闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜 作:アルピ交通事務局
『さぁ、ホウエンリーグ・サイユウ大会!遂に始まりました決勝トーナメント!ここからはフルバトル!持てる力を全てぶつける戦いの殿堂!』
「えっと……ここからは使用ポケモンが6体のシングルバトル、手持ちのポケモンがどっちかが3体戦闘不能になったらバトルフィールドが切り替わる。フィールドに配置する系のものは効果が継続して使われるみたいだよ」
サトシを相手に煽りまくった翌日、念には念を入れてノンアルコールビールにして正解だった。
最近のノンアルコールビールは本物のビールぐらいに美味いから嬉しい……キンキンに冷えたのは美味しいし無限ピーマンも美味しい。
決勝トーナメントが今日から開始する。1日、休息に入ることが出来たので大抵の奴等は持っているポケモンが回復して万全の状態で挑める。ポケモンリーグがポケモンバトルのトーナメントなのは知っているが詳しいルールを知らない人の為にマサトがポケナビでルールを確認し音読してくれる。
「それでサトシの対戦相手のトレーナーのデータは?」
「えっと……ミナモシティのカエデさん、対戦相手のポケモンを研究して弱点を突いて戦う頭脳派のトレーナーでクールビューティーの異名を持ってるよ!」
最後の必要か?
ともかくサトシの対戦相手のカエデとサトシが向かい合う。
相手に合わせてポケモンを変えたりするデータ派のトレーナー……手持ち6体でデータ派って事は交代を躊躇いなくする。
この世界ではポケモンを交代させるっていう考えがあんまり無い。ヤバい相手でも火力のゴリ押しとかそういうので誤魔化してるところがあったりする……手持ちを迷いなく入れ替える事が出来るトレーナーならば少しは出来るだろう。
『フィールドは岩のフィールド、先にポケモンを出すのはカエデ選手!』
「いけ、ダグトリオ!」
「ダグダ!」
「んじゃ……頼んだぞ、バンギラス」
「バァン!!」
「おぉ、サトシくんのヨーギラスがバンギラスに……」
「って、『じめん』タイプのダグトリオ相手に『いわ』タイプのバンギラス!?」
あのヨーギラスがこんなにも逞しくなったのだとセンリさんは驚いているがマサトが相性が悪いポケモンを出してきたと反応する。
相性の上ではバンギラスが不利だが……バンギラスは色々と技を覚える。戦い方次第で幾らでも化けるポケモンだ……フィールドが『すなあらし』に包まれる……シンプルに見づらいのでモニターに意識を向ける。
「試合開始!」
「バンギラス『ステルスロック』だ!」
「ダグトリオ『あなをほる』」
試合開始の合図が告げられればバンギラスはステロを撒いた。
『ステルスロック』を撒くタイプのバンギラスかと思っていると『あなをほる』を使ってきた。
スピードではダグトリオの方が上だと今の一連のやりとりだけで理解出来る……が、サトシは特に慌てた様子は見せない。
『ステルスロック』を撒いただけでも充分な仕事を果たした……ここでバンギラスを入れ替える的な事をするかと思ったがせずに
「『じしん』だ」
攻撃技を指示する。
『じしん』を指示した……この状況で相手がダグトリオならば『じしん』を使うしかないだろうな。
「ダグトリオ『じしん』で相殺しろ」
「無理だな」
『じしん』を『じしん』で相殺する、強力な技だが普通にシンプルな対応方法がある。
コレはある程度は知識や知性がある奴ならば使う『じしん』の対応方法だが……『じしん』は発生してフィールドに衝撃波が走り地面が盛り上がりそこからダグトリオが顔を現した。
「ダグ……」
「ダグトリオ、戦闘不能!バンギラスの勝ち!」
「え?え?なんで?『じしん』は『じしん』で相殺したんじゃないの?」
ダグトリオが顔を出せば戦闘不能になっていた。
『じしん』を『じしん』で相殺した……その手ならばよく使う手だからと思っていたが、何故か分からないマサト。
