闘携帯獣伝説 サトシ〜何故か憑依していた闇に舞い降りてない天才〜 作:アルピ交通事務局
「戻って……なんてパワーなの……」
ラティアスがスゴいパワーで『りゅうせいぐん』を使ってチルタリスを一撃で倒した。
『コットンガード』で防御力は上がっているけど特殊防御力は上がらない、それでもチルタリスは特殊防御力には自信がある。
それでもそんなのは関係無いとチルタリスの硬い装甲をラティアスは貫いた……『りゅうせいぐん』はスゴいパワーかも……でも『オーバーヒート』なんかと同じで使えばステータスが大きく下がる技だから連発は出来ないわ。
「出てきて、フシギバナ!」
「バナ!」
『ハルカ選手の3体目はフシギバナだ!相性の上ではフシギバナが不利だが、戦術で覆るのか!』
3番手に出したのはフシギバナ。一見ミスしたように見えるけど、ここで揺さぶりをかける。
チルタリスの『ほろびのうた』を聞いたラティアスは何時戦闘不能になるか分からない。目の前には自分が得意なフシギバナがいる。
だからラティアスを戻さない可能性もある、ラティアスを戻さないのならばそれに合わせて戦う。ラティアスを戻すならそれに合わせてこっちも他のポケモンを使う。
「ラティアス『ミストボール』だ」
「攻撃に来たわね!」
ラティアスに残された時間は分からないけれど、タイムリミットがある。
いくらサトシでも交代しないといけないギリギリを見極めることは不可能……ってことはラティアスでフシギバナと相打ちするぐらいの気持ちで戦っている……けど甘いわ!
「フシギバナ『つるのムチ』複数出して!」
フシギソウがフシギバナに進化した事で一度に出せる『つるのムチ』の数が一気に増えた。射程範囲も増えた
無数の『つるのムチ』が飛んでいく……ラティアスの能力ならば回避することはなんとか可能だけど……ラティアスは『つるのムチ』に捕まった。
「ラティアス『ミストボール』」
「っ……」
揺さぶりを色々とかけているけどサトシは全くと言って手を緩めようとしない。
普通なら『ほろびのうた』の効果が来るとか戻した方が良いとか色々と悩む筈なのにサトシにはなんの迷いもないの!?
「クククッ……オレをハメようって考えも戦術も立派だ……だが、目が濁ってるぜ。ここで大事なのはなにか特別な事をするんじゃない、己の直感に従って突き進む事だ」
「キュゥ……」
「ラティアス、戦闘不能!フシギバナの勝ち!」
カッコイイ事を言っているけど……ラティアス戦闘不能になっちゃったわよ?
サトシはなにも疑わずに戦いをしておりラティアスが戦闘不能になったけれど何事も無かったかの様にラティアスをボールに戻す。
「ハルカ、オレにはコイツが居るのを忘れてもらったら困る。いけ、リザードン」
「グォオオオウ!!」
「…………っ!?」
「さすがにそこは分かるか」
サトシの3体目のポケモンはリザードン……準決勝でアムと戦ったから分かるわ……サトシのリザードン、桁外れに強いのを。
マサトはサトシはゲッコウガがスゴいとか特別とか言っていたけれどもリザードンも強い、勝たないといけないところを勝ってるし勝てなくても確かなダメージを入れているわ。
3体目に出てきたのはリザードン……
「フシギバナ『つるのムチ』よ!当てるんじゃなくて縛る!両手両足口を!」
「リザードン『かえんほうしゃ』だ」
「グォウ!」
「バ、ハナ……」
リザードンに攻撃はさせない。リザードンから漂う強さからして一撃でも受けたら負ける。
他のポケモンで挑んでも高確率で負けるからフシギバナでなんとかしないといけない、フシギバナに『つるのムチ』を複数出してリザードンに向けて伸ばすけどリザードンは『かえんほうしゃ』をぶつけてフシギバナの『つるのムチ』を引っ込めさせた。
「フシギバナ、今度は多方向から『つるのムチ』よ!」
