闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜   作:アルピ交通事務局

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エレキ!閃き!キンセツジム

 

ダイナモバッジを手にして次はハルカの番……なのだが……

 

「コレは?」

 

「コレは電気で筋肉を刺激して筋トレするマシーンじゃ」

 

「つまり、それは」

 

「食事制限無しで運動無しでダイエットは無理があるぞ」

 

テッセンの作った発明品を見ている。

お腹につけて腹筋を電気で刺激して鍛え上げるダイエット器具をハルカは見るが、そんなので効果があるわけねえだろう。色々な玩具をテッセンは見せてくれる。

 

「コレは電動スケートボードじゃ!」

 

「おい」

 

「そしてコレは蝶ネクタイ型変声機じゃ」

 

中の人は同じかもしれねえけど作品が違うだろう。

電動スケートボードや蝶ネクタイ型変声機を見せてくれるがそれは色々と怒られる事だろう。

 

「他にも色々とあるぞ。キック力増強シューズ、犯人追跡メガネ、伸縮サスペンダー、ボタン型スピーカー、どこでもボール射出ベルト、弁当型FAX、イヤリング型携帯電話、ボイスレコチェンジャー、七色に光る爆弾」

 

「時計型麻酔銃は?」

 

「麻酔が薬機法に触れるから作っておらん」

 

おい、他の発明品もなんか法律に触れるだろう。

時計型麻酔銃はガッツリと法律に触れててアウトだけども何処かの段階でアウトな発明品もあるだろう。

と言うか法律に触れてなかったら作ってたのか?ホントに怒られない?

 

「キック力増強シューズ、欲しいんだけど……」

 

「なら今度キンセツシティに立ち寄る頃に作っておく」

 

シンオウ編は劇場版案件が色々と厄介なのでキック力増強直接キックを会得したい。

キック力増強シューズが欲しいと言えば足のサイズを聞いてくるので答えておく……キック力増強直接キック……どれだけの凶器になるか。

 

「これよりキンセツジムジム戦を行います!使用ポケモンは3体のシングルバトル!交代はチャレンジャーのみ可能です!」

 

「ではゆくぞ!レアコイル!!」

 

「リリリ!」

 

テッセンの発明品を見終えたのでジム戦が始まる。ルールは昨日と同じだがテッセンは1体目にレアコイルを出した。

昨日見たポケモンが出てきたのでハルカは顔に出さないが手で小さくガッツポーズを取っている。そういうのはあんま表に出すなよ。

ハルカは『じめん』タイプのポケモンを持っていない。『じめん』タイプの技を覚えているポケモンも居ない。どういう風に動くか?

 

「いけ、ワカシャモ!」

 

「シャモ!」

 

「コレは……無難に行ったわね」

 

「クククッ……まぁ、それがベストじゃねえか?」

 

1体目に出したのはワカシャモだった。

レアコイルに対してワカシャモは相性がいい、実戦経験は少ないもののレベルに関してはハルカの最初のポケモンだけあってか高い。

レアコイルに対してじゃなくてもワカシャモを選んでる……キノガッサでも問題は無い……いや、ワカシャモに経験を積ませたいか?

今まではヨマワルで変則的な戦い方をしていたがそろそろ純粋な実力で勝つことができるようにならなきゃならねえ。一人前のトレーナーになるには純粋な実力でジム戦を突破出来るようにならなきゃならねえ。

 

「ワカシャモ『かえんほうしゃ』よ!」

 

「レアコイル『エレキフィールド』じゃ!」

 

「やっぱ一手は強いな」

 

連続で攻撃する系の技以外ならば確定で耐える『がんじょう』の特性を持っている。

ワカシャモはレアコイルに『かえんほうしゃ』を浴びせる。だがレアコイルは倒れない……4弱点の『じめん』タイプならば『がんじょう』で耐え切ったがコレは純粋にレアコイルが耐えた……だが、ハルカのワカシャモは決して弱くはない。ハヅキのバシャーモを知っているからまだ強いとは言い切れねえがそれでもジムリーダーと殴り合える強さを持っている。

 

「『エレキフィールド』は確か『でんき』タイプの威力を上げる技……レアコイルは『せいでんき』じゃないなら『ニトロチャージ』よ!」

 

「……レアコイル『あまごい』じゃ!」

 

「……………………今回もかなり厳しいな…………」

 

