220mm径6連装ミサイルポッド → ミサイルポッド
350mmガンランチャー → ガンランチャー
94mm高エネルギー収束火線ライフル → ビームライフル
対装甲散弾砲 → 散弾砲
超高インパルス長射程狙撃ライフル → 狙撃砲
こんな感じで省略します。分かりずらかったらすいません。あと独自設定(と言う名の妄想)等も含みます。
ークラス代表決定戦当日ー
「遅いな・・・」
俺はバスターを展開しアリーナのピットで待機している。今日の試合は織斑VSオルコット、俺VSオルコット、俺VS織斑の順番で行う。そろそろ最初の試合が始まっても良い頃だが一向に始まらない。あと試合中の様子は相手の手札が分かってしまう理由から対戦者同士は見えないようになっているが一応試合の開始と終了の合図は知らされるようにはなっている。
≪秋月、私だ≫
「どうしました?織斑先生」
織斑先生からの通信?・・・なにか嫌な予感がする。
≪織斑の機体が今届いたのだが初期化と最適化に時間が掛かる。アリーナの使用時間を考えるとこれ以上は待っていられない。悪いが先に出ろ≫
おいおい、試合の事は一週間前には決まっていたんだからいつ頃届くかは分かるんじゃないのか?遅くても昨日には。仕方がないな・・・。
「分かりました。先に出ます」
カタパルトに機体を乗せ合図を待つ。
≪準備できました。秋月君、発進どうぞ≫
山田先生から合図が来た。さぁいくか。
「秋月 勝輝、バスター発進!」
勢い良く飛び出す。アリーナ中央で青いISが待っていた。あれがオルコットの機体でイギリスが開発した「ブルー・ティアーズ」か。見たところ遠距離戦が得意そうだな・・・情報通りだ。
「待たせたなぁ」
「なぜ貴方が?最初は織斑さんとの対戦でしたが・・・」
「なんか機体のトラブルがあったらしいよ」
「そうでしたか。それにしても随分と変わった機体ですわね」
オルコットが物珍しそうに見る。確かにバスターは大抵のISとは違い全身が装甲で覆われている。この手のISのことを「フルスキン」と呼ぶらしい。傍から見たら人型のロボットとも見えるだろう。背中に懸架してある武装を両脇に抱え構える。何時でも撃てるようにな。
「お手柔らかに頼むよ」
「そうもいきませんわ。織斑先生が本気でやれとおっしゃったので」
「そうかい」
勝てるかは分からない。だかここまで来たなら後戻りは出来ない。試合開始の合図が鳴った。
「さあ、踊りなさい。私、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲で!」
警告音が鳴る。ロックオンされたようだ。オルコットが射撃体勢に移る前にこちらもビームライフルとガンランチャーを撃ちまくる。当たらなくてもいいからとにかく回避しながら弾幕を張り相手のペースを崩す。
「くっ!小癪な真似を!」
オルコットもこちらの攻撃を回避しながら撃ってくるが当たらない。彼女の射撃は必ず「当てる」ように撃ってくる。ビームやレーザーは一直線にしか飛ばないので発射された瞬間に回避すれば当たらない。勿論高速で飛んでくるので難しいがとにかく動き続けすこしでも照準をさせないのが大事。
「そんなデタラメな攻撃など当たりませ」
バッシュ!!
「くっ!今のは紛れで」
バンッ!!
「くっ!」
こちらのビームや徹甲弾が命中する。数撃っていれば当たるものか。
「このブルー・ティアーズに・・・私に当てるとは褒めて差し上げますわ」
「そうか」
「でも、これで終わりですわ!」
ブルー・ティアーズから小型の物体が切り離された。アレが「ビット」か。バスターを囲むように展開しレーザーを撃ってくる。何発かが命中するが被弾時の衝撃や警告音に惑わされずに撃ち返し相手の動きを見る。・・・やはり回避中は僅かだがビットの動きが止まった。それにオルコット本体も撃ってこない。ビットの操作をしている時は他の動作はできないようだな。ビームライフルを連射し弾幕を張りながらガンランチャーを散弾に切り替えビットを落としていく。装甲もシールドでの保護がないので容易に爆散する。
「なっ!?」
ビットは全て落とした。後は接近して火力を叩き込む!
