闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜   作:アルピ交通事務局

129 / 234
技教え名人と新たなる必殺技

 

「あ!」

 

「チルゥ!!」

 

ミナモシティに辿り着き明日にポケモンコンテスト・ミナモ大会に備えて特訓をしていた。

今回の一次審査はチルットで行くつもりでチルットにあれやこれや育成をしていればチルットは眩い光に身を包みチルタリスに進化した

 

「チルッ!」

 

「うわぁ、モコモコかもぉ!」

 

「ハルカ、喜ぶのはいいけど……進化しちゃったわよ?」

 

チルットで挑もうと色々とパフォーマンス構成を考えていたのだがチルタリスに進化した。

ヒンバスからミロカロスのビフォーアフターレベルじゃないから大幅にパフォーマンスを変えなければならないとかそういうのは無い。

ハルカはチルットの頃に仕込んでいたパフォーマンスで続行する。チルットいや、チルタリスはそのパフォーマンスでいくが……内容が内容だけに何度も何度も練習することが出来ねえ。予想以上に体を張っている……実戦じゃ使えないチルタリスらしいパフォーマンスだ。

 

「チルタリスに進化したらなにが変化したとか云々は頭に叩き込んどけよ……チルットからチルタリスは大幅な変化じゃねえが、タイプは変わる」

 

「えっと……あ!『りゅうのはどう』を覚えてるし『ノーマル』タイプから『ドラゴン』タイプになってるわ!」

 

チルットからチルタリスに進化した。その結果『ノーマル』タイプから『ドラゴン』タイプになっている。

『ドラゴン』『ひこう』と言う比較的にポピュラーなタイプのポケモンになっておりハルカは持っていないタイプだと喜んだ。

 

「チルタリスで行くのか?」

 

「ええ。チルットの時から大きくなったけどもヒンバスからミロカロスレベルの変化じゃないから」

 

チルタリスになったのでパフォーマンス内容を大幅に余儀なく変更すると言うことは無かった。

チルットの段階で出来ている事だからチルタリスになれば更に魅力的になるだろうとハルカは確信していた。まぁ、あのパフォーマンスならば問題は無いだろう。アレで無理ならばかなり厳しいからな。

 

「チルタリスに進化した事で使えるようになった技が増えたわね……」

 

「……大変だな……」

 

一次審査に向けてのパフォーマンスは準備万端だがハルカは二刀流だ。

ポケモンコンテストだけでなくポケモンリーグを目指さなければならない……このポケモンはコンテスト専用だなんだは一切していない。今までゲットしたポケモン達はコンテストもポケモンバトルも両方をしてくれる。その事に関して不満を抱いていねえ。

パフォーマンスは充分なぐらいに出来がいいので一旦止めて次だとポケモンバトルの方で使えそうな技は無いのか調べる……やらせておいてなんだけども二刀流って大変だな。

 

「『ドラゴン』タイプは『フェアリー』タイプに弱いから……防御技を!『コットンガード』を覚えさせたらいいかも!」

 

「……そこでいきなり『りゅうせいぐん』って言わねえのか?」

 

「『りゅうせいぐん』は覚えさせたい技だけど、攻撃重視じゃダメ……守りも強くしないと……この前のヒワマキジム戦でチルタリスが物凄く硬くて苦戦したわ。アレをものに出来ればきっと私は更に強くなれるわ」

 

「クククッ……いい傾向だ」

 

オレ達と一緒に旅をしているからか主にオレの戦術、『みちづれ』や『ほろびのうた』を迷いなく使うハルカ。

罪悪感とか思うことは無いわけではないがオレの戦闘スタイルに似てきているんじゃないのか?……別にその事に関して悪いとは思っていない。オレがハルカのトレーナーとしてのお手本になっている。オレのスタイル云々は置いといて先ずは模倣する事が大事だ。

問題は次だ、模倣していくだけでなくそこに自分の考えを加える事が出来るかどうか、守破離と言うやつの破と離を出来ているかどうか……個人的な意見だがマサラタウンのサトシは守破離の守をガン無視して破と離だけやっている。黒子のバスケの灰崎みたいに相手の技に自分のリズムを加えるとかじゃなくてマジで予想外の事をしている……だから基礎的な能力が疎かになっている。そして原作のハルカはそんなサトシの影響を受けているせいで攻撃重視になったり色々と厄介な方向に成長している。

 

「『コットンガード』を覚えさせるのはいいけど……どうやって覚えさせるの?」

 

「あ……ど、どうしよう」

 

『コットンガード』を覚えさせよう!とチルタリスの方向性を決めた……けど、セレナがどうやって『コットンガード』を覚えさせればいいの?と素朴な疑問をぶつけた。『コットンガード』は……どういう風に覚えさせればいいんだ?