「確定の『かみなり』ね」

 

『ニトロチャージ』で激突するレアコイルに対してなにかしらの攻撃をしてくるかと思ったがなんの手も使わなかった。

『エレキフィールド』に続いて『あまごい』を使って盤面を着実に揃えていく。ハルカも盤面が着実に作られていくのが分かっている

 

「まだまだ!『スカイアッパー』かも!」

 

「シャアモ!!」

 

「リ!?……リィ……」

 

「レアコイル、戦闘不能!ワカシャモの勝ち!」

 

「よし、まずは一勝」

 

「フフフ、果たして喜んでられるかの?コイツを使うのは少々気が引けるがジム戦は真剣勝負!ゆけ、ロトム!」

 

「あ、ヤバい」

 

「え……え……え!?」

 

レアコイルに対してダメージを受けることなくワカシャモで勝利して喜ぶハルカ。

テッセンはここまでは全て仕込みでここからが本番だとロトム……ウォッシュロトムを出した。

昨日のバトルで『でんき』タイプのジムだと分かったので『でんき』タイプのポケモンの知識を自分の図鑑で一応は叩き込んだがウォッシュロトムは勿論のことロトムはデータには無いポケモンだ……『あまごい』と『エレキフィールド』で盤面を整えたフィールドでウォッシュロトムはまずい。

 

「よくわからないけど『でんき』タイプである事には変わりはないわ!『かえんほうしゃ』よ!」

 

「ブァッハッハ!新人あるあるの知識不足が出たの!『ハイドロポンプ』じゃ!」

 

「『ハイドロポンプ』って『みず』タイプで一番強い技!?じゃあ、もしかして……」

 

「ロトムのこの姿は『でんき』『みず』タイプじゃよ!」

 

知識不足がここに来て出てしまった。

ウォッシュロトムに対して『かえんほうしゃ』で攻めるのだがウォッシュロトムは『ハイドロポンプ』を使う。

フィールドは『あめ』状態だから『ほのお』タイプの『かえんほうしゃ』の威力を弱めて『みず』タイプの『ハイドロポンプ』の威力を高めている。『かえんほうしゃ』の炎はあっさりと鎮火されて『ハイドロポンプ』の激流がワカシャモを飲み込み……ワカシャモを一撃で戦闘不能にした。

 

「ワカシャモ、戦闘不能!ロトムの勝ち!」

 

「戻って……まさかチョンチー以外に『みず』タイプの技が使える『でんき』タイプのポケモンがいるだなんて」

 

「世界はまだまだ広いからの、未知なるポケモンは多いんじゃ……補足しておけば『ウェザーボール』を使えるポケモンならば強烈な『みず』タイプの技にもなりうる……まぁ、今回は関係無い話じゃがの」

 

予想外のポケモンに出会ってなにも出来ずに一撃でやられて悔しいと悔しがるハルカ。

未知のポケモンについて語るだけでなく『あまごい』+『ウェザーボール』のコンボならば弱点の『じめん』をどうにかするコンボもあることを教える……が、今回はそのコンボを使わないみてえだ。

 

「『でんき』と『みず』タイプのポケモン……フィールドは『あめ』と『エレキフィールド』……キノガッサ、頼んだわよ!」

 

「キノ!」

 

「基本は押さえている様じゃは基本しか押さえられてないならばワシには勝てんぞ!」

 

「キノガッサ『タネマシンガン』集束して!」

 

「ガッサ!」

 

「ロトォ!?」

 

「なんと!物凄く速くて物凄く威力の高い『タネマシンガン』じゃと……ならば『おにび』じゃ!」

 

「キノガッサ……今よ!炎を抜けて『マッハパンチ』」

 

キノガッサの一発だけしかないが威力がとにかく強い『タネマシンガン』をぶつければ大きなダメージになった。

そう何発も受けてられないと『おにび』を使ってジワジワと削り攻撃の手も緩めさせる作戦に出たのだがキノガッサは軽快なフットワークで『おにび』を回避して『マッハパンチ』をウォッシュロトムに叩き込んだ。

