Fallout76 -once in a blue archive-   作:egguimen

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お待たせしました続きです!
構成に行き詰まっていたら結構な時間が経っていまして……
なんとか月が替わる前に投稿できてよかったです。

先に注意しておくと後半部分が少し蛇足気味な文があります。
没にしようか迷いましたが、せっかく書いたのでそのままにしておきました。
興味がなければそのまま読み飛ばしちゃってください、特に物語の進行に影響が出たりはしない筈なので……。


Bloody Conspiracy

 

 

エプシロン部隊

 

それはエンクレイヴの研究施設が輝きの深淵となる前に行われていた「バルカン計画」の為に派遣されたパワーアーマー兵で構成された精鋭部隊。

当時は5人で構成されていたが、施設内で発生したスコーチに襲われ2名が暴走し殉職。

残りの3人は戦闘後にスコーチ病に感染し、隔離された。

 

隔離された隊員達はそれぞれ精鋭部隊の名に恥じぬスペシャリストだった。

 

ハーランド・ケイパー曹長

コードネーム:リンクス

エプシロン部隊のリーダー。

冷気戦闘を得意とし、冷却グレネード弾を発射する「リゾルブ・ブレーカー」であらゆる敵を凍結させる。

標的の動きを制御し、戦況を迅速に掌握することで戦闘を有利に進める。

 

ダニエレ・リーヴス上等兵

コードネーム:ブラッドハウンド

部隊の前衛に立ち最前線で戦闘を行うブラッドハウンドは、パワーアーマーの膂力をフルに活用し、レーザーチェーンソーの「コータライザー」を用いて敵を切り裂く。

 

リチャード・ホワイトマン上等兵

コードネーム:ヴァルチャー

部隊の後衛を担っている。

高い狙撃能力を持っており、後衛からV.A.T.S.を用いた断続的な精密射撃で部隊を援護する。

得物のガウスライフル、「フラットライナー」から放たれる一撃は極めて致命的。

 

 

ペスコフ達がそんな彼らが隔離されている部屋に到達した時、彼らのパワーアーマーからはウルトラサイトが装甲を突き破って好き放題に生えていた。

 

奥に進むにはこのスコーチ化した兵士を無力化しセキュリティを解除する必要があった。

 

エプシロン部隊とは繰り広げた攻防は正に烈戦だった。

解き放たれた彼らが纏うバルカン・パワーアーマーはウルトラジェネティック・シールドによって守られ、こちらの攻撃が一切通用しなかった。その上精鋭部隊だったことを思わせるエプシロン部隊の連携は何度もチームを窮地へと追い込んだ。

 

ペスコフとオズワルドがなんとかシールド・ジェネレータを破壊するが、その度にドローンが修理を行おうとし、迎撃の手を緩める事が出来なかった。一対一を強いられたターキン、エドワード、グーンズの三人は何とか部隊を分断さなんとか各個撃破に成功した。苦しみから解放された隊員たちの傍に大量に転がる空の注射器は、その戦闘の苛烈さを暗に物語っていた。幸運だったのは、部隊と遭遇したのがスコーチ化し理性を失った時だったという事。

 

もし、全盛期の彼らと衝突したならば…想像するだけで背筋が凍る。

 

現在、教師達がいるのはカイザーPMC研究調査バンカーの地下2階「研究所(THE LAB)」。

その実験区画の奥にある禍々しい危険物収容室だ。

 

 

「うーん…相変わらず酷い有様と臭いだ。」

 

「普通なら暫くセラピー通いになるだろうな。」

 

「アパラチアで死ぬほど見てきた甲斐があったな。」

 

「ああ、残念な事にな…。」

 

「生徒には見せられんな、シッテムの箱の電源を切れ。」

 

「わかった。」カチッ

 

隊員が眠る冷凍ポッドの周辺には無残に転がる鎮圧部隊の死体が転がっていた。

破れた防弾チョッキのから覗かせる血肉は疾うに腐り果て、蝿が集り蛆が湧いていた。

獣人様に設計されった特殊なガスマスクは、ゴーグルが割れており、眼玉が内側から貪られ萎んでいる様が微かに見えた。幸い、あの眼ではこの地獄の有様を見ることはないだろう。

 

冷凍ポッドに収容された兵士の姿も凄まじいものだった。

デバステーターの剥き出しのシャーシから赤く焦げた肉が顔をだし、白く濁った眼が虚構を見つめていた。

痛々しく生えるウルトラサイトは、現在も微かに光を放っていた。

彼らが再び解き放たれる時を待ち続けるように。

 

オートマトンの貴重な動力源だった為か、ここに生徒達が派遣されることはなかったようだ。

カイザーも生徒の事はそれなりに丁重に扱っていたようだ。

飽く迄も電池としてだが…。

 

隊員の中には実験体との交戦によりスコーチ化した者もいたようで、遺体から結晶が散乱し、生存者と激しく争った形跡が痛々しく刻まれている。

 

