闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜   作:アルピ交通事務局

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RTA 裂空の訪問者

 

「残り……1つ!」

 

ヒマワキシティで行われたポケモンコンテスト・ヒマワキ大会でセレナが優勝を果たした。

コンテストリボンが入っているケースを見て残りは1つだけだとメラメラと闘志を燃やしている。

次に向かうのはヒワマキシティ……ヒマワキシティとヒワマキシティって萩原と荻原ぐらいにややこしい名前で意図して作ってんじゃねえのかと思わず疑っちまうがなにはともあれセレナはコレで4個目のコンテストリボンをゲットした。

 

「わぁ〜……スゴい近未来的な街ね!」

 

ヒワマキシティを目指す為に立ち寄ったのは……ラルースシティと呼ばれる都市開発が進んでいる近未来的な都市だった。

こう、ICタグを翳すだけで買い物が出来たり地面が動いたりと近未来的な感じの街でありハルカは目を輝かせていた。

 

「ここにはバトルタワーってバトルを挑む施設があるみたいだけれど」

 

「いや、ちょいと用事がある」

 

「え?来たばかりの街でしょ?」

 

街のパンフレットを見たセレナはバトルタワーというバトル施設があることを教えてくれた。

バトルタワーと呼ばれる施設に挑むのは何れまたの機会で今回はちょいとばかり用事がある。来たばかりの街なのになんで用事があるの?とセレナは疑問を抱いているのでポケモンセンターに向かえば……アランが居た。

 

「待ってたぞ」

 

「クククッ……別に待ってくれなくても構わないんだがな……」

 

「アラン、久しぶり……サトシ、アランと会う約束をしてたの?」

 

「お前にコレを渡さないといけないだろう」

 

アランと合流を果たす為に待ち合わせの約束をしていたのを意外そうにするハルカ。

アランは頼んでいた例の物ことハルカの腕のサイズに合わせて作ってあるメガバンクルを取り出した。

メガバンクルの事をすっかり忘れていたハルカはそうだったとメガバンクルをアランから受け取って装備した。

 

「サトシ、似合うかしら?」

 

「メガバンクルをオシャレアイテムに使うなよ」

 

メガバンクルをゲットだぜぃ!と喜ぶハルカ。

装備しては似合っているかどうかの確認をするのだがメガバンクルはオシャレアイテムの一種じゃねえよ。

思わずツッコミを入れてしまったのだがハルカはメガバンクルを手に入れた事の嬉しさで舞い上がっている。

 

「ほら、注文の品だ……そっちは仕上げてきてるんだろうな?」

 

「当たり前だろ、出てこいジュカイン」

 

「ジュウ!」

 

「ジュカイン、ジュカインナイトを入れた煙管だ」

 

ジュカインをボールから出してジュカインナイトが入った煙管を取り出す。

ジュカインは咥えていた枝を口から放しジュカインナイトが入っている煙管を咥えれば……満足気な顔をしている。

ジュカインナイトが入っている煙管を気に入ってくれたのならばそれで構わない。

 

「で、よりにもよってここで合流か」

 

メガバンクルとジュカインナイトが入った煙管を今このタイミングで渡してきた。

今、オレ達が居るラルースシティは……裂空の訪問者デオキシスに出てくる物語の舞台だ。

よりにもよってここで合流するってことはコイツはなにを企んでるのかと思えばオレの肩に手を置いた

 

「デオキシスってどういう映画だっけ?」

 

「……は?」

 

「いや、1から10まで全部覚えてねえんだ……レックウザとデオキシスが喧嘩をしてるのは知ってる……だけど解決方法を忘れたんだ」

 

「お前な…………」

 

オレ達がこのタイミングでラルースシティにやってきたって事は裂空の訪問者デオキシスが巻き起こる。

それ自体は特に文句は無い、マサラタウンのサトシになった以上はその手の運命からは抗いきれねえから。アランはそれに便乗して漁夫の利を得ようとしている腹なのだが最後の厄介な部分をオレに押し付けてきた。

ルギアの時やラティアス・ラティオスの時は明確に見える悪人がいた。そいつ等をぶっ飛ばせば劇場版の騒動は大体は丸く納まるのだがデオキシスの映画はそうじゃない。

 

「もう1体のデオキシスを蘇らせる、そうすりゃ丸く納まる」

 