『コットンガード』と言うだけあってモコモコの部分でガードをするんだろうが……どうすりゃいいんだ?

 

「まずいわね……お手本になるポケモンが居てくれたらいいのだけれど」

 

「取り敢えずジュカインに『リーフブレード』で攻撃させるからそれで試してみるか?」

 

事前に使えそうな技は頭に叩き込んでおこうとある程度は頭に技を叩き込んでいる。

『マジカルシャイン』と『ムーンフォース』みたいに威力とか追加効果以外に違いはあるのか?な技についても叩き込んでいる。

ただ……『コットンガード』は知識に叩き込んでいない。『コットンガード』は使えるポケモンがホントに限られている、ただその分3段階防御力上昇の破格の効果を持っている。『コットンガード』を覚えるポケモンをゲットする予定が無かったしコイツは困ったので手探りでやっていくしかねえなとジュカインを出した。ジュカインに『リーフブレード』で『コットンガード』を覚えさせる特訓をすると言えばジュカインは承諾してくれる。

 

「ジュウ!!」

 

「チルタリス『コットンガード』よ!」

 

ジュカインは右腕の『リーフブレード』を光り輝かせる。

チルタリスに向かって『リーフブレード』を叩き込もうとするのでチルタリスは『コットンガード』を使うんだとハルカは指示を出した……ただ……なんも起きなかった……

 

「確か……モコってしてたわよね?」

 

「ああ、モコってしてたな」

 

『コットンガード』を使えば具体的にどうなるのか?それを思い出そうとするハルカ。

『コットンガード』を使った時、『コットンガード』と言うだけありコットンの部分がモコッとなっていた。

 

「『はがねのつばさ』から覚えるのはどうかしら?」

 

「フフフ、それではいかんぞ」

 

「あ、なんだ爺さん?」

 

「チルタリスに『コットンガード』を覚えさせたいのだろう?『コットンガード』はフンワリとする事で防御力を高めている『はがねのつばさ』の様に自らを硬くする事で防御力を上げる事もできる技とは真逆なんじゃ」

 

取り敢えずコットンの部分をどうにかしようとセレナは『はがねのつばさ』を覚えるのがいいんじゃないかと提案してきたが1人の爺さんがそれではいけないと言ってきた。『コットンガード』がどういう感じの技なのか知っているみたいで『はがねのつばさ』から得られる物はなにも無いことを教えてくる。

 

「じゃあ、どうすりゃいいんだよ?足を速くとか攻撃力を高めたりとか重心を鍛えたりとか色々とやってきたけどもフンワリは今までやったことねえぞ?」

 

「うむ、確かに『コットンガード』は他の防御力を高める技と異なる異質な技じゃ……重要なのは力の入れ具合じゃ」

 

「……お爺さん『コットンガード』の覚えさせ方を知っているんですか!?」

 

「ワシは人呼んで技教え爺さん……ポケモンの技に関する研究をやっているククイ博士以上にポケモンの技に精通していると言っても過言ではない!『コットンガード』を知りたいのならば先ずは手本が大事か……ゆけぇ、ワタッコ!」

 

「ワッタ!」

 

「爺さん……教えてくれるのか?」

 

「なに、年寄りの道楽じゃ」

 

なんか爺さんがワタッコを出して来たんだが頼んだわけでもないのに『コットンガード』について教えてくれるみたいで少し困惑する。

若い人間を見れば背中を押したくなる老婆心とか言う奴で力を貸してくれるみたいで……まぁ、こっちとして色々と助かる。

『コットンガード』は覚えることが出来れば強力な技だ……特にチルタリスは耐久が売りなポケモン『コットンガード』+『はねやすめ』+『うたう』のコンボを決めれば『ドラゴン』タイプの耐性を考慮すれば恐ろしく硬くなる。

 

「そのチルタリスは『つつく』を覚えているだろう……ワタッコに向かって『つつく』を使ってきなさい」

 

「はい……チルタリス、ワタッコに向かって『つつく』攻撃よ!」

 

