闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜 作:アルピ交通事務局
「……」
「どうしたの?」
ムロの洞窟でアランが鍛えてくれてやってきたのはカイナシティ。
カイナシティでポケモンコンテストが開催されるので留まっており今現在ポケモンセンターでポケモンの回復待ちだ。
「アランのトレーナー育成能力が中々にヤバいって感じてな……」
「えっと…………そう、なの?……アランと比較するトレーナー、サトシしか知らないから分からないかも」
「……アランはポケモン博士の助手でポケモンバトル学を専門に扱っているから当然と言えば当然じゃないのかしら?」
アランがポケモンを探す過程で色々とハルカにアドバイスを送った。
その結果ハルカは一気にパワーアップした……ポケモンバトルの面ではだ……あいつ、なんだかんだでポケモンバトル学だからポケモンコンテストとかのパフォーマンス系は一応は通じてるけれども、も!な感じだからそっちはあんまアドバイス送ってねえ。
僅かな時間だったとはいえハルカは考えることが出来るようになった。自主的に勉強するという癖がついた……コイツは地味に大きな事だ。一緒に旅をしているタケシ達保護者ポジ以外のトレーナーの悪癖と言うべきか……自主的にポケモンの勉強をしているところが少ない。ただそういう描写が無いだけかもしれねえがハルカと実際に接したのとオーキド博士やシゲル達を見てこの世界を生きる1人の人間として転生者として述べれる感想として、圧倒的なまでに知識不足が多い。
まぁ、オレやアランはあくまでもゲームとしてのポケモンを知っている。この世界の住人はポケモンをゲームでなく元素記号や英単語みたいな感覚で覚えてる感じがする。チラリと原作知識を探ってもサトシは「その技いいな、覚えさせてみたい」と言う自ら進んで努力する事は出来るくせに自ら進んで学ぶ、誰かに教えてもらう前に情報収集とか一切してねえ。
新しい技を覚えたぜ!やった!な感じ……ナエトルがハヤシガメに進化した際にやったと喜んでたが肝心のサトシはハヤシガメになったナエトルを使いこなす技能を持っていなかった……コイツはアホと言える。シンジもハヤシガメに精神論で接している事を呆れていた。
ハルカもジャンルで言えばサトシくん寄りだ……だが、今回の一件でハルカは自主的に学ぶだけでなく考える力をつけた……発想力なんかの考える力はマサラタウンのサトシは一流と言えるものを持っているが学習能力、と言うか進んで勉強する感じの展開少ねえ、それが原因で結構やらかしてる。
「それを含めてもアランのポケモントレーナー育成能力は凄まじい……当人はチャンピオンのエースポケモンをぶっ倒すとかいうヤベえ事をしてんだ……言葉が出ねえよ」
オレより長くこの世界で生きているんだからチャンピオンクラスなのは分かっていたことだがいざ見せられれば言葉は失うもんだ。
なんでプラターヌ博士の助手してんだか分からねえが……少なくともプラターヌ博士はアランのおかげで栄光を歩めてる。アランの中の人間自身が教えるのが純粋に上手いってのもあるだろうが……クククッ……恐ろしいねぇ。
今のアランはプラターヌ博士の助手としてメガシンカするポケモンとメガストーン発掘に忙しい。だがアランの腕ならばそれは何時か終わる仕事だ……その仕事が終わればアランはプラターヌ博士の助手として働くか、オーキド博士の助手から一人前のポケモン博士になったウツギ博士の様に独立するか、アランならばどちらもいけるが……勿体ねえと思うな。
「で……お前等どうすんだ?」
テンテケテケテンとポケモンの回復が終わる音が鳴れば呼び出しを受けてポケモンが入ったモンスターボールを受け取る。
ポケモン達の回復は終えた……もうすぐポケモンコンテストが開かれるからかコーディネーターらしき影はチラホラと見える。
既に参加申込はしてもいい状態になってるから参加申込をしている……だからどうするか?どのポケモンで一次審査のパフォーマンスを乗り切るのかを聞いてみる。
「私はリザードンでいくわ!」
「私はアゲハントよ!」
「…………アゲハントか……」
「え……ダメなの?」
「いや……他のポケモン達拗ねてねえか?」
セレナは今回はリザードンで行くのだと言いハルカはアゲハントでいくという。
アゲハントのパフォーマンスに特に魅了されたからアゲハントを使うというのは極々普通の思いだが……ワカシャモの出番が圧倒的に少ない。最初のポケモンなのにここぞという時に選ばれない、それに関して怒らねえのか?
