ジェグスの武装名は知らないので
上部火砲 → ビーム砲
下部火砲 → 速射砲
こんな感じで呼びます。
白式を乗せた紅椿は一気に大空へと駆け上がりあっという間に見えなくなった。なんて速度だ
≪見えたぞ一夏≫
≪よし、一気に行くぞ!!≫
如何やら福音と接敵したようだな。
≪躱された!?くっ!≫
≪このっ!≫
≪箒!左右から同時に攻めるぞ!左は頼んだ!≫
≪了解した!私が動きを止める!≫
≪おう!≫
通信を聞くだけでは分かりずらいが苦戦しているようだな。
≪一夏っ!今だ!≫
≪おう―――はっ!!≫
≪一夏!何をしている!?≫
≪船が居るんだ!このままじゃ危ない!≫
船だと?確か先生方が作戦海域を封鎖しているはずだ。一般船舶だったら警告が発せられて退避しているはずだが・・・状況は良くない方向に行っているな。通信を作戦室の織斑先生に繋ぐ。
「織斑先生。バックアップが必要と判断し出撃します」
≪わかった。頼むぞ≫
「了解。秋月 勝輝、バスター発進!」
スラスターを吹かし空へ駆け上がる。高度が十分上がったら推力を最大にし福音の居るところへ急行する。今のところ問題はないが壊れないでくれよジェグス。
≪たぶん密漁船だが見殺しには出来ない!≫
≪馬鹿者!そんな奴らは放っておいて―――≫
≪箒!!≫
≪ッ!?≫
あのバカッ!何やってんだ!?こんな時に・・・間に合ってくれよ。
≪ぐはっ!≫
≪一夏ぁ!≫
空に爆炎が見えた。遅かったか・・・ハイパーセンサーで見たことない機体を捉えた。アレが福音か。武装を狙撃砲に連結する。爆炎が晴れると織斑を抱えている篠ノ之が見えた。
≪一夏ぁ!しっかりしろ!≫
篠ノ之が呼びかけているが織斑の反応がないな・・・状況は最悪だ・・・福音が迫っている。進路を読み狙撃砲を撃つ。直撃し福音はバランスを崩しよろめく。よし、今だな。
「篠ノ之!今のうちに織斑を連れて離脱しろ!」
通信で篠ノ之に逃げる様に伝える。武装の連結を解除して福音に突進し篠ノ之を通り越したところでビームライフル、ガンランチャー、ジェグスのビーム砲と速射砲を撃ちまくり注意を引く。体制を立て直した福音は俺を認識したのか距離を取り始めた。早くアイツらを逃がさなくては。
≪だがお前一人では―――≫
「織斑を死なせる気か!?早く行け!!」
≪ッ!・・・すまん≫
篠ノ之達は離脱した・・・上手く逃げろよ。俺も逃げたいが時間を稼ぐ必要がある。
ババババババ!!
「チィッ!」
福音から大量のエネルギー弾が放たれる。誘導し爆発する。ミサイルみたいな物か・・・なかなかの武装じゃないか。俺も食らい付きながら撃ちまくるが機動力は福音の方が上だな。墜とせないが墜とされない様に戦い数分が経過し少しずつ沖の方へと俺と福音は移動していた。いいぞこれなら―――
バンッ!
「ッ!?」
ジェグスが被弾した。主翼の一部が破壊されたみたいだ。まだ戦えるが永くは持たないだろう。時間的に篠ノ之は旅館へたどり着いた頃か。潮時だな・・・俺も離脱しよう。もし福音が篠ノ之を追いかけたらその時は先生方や待機している他の専用機持ち達に任せよう。ビーム砲と速射砲で牽制しつつ武装を散弾砲に連結し撃つ。無数の弾丸を浴び福音はよろめく。そこへスラスターを全開にした直後にジェグスを切り離し突っ込ませる。エリカさんやマードックさん、整備班の皆が連日徹夜で用意してくれた装備を壊した礼だ―――
「受け取れ!!」
ドオンッ!!
≪!?≫
ジェグスが福音に衝突したところへ散弾砲を撃ち込み爆散させる。爆煙を目くらましにし高度を下げつつ両肩からミサイルを撃つ。超音速で飛行する相手に通常弾は当たらないと思い閃光弾とジャミング弾にしてある。爆煙の中でミサイルの炸裂を確認したところで海に飛び込み機体が圧壊しない深度まで潜航する。追って来るか・・・?
「・・・」
数分が経過したが福音は追ってこない・・・このまま潜航しながら旅館の方へ離脱しよう。作戦は失敗した。これからどうするかぁ・・・それは戻ってから考えよう。
一夏と箒の会話は途中で"二人だけの空間"みたいなところで会話しているのでそこは傍受出来ないと思うので省略しました。どうゆう仕組みなんですかねぇ・・・
あと戦闘シーンに迫力ないなぁ・・・