闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜 作:アルピ交通事務局
「サトシ、圧倒的ね……」
6体目のポケモンを出すことなくサトシはテツヤさんを倒した。
コータスの『ボディプレス』を受けても立ち上がっている長靴をはいたニャースに関しては完全に想定外みたいだったけど、それでも決めるところはキッチリと決めた。他の人の試合も観れるから分かることだけどサトシは段違いの強さを見せている。
『さぁ、ホウエンリーグ・サイユウ大会の残る試合数は数える程度となってきました。ここまで苦戦を強いられながらも勝ち上がってきたトウカシティのハルカ選手!対するは先ほど戦ったサトシ選手と同い年同じ日にポケモンを貰ったヤヒコ選手!』
「ムカッ……」
「……どうしたの?」
「おい、その言い方はやめろよ!!サトシの方が上みたいじゃねえか!」
サトシと同じ日にポケモンを貰ったヤヒコ。
実況がサトシの方が上のような感じで語ればヤヒコは怒ってる……でも、サトシは優勝して、ヤヒコは途中で負けたからその説明で間違ってないかも。
「ったく……どいつもこいつもサトシとシゲル……ここらで汚名返上か名誉挽回させてもらう」
「悪いけど、私は負けないわよ!」
サトシが過去に倒した事がある相手なら負けられない!
ここまで来た以上は優勝をする、だからサトシが超えた壁を私も超える。
「いけ、スターミー!」
「ヘァッ!」
「スターミーね……だったら頼んだわよ!サマヨール!」
「マァ」
フィールドは草のフィールド、先にポケモンを出したのはヤヒコ。
ヤヒコが出したのはスターミー、レベルは高いのは当然だけど豊富な技を覚えている。
『なみのり』『サイコキネシス』『10まんボルト』『れいとうビーム』を覚えててこの大会で使用しているわ。
スターミーと勝負することが出来るのは貴方しかいないとサマヨールを出す
「試合開始!」
「サマヨール『シャドーパンチ』よ!」
「サァ」
「ヘァ!?」
「スターミー……舐めんなよ!スターミー『なみのり』だ!」
「『シャドーパンチ』よ!」
試合開始の合図が告げられれば『シャドーパンチ』を使う。
物凄い早い『シャドーパンチ』は回避が不可能な技。スターミーは起き上がれば『なみのり』を使おうとするから『シャドーパンチ』を入れる。津波に乗る前に『シャドーパンチ』を当ててスターミーのバランスを崩して『なみのり』は途中までしか来なかった。
「だったら」
「『シャドーパンチ』」
「っ!」
『早い!早いぞ!サマヨールの『シャドーパンチ』ヤヒコ選手が動くよりも前に『シャドーパンチ』をぶつけて手を塞ぐ!』
ヤヒコがなにをしてくるかは分からないけど『シャドーパンチ』一択かも。
弱点の『ゴースト』タイプの『シャドーパンチ』を受けてスターミーの水晶は淀んできている。
体力が減ってきているって証……
「『シャドーパンチ』」
それでも『シャドーパンチ』は止めない。
6回目の『シャドーパンチ』を受ければスターミーは倒れた……思っていた以上にスターミーは硬かった……けど、倒せたわ。
「クソッ……サトシと一緒にいるんだ。あの頃のサトシぐらいには強くても当然か……だがコイツならいける!いけ、ドードリオ!」
「ドード!」
スターミーを倒すことに成功して2体目に出てきたのはドードリオ。
「戻って」
「なっ……引くのか!?」
「まだサマヨールの使い道はあるから……『ノーマル』タイプのドードリオ相手じゃ不利かも」
サマヨールに対抗する為にドードリオを出してきたけど私は知ってるわ!
ドードリオが『ひこう』タイプのポケモンじゃなくて『ノーマル』『ひこう』タイプのポケモンなのを!
『シャドーパンチ』が通じない相手……スターミー相手にハマったのはスターミーが『エスパー』タイプだから出来たこと、引く時にしっかりと引かなくちゃ!