尤も、この連中の行いを鑑みれば情など微塵も湧いてくることはなかった。

当然の報いだと言うつもりもないが、迎えるべくして迎えた末路だろう。

カイザーPMCは生徒を尊い命を我欲の為に使い、穢した。

この一兵卒らもその一端を担いでいた。

 

例えその生徒が不良でだろうと咎人であろうと、生徒は生徒だ。

生徒はまだ子供であり、成長する機会がある。

その機会を奪うことは決して許されるべきではない。

 

 

 

 

それは、核攻撃にも匹敵しうる深き罪業である。

 

 

 

「さぁ、後始末の続きと行こうか。」

 

「ジェネレーターは一か所だけか…、随分と親切設計だな。」

 

「そうでもなさそうだぞ、こいつ自体がシールドで守られてる。」

 

「ハッキングで内部から破壊するか。」

 

「アロナに頼もう、幸い死角にあるからあの部屋を見ることもない。」

 

「そうだな、ノイマン型コンピュータには未だ不慣れなところも多い、ここはアロナに任せた方が確実だろう…。」

 

「とういう訳だから、頼んでもいいか?アロナ。」

 

『勿論です、お任せください!』

 

アロナの了承を得て、シールド・ジェネレーターのハッキングを開始した。

すると施設の放送システムが起動し不穏な自動メッセージが再生された。

 

『施設への不正なアクセスを検知。』

『武装した職員は施設管理プロトコルC-312の第5項に従い侵入者を排除してください。』

 

 

無機質な音声が指示を出すと、冷凍ポッドの強化防弾ガラスの扉が開き、氷漬けのエプシロン部隊たちが解凍され始めた。

 

 

 

『…職員の不足を検知、自動職員(オートマトン)を派遣します。』

 

 

そのメッセージは戦闘の激化を彼らに確信させた。

 

「くそ、焦げ野郎から逃げ回りながらブリキ共の相手もするのかよっ。」

 

「愚痴を零してる暇はない、来るぞ!」

 

 

エプシロン部隊は凍結状態から再び目を覚ました。

 

 

 

「うぅ…っ…!」

 

「寒い…自由!」

 

「やつら…我々ではない…去れッ!」

 

 

 

シールド・システムまだ起動中、教師達に与えられた選択肢は……

 

 

「退避せよ!」

 

 

逃走。

 

 

 

 

 

「はぁ……はぁ……!」

 

 

幸い、危険物収容室が施錠されることはなく、教師達は回避に専念することができた。

彼らに出来ることはハッキングの進行状況をPip-boyを確認しながら部隊の追跡を躱す事、そして……

 

 

Identify and eliminate intruders

 

Detected irregularities posted by 〔3rd SEPHIRAH〕

 

 

「フラグ、アウト!」

 

ドオオオオン!!

 

ハッキングの阻止を図る信奉者の殲滅だ。

 

ターキンはジェネレーターに向かおうとする3体のオートマトンにグレネードを投げ、破壊。

 

 

「そこだ!」

 

爆発音に引き付けられた野良軍曹がターキンを見つけた。

軍曹は右腕に装着された短銃身のマウザー BK-27リボルバーカノンでターキンを攻撃した。

 

ドドドドドドドドドンッ!!

 

「うおおっ!!!?」ザッ!

「くそ、なんてもん装備してやがる!」

 

軍曹が装備するリボルバーカノンはカイザーPMCが預言者に対抗する為の戦略兵器。運用試験を兼ねて調整されており、歩兵用に内部機構を覆う装甲を取り外して軽量化、発射レートを抑えた改造を施されている。

本来は航空機に搭載する兵器であるためその威力は肝を冷やすほど驚異的だった。

 

「だいたい実験体に武器を持たせるバカがどこにいるんだよ!研究者のくせしてINT1なのか!?」

「イカれてるぜ全く!」

 

ターキンはそのまま一時収容室から離脱、軍曹も本能のまま彼の後を追った。

 

 

ザザーッ…

 

「アロナ、進捗報告を。」

 

『はい、ハッキングの状況ですが…やっと50%まで完了したんですが…。』

 

「半分か…これは結構かかりそうだな。」

 

ペスコフは医務室の一室で息を潜め、アロナと連絡を取っていた。

 

『できる限り急いではいるのですが、このシステム、かなり特殊な言語でプログラミングされているみたいで…解読に時間がかかってしまってるんです。』

 

「了解、こちらも場を持たせるよう善処しよう。」

「できるなら例のバリアを展開しておけ、オートマトンがお前を狙っている。」

「近づけさせないよう努力はしているが、いつまでこうしていられるかわからん。」

 

『へっ!?わ、わかりました!先生方も気を付けてください!』

 

「わかってる。」

 

通信を終えると、再び息を殺して棚の影に隠れた。

暫く気配を消していたが、敵の嗅覚は鋭かった。

 

「はっ…!におい…いる!」

 

金属質な足音が近づくと、奴らのスンスンと嗅ぐ音が近くなるのがわかった。

 

(なるほど…元は獣人、発達した嗅覚は据え置きか…不味いな。)

「……。」

 

この施設は腐臭漂う死体に満ちている。

この医務室も例外ではなく、白衣を纏った獣人の死体が転がっていた。

 

(悪く思うなよ……。)

 

捌いてる最中、皮膚が湯がいたトマトの様にベロっと剥け嫌悪感で鳥肌が立った。

ペスコフはその瞬間だけ道徳を捨て、遺体をナイフで切り付けて血を軍服に塗りたくった。

 

(ぐぅ…!かなり強烈だな…!)