少なくともポケスペのゴールドのトゲピーはここぞという時に選ばれない事に関して怒りを抱いてなつき度が上がっておらずトゲチックにならないという一例が発生していた。
「う〜ん……私は私のペースがある!……って言うことは出来るけど……パフォーマンスの方は充分に仕上がってると思うしアゲハントで行こうって決めてるけど、ちょっと面談をしてみようかしら?」
「そういうのは割と大事だぞ」
シゲル辺りは多分だが1回しか使ってないポケモンとかも居るからな。
ドクターストップ云々を配慮して色々なポケモンを育成しないといけねえ……特に二刀流を熟す上ではだ。
最低でも一通りのタイプは揃えておかなきゃならねえし……まぁ、オレも人の事を言える義理じゃねえからな。ジョウトリーグ終わってやっと一通りのタイプ揃えた感じだからな。
ポケモン達と向かい合う面談をするべきかしないべきかと悩んだ末にポケモン達と面談をするとハルカは決めた……ついでだからオレも面談するか。
「よかったわね、皆思いやりがあって」
「サマヨール辺りがなんか言ってくるかと思ったがそうでもなかったな」
ハルカがポケモン達と面談をした結果、特に問題は無かった。
サマヨール辺りがなんか言ってくるかとオレは思っていたがそうでもなかった。
サマヨールは特殊な戦い方をさせている、『いたみわけ』『のろい』『おにび』とかを重点的に使っている。『シャドーパンチ』や『ほのおのパンチ』なんかの3色パンチとか一応は覚えさせてるがあんま使ってねえ。その辺りに関して文句を言ってくるかと思ったが割とあっさりと受け入れてくれた……が……妙な違和感を感じる……気のせいじゃなくて多分だがハルカのポケモンの内の誰かが猫を被っている。ハルカの前だからわざと猫を被っている……ヒンバス辺りが猫を被っているな……ミロカロスに進化したら1回は確実に揉める未来が見える。
「ジュ!ジュプ!ジューウ!」
「あ〜……………言いたいことは分かる……お前のポテンシャルと言うか才能も相当な物だと自覚してる。それを踏まえた上でオレはお前にオーガポンとバトルさせたんだ」
セレナのポケモン達も今のところは不満が無いで終わり最後はオレの番だ。
ジュプトルになにか不満が無いのかを聞いてみるとあるみたいでその不満を言ってくれる。
「サトシ、自分のポケモンだから意思疎通が取れてるけど私達なに言ってるか分からないかも……なに言ってるの?」
「ジュウ!」
「えっと……『リーフブレード』ね……なにを?」
「ジュプトルがキモリからジュプトルになったし戦闘スタイルを少し変えたいみたいなんだ」
「ジュウ」
ジュプトルがなにを言ってるか分からないとハルカが聞けばジュプトルは『リーフブレード』を見せる。
『リーフブレード』を見せてもセレナがイマイチピンと来ていないのでジュプトルは戦闘スタイルを変えたいと主張していることを教えれば頷いた。
「キモリ状態じゃ『エナジーボール』や『くさむすび』が強力な攻撃技だ、だがジュプトルに進化したことで『リーフブレード』を会得した。だから『リーフブレード』を主体にしたバトルに切り替えてって言ってる」
「『リーフブレード』ってキモリ状態じゃ覚えないのね……『リーフブレード』って強い技なの?」
「接触物理攻撃技だが命中率や威力の点を見れば『くさ』タイプの『かえんほうしゃ』や『10まんボルト』とも言える」
確か威力90ぐらいの筈だ。
『リーフブレード』を覚えれるポケモン、基本的にはホウエン以降のポケモンだが物理『くさ』技としては充分過ぎる技だ。
『かえんほうしゃ』なんかと引けは取らない技だが……オレはあまりいい顔をしない。セレナもハルカもそれに気付く。
「確かポケモンの技は物理技と特殊技があるのよね……ジュプトルの高い素早さを活かして……オーガポン……」
「そう、そこだ……ジュプトルはそれを理解した上で言っている」
