闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜   作:アルピ交通事務局

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はじめてのポケモンバトル!

 

「……迷ったな」

 

「迷っちゃったわね」

 

ケロマツとサンドを鍛えて多分だけども強くなった。野生のポケモンに勝てても実戦で勝てるか云々の違いはあるのは知っている。

問題はそこじゃねえ、ある程度は鍛えたから強くなった筈だからとトキワの森を抜けてニビシティを目指して北を進むが……一向にニビシティが見えない。ちゃんと北に向かって歩いている。セレナの持ってる端末が狂ってるわけでなくちゃんと北に向かって歩いている。

 

「こればかりは野生のポケモンに聞いても分からない、わよね」

 

ピジョンやポッポは時折見かけるので出口を聞こうかなと考えるセレナ。

どっちがニビシティだなんて野生のポケモンには分からないだろう。そんな事をするぐらいならば

 

「この木なら大丈夫だな」

 

「サトシ、木登りしたら危ないわよ!?」

 

「この程度ならジャンプして届く……必要なのはオレの脚力に耐えられる樹木だ」

 

この手はあんまり使いたくないが使うしかねえ。

野生のポケモンの住処じゃねえ木に登りそこから10mぐらいジャンプする。東西南北、見える景色全てが木々に囲まれている。

何処かに大樹の様な物があるのかと思ったが、そんなものは無い………トキワの森はゲームでは無駄に長いと感じた。森と言われるだけの広さじゃない、コイツは樹海の領域に入りかけてやがる。

 

「どうだった?」

 

「トキワの森の真ん中ぐらいには来ている」

 

「まだ真ん中なの!?」

 

「この手のものは何処かに正しいルートが存在している……気性の荒い野生のポケモンの巣窟だから人間が通れる道が開拓されている。そこを探さなきゃ」

 

「そこの2人!マサラタウンのトレーナーでござるか!!」

 

「クククッ……いいカモが来たな」

 

何処かにニビシティに通じるルートがあるのだと考えていれば鎧武者な格好の短パン小僧が現れた。

コイツは知っていると言うか原作知識にあるぞと笑みを浮かびあげていると短パン小僧が刀を持っているのでセレナが慌てる。

 

「わ、私はアサメタウン出身よ!」

 

「オレはマサラタウン出身だ……ポケモントレーナーか?」

 

「勿論でござる!拙者はサムライ!マサラタウン出身のトレーナーを探していたでござる!」

 

「なんでマサラタウン出身のトレーナーを探してたの?」

 

「決まってんだろ、負けたんだろシゲル達に」

 

「うぐっ……」

 

マサラタウン出身のトレーナーを探していたことに疑問を抱くセレナに理由を教えればサムライが気まずい顔をする。

コイツはシゲル達にボコボコにされた。フシギダネにヒトカゲにゼニガメに敗れてしまった…………冷静になって考えてみりゃ彼奴等もトキワジムに挑みに行ってねえんだよな。カントーでも上から数えて直ぐか最初かの桁違いの強さのジムだから今は挑めねえって認識してるんだろうな。

 

「マサラタウン出身のトレーナーに負けた恨み、マサラタウン出身のトレーナーを倒すことで晴らす事が出来る!」

 

「あのよぉ……それただの八つ当たりだろう」

 

「や、八つ当たりだと!?」

 

「シゲル達に負けたならシゲル達にリベンジするのが筋だ、それなのに同じところ出身なトレーナーを倒してスッキリとする……コイツを八つ当たりと言わなくてなんて言うんだ?」

 

「確かに……負けた相手が居るなら強くなってリベンジするのが普通よね」

 

正確に言えば八つ当たりじゃないだろうが実質的に八つ当たりみたいなものを宣言していたから呆れる。

負けたならばリベンジする、それがポケモントレーナーの世界だ。無論、ここぞと言う時の勝負ならば話は別だが少なくとも今は1回しかないチャンスに挑んでるわけじゃねえ。

 