(ターキンは飢えた時にこれを食ってたと言うが……とても正気の沙汰とは思えんな。)

 

それが功を奏し、追跡者は彼の臭いを見失った。

 

「……消えた?」

 

部屋の前まで近づいていた足音は、峠を越えたように遠のいていった。

 

There is, we must destroy it!

We must remove that device!

We must eliminate the irregularities that avenge SEPHIRAH!

 

「……!」

 

束の間、過ぎ去った方から複数の足音が通り過ぎて行ったのが聞こえた。

 

「不味い…アロナが狙われてる!」

 

追跡者を退けたペスコフは収容室へ向かうオートマトンを止めに向かった。

 

 

 

ダダダダダダダッ!

 

 

「……ッ!」

 

伍長は遠くで響く銃声を腐り落ちそうな耳で確かに聞いた。

 

「あそこだ……!あそこに行けば……また……暖かく……!」

 

何かに縋りつくように、五十六伍長はよろよろと足を動かした。

 

「ちょ~と待ってもらおうか?」

 

「ッ!?」バッ

 

伍長が振り返った先にいたのは、オズワルドだった。

 

(今ペスコフがオートマトンを食い止めている最中!こいつは絶対に向かわせたらダメだ……!)

 

「そう急ぐなよ……先ずは……」

「俺と遊ぼうぜ。」チャギッ

 

ビュオンッ!

 

オズワルドはスーツの懐からサーキットブレーカーを抜き、頭部を狙い撃った。

 

チッ……

 

しかしシールドに弾かれ、微かな火花を散らすに終わった。

 

「やっぱり効くわけないわな…。」

 

「お前……!」

 

だがそれは伍長の怒りを買うのには十分な挑発だった。

 

「……斬るッ!」バッ

 

ブンッ……

 

伍長は爛れながらも未だ衰えぬ右腕を左肩まで上げると、そのまま勢いよく振り抜いて、スリットから長身の刃を抜き放った。

その姿はまるで侍の「抜刀」を彷彿とさせ、オズワルドは思わず魅入っていた。

そしてオズワルドは気づいた、

 

「!!」

 

ォォォオオオオオオ……

 

露わになった刀身が、僅かに振動しているのを。

 

「……おいおい、なんちゅうもん持ってんだよ…。」

 

伍長の得物は、超音波を用いて高速振動させ、切断力を高めた高周波アームブレード。

医療用メスでも用いらるその切れ味は折り紙付きだ。

 

「あんなもんで切られたら一溜りもないな…。」

「ここはひとまず退散っ!」バッ

 

オズワルドは蜘蛛の子散らすが如くその場から逃亡。

 

「逃が……さないッ!」

 

伍長も脱兎を追う狩人の様にズンズンと床を揺らしながら獲物を追いかけた。

 

「おーにさんこーちらー!」

「なぁんてなっ…………あっ!」

 

 

 

逃走中、オズワルドは正面の通路脇に死体が乗った寝台車を見つけた。

 

「しめた!」ゲシッ

 

通り過ぎ様に寝台車を蹴って向きを直角に変え、追手の行く手を塞いだ。

 

「おし、これで時間稼ぎぐらいには……。」

 

ザンッ!(無言の一刀両断)

 

「ならねーよなぁ、クッソ…!」

 

突発的な付け焼刃の策とはいえ何の苦労もなく破られた事には流石に落胆の声を漏らした。

そして数分後…。

 

 

 

「なんで……。」ゼェゼェ……

 

 

「てめーが……いるんだよ…ッ!」ゼェハァ……

 

 

「グーンズッ!!」

 

 

オズワルドは気がついたらグーンズと横並びに並走していた。

 

「仕方あるまい、偶然逃走経路が重なってしまったんだ。」

「しかしこのままでいるのは不味いな…どこかで分かれ道を……。」

 

「待てぇッ!」

 

「お前!切り裂く!」

 

並走しているのは追跡者たちも同じようだ。

五十六伍長の隣にはいつの間にかジプシー曹長が並んでおり、最悪な2on2の構図が出来上がっていた。

 

「畜生、余計な追手が増えちまった!」

 

「消し……飛べッ!」スチャッ

 

呼吸音でかき消されそうなほどにか細い殺意、それに気がついたグーンズは振り返り戦慄した。

 

「不味いッ!」

「オズ、伏せろ!!」バッ

 

「ぎゃいっ!?」

 

次の瞬間グーンズはオズワルドに半ばラリアットを入れるような形でダイブした。

 

ズッサーーーッ!