「『じしん』を『じしん』で相殺しようとしたが失敗してダグトリオは負けたんだ」
「失敗ってダグトリオは地面に居るポケモンなのに?」
「ダグトリオは地中に居た……だから地上で『じしん』の衝撃波を飛ばすバンギラスに合わせて『じしん』を使った。地中内に居るダグトリオとバンギラスは『じしん』を使うタイミングが違うし揺れて発生する衝撃波の度合いも違う」
地面の中に潜らずに『じしん』を使っていれば相殺する事が出来たが、地中にいるせいで衝撃波の発生のタイミングを上手く掴めなかった。コレに関しては膨大なデータを頭に叩き込まないと上手く調整する事が出来ない……地面の中に居て『じしん』を使えるとか割とチートだからな。
「戻れ……だったらお前だ!いけ、トドゼルガ!」
「ドォ!」
「トドゼルガか……『みず』『こおり』タイプのポケモン、セオリー通りに攻めてきたか」
カエデの2体目はトドゼルガ、それを見てセオリー通りで攻めてきたなと考えるセンリさん。
この状況でトドゼルガはと思っているとトドゼルガに尖った岩の破片が食い込んだ。『ステルスロック』の効果が発揮してタイプ相性を加えて4分の1、体力が剤られる……このステロが地味に痛い。
「トドゼルガ『なみのり』だ!」
「おぉ、移動しながら攻撃する『なみのり』か!アレならばトドゼルガの鈍足を埋めることが出来る!」
「バンギラス、『ストーンエッジ』破片タイプで」
トドゼルガは『なみのり』をうってきた。
トドゼルガの足が遅いことをオーキド博士は知っている。だから津波に乗って相手を飲み込む『なみのり』は上手い技だと言うがバンギラスは『ストーンエッジ』を使う。地面から岩が生えるタイプでなく岩の破片が飛んでいくタイプの『ストーンエッジ』を飛ばして津波に乗っているトドゼルガにぶつけてトドゼルガを地面に落とすが津波は直ぐに消えるものでなく少しだけバンギラスに触れたが……バンギラスはダメージになってない。
「『いわ』タイプのバンギラスなのに『みず』タイプが全然効いてないわね」
「バンギラスの基本的な能力が高いのと今が『すなあらし』状態のおかげですね……『すなあらし』状態の時に『いわ』タイプのポケモンは特殊防御力が1,5倍になります。バンギラスの特防の元々高いですが『すなあらし』状態のおかげで更に高くなっています」
「『いわ』タイプのポケモンって物理攻撃に強いイメージだけど」
「その認識で間違いないけど……『すなあらし』状態のフィールドに居るバンギラスは圧倒的なレベル差が無い限り4倍弱点の『かくとう』タイプの一撃でも落ちない」
ミツコさんが疑問を抱くので答えた後にマサトが個人的なイメージを言う。
『いわ』タイプのポケモンは基本的には物理攻撃に対して強い、その認識で間違いないが……『すなあらし』状態のバンギラスは『ぜんりょくむそうげきれつけん』でも倒せない時がある……メガルカリオの『はどうだん』で落とせない時とかも普通にあるからな。
「トドゼルガ『ハイドロポンプ』だ!」
「『ストーンエッジ』生えるタイプで」
『なみのり』がダメならば今度は『ハイドロポンプ』だと手を変える。
『ストーンエッジ』を今度は生えるタイプで使う。ドン!と『ストーンエッジ』が生えて『ハイドロポンプ』を防いでドン!ドン!と列が出来るように岩が生えていきトドゼルガに命中した……
「トドゼルガ、戦闘不能!バンギラスの勝ち!」
素早いポケモンならばあの『ストーンエッジ』を避けれたがトドゼルガには無理だった。
『ストーンエッジ』を真正面から受けたトドゼルガは戦闘不能になりカエデは悔しそうにしながらトドゼルガを戻す。
「いけ、モルフォン!」
「フォーン!」
カエデの3体目のポケモンはモルフォンだ。
相性の上でスゴく有利だというわけでなく『ステルスロック』の破片が飛んできて体力を剤られる。
『むし』『ひこう』じゃなくて『むし』『どく』タイプなのが唯一の救い……