「っぐ……ポケモントレーナー同士、顔を合わせたのならばポケモンバトルをするのが道理でござる!」

 

「誰も勝負しねえとは言ってねえよ……使用ポケモン2体、交代ありのルールだ」

 

「その勝負、乗ったでござる!!ゆけ、カイロス!!」

 

「いけ、サンド」

 

八つ当たりを認めたがそれはそれこれはこれでポケモンバトルを開始する。

初の対人戦、出てきたのはカイロス。先ずはコイツだとサンドを出した。

 

「むっ!イーブイとかではないのか?」

 

「博士が馬鹿やらかしたから貰えてねえんだ……だが、コイツは強いぜ?」

 

フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメと来れば他のポケモン、主にイーブイという一例が多い。

だがイーブイでなかったので意外そうにするサムライに適当な説明をした後に笑みを浮かべる。

 

「サンド『どくばり』だ」

 

「なんの、ハサミで防ぐでござる!」

 

先ずはこちらから攻める。『どくばり』を放つがカイロスは自慢のハサミに当てることで毒の針を弾く。

ハサミは中々に硬い、攻撃するのはハサミじゃない、胴体を狙わなきゃいけねえ。その為には近付く事が大事だろう。

 

「今度はこちらからいかせてもらう!カイロス『はさむ』」

 

「サンド『まるくなる』」

 

攻撃は防いだと攻めに転じる。突撃してきて自慢のハサミで掴もうとする前にサンドは体を丸めた。

物理防御力を高めると同時に体勢を整える。

 

「ふふふ……カイロスの自慢のハサミの威力はどうでござるか?」

 

「クククッ……パワー自慢はいいが、パワーだけで勝てるほどにポケモンバトルは甘くはねえんだよ。この状況は想定内『ころがる』だ」

 

「サン!」

 

カイロスの『はさむ』でダメージを与えていると見せつけるが、その前に1手打ってある。

『まるくなる』で体を丸めていたサンドはグルグルと回転をしていき……カイロスがハサミからサンドを放した。回転により生まれる摩擦熱にカイロスが耐えることが出来なかった。

 

「サンド『つるぎのまい』」

 

摩擦熱に熱いと感じて生まれた隙に、この数日の間でサンドに覚えさせた『つるぎのまい』を使う。

サンドの周りに剣が出現してサンドが赤色のオーラを身に纏ったと思えばオーラが消えるがサンドは確かに二段階物理攻撃が上昇した。

 

「なんの、これしき……カイロス『ちきゅうなげ』でござる!」

 

「『ころがる』で回避しろ」

 

まだまだバトルは終わらないのだとカイロスに『ちきゅうなげ』を指示して『ちきゅうなげ』をする為にカイロスは近付くので『ころがる』で回避する。物理接触技だからな、そもそもでサンドを掴まなゃ『ちきゅうなげ』も使えない。『ころがる』で移動しながらカイロスの『ちきゅうなげ』を回避し、徐々に徐々に『ころがる』の回転速度を上げていく。

カイロスはなんとしてでもサンドを掴まえて『ちきゅうなげ』を決めようとサンドを追いかけるがサンドは掴まらない。オレが鍛えてるんだから回転速度を上昇させつつ短距離での方向の切り替えが出来るようにしている。

 

「っ……」

 

「サンドの『ころがる』にカイロスが追いつかなくなったわ!!」

 

「詰みだ、サンド『ころがる』」

 

右見て左見てを繰り返すレベルにまでサンドの回転速度と移動速度が増した。

カイロスが追いかけることが出来ないのだと判断すればカイロスの背後に回り込みカイロスを突き飛ばし戦闘不能にした。

 

「なんというパワー!『ころがる』は使い続ければ威力が増す技でござるが、コレは……『つるぎのまい』でパワーを上げたからか!」

 

「ああ、そうだ」

 

「どういうこと?」

 