「頼んだわよ、チルタリス!」
「チルゥ!」
「チルタリスか……ドードリオ『ドリルくちばし』だ!」
「チルタリス『コットンガード』よ!」
「甘いな!『ドリルくちばし』は3倍なんだ!」
「え……あ!!」
『コットンガード』で攻撃を受けようとすればドードリオの『ドリルくちばし』が襲ってくる。
ヤヒコは攻撃を受けようとしている考えは甘いと3つの頭から異なる場所に『ドリルくちばし』をぶつける。
チルタリスは『コットンガード』で防御力を一気に上げてきているけど……コレを何度も何度も受けているのは危険かも。
「チルタリス、空を飛んで!」
ここは空を飛んで、体制を変える。
ドードリオは空を飛ぶことが出来ないポケモン
「ドードリオ『ドリルくちばし』だ」
「嘘!?」
「ドードリオは飛べねえけど跳ぶことは出来るんだよ!」
空を飛んでから色々としようと思ったけどドードリオが追いかけてきた。
3つの『ドリルくちばし』をぶつけてくる……けどまだチルタリスは倒されてない……
「クソッ……硬いな……」
3つの頭を利用した『ドリルくちばし』を使うけれどチルタリスが倒せない。
『コットンガード』を使ったから『ドリルくちばし』を何発も受けてもチルタリスは倒れない。
ヤヒコは硬いと言っており……イメージしている通りにダメージが入ってない。チルタリスの『コットンガード』がここで生きている。
「『ムーンフォース』よ!」
「『トライアタック』だ!」
今度はこっちが攻める番だと『ムーンフォース』を使わせればドードリオが『トライアタック』を使ってくる。
3つのタイプの攻撃と『ムーンフォース』がぶつかり合い爆発を巻き起こして……煙が晴れればそこに誰も立っていなかった。
「チルタリス、ドードリオ、戦闘不能!」
「っく……」
「戻って……ありがとう、チルタリス」
ここでチルタリスが倒されたけど、ヤヒコは空を飛べるポケモンを持ってない筈。
チルタリスをボールに戻して私は3体目のポケモンを出す。
「頼んだわよ、キノガッサ!」
「キノ!」
「『くさ』タイプにはお前だギャロップ!」
「ヒィーン!」
3体目のポケモンだとキノガッサを出す。
『くさ』タイプには相性の良いポケモンだとギャロップが出てくる……如何にもスピードがあるタイプのポケモンね。
「キノガッサ『キノコのほうし』よ!」
キノガッサよりもギャロップの方が絶対に早い。
そういう相手には『キノコのほうし』を使って弱らせる……相手が自分より強い場合は真正面から挑まない、サトシが私よりも遥かに強いからこういう感じの技術は身についてる。
「甘い!『フレアドライブ』」
「あっ!」
『キノコのほうし』を飛ばせばギャロップは『フレアドライブ』で突撃してくる。
炎を纏った突撃をしてくるから『キノコのほうし』がギャロップに触れることはなく炎で燃えていき、キノガッサに激突する。
激突されればキノガッサは吹き飛ばされるけど直ぐに起き上がろうする……
「『キノコのほうし』が使えない……」
相手を確実に『ねむり』状態にする『キノコのほうし』が使えない。
ミロカロスに交代しようかなと考えるけども交代ばかりしてたら強くなることが出来ない。
『キノコのほうし』が使えない。『がんせきふうじ』で道を防いだりする技術もあの素早さなら『がんせきふうじ』を使うよりも前に攻撃が当たる。
「『ほのおのうず』だ!」
「っ!」
「『フレアドライブ』」
どうすればいいかと考えているとヤヒコは次の手を使ってくる。
『ほのおのうず』でキノガッサの動きを封じてきて『フレアドライブ』で激突してきて突き飛ばす
「キノ……」
「キノガッサ、戦闘不能!ギャロップの勝ち!」
「ごめんなさい……」
1秒でも早く答えを出さなきゃいけない状況、こっちは不利だからいい答えを出さないといけないけど答えを出すのに時間を使った。
キノガッサでギャロップをどうにかする方法が思い浮かばずどうにかする前に逆に攻撃された……けど……ギャロップは2回連続で『フレアドライブ』を使ってきた。反動ダメージで体力は大きく減っている。
「頼んだわよ、ミロカロス!」