キノガッサには『マッハパンチ』がある、『マッハパンチ』を撃つための勢いに身を任せれば『おにび』を回避することが出来る。

コレがノーマルロトムなら効いてなかった……まぁ、ノーマルロトムで挑むだなんて狂気としか言えない。ロトムの売りは家電に入ることで『でんき』複合タイプになり『ゴースト』タイプから別のタイプになったタイプが売り……格差社会激しい。特にスピンロトムは同じタイプのボルトロスとサンダーが倔強すぎるせいで現実で見る機会は無いだろう。

 

「中々のフットワーク……しかし文字通り天はワシに味方をしておる!ロトム『かみなり』じゃ!」

 

「っく……キノガッサ『ギガドレイン』よ!」

 

「キノォ……」

 

「無駄じゃ!『でんき』タイプの中でも特に強力な『かみなり』を『エレキフィールド』上に落としておる。『あまごい』で避けることは不可能な必中な『かみなり』になっておる!いかに『くさ』タイプであるキノガッサと言えども『エレキフィールド』で威力が増大しておる『かみなり』を受けながらなにかしらの行動は出来ん!!」

 

「……後少ししたら『エレキフィールド』は解除されると思うけど……覚えさせた方が良いって言ってた『キノコのほうし』も使えないのは痛いわね」

 

「……っ……戻ってキノガッサ!」

 

「ここで戻すの?」

 

「ハルカの手持ち的には悪くない判断だと思うぞ」

 

『エレキフィールド』や『あまごい』さえなければチャンスは幾らでもあるとセレナは考える。

こうかはいまひとつと言えどもロトムの『かみなり』を何発も受けていたらキリが無い、キノガッサでも保たない。

ハルカは一瞬だけそれはやっていいことなのかと考えたが勝ちたいと思ったのでキノガッサをボールに戻した。

 

「いけ、キルリア!」

 

「リア!」

 

「キルリアか、さっきのキノガッサよりもやりやすくて楽じゃ!『かみなり』じゃ!」

 

「キルリア『ひかりのかべ』よ!」

 

「キル!!……ッ!」

 

「やっぱり『じめん』タイプ……ヌオー辺りじゃないと攻略が難しいわね……」

 

「だが、見ろよ……まだハルカは諦めの意思は無いぞ」

 

今回こそは純粋な実力で勝ってみせると燃えているハルカ。追い込まれている状況なのは分かってるが諦めという意思は無い。

『じめん』タイプで挑んだとしてもウォッシュロトム固有の『ハイドロポンプ』でやられる……ハルカが罪悪感を抱いていたことからなにをするのかは大体の予測は付く。キルリアはロトムの『かみなり』を『ひかりのかべ』で半減して受け切る

 

「今までの感じからして……キルリア『めいそう』よ!」

 

「一気に勝負をつける気……………いや、そうはさせんぞ!ロトム『ボルトチェンジ』じゃ!」

 

「ロトォ!」

 

「…………手厳しいな…………積み上げた物は本物ってことだろうが」

 

「え、どういうこと?」

 

「ハルカはキルリアで持久戦をしようとしていた……『あまごい』と『エレキフィールド』の効果が切れるまで。テッセンの残り1体とウォッシュロトムをキノガッサに任せようと決めた……キルリアで勝ち星を取りに行く事を諦めた。その事に関して罪悪感を抱いていたがテッセンはそれを見抜いた」

 

「……あのロトム、そんなに厄介なの?」

 

「特性が『ふゆう』で『じめん』タイプの技が基本的には通じない。『でんき』タイプ対策の『じめん』だとしても『ハイドロポンプ』で倒せる……セレナがさっき言ったようにヌオー辺りが最適解……に見えるがそれを事前に学習しててもやられる」

 

「どういうこと?」

 

「ロトムには色々なフォルムがあるがそのフォルムになる条件は物凄く簡単なんだよ。ヒートロトムは電子レンジ、ウォッシュロトムは洗濯機、スピンロトムは扇風機、フロストロトムは冷蔵庫、カットロトムは芝刈り機にロトムが入るだけでいい……色々な姿に進化するイーブイみたいに1回進化したら二度と取り返しがつかない事になるわけじゃないし、物凄く厄介な条件を満たさないといけないわけじゃない……相手がヌオーなんかで挑んでくるなと読むことが出来たのならば『くさ』タイプのカットロトムで『リーフストーム』で殴る……戦う直前まで『ほのお』『くさ』『みず』『こおり』『ひこう』の5つのタイプが潜んでいる……今回はウォッシュロトムだが対戦する度にロトムの形態を弄ってるなありゃあ」