『かえんほうしゃ』は一発、一直線にしか使えない。
広範囲に及ばない、だから複数の方向から『つるのムチ』を使えば動きを封じる事が出来る
「一発で複数系の技をリザードンが覚えてねえと思ってるのか?『エアスラッシュ』だ」
「っ!」
色々なところから来る『つるのムチ』
リザードンは少しだけ離れたと思えば『エアスラッシュ』を放つ。無数の空気の刃が飛んでいき『つるのムチ』に当たりフシギバナは苦しそうな表情を浮かび上げる。
「リザードン『かえんほうしゃ』」
「っ!」
無数の『つるのムチ』を戻している間にリザードンが間合いを詰めた。
スピードを売りにしているポケモン並に素早いかも……リザードンの『かえんほうしゃ』が炸裂して……フシギバナは戦闘不能になった。
「フシギバナ、戦闘不能!リザードンの勝ち!」
「戻って……なんて強さなの……」
メタグロスもラティアスも物凄く強いけどリザードンはそれを遥かに上回ってるかも。
まだラティアスしか倒すことが出来ていない、それも『ほろびのうた』の効果でしか倒していない。
リザードンを倒す、そうしたらサトシも大きく揺れる。岩のフィールドからフィールドが変わって草のフィールドになる。
「ミロカロス、出番よ」
「フシギバナで無理ならミロカロスでいく……いや『みず』タイプのポケモンで戦う……シンプル過ぎるな」
サトシはそう言うとグローブを取り出して装備したって……あ、アレは!
「リザードン、メガシンカだ!!」
「グゥウウ、オウ!!」
リザードンがメガリザードンにメガシンカした。
サトシが装備したのはキーストーンが入っているメガグローブ、リザードンがメガリザードンに進化して……暑くなった。
「コレは『ひでり』の『はれ』……まずいっ!」
リザードンがメガリザードンになったことで特性が変わった。
『ひでり』で『はれ』状態にフィールドの天気が変わった……ミロカロスは『みず』タイプだから『ほのお』タイプの攻撃の威力が多少上がってもなんて甘えたことは言わない。次にサトシがなにをしてくるかぐらい手に取るように分かる。
次にサトシが使ってくるのは『ソーラービーム』で『はれ』状態だからパワーのチャージは要らない。ミロカロスは『あまごい』を使うことが出来るけど『あまごい』を使う一手の間に『ソーラービーム』は1回は撃たれる。
「『ソーラービーム』だ」
「っ、『あまごい』よ!」
メガリザードンは『ソーラービーム』を使う。
『ソーラービーム』に必要な太陽光は一瞬で集まってリザードンの口に溜まりリザードンは『ソーラービーム』を発射する。
ミロカロスは『あまごい』を使っている、動くことが出来ない。『ソーラービーム』が直撃した……
「コォオ……」
「ミロカロス、戦闘不能!リザードンの勝ち!」
「クククッ……揺さぶるってのはこういう風にするんだぜ?」
私にどういう風に動けばいいのか分からないパニックをサトシは起こした。
ミロカロスは『あまごい』を使ったけども他の戦術があったかもしれない……そう考えると……っ
「落ち着いて……サトシのペースに乗ったらダメかも……」
流れが完全にサトシが生んでいてそれに乗っている。サトシの方が上なのは確かでサトシのペースで戦ってたら負けちゃう。
深呼吸じゃなくて息を全て吐いた……呼吸を変えて気持ちを落ち着かせる……私のポケモンは残り2体
「メガシンカポケモンにはメガシンカポケモンで!お願い、クチート!」
「戻れ、リザードン」
「え!?」
「……メガリザードンYはこの状況じゃただリザードンのパワーが増量した状態だ……扱いが少し厄介なんだ」
『あまごい』でフィールド内に『あめ』が降り注ぐ。
そんな中でメガリザードンをサトシは戻した……サトシはメガリザードンはこの状況じゃ大して意味が無いって言っている……
