闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜   作:アルピ交通事務局

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街を守れ!ゴクリン撃退作戦!

 

『緊急警報!緊急警報!!緊急G避難警報!直ちに家に帰るべし!!』

 

「え?え?なに?なんなの?」

 

「なんかヤバい状況なのは確かだろう」

 

「ヤバいって……なにも異変は起きてないわよ……誤作動かも」

 

次のコンテスト会場を目指して街に立ち寄った。

食料が無くなった云々は無いから取りあえずポケモンセンターに向かってポケモンバトルして一泊するかと考えていると警報音が鳴り響いた。警報も響いたので何事なのか?……いや、ホントに何事なんだ?

 

「ポケモンセンターに寄る前にパンを買いましょう!メープルナッツパンっていうパンが名物で……あれ?」

 

「見事なまでのシャッター街だな」

 

「でも……寂れてるとかそういう感じじゃ」

 

「きゃああああ!?」

 

街を散策しハルカがこの街で話題のパンを買ってからにしようといい商店街に向かえばシャッター街だった。

右見ても左見てもシャッター街でどうなってるの?とハルカは疑問を抱く。セレナは見た感じ街が過疎化したりして寂れてる云々じゃないと思っていると悲鳴が聞こえた。何事なのかと聞こえた方向は……ハルカが行きたいと言っていたパン屋で僅かながらシャッターに隙間が空いていた。

 

「だ、誰か!誰か助けてぇえええ!!」

 

「ハルカ、サーナイトを!店内に『テレポート』するわよ!」

 

「うん!出てきてサーナイト!」

 

「サァ!」

 

「サーナイト『テレポート』で私達を店の中に入れて」

 

『テレポート』で俺達を店の中に入れて自分も入るサーナイト。

悲鳴を上げていたという事はなんか厄介な事が起きているんだなと思いつつも事件解決するかと考える

 

「え!?」

 

「アレは……ゴクリン……多すぎかも」

 

「言ってる場合か、いけ、ラティアス」

 

「そうだわ!ラティオス、頼んだわ!」

 

「サーナイト、やるわよ!」

 

店内にはバカみたいにゴクリンに溢れかえっていた。

群体恐怖症の人が見ればショックを受けるんじゃねえかと思えるぐらいにゴクリンが居て僅かだが人の手が見える。

コイツは放置してたら流石にまずいなと『どく』タイプのゴクリンに強い『エスパー』タイプのラティアスとラティオスを出すオレ達。

 

「「「サイコキネシス!!」」」

 

『サイコキネシス』でゴクリンの群れを浮かせる。

ゴクリンの群れに押し潰された人の手を掴んだので直ぐに引っ張り上げてシャッターの開閉スイッチを押してシャッターを開いてパン屋を抜け出す。

 

「あ、ありがとう助かったよ……まさかゴクリンがあんな隙間から入るだなんて」

 

「あの……どうなってるんですか?」

 

店主のおじさんが助けてくれたことについてお礼を言ってくる。

しかし状況がイマイチ飲み込めてねえからセレナは状況を聞けばサイレンの音が鳴り響き……バイクに乗ったジュンサーさんが現れた。

 

「貴方達、そこでなにをしている!?避難勧告が出たんだから家に避難しなきゃ」

 

「いや、オレ達旅の途中なんで……パン屋のおじさんを助けたんだが」

 

「ジュンサーさん、うちの店がゴクリンに……幸いにもパンだけで済ましたが」

 

「そう……じゃあ、取りあえずポケモンセンターまでついてきて!」

 

なんか色々と大変そうな感じの事が起きているな。

ポケモンセンターにまで付いてきてと言われたのでついていく…………

 

「コレがポケモンセンター?」

 

ポケモンセンターのイニシャルマークかどうかは知らないがポケモンセンターで見かけるPが書かれた巨大なビルに案内された。

今まで色々とポケモンセンターに立ち寄ったがこの手のポケモンセンターに立ち寄ったのはなんだかんだで初めてだなと思っているとジュンサーさんに連れられてなんかSF物でよくあるオペレーター室的なのに案内されて……ジョーイさんが居た。

 

「こちらジュンサー!旅のトレーナー及び一般人を保護しました!」

 

「ご苦労様です……Gの被害は今のところさっき連絡があったパン屋だけよ」

 

「…………ここ……ポケモンセンターよね?」

 

「ジョーイさんが居るってことはその筈だけど……今までと違うわね」

 

「ええ、ここはポケモンセンターであると同時にゴクリン対策本部でもあるのよ」

 

今までのポケモンセンターと比べて明らかに異質なポケモンセンターで困惑をしているハルカとセレナ。

ジョーイさんと言う見知った顔を見たことで安堵するかと思ったがジョーイさんがなんか管制室でオペレートしてる……ジョーイさんブラック企業過ぎねえか?まぁ、それはそれで置いといて……

 

「ゴクリン対策本部って?」

 

「その名の通りゴクリン対策の本部なのよ……貴方達は見たんじゃないかしら?尋常じゃないほどの数のゴクリンを」

 

「ええ……アレって大量発生とかそういう感じじゃ」

 

「いいえ、違うわ。あのゴクリン達はこの街に住み着いている害獣よ!」

 

「……………」

 

今まで人とポケモンが共存したりしている街を色々と見てきた。

しかし、その逆、ポケモンを公害に指定している街を見るのは何気に初か?