ポケモンの技は物理技と特殊技の2つがある。
ジュプトルの高い素早さを活かした近距離戦ならばいい感じかもと言おうとしたが直ぐに言うのを止めた。
何故ならばハルカは見ていたから、オーガポンと言う物理攻撃が強くて足が速い『くさ』タイプのポケモンを。
「ジュプトルがジュカインになれば恐らくは素早さが売りのポケモンと互角に渡り合う素早さを標準装備で備えている、ジュプトル自身が速さならば負けないという自信を持っている……だが、オーガポンがいる。オーガポンで出来る事をジュカインでやるなんて意味がねえ。全く同じことが出来るどころかオーガポンはタイプ変えれるし『リーフブレード』よりも威力高くて安定して撃てる『ツタこんぼう』がある……言い方悪いがジュプトルの主張を受け入れてそれで育てれば素早さ以外を除けばオーガポンに負けてる下位互換だ」
「ジュ……」
ハッキリと言い切ったらジュプトルは怒りを露わに……しなかった。
ジュプトル自身も心の何処かでオーガポンの有用性について理解と納得をしている。その上で『リーフブレード』を主体で戦うスタイルに変更してくれねえのかと頼み込んでいる。
「サトシのオーガポン、試合をしてるところは見たことないけど『ツタこんぼう』を主体にして戦ってるのよね?」
「ええ。『やどりぎのタネ』なんかの変則的な技も使うけど『ツタこんぼう』主体で戦ってるわ」
「だったら『リーフブレード』と『エナジーボール』の両立したらいいかも!オーガポンのスタイルと被らないわ!」
「……………まぁ、言いたいことは分かる……けど、それこそが一番の愚策だぞ?」
「え?」
この世界の住人がとにかく陥るミスをハルカは犯そうと言っている。
言いたいことは分かる。その気持ちを理解することも出来る……だが、それは一番のミスだ。
「……どういうこと?」
「コレはまぁ、この世界のトレーナーが大抵は陥るミスだが……遠近両方で行く癖がある」
「遠近両方?」
「『リーフブレード』は接触物理技の近距離技だ。『エナジーボール』は特殊攻撃技の中距離遠距離の技だ、一件2つとも覚えさせておいた方がお得に見える。実際問題お得だ……だが、それだとホントにポテンシャルを引き出せない……アランとダイゴのバトルでアランのメガリザードンXが物理攻撃特化って説明しただろ?それと同じでポケモンも得手不得手なジャンルがある。オレのジュプトルは好んで『リーフブレード』を使いたいと主張しているが『リーフブレード』で攻撃するよりも『エナジーボール』で攻撃した方がダメージが大きい。その点もあれば……近距離戦闘と中距離以上の戦闘が出来るようになろう!って二刀流をしようとするのがいけねえ」
「なんで?全部の距離で戦えた方がいいんじゃないの?」
「ポケモンにも個性があるって言っただろ?全部の距離で戦えることが可能、簡単に言ってしまえば物理攻撃と特殊攻撃の能力を数値化した場合どっちも同じぐらいなポケモンならば問題ねえ……ただそうじゃないポケモンが多いのが現実だ。ジュプトルがジュカインになった際に物理攻撃よりも特殊攻撃に優れたポケモンになっている。近距離戦でガンガン行こうぜ!で無駄に容量使うより特殊攻撃主体で行こうぜ!の方が良い」
「……でも……効率ばかり選んでていいの?今回はポケモン達が私達に対して不満を抱いてないかの面談でしょ?」
ジュカインは特殊技の方が良いと言えば一応は納得するが今回は不満が無いのかの確認を行っている。
ジュプトルは不満があるというか『リーフブレード』を主体にして戦いたいと言い出しているが下手に近距離戦、中距離以上の戦闘なんでも出来るを売りにしても意味は無い。ハルカは効率も大事だけどポケモンの思いも大事なんじゃねえのかと言う。