「カイロスはパワー自慢だが攻撃を受ける側に回っても強いポケモンだ……使えば使うほどに威力が増す『ころがる』だけならタイプ相性があったとしても耐えられる可能性がある。だから『ころがる』×『つるぎのまい』で通常の倍の威力で叩き込んだ……倍プッシュしたんだ」

 

カイロスの物理防御は強い。

まだまだパワー不足のサンドで威力を高くした『ころがる』に耐えられる可能性も秘めている。だから確実に倒す為に『つるぎのまい』を積んだ……この世界はホビーアニメのお約束と言うべきかカードや技の価値を真に理解していない連中が多い。『つるぎのまい』で攻撃力を上げたから倒せたと見抜いたから多少は出来る。

 

「自慢のパワーが通じぬからと言ってめげる拙者ではない!無理に追いかけようとしていた拙者が馬鹿だったでござる!動かざること山の如し!ゆけ、トランセル!」

 

「イヤン……」

 

「………………サンド『どくばり』だ」

 

「トランセル『かたくなる』でござる!」

 

『どくばり』を放つサンドだが『かたくなる』で防御力を上げてきた。

既に『つるぎのまい』を積んでいる、その分で通じるのだと何本か毒の針が刺さるが直ぐにトランセルの体から抜け出る。

 

「フフフ、狙いは見えてるでござるよ。拙者のトランセルは硬い、更には『かたくなる』が使える。硬いポケモンが『かたくなる』を使うことで物理攻撃を寄せ付けぬ。だからこそ状態異常を狙いに来ているのであろうが無駄でござる!ポケモンには特性がある!トランセルはあらゆる状態異常から脱皮する事により回復する『だっぴ』で『どく』だろうが簡単に治る!」

 

「だろうな……なら、コイツはどうだ?サンド『まるくなる』」

 

「無駄無駄!拙者のトランセルより硬いポケモンは早々におらぬ!」

 

「サンド、もう1度『まるくなる』」

 

「サトシ、なんで…………」

 

「トランセル『かたくなる』」

 

「サンド『まるくなる』」

 

「強情でござるが、正面対決から負けぬでござる!!『かたくなる』」

 

「『まるくなる』」

 

『だっぴ』が確定だったかどうかは忘れたが『だっぴ』の特性を忘れていたわけじゃない。

下手に近付いて『たいあたり』をくらうのが厄介だからと『どくばり』を使った……

 

「意地と意地の張り合い…………あ!」

 

「クククッ……そいつはズルだぜ、セレナ」

 

ポケモン図鑑を取り出したセレナはあることに気付いた。やっぱりポケモン図鑑は反則な道具だ。

 

「なぁ、知ってるか?ポケモンをパワーアップさせる技には限界がある事を…………パワーアップさせる限界値は6段階、1段階上昇が通常の2分の1、要するに1,5倍で最大で通常の4倍まで上がる」

 

「それがどうしたでござる!ポケモンのパワーアップ技に限界があろうともトランセルは最硬の状態、例え最大級の『ころがる』攻撃だろうと寄せつけぬ!!」

 

「だからシゲル達に勝てねえんだよ……サンド『つるぎのまい』だ」

 

「っ!!」

 

「効果が殆ど同じの『かたくなる』と『まるくなる』を限界まで使い続けた、トランセルもサンドも既に限界まで防御力を高めてる。ここからトランセルが出来るのは『たいあたり』と『いとをはく』だけ!サトシのサンドには『つるぎのまい』がある!さっき『つるぎのまい』を使ってるからもう1回使えば!」

 

「物理攻撃力も6段階上昇で同等になる……『つるぎのまい』倍プッシュだ」

 

「トランセル『たいあたり』でござる!!」

 

3度目の『つるぎのまい』をしようとすれば『たいあたり』を指示するがトランセルは鈍足だ。

サンドの方が先に動き、更に『つるぎのまい』を積み上げて6段階上昇した。コレで『かたくなる』の分がチャラになる。更に言えば『まるくなる』で物理防御を最大限にまで高めている。カイロスと異なりパワーが無いトランセルじゃ『たいあたり』の威力は底が知れており、サンドは全くと言ってダメージを受けていない。