 

「えっと……ゴクリン達は何か原因があって大量発生した……とかじゃないんですか?」

 

「ある日突然ゴクリン達は大量発生したの……カントーのとある街では水力発電所で使う海の水の水質汚染が原因でベトベターの群れが現れたけどもこの街じゃそんな事は無いわ……この街は昔からゴクリンと戦い続けている街なのよ」

 

ベトベトンの一例があるのでセレナが聞いてみるが違うみたいだ。

人とポケモンが共存する云々は今まで色々と見てきたんだがここまで敵対関係にあるのは中々のもんだな。

 

「コイツは厄介な街に来ちまったもんだな……しかしよ、ここから管制する事は出来てもなんか具体的な対応策云々はあるのか?」

 

「勿論じゃ!」

 

「シャクジイ博士!」

 

「……誰だ?」

 

「わしの名はシャクジイ博士、ゴクリン一筋ウン十年のゴクリン博士じゃ!」

 

「……ここに来たって事はゴクリンの対応策があるってことか」

 

「その通り!」

 

白衣を着た如何にも博士な爺さん、シャクジイ博士が現れた。

シャクジイ博士が現れたという事はゴクリン対策の1つや2つ用意しているんだろうなと思っていると巨大なポロックをくっつけたドローンを持ってきた。

 

「ゴクリン一筋ウン十年!ゴクリンが最も好む味のポロックを作った!味も匂いも風味も全てがゴクリンにとってパーフェクト!コレを用いてゴクリンをこの街から追い出すんじゃ!!」

 

「………………」

 

ヌルいな。ゴクリンの好みのポロックを作ったと言うならば毒の1つでも仕込んでおかなきゃならねえ。

ホウ酸団子みたいな殺処分を目的として物を作っとかねえと……まぁ、この世界じゃ命を奪う云々の事は早々に出来ねえか。

とにかくゴクリンを街から追い出す方法があるのでそれを使う!となりゴクリンが最も好むポロックを乗せたドローンは飛んでいけば尋常じゃねえ数のゴクリンが街から出現する……下手すりゃオーキド研究所にいるポケモンよりもゴクリンの数の方が多いな。

 

「よし!作戦はせいこ、なんじゃ!?」

 

「ダーッハッハハ!!」

 

「あの声は、ロケット団!」

 

「なんだかんだと聞かれたら」

 

「お前等呑気にんなこと言ってる場合か?やられるぜ?」

 

「え?」

 

ロケット団がUFOキャッチャーにアームみたいな手でゴクリンにとって最上級のポロックを掴んだ。

詳しい事情を知らないゴクリの視点からすれば最上級のご飯を奪ったと同じことでありゴクリンは物凄く怒っており……『たくわえる』を使ってから『はきだす』を使いゴクリンはロケット団を吹き飛ばした

 

「「「ぎゃあああ!やな感じぃいい!!」」」

 

「……なにがしたかったんだろうな……出落ちとかそういうレベルじゃってヤバい」

 

「むぅ!今のが原因でドローンが上手く操作出来なくなった!このままでは……ああっ!?」

 

ゴクリンの好物であるポロックをゴクリン達は食べた。

やっぱりドローンにはロトムを搭載しておかねえと上手く制御が出来ねえなと思いつつもハルカのサーナイトのテレポートでゴクリン対策本部に戻った。

 

「博士、他にはなにかないんですか?」

 

「むぅ……仕方があるまい……制御が難しい装置じゃが四の五の言ってられん……君達は見たところ腕利きのトレーナー、ゴクリン達をこちら側で誘導するから逃げないように一箇所に留めてくれんかの?」

 

「また無茶な要求を……けどまぁ、乗りかかった船だ」

 

このまま街がゴクリンに侵食されては寝覚めが悪い。

ゴクリンを退治するのに協力することにしジョーイさんが上手くゴクリンを誘導しておき一箇所に集めた。

俺はラティアス、セレナはラティオス、ハルカはサーナイトでゴクリン達と戦い足止めをしているとなんか厳つい戦車みたいな乗り物が現れた!