「モルフォン『かなしばり』だ!」
「バンギラス『じしん』だ!」
「っ!?」
「え、『じしん』の無駄打ち?」
「『かなしばり』は最後に使った技を一定時間使用不能にする技……『ストーンエッジ』を使用不能にされる前に塗り替えた」
ゲームならば『じしん』は通じるがこの世界じゃ空を飛んでいるモルフォン。
『じしん』は効果が無い時があったりするが、今はそれでいい。『ストーンエッジ』を封じ込められなかっただけで充分な仕事が出来た。
「っ、モルフォン、戻れ!」
「ここで交代するんだ……」
「『ストーンエッジ』を封じ込めて『エナジーボール』辺りで倒そうとしたんじゃないのか?」
「いけ、ハッサム!」
「ハッサム!」
『かなしばり』が失敗したことでポケモンを入れ替えるカエデ。
『かなしばり』なんてあんまり実戦に向いてないデバフ系の技だ……事前に来るって分かれば幾つか対応方法がある。
カエデはモルフォンを戻してハッサムを出す。ハッサムにも尖った岩が食い込んだが『むし』『はがね』なので8分の1に収まる。
「ハッサム『バレットパンチ』」
「ッサム!」
「……」
ハッサムが『バレットパンチ』を叩き込み……即座に下がる。
素早さの種族値低いくせに素早い……が……バンギラスで足の速さを勝負しても無意味なのをサトシは知っている。
「バンギラス『ストーンエッジ』破片追尾バージョンだ」
「ハッサム、避けろ!」
今度は『ストーンエッジ』を使った……破片が飛ぶタイプの『ストーンエッジ』だ。
ハッサムは回避するが追尾機能を持っている……あの手の技は追尾機能とかにリソース使ってるから見た目ほど威力は出ていないって
「弾道弄くれるのか!?」
追尾する機能を持っている『ストーンエッジ』が途中で枝分かれした。
普通に追跡するだけの『ストーンエッジ』ならば見たことがあるが岩の破片の一部が枝分かれした。
あんな風に使うとか相当な技術が居るし仮に当たったとしても大した威力が……いや、違う。
「コレで終わりだな……『ほのおのパンチ』」
「おいおい……誘導追尾弾ってマジか」
追尾能力や枝分かれしているので威力が見た目以上に出ていない『ストーンエッジ』だったがサトシの狙いはそこじゃなかった。
他のことにリソース割いている『ストーンエッジ』とは言え当たるのは割と痛い、ハッサムは当然の様に避けるが避けた先にバンギラスがいた。追尾機能で追いかけている様に見えて誘導した。倒すためでなく向こう側から近付ける為の『ストーンエッジ』でトドメだと『ほのおのパンチ』を叩き込んだ。4倍弱点である『ほのお』タイプの一撃をまともにくらったハッサムは倒れた。
「ハッサム、戦闘不能!バンギラスの勝ち!」
『バンギラス!強い!強いぞ!……『ストーンエッジ』で誘導しての『ほのおのパンチ』流れるような動き!相当洗練されていた感じがします!コレによりカエデ選手はダグトリオ、トドゼルガ、ハッサムの3体が戦闘不能に!フィールドがチェンジされます』
カエデの使用ポケモンが3体戦闘不能になったのでバトルフィールドがチェンジされる。
岩のフィールドから水のフィールドに変わった……それと同時に『すなあらし』状態と『かなしばり』状態が解除された。
カエデはモルフォンを残しているが『ストーンエッジ』を封じ込めても『ほのおのパンチ』があるのだと意識を植え付けられた。
「ね、ねぇアラン……気のせいかしら?」
「なにがだ?」
「サトシのバンギラス……一歩も動いてないかも……」
「気のせいじゃなくてその通りだぞ」
フィールドチェンジの過程でハルカは気付く。
バンギラスはバトルフィールドに立った場所から一歩も動いていないのを……バンギラスは立った場所から動いていない。
