服を脱ぎ、紅い刀身の刀を肩に置きながら彼方を睨みつける男子生徒。

 

「あなたは?」

「緑谷出久。まあ、敵の転移に巻き込まれた哀れなヒーロー候補だ」

 

 刀を器用に回し、腰に構え、敵へ真っ直ぐに突っ込んでいった。




 今回は短いです。
 今回は一気にUSJ編に突入していますが、日常回は掛けたら書きます。
 出久と玖璃との初対面です。
 死柄木弔がなぜ女性なのかはこっちのほうがいいかなと思い。
 死柄木弔の服装は原作初登場と同じですが、170㎝という低く、胸に関しては志村奈々くらいの大きさの瘦せ型をイメージしてほしいです。
 作者的には原作に手が脇にあるのを胸のほうにあるのを付け加えてください。その方が興奮しません?
 では次回は戦闘回です。血を出したり骨が出てたり出てなかったりとか色々グロに行ってみますよ。という縛りを設けて呪術の真似事します。
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