 

「何処から……何処から計算していたのでござるか!?」

 

「トランセルを見た時点でこんなのは簡単に浮かぶさ」

 

『かたくなる』vs『まるくなる』で意地の張り合いをしているとでも思ったのか?そんな真似は最初からしねえよ。

 

「なにか、なにか……」

 

「この状況の打破があるとするならば『エレキネット』だ。『エレキネット』は物理技じゃなくて特殊技だ。だがサンドは『じめん』タイプのポケモン『でんき』タイプの『エレキネット』で足止めは出来てもダメージを一切与えれない」

 

「こんなところで、こんなところで終われない!!拙者達は誓ったであろう!今度こそマサラタウンのトレーナーを倒すのだと!!」

 

「イヤン……イヤアアアアン!」

 

「こ、これは!」

 

「クククッ……コレがあるんだよな」

 

負けが確定に見えるがまだ諦められないサムライの気持ちにトランセルが答えた。

 

「フリー!フリー!」

 

「トランセルがバタフリーになったわ!」

 

「分かってると思うがバトル中のポケモン図鑑開封は禁止だ」

 

「バタフリー『ねむりごな』でござる!」

 

「サンド『すなあらし』」

 

「っく……」

 

『ねむりごな』を羽を羽ばたかせて飛ばすバタフリーに対して『すなあらし』を展開する。

空を飛んでいるバタフリーが放った『ねむりごな』を飲み込んで砂嵐が舞う……コレで少しの間は粉系の技は『すなあらし』に飲み込まれる。

 

「バタフリー『かぜおこし』……だ、ダメでござるか」

 

「パワーが足りねえな……」

 

『すなあらし』を利用してやると羽根を羽ばたかせて『かぜおこし』で攻めようとするがフィールドを活かせていない。

『かぜおこし』でサンドが少しだけ動いたがダメージを一切受けていない。バタフリーに進化してもサンドが積み上げた物理防御と物理攻撃は変わってねえ。

 

「フリー!」

 

「サン!?」

 

「……戻れ、サンド」

 

だからこそバタフリーは動いた。目を輝かせサンドを弾き飛ばした。

それを使えばサンドを倒すことが出来る、負けるわけにはいかねえんだとモンスターボールにサンドを戻してケロマツを出す。

 

「ケロ!」

 

「ケロマツ、砂嵐目掛けて『みずてっぽう』だ」

 

『みずてっぽう』を砂嵐に撒き散らす。水を含んだ為に『すなあらし』状態が切れる。

 

「『すなあらし』状態を消すとは下手を打ったでござるな!『ねむりごな』でござる!」

 

「フリー!フリー!……フリ?」

 

「ケロマツ『みずてっぽう』だ」

 

「ケロ!」

 

羽根を羽ばたかせて『ねむりごな』を放とうとするが『ねむりごな』が出てこない。

どういう事だと理解していないのでそこで終わらせるのだと『みずてっぽう』をぶつければバタフリーは戦闘不能になった。

 

「…………っく……………拙者の負けでござる!」

 

「……何処がミスったのか言ってみろ」

 

「え?」

 

「だから、何処を間違えた?お前はマサラタウン出身のトレーナーを今度こそ倒すのだと燃えてたんだろ?なら、準備は万端だ……何処かの段階でなにかを間違えた、なにを間違えたか……ここで悔しい敗北だったで終わらせるのか次に学ぶのか、それは反省を出来るかどうかの違いだ……」

 

オレに負けた事を悔しがるサムライ、サムライには幾つかのミスがあった。

ある程度は詰みの盤面までオレが持っていったが、起死回生の手の1つや2つあった。サムライはその手を使わなかった。

 

「むぅ……拙者達がまだまだ未熟者だからではないのでござるか?」

 

「はぁ……だからシゲル達に負けるんだ」

 

「サトシ、勝てる可能性があったってこと?」

 