「まだですわ!ブルー・ティアーズは4基だけではありませんのよ!」
接近中にブルー・ティアーズの腰部から二対の砲身が展開しミサイルを発射した。レーザーよりも遅くオルコット自身が確実に当たるようにミサイルを操作しているならば落とせる。制動をかけ機体を静止させガンランチャーの散弾でミサイルを落とす。爆煙を隠れ蓑に両肩からミサイルを発射する。そして左右の武装を狙撃砲へ連結する。
「くぅ!」
ミサイルに被弾したブルー・ティアーズが静止する。爆煙を出たと同時に照準を合わせ狙撃砲を撃つ。高速のビームが命中しブルー・ティアーズはバランスを崩し蹌踉めく。そこへもう一度狙撃砲を撃ち込む。
バッシュ!!
「キャア!」
オルコットの悲鳴が響きブルー・ティアーズが地面に落下する。ISでの試合ではどちらかのシールドエネルギーが0になったら負けとなっている。まだ試合終了の合図が鳴らないということはブルー・ティアーズのシールドエネルギーはまだ残っている。落下して動けないブルー・ティアーズに更に狙撃砲を撃つ。動けない相手を撃つのはちょっと気が引けるが規定上問題はない。着弾点から土煙が上がる。それと同時に試合終了の合図が鳴った。
「試合終了!!勝者、秋月 勝輝」
「終わったか・・・」
武装を背中に懸架してピットに戻る。去り際にオルコットの方を見たが自力でピットに戻っていくのが見えたので大丈夫だろう。ハンガーに機体を固定し展開状態のまま降りて近くのイスに座るとロボットアームのようなものが伸びてきてエネルギーと弾薬の補給作業を開始する。機体の周りに沢山のスタッフが来て作業するイメージがあったがIS学園では自動化が進んでいるようだ。
「疲れた・・・」
オルコットは強かった。被弾しないように常に動きながら撃ち続けるのは楽じゃない。今回勝てたのはモルゲンレーテ社がオルコットの情報収集をしてくれたお陰で対策を講じることが出来たからだった。あのビットに関しては不明な点が多かったのがシュミレーターの中にビットとよく似た機能を持つ機体のデータがあったのでそれを相手に訓練をした。「メビウス・ゼロ」・・・戦闘機のような小型の宇宙船のような・・・何と言っていいか良くわからん奴だった。最初は酷かった。本体の動きに翻弄され分離した「ガンバレル」に囲まれて集中砲火されあっという間に撃墜された。「ガンバレル」の方に構い過ぎると本体から強力な一撃を貰ってしまう。繰り返し訓練した結果、「ビームライフルで牽制しながら散弾で「ガンバレル」を落とし相手の火力を削ってから本体を攻撃する」という戦法で戦い何とか勝てるようにはなった。それでも勝率は三割ほどだった。それにしても「メビウス・ゼロ」のデータを作ったのは俺の父さんらしいが一体なぜこんなものを作ったのだろうか?
「ふぅ・・・」
今日はまだ織斑との対戦が残っている。アイツも専用機で来るから今のうちにモルゲンレーテ社が収集した情報を再確認しておこう。
≪秋月、私だ≫
「ん?」
織斑先生からの通信?・・・また嫌な予感がする。
セシリアごめんよ。代表候補生だから強いのにかませ犬みたいな感じなっちゃって。
なんか迫力のない戦闘になってしまいましたがあんまり細かく書いてると完成させられない気がするので
登場人物達の心理とかはこの作品が完結しリメイクを作る時にやろうと思います。(何時になるかは分かりませんが)