 

 

ビュウウンッ!!

 

二人が地面に飛び伏せたと同時、彼らの頭上を緑の光が通過した。

 

 

 

 

 

ボワアアアーーーッ!!

 

 

通過した光は突き当りで炸裂、ペスコフが先程まで息を潜めていた医務室の壁を溶かした。

 

「おいおい一体なんなんだよっ!?」

 

「プラズマキャノンだ、喰らったら死ぬぞ!」

 

「見りゃわかるっての!」

 

ジプシー曹長の試作型プラズマキャノンは大口径のプラズマ弾を投射し着弾時の熱波で直径約4.5mを焼き尽くす。しかし、何発も撃てる代物ではなく銃身の冷却と弾の触媒となるプラズマガスのリチャージが必要になる。

 

エプシロン部隊の装備は基本的に対預言者を想定して設計されているため、そのどれもがレジデントが青ざめる程の馬鹿げた高火力を誇っている。

 

 

「早く逃げねーと…あっづ!?」

 

急いで距離を取ろうと先に進むも、廊下の突き当りが灼熱地獄と化し進むに進めなかった。

 

「床までドロドロに溶けてる、下手に踏んだらお終いだな…。」

 

「どうすんだよ、もう逃げ場ないぞっ!?」

 

二人は完全な袋小路に嵌ってしまった。

 

「お前たちは…終わりだ!」

 

伍長が太刀を振り上げもはやこれまでかと思われた時……

 

「最早万事休すか」ビーッ!ビーッ!

 

『エラー:UMSシステムが機能停止、付近のエンジニアは直ちに復旧作業に向かってください。』

 

その自動放送は、レジデント達にとって攻勢を知らせる合図だった。

 

「「……。」」ニヤァ…

 

彼らが部隊から逃げる理由は敵が強力だからではない、シンプルに攻撃が通らないからだ。

そしてその原因であるシールドは今機能を止めた。

するとどうなるか?

 

 

「一転攻勢……!」

 

「形勢逆転だッ!」

 

「な……なんだ?」

 

逃げるばかりだった獲物が突如睨み始め、戸惑う伍長。

しかし目的は依然変わらず…

 

「……斬るッ!」 ズアッ!

 

過去は軍人だろうが今は病魔に伏せた哀れな俗物、どれだけ優秀な得物を振りかざそうが使い手が腐っていれば太刀筋も鈍る。さらに逃走による適度な有酸素運動が二人の身体機能を活性化させ、危機的状況が意識をゾーンに突入させた。オズワルドは既に、伍長の攻撃が透けて見えていた。

 

「とろいぜ!」ズァバーッ!

 

「ぎぇあっ!?」

 

大振りの一太刀を避けたその一瞬の隙を見逃さず、彼は懐から取り出したハチェットで伍長の剥き出しの脳天を叩き割った。それはまさに迅雷の如き瞬殺だった。

 

「見事な一撃だな。」

 

「フッ、またつまらぬモノを切ってしまった…。」

 

「…我々を……傷つけたなッ!」

 

ジプシーは仲間を討ち取られた怒りで息を荒げた。

 

「心配するな、貴様も直ぐに仲間の元に送ってやる。」スチャッ

 

バンッバァンッ!

 

「ガッ……アガッ!!?」

……ズゥン…

 

彼は腰右側のホルスターからクルセイダーピストルを抜くと反撃も許さず曹長の脳と心臓を撃ち抜いた。

シールドもない剥き出しのシャーシでは、5.56㎜FMJを防ぐことはできなかった。

曹長は死に際の言葉を残すこともなく、その爛れた生涯を終えた。

 

「さて、装備剥いで合流するか。」

 

「もっと言い方というものがあるだろう、オズ。」

「それとその前に、ターキン達と一度連絡を取ろう。」

 

ザザーッ

 

『こちらターキン。』

 

「エプシロンを2名始末した、そっちはどうだ?」

 

『こっちも一人殺った。』

『ステルスボーイで忍び寄って後頭部をパワーフィストでガツンっとね。』

『そのせいでで飛び散った脳が口に入ったけど……味はまあまあだったよ。』

 

「うえっ…そんな気色悪い食レポ初めて聞いたぜ……ゾッとする。」

 

「お前口に入れるモノをもう少し考えろ。」

「免疫があるから発症はしないが、スコーチ病の媒介先になったらどうするつもりだ。」

 

『その時は暫くシンプトマティックに籠って全身をくまなく消毒するよ。』

 

一方その頃ペスコフは…。

 

「はぁ……はぁ……やっとか…。」

 

「お疲れ様です…先生…。」

 