「0とは言えないがあった……例えばカイロス、サンドを追い掛けるのに必死だったが『いとをはく』でフィールドに糸を撒き散らせばサンドの速度が落ちる。そうすればカイロスの攻撃のチャンスがやって来る。トランセルに関しては特に無い、だがバタフリーになった時点でまだ起死回生の手は残されている」

 

「むむ……『エナジーボール』や『ギガドレイン』は特訓しなければ無理でござるよ?」

 

「んな高度な技は求めてねえよ……『ねんりき』一択だ」

 

『エナジーボール』を使えば勝つことが出来るだろうがそれが不可能、無理な事ぐらいは誰でも分かる事だ。

その技じゃねえ……バタフリーはあの段階で『ねんりき』が使えるんだ。

 

「バタフリーに進化すれば『かぜおこし』に目が向きがちだが『ねんりき』も覚えている。『ねんりき』は特殊技でサンドは特殊技に弱い、タイプ一致じゃなくても弱点じゃなくてもかなりのダメージになる……『ねむりごな』なんて真似をせずに『ねんりき』に集中すればサンドは倒せていた」

 

もっとも、オレが先に交代しちまったからそれはIFの話だ。

 

「ケロマツに対して『ねむりごな』が出来なかったでござるが」

 

「バタフリーは口から粉を飛ばすんじゃない、鱗粉を飛ばす要領で羽根を羽ばたかせて粉を飛ばすんだ。オレは『すなあらし』を『みずてっぽう』でかき消した。それを経由してバタフリーの羽根を湿らせて粉が飛ばない様にしたんだ……その段階でオレには隙があった。そこで『ねんりき』を使えばケロマツにダメージを与える事が出来た…………ポケモン図鑑を開いてみろ」

 

オレはサムライにポケモン図鑑を開かせる。

 

0012 バタフリー♂ ちょうちょポケモン 『むし』『ひこう』タイプ 特性『ふくがん』

『たいあたり』『いとをはく』『かたくなる』『ねむりごな』『どくのこな』『しびれごな』『かぜおこし』『ねんりき』

 

「『ねんりき』も覚えていたでござるか……」

 

「バタフリーは追い詰められたがまだ使える技があるんだと『ねんりき』を使ってきた、その時点でバタフリーは『ねんりき』が使えるのが確定してオレの中でこのバトルが負ける可能性がある危ないラインに入っていた……お前が最初からバタフリーが『ねんりき』が使えると分かっていれば、オレに勝つ可能性があったんだよ」

 

「…………勝ち筋が確かに存在していたのに、拙者は余計な事を!1匹ずつ確実に倒そうと『ねむりごな』を、安牌を狙いに行ってしまった!」

 

「スゴい……スゴいわ!!サトシ、あのバトルでそれだけのことが分かってたのね」

 

サムライが反省しなければならない点を言えばサムライはぐうの音も出ない。

もともとオレに負けてしまっていたからなんとも言えないところもあるだろうが、それでもここまでボコボコにされちゃなにも言えない。セレナはこのバトルの中に含まれていた様々な要素を今説明を受けて理解した。たった少しだけでそれを見抜いていたオレをスゴいのだと褒め称える。

 

「これではマサラタウンのトレーナー達に負けるのは当然でござろうな……己の刃がなんなのかすら理解しておらなかった」

 

シゲルは知識があるしアムはヒトカゲだから負けるのも無理はねえが、ヤヒコにも……いや、いいか。

 

「ところでニビシティに向かいたいんだが道を知らねえか?北に向かえば辿り着くんだろうが予想以上にトキワの森が広くてな」

 

「それならば知ってるでござるよ。この辺は野生のポケモンの住処が多いから危険な道でござるから案内するぞ」

 

サムライにニビシティに通じる道を聞けば、道案内をしてくれる。

ニビシティに続く一本道、ニビシティに向かうならばこの道がいいのだとサムライに言われ、サムライはどうするのかと聞けばバタフリーをこの森で使いこなせるように特訓すると森に戻った。

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