「…………ギャロップ『にほんばれ』だ!」
「ミロカロス『なみのり』よ!」
『にほんばれ』を使ってきたギャロップを『なみのり』で飲みこんだ。
『にほんばれ』の方が先に効果を発動した。『みず』タイプの技の威力がって思ったけれどもギャロップは倒すことが出来た。
「ギャロップ、戦闘不能!ミロカロスの勝ち!」
「戻れ」
『ヤヒコ選手のポケモンが3体倒されたのでフィールドの入れ替えです』
「……っ!」
「やったわ!水のフィールドよ!」
ポケモンが3体倒されたからフィールドが切り替わる。
草のフィールドから水のフィールドに変わったらヤヒコが少し厄介そうな顔をする……水のフィールド、ミロカロスが強くなるフィールドよ。
「……いけ、フシギバナ!」
「……ミロカロス、このままいけるわよね?」
ヤヒコが最初に貰ったフシギダネの最終進化系のフシギバナ。
さっきまでのポケモン達とレベルが違う……ヤヒコのエースなだけあるからレベルが高い。
バシャーモで行きたいけどまだ残り2体ポケモンが残っている、ミロカロスで行けるところまでいく。
「ミロカロス、先ずは水の中に」
「…………そうだ!フシギバナ『だいちのちから』」
「バァナァ!!」
「っ!」
「コォ!?」
水の中に潜ったミロカロスに対して『つるのムチ』なんかを使ってこずに『だいちのちから』を使ってきた。
大地からパワーを溢れさせる『だいちのちから』を使えばミロカロスは水の中から飛び出してきて空中を舞った。
「フシギバナ『つるのムチ』で掴め!」
フシギバナは『つるのムチ』でミロカロスを掴んだ。
ミロカロスは引っ張られていき背中の花の上に乗せられて花びらを閉じた
「『ソーラービーム』」
「っ!!」
閉じた花びらの中に入っているミロカロス。
フシギバナは『ソーラービーム』に必要な太陽光のエネルギーを集めて閉じていた花びらを少しだけ開いて『ソーラービーム』が放たれ……閉じている花びらが開けばミロカロスが大ダメージを受けておりフシギバナの花びらの上から落ちた。
「ミロカロス、戦闘不能!フシギバナの勝ち!」
「戻って………」
私が今回試合に登録しているのはキノガッサ、ミロカロス、サマヨール、バシャーモ、チルタリス、フシギソウ。
残りはバシャーモ、サマヨール、フシギソウだけ……ポケモンの数はイーブン、だったらこっちもエースの出番よ!
「バシャーモ、お願い!」
「シャアモ!」
「戻れ!」
バシャーモを出せばヤヒコは直ぐにフシギバナを戻した。
ここで戦えばフシギバナを失う確率が高い、だから他のポケモンでバシャーモをどうにかする。
「いけ、サイドン!」
「……バシャーモ『ソーラービーム』よ!」
「サイドン『つのドリル』で攻撃を弾け!!」
まだ『はれ』状態が続いているから『ソーラービーム』を直ぐに使える。
サイドンに対して『ソーラービーム』をぶつけようとすれば『つのドリル』で弾こうとする
「バシャーモ、ちょっとズラして!」
『つのドリル』なら弾くことが出来るけど……角に当たらなかったら意味は無い。
バシャーモに合わせて『つのドリル』を使うから『ソーラービーム』を発射位置を若干だけどズラす。
『つのドリル』の角に当たらずサイドンは胴体に『ソーラービーム』が命中して倒れた。
「サイドン、戦闘不能!バシャーモの勝ち!」
『サイドン、バシャーモの攻撃に対応するかと思えば対応の対応をされた!ハルカ選手のバシャーモ、侮れない!そしてここで『はれ』状態が切れた!』
「いけ、キュウコン!」
「…………キュウコン?」
6体目に出てきたのはキュウコンだった……だけど……私の知ってるキュウコンとは見た目が違うかも。
事前のデータは無いと思っていると雪が降ってくる。コレは特性の『ゆきふらし』……
「『こおり』タイプのポケモンね!」
「ああ、そうだ!このキュウコンは『こおり』『フェアリー』タイプのアローラキュウコンだ!」
「アローラキュウコン……何時かゲットするとして……バシャーモ『かえんほうしゃ』」
「『オーロラベール』だ!」
「バシャーモ、戻って!」