ひたすらにオートマトンを倒し続け疲れ切っていた。

こうして教師達はエプシロン部隊を討伐、収容室に合流した。

 

「ご苦労だったな、皆。」

 

「ペスコフこそ、良く持ちこたえてくれた。」グッ

 

グーンズとペスコフは互いを労い、握手を交わした。

 

「アロナもハッキングお疲れ様。」

 

「はい、皆さんがご無事で安心しました!」

 

「まてよ、エディはどこだ?」

 

「あれ、そういえば見当たらないな…。」

 

戦闘が始まり皆が各所に散開した直後、エドワードだけが誰とも連絡を取っていなかった。

そして戦闘が終結した今も、合流せず行方知れずとなっていた。

 

「まさかアイツいい年こいて迷子か?」

 

「保安官が聞いて呆れるな……。」

 

「おい聞こえてんぞ。」ヌルッ

 

「「「「うわでた」」」」

 

「うわってなんだよ縛るぞ。」

 

「そんな事はいい、今までどこにいた?」

 

「ああ…。」

「実は収容室を出て散開した後、暫く単独で施設を捜索してたんだが…そこで少々、気になるものを見つけちまった……。」

「これだ…。」

 

エディはスマートフォンを取り出すと、MP4形式の動画ファイルを開き再生した。

 

再生されたのは監視カメラの映像記録だった。

画質が少し粗くノイズも走っていたが、収容室の監視映像だということは辛うじて理解できた。

 

「これが録画された日は?」

 

「丁度一週間前の深夜2時、問題はここからだ。」

 

その言葉を聞いて教師達が映像を注意深く覗き込むと、彼らは絶句した。

 

「……!」

 

「そういうことだったのか……しかしなぜ?」

 

グーンズが呟く中、画面の中ではプロテクトロンやMr.ガッツィーの警備隊が収容室から先に移動している姿が写っていた。

 

「調査サブルーチンなんて組み込んだ覚えはないし…まさか復活したオートマトンが何かしたのか?」

 

「地上で復活した個体が警備隊のシステムを掌握した…とか?」

 

「あり得るかもな…やつらは神秘という不可思議な力をしている以上、どんな動きをするのか全く予想がつかない。アレは…単なる「マシン」以上のモノだ……。」

「……行こう。」

 

 

移動中、保管庫で襲ってきたオートマトン・デルバーがバラバラになっているのを見つけた。

どうやらこいつもUMSシステムを利用していたようだ。

しかしジェネレーターが破壊され、こいつも効力も失って倒れたようだ。

 

 

 


 

 

 

 

収容室を抜け、薄暗い廊下を渡る教師達。

突き当りにある下層に繋がるエレベーターは故障して落下したようで、火花を散らせたまま半開きの扉からケーブルが垂れ下がっているのが見えた。

 

仕方なく階段を利用しようとしたが、天井が崩落したようで入口が瓦礫で塞がれていた。

やむを得ずエレベーターのケーブルからラペリングの要領で下階に降下し、そのまま墜落したエレベーターに入り込んだ。そして扉を消火斧の後部の突起でこじ開けた後、グーンズを先頭にクリアリングを行い周囲の安全を確認した。

 

相変わらず、ここは事が起きるまでは異様に静かだ。

その不審な静けさが彼らの警戒を一層に強める。

 

正面に置かれていたのは巨大なウルトラサイト・クリスタル。

ガイガーカウンターが反応しない事から、エンクレイヴと同様の方法でクリスタルを安定化させたのだろう。

その方法をどうやって見つけたのか……。

 

 

「これは興味深い…。」

 

 

ああ、そしてその隣には……。

 

 

「なんで貴様がここにいる……?」

 

 

黒スーツを着た怪しい存在が興味深そうにクリスタルを観察していた。

 

「ああ、これはこれは先生方。」

「皆様お揃いのようで…くくく……。」

 

会話を挟む間もなくグーンズは黒服に警告した。

 

「3つ数える前に質問に答えろ、さもなくば撃つ。」

 

 

警告の後、すぐにグーンズがクルセイダーピストルを構えると、グーンズの後ろから続けざまにエドワードがリボルバーを抜き、オズワルドがサーキットブレーカーを構えた。黒服から見て12時、1時、11時の三方向からゆっくりと取り囲むと、二人はそのままV.A.T.S.を起動して銃口を黒服の頭部に狙いを定める。

後ろのペスコフとターキンもしっかりとグーンズの背後から身を晒し10mmピストルを構えていた。

5人全員、黒服をハチの巣にする準備万端だった。

 

「おおっと……随分気が立っているようですね。」

 

黒服は彼らから放たれる息がつまるような殺気に動揺したが、あくまでも冷静な声色で話した。

 

「しっかり説明しますので、一度を武器を降ろしていただけませんか?」

 

「……。」チラッ

 

グーンズがペスコフに一瞥するとペスコフは首を縦に振った。

 

「よし、銃を降ろせ。」

 