 

相手は◯◯ロトムを出してくる!ならば◯◯タイプだ!と事前に情報収集して対策しても対策の弱点になるロトムにフォルムチェンジさせておく。対策の対策の対策の対策のとロトムの6つの形態があるせいで対策云々が千日手になる。そもそもでロトムは『ふゆう』だから『じめん』タイプの技が効かない、もう1つのタイプの弱点をつかなきゃならない……クソゲー(褒め言葉)だな。

 

「ゆけ、デンリュウ!」

 

「メェエエ!」

 

「デンリュウ『かみなり』じゃ!」

 

「キルリア『めいそう』よ!」

 

『ボルトチェンジ』の交代はジムルール的にありなので交代しても失格とかにはならない。

テッセンの3番手はデンリュウで間もなく『エレキフィールド』と『あまごい』の効果が切れる。順番的に言えば『エレキフィールド』の方が先でそれよりも早くにと『かみなり』を落としてキルリアに命中させるがキルリアは『めいそう』を積んだ。

 

「なんと、耐え切ったか……雨も上がり『エレキフィールド』の効果も切れた……キルリアを倒すことを優先させてもらう!デンリュウ『かみなりパンチ』じゃ!」

 

「メェエエ!」

 

「キルリア『サイコキネシス』よ!」

 

「キルゥ!」

 

「メェ!?」

 

下手に技を積ませていくのは危険だと攻めに転じるテッセン。

デンリュウが『かみなりパンチ』で殴りに行けば殴る前にキルリアが先に動き『サイコキネシス』で弾き飛ばす。

『サイコキネシス』を真正面から受けたことでデンリュウに大ダメージが入るがデンリュウは起き上がる。

 

「デンリュウ『わたほうし』じゃ!」

 

「キルリア『サイコキネシス』」

 

「その状況で果たして上手く使えるかの?」

 

直ぐに『サイコキネシス』対策をしてきた。『サイコキネシス』は強力な技だが相手を捉えねえと使うことが出来ねえ。

『わたほうし』で視界を封じ素早さを一気に落としてその隙を狙いデンリュウは走り出した。

 

「『かみなりパンチ』じゃ!」

 

「っ……キルリア『リフレクター』よ!」

 

デンリュウが先に『かみなりパンチ』で殴った。

キルリアは限界を行くか行かないかの絶妙なラインに立っておりここから反撃をする!と言う展開にはせずに『リフレクター』を展開する。そしてキルリアが倒れて審判が戦闘不能だと判定を下す。

 

「お前さんのやっていることは決して悪いことじゃない、むしろ立派な戦術じゃよ……もしそこで限界を越えろとガッツを求めるのならば場合によってはトレーナーとして失格じゃ。お前さんは不利な状況を打破する為にキルリアを出した。そのキルリアは不利な状況を打破するどころか立派な盤面を揃えた……ここで恥じるのでなくどうやって勝つのかを考えるのが大事なんじゃ」

 

「……ありがとうキルリア……コレで心置きなく戦えるわ!いけ、キノガッサ!」

 

「キノ!」

 

「ではいくぞ!『ほのおのパンチ』じゃ!」

 

「キノガッサ、額に向かって『タネマシンガン』1発!」

 

「キノ!」

 

「リュウ!?」

 

「からの『キノコのほうし』よ!」

 

「キノォオ!」

 

「っぐ……その一発だけに凝縮した『タネマシンガン』ホントに厄介じゃの……デンリュウ、目を覚ますんじゃ!!」

 

デンリュウが『ほのおのパンチ』で殴りかかる前に圧倒的速度で『タネマシンガン』を叩き込んだ。

デンリュウが仰け反っている隙に『キノコのほうし』をバラまいて『ねむり』状態にさせた。デンリュウは眠っている、狙いは……

 

「『ギガドレイン』よ!!」

 

「クククッ…………この状況ならそれがいいな………」

 

「デンリュウを確実に倒したいなら『マッハパンチ』とか色々とあるけど……」

 

「『あまごい』で必中になった『エレキフィールド』でパワーが増した『かみなり』を何発も受けてんだ。テッセンの残り1体はウォッシュロトムで少ししかダメージを受けてねえ……『ギガドレイン』が特殊技なのが少し問題だが、デンリュウはキルリアの『サイコキネシス』を受けている……ツモだ」