相手が『こおり』タイプならばバシャーモでいけると『かえんほうしゃ』を浴びせる。
けど『オーロラベール』を使ってダメージを半減する……最後に残っているのはフシギバナ、バシャーモを温存しないといけない。
バシャーモをボールに戻した後にモンスターボールを構える。
「サマヨール、頼んだわよ!」
「サマヨールか……キュウコン『ふぶき』でフィールドを凍らせろ!」
サマヨールを出せばキュウコンはサマヨールに攻撃しなかった。
キュウコンは『ふぶき』でフィールドの水をカチンコチンに凍らせた………コレで厄介な水のフィールドで歩けるようになったわね。
「キュウコン『ぜったいれいど』」
「サマヨール『みちづれ』よ!」
一撃必殺でくるならそれに対してカウンターを取る。
耐久力に売りがあるサマヨール、ヤヒコは一気に勝負を決めると『ぜったいれいど』を使ってきたから『みちづれ』で引きずり込む。
「やっぱりな!」
「……なにが?」
「サトシと一緒にいるんだ。だから『みちづれ』みてえな技を使ってくる!」
「……そうだけど……なによ、『みちづれ』は卑怯な技とか言うの?」
「いいや、違うな!『オーロラベール』の効果はまだまだ続いてる!残りのバシャーモともう1体のポケモンをフシギバナでぶっ倒す!『オーロラベール』を残した状態でフシギバナに繋いでくれて助かったぜ!」
「バァナァ!!」
ヤヒコの最後の砦、フシギバナが出てきた。
『オーロラベール』を纏っているフシギバナ……この『オーロラベール』は危険かも。
「……フシギソウ、頼んだわ!」
「おいおい!俺を、しかもフシギバナを相手にフシギソウ?時間稼ぎをしようってのが丸見えだぜ!」
「……それはどうかしら?」
「なに?」
「この手がまだ使えるかも!フシギソウ『メロメロ』よ!」
ヤヒコのフシギバナは♂そして私のフシギソウは♀!
この状況でも使える手はあると『メロメロ』のハートを出現させればフシギバナは『メロメロ』状態になる
「っ……メロメロだと……」
「フシギソウ『にほんばれ』よ!」
「っ、フシギバナ『ウェザーボール』だ!」
「バァナァ♡」
「……『オーロラベール』が消えた!今よフシギソウ『ウェザーボール』よ!」
フシギソウでフシギバナを倒す方法は1つしかない、『にほんばれ』で『ほのお』タイプに変わった『ウェザーボール』。
『オーロラベール』が消えるタイミングを待つ。フシギソウで出来ることはフシギバナでも出来るからとフシギバナは『ウェザーボール』を使おうとしてくるけれどもフシギバナはフシギソウにメロメロで攻撃することが出来ず『オーロラベール』が消えたタイミングで『ウェザーボール』を降り注げば……フシギバナに大ダメージを受ける。けど、まだ終わってない。
「もう一度よ!」
「ソウ……ソ!?」
「あ!」
フシギソウにもう一度『ウェザーボール』を使ってもらおうとすればフシギソウの体が光り輝いた。
コレはフシギソウの進化……フシギソウは姿を変えてフシギバナに進化した。私の『ウェザーボール』の指示をしっかりと覚えてくれていたフシギバナは『ウェザーボール』を降らせればフシギバナに命中し……
「ヤヒコ選手のフシギバナ、戦闘不能!ハルカ選手のフシギバナの勝ち!」
『ここで試合終了ぅ!!激闘を制したのはハルカ選手!そしてフシギバナ!』
「やった……やったわ!!」
ヤヒコは確かに強いトレーナーだったけれどフシギソウがフシギバナに進化した事で勝てた。
フシギバナがこっちに向かってくる。進化したことをとっても喜んでて……勝つことが出来たんだわ。
3回戦を突破し、準決勝に駒を進めた。準決勝の対戦相手はアムだったけど感覚的に言えばヤヒコと同じぐらいのレベルで手持ちを1体残して勝利した。
『さぁ、決勝戦に出場するトレーナーが決まった!今大会初出場ながら勝ち抜いてきたトウカシティのハルカ選手!対するは前評判通りの圧倒的な強さでここまで勝ち抜いてきたサトシ選手!さぁ、ここで優勝しチャンピオンリーグに駒を進めるのはどっちだ!!』
「……ここまで……来たのね……」
私は決勝戦に進出してサトシと戦うことが決まった。