「…チッ、クソ野郎に風穴開けるチャンスだったのに……。」

 

「……同感だ。」

 

エドワードとオズワルドは彼の判断に不服な様子だった。

 

「ありがとうございます、私も銃口を向けられたまま言葉を交わすほど豪胆ではないもので…。」

 

「一人で死体だらけの研究施設に乗り込んでるくせして良く言えたな。」

 

「くくく……人の探求心というは、簡単には抑えられないものですよ。」

 

「その割にはただカイザーの研究を探ろうとしてるわけではなさそうだが?」

 

ペスコフは疑いの眼差しを黒服に向けていた。

最初に彼と遭遇した時のターキンと似た困惑の表情を、マスクの下に浮かべて…。

 

「それも理由の一つではありますが、ここへ来た目的はあなた方にあります。」

「立ち話しには少々長くなるので、歩きながらお話ししましょう。」

 

「……正気か?何がうろついてるかも分からないんだぞ?」

 

「くくく……心配せずとも、ここにあなた方の脅威はいません。」

 

「既に目の前にいるんだが?」

 

「ご冗談を、私にあなた方をどうこうできる程の力は持ち合わせていませんよ。」

 

「どうだかな。」

 

「もしそんな力が私に在れば今頃あなた方を無菌室に入れ、神秘に対してどのような反応を見せるのか調べている頃ですよ。」

「どうです?今からでも協力していただければそれなりの報酬は……。」

 

「次ふざけたことぬかしたら背骨をへし折るぞ。」

 

「やめてください死んでしまいます。本当に。」

 

そして完全武装した男五名と人外ガイド一名の地下研究施設見学ツアーが始まった。

 

 

「時に、オートマトンとの戦いは如何でしたか?」

 

「復活した方か?それともアビドス戦争の時か?」

 

「後者です。」

 

「ああ、1回死にかけたし…まあ少しは苦労したよ。」

 

「あの激闘を少しの苦労と揶揄するとは…いやはや、あなた方はやはり我々の理解している領域を軽々しく超えていますね……。」

「実はあの戦いを私も拝見していまして…。」

「とても素晴らしかった。人類が有する可能性の片鱗を刮目できたのですから。」

「ターキン先生、あなたは特に……。」

 

「生徒でもない奴から先生と呼ばれる筋合いはない、特にお前からはな。」

 

「……あなたが独りあの要塞で戦う姿は今でも脳裏に焼き付いています。」

「彼らの神秘でその身を焦がされて猶も立ち上がり、生徒の名を呼びながら…ひたすらに群がる敵を撥ねて回る姿は人類を超越した現人神、正に武神と言っても差し支えはないでしょう。」

 

風穴が開こうが、空から爆撃を浴びようが、どれだけ傷が増えようと右手の斧を離す事が無く、敵の首を斬り裂き、左手のピストルで眉間を撃ち抜き、戦場を駆けまわる彼の姿を黒服はそう表現した。

 

「ですが苦戦を強いられた矢先、あの災厄の狐を身を挺して庇い、全身を包みこんでしまう程の熱線に焼き尽くされた時は……私も…あなたの命はもうないものと思っていました。」

「まあ、普通ならホシノさんへの実験を阻止されずに済んだことに対し安堵するべきだとは思いましたが…やはりあなたという不確定の因子(ファクター)の消失に、悲観せざるを得なかった。」

 

そう語る彼の声のトーンは沈んでいた。

 

「しかし、観測された結果は、予想とは対極の所に在った。」

 

やがてその声は徐々に心を弾ませるような声色に変化し、言葉を連ねるテンポを上げていった。

 

「あなたという存在もたらした結果は真に運命を覆した…。因果とも言える惨劇の終幕を前にしていても、足掻き、藻掻き、抗った。」

「そしてその緞帳を跳ね除けて往ったあなたは、あの修羅を制しました。」

「あの時に感じた心臓が破裂してしまいそうなほどの激しい拍動と、頬を伝う感涙は今でもはっきりと覚えています……正直に言って、感動いたしました。」

「序に不要となった理事の厄介払いもしていただけましたし…。(ボソッ)」

 

「あなたはキヴォトスにおける単なる特異点ではなかった。それ以上のモノだったのです。」

 

黒服はそう言葉を締めくくった。

 

「それはそれは……お褒めに預かり光栄だな…。」

「ど う も あ り が と う 。」<嫌味>

 

「賛辞などではありませんよターキンさん、然るべき正当な評価です。」

 

彼の精一杯の嫌味に対して、黒服はどこ吹く風のようだった。

 

「そんな奴を敵に回した事をたっぷりと後悔させてやる。」

 

「後悔ならずっとしていますよ…だからと言って私がこのキヴォトスへの探求をやめることはありませんが…。」

 

因みに黒服がターキンを褒めちぎっている間、後ろの4人は……

 

「流石俺の相棒」親友」ブラザー」盟友だな」ウンウン

 