 

「メェエ……」

 

「デンリュウ、戦闘不能!キノガッサの勝ち!」

 

「戻れ……やれやれ……一時は圧倒的なまでにワシの優勢じゃったが逆転してしまったの」

 

『あまごい』と『エレキフィールド』で最高の状態で殴れる盤面を作った。

それをキルリアを消費する事でその盤面を崩すどころか『リフレクター』と『ひかりのかべ』を展開した状態で生き残った。

あそこの段階でキルリアで勝ち抜きじゃなくてキルリアを切り捨てるを選んだのは……段々と一人前になってるって証だ。

 

「ロトム『おにび』じゃ!」

 

「ロトォ!」

 

「それはもう見抜いたわ!『マッハパンチ』よ!」

 

「キノ!」

 

「なんの!ゼロ距離ならば外しはせん!『ハイドロポンプ』じゃ!」

 

「『おにび』対応する手はまだ覚えてねえからな……」

 

ロトムが『おにび』を使えばキノガッサは『おにび』を避けて勢いをつけて『マッハパンチ』を叩き込む。

テッセンはそれを待っていたと『ハイドロポンプ』を真正面から叩き込んだ。『おにび』回避は出来ても『おにび』を防ぐ技は無い。

『がんせきふうじ』をハルカのキノガッサはまだ覚えていない。『がんせきふうじ』の岩をぶつければ『おにび』を封じれた……

 

「キノガッサ、大丈夫?」

 

「キノ!」

 

『ハイドロポンプ』を真正面から受けたキノガッサだが起き上がる。

純粋な実力での勝利が目の前まで来ているのだから此処で倒れてたら今までが、特に犠牲になったキルリアに顔向け出来ねえ。

いくら『くさ』タイプと言えどもウォッシュロトムの『ハイドロポンプ』真正面から受けてダメージにならないなんてありえねえ。ハルカに勝たせてやるんだと根性を見せてくれる。

 

「『おにび』は回避しない『おにび』を撃つ前に『タネマシンガン』をぶつけて失敗に終わらせるわ!」

 

「ふっ、ワシの仕込みがコレだけかと思ったか!『かみなり』じゃ!」

 

「キノガッサ、避けて!」

 

「無駄じゃ!『ハイドロポンプ』で仕込んである!水は電気をよく通す!」

 

下手に『マッハパンチ』で殴りに行けば『ハイドロポンプ』のカウンターをくらう。

『おにび』を対処する手立ては無いが『おにび』を発動する前にダメージを与えて発動そのものをミスらせる作戦をハルカは即座に思い付いたがテッセンが先に動く。『かみなり』をロトムに落とさせるがキノガッサが回避した……が、さっきの『ハイドロポンプ』で濡れたキノガッサは『ハイドロポンプ』の水を経由して電撃を受ける……が、『かみなり』そのものが当たったわけではないのでキノガッサは耐えた。

 

「キノガッサ『タネマシンガン』よ!」

 

「……見事じゃ……」

 

「ロトム、戦闘不能!キノガッサの勝ち!よって勝者、チャレンジャー、トウカシティのハルカ!!」

 

耐え切ったキノガッサに最後の希望を託したと『タネマシンガン』を撃つ。

普通の『タネマシンガン』で何発も受けたロトムは地面に落ちて戦闘不能になった。

 

「勝った…………勝ったの…………勝てたわ!!!サトシ、見た?見てくれた?私、純粋な実力でキンセツジムを勝利したわ!」

 

「クククッ……やっぱり真剣なポケモンバトルは心動くし美味いねえ」

 

相手が色々と考えて決めた戦術なんかを乗り切って喰らう、至高の味だよ。

純粋な実力でキンセツジムに勝利することが出来たのだと段々と理解したハルカはやったと喜んだ。

 

「いや〜『ハイドロポンプ』の水を経由しての『かみなり』ならば通電や感電云々で倒せると思ったんじゃがの……やはりキルリアがターニングポイントか……若いトレーナーらしい考えや青臭さでなく1体を犠牲にして盤面をひっくり返した。ほれ、コレこそがキンセツジムを制した証、ダイナモバッジじゃ!」

 

「ダイナモバッジ、ゲットかもぉ!!」

 

色々とヒヤヒヤするところがあったがハルカは3つ目のジムバッジをゲットした

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