「ああ、そうだな……だからオレはジュプトルが納得する事が出来る答えを考えるんだ……ジュカインになって『リーフブレード』主体でバリバリと戦うスタイルは確かに存在するがそれだと何処かの段階でオーガポンに負ける。下手に近距離中距離遠距離なんでもいけるの器用貧乏な形で納まるよりも近距離戦特化、中距離戦特化、遠距離戦特化、空中戦特化、水中戦特化と何かに秀でたスタイルの方がオレは好ましいしトレーナーになって5年も経過してない奴が勝つにはそれしかねえんだ」
「……どういうこと?」
「なにスゲえ簡単な話だ。オレ達よりも長くトレーナーやコーディネーターの経験を積んでる奴が居るとする、そいつらは当然の様に努力をしている……じゃあ、どうやって勝つ?」
「……えっと……もっと努力する?」
「努力は頑張るって事だ、なにを頑張る?」
「それは……いっぱい勉強してどうすればいいのか効率を……あ……」
「そう、結局のところそこだ……勿論ここぞという時の勝負じゃ頭の悪い奇策もありだと認めている、ただ基本的な部分は如何にして効率良くだ」
既に前を走っている連中と戦うには奇策も大事だが効率も重視しねえといけねえ。
「数百回以上の地味な基礎訓練でのみ身につく技術が存在してるのも認める、それは先にトレーナーになった連中に負けている。そこを埋めるのは効率じゃなくて奇策だ。トレーナーが陥る遠近中なんでも出来て物理特殊どっちも出来るな器用貧乏じゃその奇策も打つに打てねえ…………お前の弟のマサトはその辺を見ていない。『かえんほうしゃ』や『10まんボルト』の様な強力な技を重視している……まぁ、それは知識だけの人間が1回は通る道だし技自体が強力な技である事実は変わりはねえがな」
この世界の連中は両刀を主体で戦おうとしている。
高火力な技でガンガン行こうぜ!とかが主流、昔の遊戯王で例えるならば攻撃力のみを重視していてカードの効果を見ていない感じがある。別に攻撃力が高いことは良いことだ、それを売りにしてるデッキだってなんだかんだである。だが、それだけで頂点を取れるならば色々インフレとデフレが起きると言う話だ。
「……サトシって口にしないだけでいっぱい考えてるのね……」
トレーナーは考えて指示する立ち位置に居るんだ……なんも考えない学ばないならば単純作業を行う機械と同じだろうが。
ハルカは色々考えてるんだなと納得してくれた理解もしてくれた。マサトの欠点も分かってくれた。
「でも、結局のところどうするの?ジュプトル『リーフブレード』主体で戦いたいみたいよ?」
「ジュ…………」
ハルカに色々と言ったがジュプトルが『リーフブレード』主体で戦いたいという意思は変わらねえ。
他人の意思を捻じ曲げる程に腐った根性をしてねえから『リーフブレード』主体で戦いたいという思いを捻じ曲げない。
「そこを考えんのがオレの仕事だ……ジュプトル……多分だが『リーフブレード』は飛ばす事が出来る筈だ……飛ばす『リーフブレード』を会得する……ゲッコウガにも負けない素早さを持っているならゲッコウガのあの技を『リーフブレード』で再現できる……『エナジーボール』を何時でも撃てる様になれば飛ばす『リーフブレード』の会得、それでどうだ?」
「ジュウ……」
「安心しろ、後でゲッコウガ呼び寄せるから。ここぞという時にしか使わねえが必殺技と呼べる『リーフブレード』を教えてやる」
「あ、ゲッコウガのアレを『リーフブレード』で再現するのね!それだったらジュプトルも納得するわよ!」
飛ばす『リーフブレード』と言われてもイマイチ実感出来ないジュプトル。
まだまだカイナシティに滞在するのでゲッコウガを研究所から呼び寄せて飛ばす『リーフブレード』の会得をする。
セレナがなにを覚えさせるのか分かったのでそれだったらジュプトルも納得すると頷いた。
ジュプトルは『リーフブレード』主体で戦いたいという思い以外は特に不満はねえみたいで『エナジーボール』を完璧に会得したのならば飛ばす『リーフブレード』の会得にシフトチェンジするだけで終わった。