「ワタッコ『コットンガード』じゃ!」

 

「お…………おぉ…………」

 

「………サトシがエアームドに『てっぺき』を使わせて防御力を高めている時とは大分違うわね」

 

チルタリスが『つつく』で攻撃してきたらワタッコは『コットンガード』で受け止めた。

オレのエアームドが『てっぺき』で防御力を高めて硬くした……だが、それとは異なっているのだとセレナは見抜く。

 

「攻撃を奥にまで届かせない?」

 

「ほぉ、いい目と洞察力を持っているな……『コットンガード』の極意としては『てっぺき』や『かたくなる』の様にただ純粋に硬くなってはいけない、弾力を持たせなければならない……チルタリスよ、今度はゆっくりと嘴で『つつく』を使ってみるといい」

 

「チルッ……チル!」

 

『つつく』を使えば……ワタッコの綿がゆっくりと練り込んだ。

貫くことは出来ない、しかし攻撃そのものは受けている。『てっぺき』なんかだダイヤモンドの様な硬度が高い鉱石になる技ならば『コットンガード』はプチプチみたいに衝撃を優しく受け止めて0にする技……

 

「成る程な……3段階上昇するわけだ」

 

硬くて攻撃が通じないでなく柔らかくて攻撃が通じない、そういう世界があるのは知っているがそれを見るのははじめてだ。

こういう風な防御もあるのならば3段階防御力が上昇するのも納得がいった。ハルカとチルタリスは『コットンガード』がどういう感じの技なのか理解し柔らかい防御力を求める、セレナがウーラオスの『すいりゅうれんだ』で『コットンガード』のコツを掴むんだと一緒になって特訓する。

 

「爺さん、スゲえな……『コットンガード』はどっちかと言えばマイナーな技で使えるポケモンはホントに限られてるってのに」

 

「伊達に技教え爺さんはやっておらんぞ……他にもなにか覚えさせたい技があるならばアドバイスを送るぞ?」

 

「じゃあ『こんげんのはどう』と『だんがいのつるぎ』と『ガリョウテンセイ』を」

 

「いや、それ専用技じゃろ……使い方は知っておるがそのポケモンを持っておらんと」

 

「知り合いでそいつら求めてる奴居るから今度アドバイスを送ってくれよ……オレはシンプルに『ソーラーブレード』をジュカインに覚えさせたい」

 

あの3体しか覚えない技を言えば覚えさせ方は知ってるとサラリととんでもねえことを言う爺さん。

アランに今度紹介しておこうと思いながらもジュカインに『ソーラーブレード』を覚えさせたいと伝えた。

 

「『ソーラーブレード』を覚えるならば『ソーラービーム』と『こうごうせい』を」

 

「『こうごうせい』は出来てるんだが中々に『ソーラービーム』が出来なくてな……ジュカインのなにが悪いのかちょいと見てくれ……ジュカイン、取り敢えず『ソーラービーム』だ」

 

「ジュ!ジュゥウウウ……ジュウウ!!」

 

「……なんか物足りねえんだよな……」

 

ジュカインに『ソーラービーム』を覚えさせているがどうにも『ソーラービーム』の威力が弱い気がする。

メガリザードンYの『ソーラービーム』の方が遥かに強い……メガリザードンYの『ソーラービーム』なんだからそうだろうという考えはあるがタイプ一致の『ソーラービーム』がどうにも弱い……『エナジーボール』より威力があるがオレのイメージしている『ソーラービーム』よりも威力が低い気がする。

 

「フッフッフ……シンプルな事じゃ……そのジュカイン『ソーラービーム』のエネルギーを上手く貯めきれておらん」

 

「『ソーラービーム』自体が未完成?……ポケモン図鑑にはジュカインは既に『ソーラービーム』を覚えてるって記載されてるが」

 

「『ソーラービーム』は太陽の光を吸収し『くさ』タイプのビームを放つ、ここで重要なのは吸収した太陽の光を一点に集中させる事じゃ……ジュカインよ、お前は『ソーラービーム』で蓄えたエネルギーを何処にやっておる?」

 

「ジュ……ジュウ!」

 

「背中の……ブツブツ?」

 