「バンギラスは体力も多い、パワーもある。だが『いわ』『あく』タイプで弱点が7個ある……特性の『すなおこし』で『すなあらし』状態にフィールドを変える、『すなあらし』状態の中では特防が1,5倍になる。特殊攻撃の『かくとう』タイプの技でも2,3発は耐える。元々それなりに特防が高い。そして『いわ』タイプ特有の物理防御の高さ……その上で豊富なタイプの攻撃技を覚える」
「バンギラスはそんなに強いポケモンじゃったのか」
「ただし足が遅い……コレだけがバンギラスの唯一の弱点、だからサトシはバンギラスを動かさずに相手を動かすスタイルでやってる」
原作のマサラタウンのサトシくんは重量級のポケモンは苦手だったが、サトシの奴は苦手なポケモンはない。
軽量級も重量級も上手に扱っている……俺もああいう感じのスタイルで戦う……分割誘導追尾機能持ちの『ストーンエッジ』はマジで予想外、ありゃ相当修行したんだろう。
「いけ、ゴルダック!」
「ゴゥ!」
ゴルダック……『かなしばり』が使えるポケモンか。
俺の個人的なイメージだとパワーがどうしても足りない、全体的にスペックの低いポケモンだ。
『すいすい』の特性を持っているから雨パで使えるがそれでも全体的にスペックが低い、他のポケモンでも補えるんじゃね?がある。
『ノーてんき』の特性だったらバンギラスに対してさっさと出せって話だが。とりあえず『ステルスロック』が当たる
「バンギラス『じしん』だ」
「ゴルダック『アクアジェット』だ!」
あ〜あ〜……冷静さが欠けてるな。
ここからの逆転がかなり難しい……バンギラス全然ダメージ受けてねえから仕方がねえと言えば仕方がねえ事だが。
『アクアジェット』で突撃して空中に居るゴルダックは『じしん』の衝撃波を回避する……だが、空中に居るのは変わりはない
「『ストーンエッジ』破片タイプ1点集中」
今度の『ストーンエッジ』は破片が1つだけだった。
威力を凝縮させた『ストーンエッジ』でゴルダックがなにか動く前にぶつかりゴルダックはフィールドの水の中に叩きつけられた。
「『じしん』」
水の中に潜る技『ダイビング』状態でも『じしん』は効果がある。
水中にいるゴルダックに手は緩めないと『じしん』を使えば……ぷか〜っとゴルダックが浮き上がった。
「ゴルダック、戦闘不能!バンギラスの勝ち!」
「…………」
相手の弱点を突いてデータに基づいた戦術を取る。
使っているポケモンは豊富な技を覚えるし『かなしばり』の様な攻撃以外の技も使っている。
トレーナーとしてのレベルは充分なぐらいに強い……知性を感じさせることが出来るが一歩ずつ追い詰められている。
残りはモルフォンともう1体、フィールドには『ステルスロック』が配置されている
「いけ、モルフォン!」
再び出てくるモルフォン。
『かなしばり』が使えるというのはバレている。『ステルスロック』の尖った岩の破片が食い込んだ。
コレで体力が半分になった。コレはまずいと苦痛の表情を浮かび上げている
「『かなしばり』が使えるって分かってるけど『ストーンエッジ』を封じても『ほのおのパンチ』がある……近付かない様に戦ったとしても……」
「バンギラス『ストーンエッジ』一発タイプ」
「っ、『かなしばり』だ!」
モルフォンは既に体力が半分削られている。
一発に威力を凝縮した『ストーンエッジ』を飛ばせばモルフォンは『かなしばり』を使う。
厄介な『ストーンエッジ』をしばらくの間使えない様にする事に成功したが先に放たれている『ストーンエッジ』は消えない。
『かなしばり』は最後に使った技を封じる技の性質上、封じ込めたい技が来ないといけないので後出しになる。だから最初の一発はどうしても受けてしまう。
「モルフォン、戦闘不能!バンギラスの勝ち!」
「っ……ゆけ、ムウマ!」
「ムーマ!」
モルフォンに残されていた体力が少ないのもあって一撃で倒された。
6体目に出てきたのはムウマ…………
「ムウマ『シャドーボール』だ!」
「バンギラス『ほのおのパンチ』で壊せ」
『シャドーボール』で攻撃してくるムウマ。
『ストーンエッジ』は少しの間使えないので『ほのおのパンチ』で殴って破壊する。