サナギラスは特に不満らしい不満は無いがなるべく早くバンギラスに進化させてくれ、メタングはダンバルからメタングになったのでその力を思う存分に振るいたいと対人戦の場所を用意してほしい、ミロカロスは自分好みのポロックを用意してくれと特に解決するのに問題は無さそうな事を言ってくる。めんどくせえ事を言ってくる連中は居ねえ……今のところは
「キューン!!!」
「えっと……あるみたいだけどなに?」
「……………いや、うん………………お前の主張は分かった。だが、お前は存在そのものが色々な意味で地雷なんだ。お前を守る覚悟は出来てるがわざと大っぴらに広げる事はしたくねえ」
最後に待ち構えていたラティアスは不満ある!と主張してくる。
セレナとハルカはなにを言いたいのかが分かっていない。オレは分かっているが、ラティアスが言っている事はそれなりの地雷案件だ。
流石のオレもそこまで地雷地帯に踏み込んでいくつもりはねえ……ラティアスの言いたいことが分からなくもねえけど
「……なんて言ってるの?」
「ボールの中から出して、一緒に歩きたいって」
「ああ……うん……それはちょっとまずいわね……それで揉めたのにそれをしたらね……」
ラティアスがなにを言ってるのかセレナが聞いてきたので答える。
それを聞いたセレナは確かにそれはまずいことだと納得している。
「……ボールの中から出してって……ポケモンってボールの中に居るのが普通じゃないの?」
「中にはボール嫌いとか居る。ラティアスはボール嫌いって言うよりはオレ達と一緒にいたい感じか?」
「キュン!」
そう!とラティアスは頷いた……が、うん……
「ラティアスは色々地雷案件だ……」
「…………人間に変身できるのが珍しいから悪いポケモンハンターに狙われるから?」
「そうよ。私達がラティアス達に出会った時もある目的のために狙われてたわ……私達が本来はゲット出来ない稀少なポケモンをゲット出来たのは懐いてきたからもあるけど純粋にゲットしてないと悪いポケモンハンターに狙われたりするからアランがゲットしとけって…………ハルカ……悪いポケモンハンター狙われる日々を送りたい?」
「うっ…………そういう悪い人と関わり合いは持ちたくないかも……」
アランが見せてくれたラティアス、ラティオスセットの闇相場って凄まじかったからな。0の数、多かったからな。
その売上金を全額貰えるのならば暫くは真面目に働かなくても生活することが出来る……まぁ、闇相場だから闇の仲介人とか間に色々と挟んでるから大金と言える額は貰えるが全体を通して1割満たない額が手元に残るぐらいだろうな。
「キュィウウ!!」
「さ、サトシ!?」
「大丈夫だ……こういう事をするのもトレーナーの仕事だ」
「絶対に仕事じゃないかも!!」
ラティアスがボールから出て一緒に歩くことが難しいというかオレ個人の意見で嫌だと言えば頭を噛み付いてきた。
うがぁ!と怒っているラティアスで噛み付いてきた事にハルカは驚き慌てるのだがこういう事をするのがトレーナーの仕事だ。
いや、ラティアスの気持ちや言い分を理解しているが無理だからな。仮にそうなった場合は毎回ロケット団に出会うイベントを起こす可能性だってある。
「キュ……キューン!!」
「なっ!?」
「ラティアス……サトシになにしてるの?」
「ラティアス……色仕掛けは無理あるぞ」
ラティアスは出せと主張してくるがオレは断り続ける。
最終的にはラティアスは女性の姿に化けて爆乳に近い巨乳を揉ませる……だが、オレには基本的には色仕掛け効かねえよ。
あまりの出来事にハルカは驚きセレナは恐ろしい目で見る……ラティアスはビクッとしたがそれでも怯えてたら意味は無いとオレにキスをしてこようとするので頭突きをくらわせる。
「クォーン!」
「キュゥ…………」
最終的にはラティオスを召喚して黙らせた……が、何時までこの手が使えるか分からねえな