爺さんの質問に対してジュカインは背中のなんか丸いブツブツの部分に蓄えていると答えた。

爺さんがもう1回『ソーラービーム』を見せてくれと言ってくるので『ソーラービーム』を今度は背後から見ればジュカインは太陽の光を吸収していくのだが背中の丸いブツブツが1つ、2つとまるでカウントダウンをするかの様に光り6つ目のブツブツが光ればエネルギー充填完了だと『ソーラービーム』を放つ

 

「そこじゃ、そこが原因じゃ」

 

「……『ソーラービーム』を撃つ為にエネルギーを蓄える、その際に蓄えたエネルギーが背中のブツブツに6つに分散してて『ソーラービーム』を放つ時に集束するがそれが上手く行ってねえって事か?」

 

ジュカインの『ソーラービーム』の威力が低い理由をそこだと言うので考えた結果、『ソーラービーム』を撃つのに必要なエネルギーを蓄える際に分散してて『ソーラービーム』を撃つ時に分散したエネルギーを1つに上手く纏める事が出来ていねえと指摘する。

リザードンやコータスとかはあっさりと『ソーラービーム』を会得した、その2体は一箇所にエネルギーを留めて放つのが出来ているから……

 

「ジュカイン『ソーラービーム』じゃなくて『ソーラーブレード』を覚えるぞ」

 

「むっ、確かに似た技じゃが『ソーラーブレード』は物理攻撃……最初の3体の最終進化系のみが覚えることが出来る『ハードプラント』があるが」

 

「それは既に覚えてる……ただアレは『はかいこうせん』とかと同じで使えば少し動けなくなる。能力が下がるんじゃなくて動けなくなるからあんま使いたくねえ」

 

防御力下がる系ならば受け入れれるが動きそのものが出来なくなるという致命的な弱点を抱えている。

『あまのじゃく』ジャローダならば『リーフストーム』連打、『テラバースト』連打とかの方が強かったりする……コイツは1つの賭けだと『ソーラーブレード』を覚えるようにした。

 

「『ソーラービーム』を覚えているのならば『ソーラーブレード』は簡単だ……ジュカイン『リーフブレード』で攻撃をするじゃろう、そのブレード部分に『ソーラービーム』のパワーを蓄えるのだ!」

 

「ジュウ!ジュウウウ……ジュッ……」

 

『ソーラーブレード』のコツを教えてくれる。ジュカインは『リーフブレード』の刃に『ソーラービーム』のパワーを貯める。

意外と体に負荷が掛かっているのか力を溜め込むのが難しいのか光が拡散していく……だがジュカインはコレが自分のパワーアップに繋がるのだと『ソーラーブレード』を会得した……

 

「ジュカイン『ソーラーブレード』」

 

「ジュウ!ジュウウウ」

 

「その状態からの『ソーラービーム』だ」

 

「ジュ!?………ジュウウウウ!!」

 

「な、なんと!『ソーラーブレード』のエネルギーを『ソーラービーム』に……」

 

「クククッ……コレならエネルギーが拡散しねえ」

 

背中のブツブツに『ソーラービーム』のエネルギーを溜め込む、その結果『ソーラービーム』を放つ際に溜め込んだエネルギーを集束する時に最大級の火力を出すことが出来ない、ならば別のところにエネルギーを溜めればいい。『ソーラーブレード』で刃の部分に太陽光を溜め込んだ後に『ソーラービーム』に切り替える……コレは……

 

「メガジュカインになれば……ゲッコウガの『つじぎりX』を越える技が生まれるな……」

 

メガリザードンYには『ソーラービーム』がある。

だからぶっちゃけた話、ジュカインを主軸にしなければメガシンカ枠をリザードンに使う方が良いのだが『ソーラービーム』と『ソーラーブレード』の合体技、もしそれを実現することが出来たのならばサトシゲッコウガの『つじぎりX』以上の威力を持っている。

『くさ』タイプの技の難点な攻撃があんまり通りにくい、こうかいまひとつなタイプが多いなんかを圧倒的な火力でゴリ押しすることが出来る。

 

「クククッ…………」

 

スイクン、ゲッコウガ、リザードンの3体だがコレからはジュカイン、ゲッコウガ、リザードンになる可能性を見い出した。

スイクンを出し惜しみ云々をしなくても済むようになったり出来る……新しい道を見つけることが出来たので笑みを浮かべる。

ハルカとセレナはチルタリスに『コットンガード』を覚えさせることに成功しポケモンコンテストミナモ大会はハルカの優勝で終わりハルカは3つ目のコンテストリボンをゲットした。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。