ムウマの『シャドーボール』とバンギラスの『ほのおのパンチ』威力はバンギラスの方が上なのか『ほのおのパンチ』がムウマの『シャドーボール』を貫いている。
「バン!」
バンギラスに黒い靄が出る。
『かなしばり』で封じ込められていた『ストーンエッジ』が解除された。
バンギラスは解除されたぞと言ってきている……
「バンギラス、『ストーンエッジ』乱射タイプだ」
「……七色の『ストーンエッジ』だな……」
『ストーンエッジ』には2つのタイプがある。
地面から岩が生えるのと岩の破片を飛ばすタイプ……なんで2つのタイプがあるかは知らないがこの2つを上手く使い分けている。
特に岩の破片を飛ばすタイプの『ストーンエッジ』、一発に威力を凝縮したタイプ、威力を拡散させたタイプ、追尾機能を持ったタイプ誘導機能を持ったタイプと色々な使い方をしている……いったいどういう風になればその考えに至るのか……常人の発想とは違うな。
連射タイプの『ストーンエッジ』はムウマにぶつかる
「っく……『みちづれ』だ!!」
「え!?『みちづれ』だって!?」
「最後の悪足掻き……勝てないって理解したんだろうが……それも読んでるな」
カエデのムウマは徐々に追い詰められていき……カエデの心が折れた。
バンギラス1体に手も足も出ない、だから『みちづれ』を使ってせめてバンギラスと引き分けになる。
それすらもサトシは予測している。『ストーンエッジ』の威力を抑えた連射タイプをぶつけており『みちづれ』を発動したタイミングでムウマは戦闘不能にならず『みちづれ』が切れたタイミングでムウマは戦闘不能になった。
「ムウマ、戦闘不能!バンギラスの勝ち!よって勝者、マサラタウンのサトシ選手!」
『き、決まったぁああああ!!サトシ選手、なんとバンギラス1体でカエデ選手のポケモン6体を倒した!ポケモンリーグの歴史の中でも稀に見る光景だが、なんという圧倒的な強さだ!』
バンギラス1体で6タテした……この世界じゃチャンピオンと一般トレーナーぐらいの差が無いと6タテは難しい。
サトシは既に規格外の強さを持っているのだと知らしめた。
「『みちづれ』があるならどうして使わなかったんだろ?」
「『みちづれ』は1:1の等価交換だ、自分のポケモンを1体戦闘不能にする代わりに相手のポケモンを道連れにする……強力な技だが、コレも使うところがシビアだ……サトシはまだ手持ちを5体残している。追い詰められている状況を打破しようとして『みちづれ』を使ったとしても残り5体の未知の存在が待ち構えている……『みちづれ』は最後に相手を詰ませる時もしくは状況を変える時のどちらかがいいがあの状況じゃ使っても第二の強敵が登場で終わるだけだ」
マサトがどうして『みちづれ』を使わなかったのか、もっと早くに使えば状況は変わってたかもしれないと考える。
だが、あの状況でバンギラスを落とせたとしても残り5体の強敵が残っている……その残り5体を相手に劣勢な状況で戦えは無理がある。バンギラスを撃退して次のポケモンから『みちづれ』を使うか使わないか、どうしても自分の手持ちで突破出来ない壁を『みちづれ』でカバーする感じか詰みの一手に持ち込むか……『みちづれ』があるってバレたらその時点で詰みだしな。
「っと、そろそろいかないと」
サトシがバトルを終えたのでフィールドから去っていく。
ハルカの出番は着実にやって来ているのでハルカは選手控室に向かった。
ハルカが座っていた席はサトシの席になるので問題は無い……数分間の休憩があるからトイレに行くとか飲み物補充とか出来るので俺はアイスミルクティーを注文しておく。
ハルカの出番が来たがハルカも勝った……サトシがある程度は基礎を教えているとはいえ強い……でもあいつ、真面目に教えてねえんだよな
因みにだがサトシ自殺のIFルートの場合、シンジが勝ち逃げは許さないとポケモンの力を使って冥界にカチコミに行きます