「……いけ、ゲッコウガ」
「コウガ!」
「アレが……ゲッコウガ……」
メガリザードンを戻して次に出てきたのはゲッコウガ。
『みず』『あく』タイプのポケモンだけどサトシのゲッコウガは普通のゲッコウガとは違う、ゲッコウガを中心に水の柱が出る。
「クチート、メガシンカよ!」
ゲッコウガが図鑑に載っていないフォルムに代わる。コレは見ている場合じゃないとクチートをメガシンカでメガクチートにする。
メガクチートになったけど。サトシは噂の不思議なゲッコウガ、通称サトシゲッコウガになった。
サトシゲッコウガになったゲッコウガ、能力が大幅にパワーアップをしているから何時もみたいに『ふいうち』だけでどうにかなる相手じゃない。少しでも弱点を突かないといけない。でもクチートの最大の一撃は『ふいうち』だから……
「ゲッコウガ『かげぶんしん』」
「っ嘘……」
攻撃をどっちにするか悩んでる間にゲッコウガが『かげぶんしん』を使って分身を生み出す。
無数のゲッコウガはメガクチートに向かって突撃してくる、この中のどれかが本物だけどどれか分からない、分身も動いているから捉える事が出来ない。
「ゲッコウガ『みずしゅりけん』」
1体のゲッコウガが『みずしゅりけん』を構えると分身のゲッコウガ達が『みずしゅりけん』に集い『みずしゅりけん』が大きくなる。
『みずしゅりけん』が大きくなれば重くなるなんて事はなくゲッコウガはそのままメガクチートに向かって投げれば巨大な水飛沫を上げて……水飛沫が消えればメガクチートが見えたけれどもメガクチートは倒れて元のクチートに戻った。
「クチート、戦闘不能!ゲッコウガの勝ち!」
「戻って……最後の砦は貴女になったわね……貴女で行けるところまで行くわ!バシャーモ」
「シャアモ!」
「バシャーモ『かみなりパンチ』よ」
「ゲッコウガ『みずしゅりけん』で受けてたて」
最後に残されたのは私の最初のポケモン、バシャーモだけ。
サトシとの大きな力の差を感じたけどまだ諦めちゃいけない。バシャーモに『かみなりパンチ』で攻めればゲッコウガは『みずしゅりけん』を刀の様に構えて迎え撃つ。バシャーモの拳に合わせて『みずしゅりけん』を振り被る……バシャーモよりもパワーが上なのかバシャーモの方が押されている。
「ゲッコウガ『かげぶんしん』」
「……バシャーモ、慌てないで!『みずしゅりけん』を使う時に1体になるわ!そこを狙えば」
「『つばめがえし』だ」
「……あ」
さっき見たのと同じ流れが生まれているから『みずしゅりけん』を使う時に溜める時間がある。
そこが攻撃のチャンスだと思っているとゲッコウガは『みずしゅりけん』を背中に置いて突撃してくる。
バシャーモは一か八かで『かみなりパンチ』を振るうけれど分身体のゲッコウガに当たり本物のゲッコウガが『つばめがえし』を叩き込めばバシャーモは倒れた。
「バシャーモ、戦闘不能!ゲッコウガの勝ち!よって勝者、マサラタウンのサトシ選手!」
『ここで試合終了ぅううううう!!ホウエンリーグ・サイユウ大会!激闘を制したのはマサラタウンのサトシ選手!ポケモンリーグ・セキエイ大会、ジョウトリーグ・シロガネ大会に続いてホウエンリーグ・サイユウ大会も制覇した!3つの地方の地方リーグを勝ち抜いた!!』
サトシの優勝で試合が終わった。負けた……けど……負けても仕方がない……それほどまでに圧倒的なまでの力の差があった。
リザードンやゲッコウガは物凄く強いって私なりにサトシの事を調べて分かっていたことだけれどそれでもサトシは勝ち抜いた。
決勝戦だから明日の試合とかそういうのを考慮しなくて良い、サトシの残り2体のポケモンは分からないけれども同じぐらいに強いポケモンの筈……負けたら仕方ないとサトシの方に向かって歩いた。