と揃いも揃って後方理解者面で頷いていた。

 

 

 

「それでは、皆さんは既にこの施設にいる信奉者たちと接触したと思います。」

 

「信奉者?復活したオートマトンの事か?」

 

「そうです。」

「……1週間前まで、彼らはカイザーPMC理事の帝国を築くための……傀儡(くぐつ)でした。」

 

「帝国とは、また随分と大げさだな。」

「要はカイザーコープの中で幅を利かせたかったんだろう?」

 

「そんなもので済めば良かったのですがねぇ……。」

 

そういう黒服は理事の本当の目的を語った。

 

「彼は、カイザーコーポレーションから独立を図っていました。」

「オートマトンの素体の生産コストは、従来のPMC兵士の約50%を超える低さを有していました。」

 

「どうりでファクトリーからひっきりなしに出てくるわけだ……全く。」

 

「そうでありながら…彼らの神秘由来の攻撃力は一般兵が持つ既存の銃火器を遥かに超えていました。」

「皇帝に仇なす敵の精神を焼き尽くす暴力。」

「それがオートマトンに与えられた神秘です。」

「彼はその力を利用してPMCを再編し、武装蜂起を計画していたのです。」

「まあ計画を果たす前にあなた方に葬られましたが……。」

 

「只の腐れ根性のビジネスマンかと思ったが、実態はまるでテロリストだな…。」

 

今思えばカイザーPMCはレジデントという戦争の被害者達の知らぬところで、子供たちを戦争に利用していた。

 

「……もっと痛めつければよかった。」

 

私怨だろうが、そう思わずにはいられなかった。

 

「心中お察しします。」

 

「お前も同じ穴の狢だからな…。」

 

「……。」

 

黒服は本題の前に余計な顰蹙を買わないよう、それに触れることはなく、一呼吸置いた。

 

「さて、それでは皆様方、あちらをご覧ください。」

 

「……なんだ、これは?」

 

彼らの視界には、大量の蠟燭が焚かれたデスクの上に、仰々しく描かれた信奉者たちの頭上に浮かんでいたヘイローのシンボルだった。

 

本来、ウルトラサイトに適合した超生物が現れ死闘を繰り広げる筈だったこのフロアは、信奉者たちが預言者たちを崇める祭壇となっていた。

 

「これは、復活した彼らによって描かれたものです。」

「彼らは復活と同時に、解放されたのです。」

「オートマトンは最早、カイザーの傀儡ではありません。」

「彼らに組み込まれた単調な思考回路は、預言者の導きによって更に高度な処理を開始し、独立した自我を持ち始めたのです。」

「その結果、彼らは預言者(セフィラ)の言葉を信じ崇める信奉者と成ったのです。」

 

「セフィラ?なんだそれは?」

 

「セフィラが何か……それを説明するにはある存在について語る必要があります。」

 

そう前置きすると、黒服は先生方にはとても聞きなじみがある口上を口にした。

 

 

 


 

 

遠い昔、キヴォトスの端、誰も足を踏み入れない旧都心のとある廃墟で、奇妙な研究が進められていました。

「神を研究し、その存在を証明でれば、その構造を分析し、再現できるだろう。」

 

 

「すなわちこれは、新たな神を創り出す方法である……。」

 

 

誰もが嘲笑う滑稽な仮説でしたが、そんな理論に興味を示した者たちがいたのです。

 

「ゲマトリア」と呼ばれる者たちがその研究を支援し、莫大な資金と時間が費やされ、神の存在を証明するための超人工知能が作られたのです。

 

神という存在に対して収集、分析、研究し、それを証明する人口知能……。

対・絶対者自立型分析システムは、そうして稼働し始めたのです。

 

……月日は流れ、やがて都市は破壊され、研究所は水に沈みました。そのような研究が行われていた事実すら忘れられるほどの時間が過ぎたにも関わらず、このAIは、己の任務を遂行し続けました。

……そして遂に、AIの宣言が、廃墟に声高らかに鳴り響いたのです。

 

 

「Q.E.D」、と。

 

 

これは証明され、分析され、再現された新たなる神の到来です。

 

「音にならない聖なる十の言葉」、と己を称する新たな神。

 

 

 

 

 

 

DECAGRAMMATON(神名十文字)

 

 

 

 

 

 

彼の者はまた、己の神命を預言する10人の預言者と接触し、神聖な道であるパス(Path)を拓きました。

 

これぞまさに…新たな「天路歴程」

 

これは本当の神なのでしょうか?……ああ、私にはわかりません。

 

そのようなことは、実際のところどうでもいいのです。

 

ただ、彼の者自身の神性を証明する過程であるそれは、間違いなく……

真理の摂理に至る道、「セフィラ(SEPHIRA)」と呼んでも、遜色はないでしょう。

 

 


 

 

「えーとつまり、自分を神だと思ってるデカグラマトンっていうヤバい人工知能がいて、そのお仲間がセフィラってことか?」

 