 

「待たせたな!時間稼ぎありがとう!コレがゴクリンを撃退する為の最終兵器、素粒子変換砲じゃ!」

 

「そういうのあるなら最初から出せよ」

 

「扱いが色々と難しいんじゃ!いくぞ!!」

 

色々と扱いが難しいと言いながらも戦車っぽい乗り物からビームを放つシャクジイ博士。

ビームに当たったゴクリンは消えた……と思えば砲台からゴクリンが発射されて星になった。

 

「ゴクリンを物理的に追い出すのか……シンプルだが効果的……ん?」

 

「動かなくなったわね」

 

「クソ!動け!動け!動けぇえええ!!……あーーーっ!!」

 

「よりによって爆発オチかよ……ん?」

 

精密な機械だから誤作動を起こす云々があるから使いたくなかったっぽいシャクジイ博士。

誤作動を起こして動けと色々と触っていると爆発を起こしたので爆発オチなのかよと呆れていると……1つの光る玉が出現した。

何だこれはと思っていると……ビルぐらいの大きさのゴクリンが出現した。

 

「こ、コレはゴクリンの『たくわえる』とエレメントパワーが融合しガラル地方で見られるダイマックスの様な現象が……実に興味深い」

 

「そういう問題じゃねえだろ!……どうすんだ、流石にアレはメガシンカしても無駄だろう!」

 

「コレは……お前達、誰か1体だけポケモンを!ゴクリンの『たくわえる』エネルギーが僅かながら残っておる!同じ原理で1体だけならば巨大化させることが出来るはずじゃ」

 

「……じゃあ、頼んだぞジュプトル!」

 

「ジュウ!!」

 

巨大化することが出来るというのでその言葉を信じるしかない。

ラティオスやラティアスで挑めば空を飛ばないといけない、陸を歩くことが出来るポケモンでどうにかしようと考えた結果ジュプトルにした。ジュプトルにゴクリンの『たくわえる』エネルギーを当てれば……ジュプトルは巨大化した……

 

「…………完全に特撮の世界だな……シャクジイ博士、勢いに任せて巨大化させたのは良いがこの後どうすりゃいいんだ!」

 

「ゴクリンもジュプトルも『たくわえる』エネルギーとエレメントパワーの効果で巨大化させている!ならば先ずはゴクリンを疲れさせて本来の大きさに戻すんじゃ!」

 

「要するにボコれって事か。ジュプトル『タネマシンガン』」

 

「ジュウウ!!」

 

スゲえな『タネマシンガン』って技なのにロケットランチャーぐらいの威力を叩き出してるよ。

元々ゴクリンとジュプトルの間に大きな力の差があるとは言えコイツは中々だなと思っているとゴクリンが後退しビルに命中した。

 

「サトシ、ここで戦ったら危険だわ!あっちに水辺があるからそっちまでゴクリンを!」

 

「ジュプトル、ゴクリンを持ち上げるんだ!」

 

「ジュウ!ジュウウウ、ジュ!?」

 

「え、嘘!?ここで進化の光!?」

 

ジュプトルがこの場所で戦えば街にまで被害が及ぶからとセレナが池に連れて行く様に言う。

街に被害が出るのは洒落にならないのでジュプトルに連れて行く様に言えばジュプトルはゴクリンを持ち上げる……眩い光を放ち……ジュカインに進化した

 

「ジュウ!!」

 

「よし、ジュカイン『タネマシンガン』……って、おい!」

 

「いかん!ジュカインの巨大化エネルギーがジュカインへの進化に回されたせいで元の大きさに戻ってしまった!」

 

「そんな……ゴクリンは何時ぐらいに戻るんですか!?」

 

「それはわしにもわからん……このままでは……っく、ガラル地方ならばダイマックスで対抗出来たのだが……」

 

「……そうだ!ゲットよ!アレがゴクリンならばゲットすればいいかも!!」

 

巨大ゴクリンになす術が無いと思っているとハルカは閃いたとゴクリンをゲットすればいいと提案する。

シャクジイ博士はその手があったかとなりモンスターボールを取り出してゴクリンに向かって投げたのだがゴクリンをゲットすることが出来なかった。

 

「博士、コレを!このヘビーボールならきっとゲットすることが出来るわ!」

 

「ヘビーボール?」

 

「ポケモンが重ければ重いほどにゲットしやすくなるボールだ……流石にアレは200kgは越えてるだろうが……」

 

「コレでダメならばもう後が無い!ゆけぇ、ヘビーボール!!」

 

ジョーイさんから渡されたヘビーボールをシャクジイ博士は投げた。

ゴクリンはヘビーボールに入り……コロンコロンと揺れた後にカチリと音が鳴った。

 

「やった!やったわ!ゴクリンゲットよ!」

 

「ふぅ……一時はどうなるかと思ったがなんとかなったな」

 

ポケモンバトル以外でヒヤヒヤしたのは割と久しぶりだ。

ハルカがゴクリンゲットを喜び、コレで問題無いと言うのでゴクリンが入っているヘビーボールを開ければ元の大きさに戻ってないゴクリンが出てきたので大慌てでヘビーボールに戻した

 

「……徹夜明けか、今日はもうここで休む」

 

日が沈んで夜の時刻になっていたのでコレはもう無理だなと諦めた。

ヤバい状況の対応をしなければならないからと必死になって頑張ったが地味に滅茶苦茶眠い。

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