色々とあるがデオキシスの映画はデオキシスがもう1体のデオキシスを探してラルースシティにやってくる。

その過程でレックウザとバチバチに喧嘩をしている、空の王者のレックウザの制空圏を乱したのだとレックウザはぶちギレた。

レックウザとデオキシスは喧嘩しデオキシスはその間にももう1体のデオキシスを探して色々とやる……

 

「……………ゲットするのか?」

 

「ああ、この前のは無理だったけど今度のは大丈夫みたいだからな」

 

アランの目的であるメガシンカをするポケモン、それは当然レックウザも含まれている。

メガシンカをするポケモンのある意味、頂点に君臨しているレックウザ……ゲットするのは容易ではない。

メガリザードンXがチャンピオンのポケモンをボコるぐらいに強いと言えども相手はあのレックウザ、油断はならない。

この前のグラードンの様にゲットはしてはいけない個体でなくゲットしても問題は無い個体だと言っているが……宇宙に居るレックウザをゲットって難易度高いな。

 

「っと、言ってたら来たか……サトシ、事件の解決を頼む」

 

「お前なぁ……」

 

アランはリザードンに乗って飛んでいった

レックウザがデオキシスに向かって『はかいこうせん』を撃っておりデオキシスはディフェンスフォルムにフォルムチェンジし『はかいこうせん』を耐え切った……冷静になって考えてみりゃ伝説の中でも特に格が違うレックウザの『はかいこうせん』を防ぐとはあのデオキシス、とんでもねえな。街でデオキシスとレックウザが暴れてると思えばデオキシスは分身を沢山生み出して一箇所に纏めて拉致しようとする。とっとと劇場版案件を解決するかともう1体のデオキシスが宿っている結晶のもとに向かいサーナイトの『10まんボルト』で電気を叩き込みデオキシスを復活させて劇場版を終わらせた。アランはちゃっかりとレックウザをゲットしやがった。

コレで劇場版は終了だが、今回のキーキャラクターのポケモン恐怖症は治せてねえ……まぁ、他人を気にしてるほどオレはお人好しじゃねえから構わねえがな。

 

「残りは3体か……」

 

ゲットするのが困難な3体のポケモンが居るのだとアランは呟いた。

アランの事だからなんか便乗してきそうだが気にしていたらキリが無いので気にしない……が、なんかアランは険しい表情をしている。

なんだと思っているとレックウザを自前のポケモン図鑑でデータの確認をしている……やっぱりかと何処か落胆していた。

 

「……流石にククイ博士でもお手上げだよな……」

 

「どうしたんだよ?」

 

「いや……このレックウザ『ガリョウテンセイ』を覚えてなくてな……」

 

「ああ……」

 

「……『ガリョウテンセイ』ってなに?」

 

アランが目当ての技を覚えていないのだと落ち込んでいる。『ガリョウテンセイ』を覚えてない

『ガリョウテンセイ』がなんなのか知らないのでハルカとセレナは頭に?を浮かび上げているのでアランは答える。

 

「レックウザは『ガリョウテンセイ』と言うレックウザしか覚えることが出来ない技があるんだ……」

 

「その技を覚えてないとなにかダメなの?」

 

「クククッ……ダメもなにもその技がねえとレックウザはメガシンカする事が出来ねえんだ」

 

「え、メガシンカってメガストーンがあれば出来るんじゃないの!?」

 

メガストーンがあればメガシンカする事が出来るのだと言う情報を知っているが故にハルカは驚く。

普通ならばハルカの考えはなんにも間違いじゃない。だが、レックウザに限ってはそれから外れる特例なんだ。

『ガリョウテンセイ』を覚えてなければレックウザはメガレックウザに進化することが出来ねえ、ハルカとセレナはポケモン図鑑を取り出すが……『ガリョウテンセイ』に関する情報が無かった。それに載ってないと言うことは無いんじゃないのかと思うが……『ガリョウテンセイ』は確かにある

 

「この後の事を考えれば『ガリョウテンセイ』でレックウザをメガレックウザにメガシンカさせる事が出来るのが一番だがな……」

 

「古代の文献とかそういうのを漁ってみれば良いんじゃねえのか?」

 

「ああ、そうしてみせる」

 

そんなこんなで今回もマッハで劇場版案件を終わらせた。

ホウエン地方で巻き起こる劇場版案件はコレで終わりの筈……だよな?残りルカリオとマナフィだけで……ハルカを守らなくちゃならねえか。

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