「ええ……大まかに言えば…。」

 

「デカグラマトンか…。」

「まるでテトラグラマトンみたいだな?」

 

「テトラグラマトン?……それは一体…。」

 

「イスラエル民族間で使用されていた、神を指す4つの文字の事だ。」

「それはYHWHの4文字で、精確な発音は文献が失われて不明だが、こう呼ばれている。」

「我らの唯一の神、ヤハウェと。」

 

オズワルドはカトリックとはいえ戦後の生まれそういった資料は極めて少なかった。しかし、キリスト教に関する知見は深く、それは焼け焦げた資料や聖書を長い時間をかけ復元、解読を続けたその賜物だった。

 

「オズワルドさんは随分と宗教に詳しいようですね?」

 

「学ぶのにかなり苦労したがな。」

 

黒服は彼の知識に興味深々だった。

 

「という事は…このオートマトンの復活にはその預言者が関わってるってわけか。」

 

「…この地下にいる預言者は、セフィラの最上位に位置する、天上の三角形の一角。」

「そのパスは理解を通じた結合。」

「「違いを痛感する静観の理解者」の異名を持ちます。」

「オートマトンにパスを示し神秘を与えた解放者、そして彼らの信奉者達の信仰対象。」

「この祭壇に描かれたシンボルは彼らとその預言者が持つヘイローなのです。」

「その預言者は……ビナー(Binah)です。」

 

ここまできて、レジデントは遂にこの地下に眠る「宝」の正体を知らされた。

自らを神と称する機械に付き従う預言者、それと相対する事実に教師達は固唾を飲んだ。

 

 

「ビナー……それがカイザーがアビドスを奪ってでも手に入れようとした「宝」か…」

 

 

 

 

「興味深いとは思いませんか?」

「単なる機械に過ぎなかった存在は、いつか人類を超える存在となり、そして今となっては一つの宗教となった。」

 

「興味深いと同時に、腹立たしいな……。」

 

教師達はもれなく全員アメリカ人。

 

そしてアメリカで信仰されている宗教の大半はキリスト教である。

 

中でもオズワルドが唯一のカトリックだが、他の先生達も幼少期から聖書を読み聞かせられた敬虔なプロテスタントだ。

そんな彼らを前にして、機械が自らを神を自称するという行為が意味するのは……。

 

 

 

 

宣戦布告

 

 

 

 

特にオズワルドは敵意が顕著だった。

 

「神の存在を証明したと宣い、剰え自らを神と名乗る暴挙……。」

「これを我らが主に対する侮辱と言わずしてなんと言えようか。」

「精々1と0を数えながら地獄で悔い改めろ、機械風情が……。」

 

グーンズもB.O.S.のナイトとして、デカグラマトンへの敵対を決意していた。

 

「神を語る機械…これが人類の手を離れた技術が暴走した結果か。」

「生徒に危害が及ぶ前に、この脅威を排除しなければ……。」

 

 

「やはり戦うおつもりですか……。」

 

「無論だ。どのみちオートマトンを止めるにはソレを破壊するしかない。」

 

「左様ですか…でしたら、ビナーはこの扉の先にある空洞にいます。」

「ですがお気をつけて。」

総力戦を前提に臨むことを強く勧めます。」

「それでは……ご武運を、いい結果が出ることを私も期待していますよ。」

「そのためにわざわざここまで足を運んだのですから……くくく…。」

 

そう言って黒服は彼らの前から姿を消した。

 

「……。」

(あいつは後で殺しておこう。)

 

 

「それでは各自装備を確認しておけ。」

「準備が出来次第、突入する。」

 

 

「「「「了解」」」」

 

 

 

「さて……デカグラマトンの預言者を相手に「レジデント」はどこまで耐えられるでしょう?」

「彼らがこれまでに積み重ねてきた繋がりの力が、果たして新たな神の御前でどれだけの意味を持てるのでしょう?」

 

 

薄暗い廊下を渡りながら、黒服は不気味な笑みを浮かべていた。

 

 

 

次回 ビナー、死す。

 

 

 





はい、っというわけで今回はここまでです。
やっぱり後半部分黒服喋らせすぎちゃったと思いますハイ…。
これもひとえに作者の文章力と構成がガバガバだった結果です、すみません。
とりあえず憂さ晴らしも兼ねてビナー君には死んでもらいます(理不尽)

それではもしこの作品を面白いと思っていただけたらお気に入り登録を、良ければ感想もお願いいたします。

それとこの後今後の展開についてアンケートを募集する予定なので、読者のご意見をお聞かせいただければ幸いです。

ビナー戦が終わったら何から読みたいですか?

  • アビドス復興編
  • ゲーム開発部編
  • ペスコフのゲヘナ出張日誌
  • エドワードとヴァルキューレ
  • [もう過ぎてるけど]先生達のバレンタイン
  • オズワルドの便利屋勤務録
  • 先生達の日常
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