「サトシ、おめでとう……私の負けよ……………サトシの思いっきりと戦ったけど、サトシ強すぎかも!」
「ん、ああ……負けちまったけど次はどうするんだ?」
「当然ポケモンリーグとポケモンコンテストの両方を挑むに決まって……」
「どうした……負けて悔いの無いとかそんな感じで次を見据えてるんだろ?」
サトシは見事なまでに優勝した……圧倒的な力で強さでサトシはホウエンリーグ・サイユウ大会を優勝したけど……物凄くつまらないと言った目をしている。戦っている時はどうするかと色々と考えている眼から一転、何もない純粋な眼になっている。
興味が無い眼……サトシにとって地方リーグ通過点、地方リーグ優勝者同士が集うチャンピオンリーグが本番だけど……サトシは退屈そうにしている……。
「圧倒的だったな」
パパがよくやったと言ってくれた。ママもいい試合だったと言ってくれた。マサトもお姉ちゃんが強くなったんだねって言ってくれた。
地方リーグに出るのですら難しい世界で、私はポケモンを貰った最初の年でホウエンリーグ・サイユウ大会に出場をして準優勝に終わった。サトシが貰ったトロフィーよりは小さいけれどもトロフィーは貰えた。
サトシがインタビューを受けているから私は選手村に戻る。優勝したサトシが目立つのは当然の事だけど……
「………ここまで…………ここまでなのっ……」
選手村の部屋に戻ればアランだけが居た。
アランはサトシが圧倒的な力を見せて勝利した事を言ってくる……そして私はポロポロと涙を流す。
サトシといい勝負が出来れば、もしかしたら勝てるかもって思っていたけどいざ本気のサトシと戦えば手も足も出なかった。
悔しいって思いよりも情けないって思いの方が強い。
「サトシ……つまらなそうにしていたわ……ホウエンリーグで勝ち抜くことがどれくらい難しいのかをサトシは知ってるのに、サトシとってもつまらない顔をしていたわ……サトシにとってここは通過点なのかもしれない……けど……けどっ……決勝戦で私が戦ったのにあんな顔をっ!」
悲しいとかじゃない、悔しい……サトシは私とのバトルを楽しみにしてたのに……私もサトシとのバトルを楽しみにしてたのに負けた。
1人のトレーナーとして激闘を繰り広げたって言えない……サトシを満足させられなかった……優勝したのにつまらない顔をしているサトシを見て苦しかった。
「アラン……私……強くなりたい……トレーナーとしてもコーディネーターとしてもどっちでも強くなりたいわ!」
「……お前がここまで来ることが出来ている以上はセンスはある……ただ、相手がとにかく強すぎる」
「それは言い訳にしかならないかも!相手が誰であっても勝たなきゃいけないことよ!」
「言えるようになったな…………強くなる方法は試合前に言った通りだ。お前がお前の足で歩き出してから本物になっていく」
「……」
「まぁ、サトシもチャンピオンリーグがあるからポケモンの育成に時間を使うだろう。そこには便乗しとけ……」
「……うん……ああ……そっか……負けたんだ、私……」
「お前は今から始まるんだ」
ホウエンリーグ・サイユウ大会じゃサトシに勝つことが出来なかった。
ポケモンコンテスト・グランドフェスティバルではセレナに勝つことが出来なかった。
どっちも自分が持っている力を最大限に振るった。使える手は出来るだけ使ったけど届かなかった。
1人の挑戦者として敗北の味を知った……悲しくて悔しいとポロポロと涙を流す……アランはここから始まると言って部屋を出ていった。
問題
この中の映画でのび太が原因で地球が滅びかけたり厄介な出来事が起きる問題を選べ
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的な感じの問題を出してみたいが作者に知識が足りんから出来ないよ。